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待避 (たいひ) New!!

先行列車が,自列車より高速な後続列車に抜かれること。
「待避」という言葉は,後続列車との乗り換えができる「接続(連絡)」及び後続列車が通過して追い抜いていく「通過待避」の両方の意味を含んでいる。
なお,「退避」は誤り。

接続連絡

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ダイヤ改正 (だいやかいせい)

 1、2年に一度行なわれる鉄道ファンにとっての「祭典」。関係者は一回のダイヤ改正のために1年近い時間を費やしているらしい。ということは、ダイヤ担当者は年中新しいダイヤ作成に追われているのだろうか。

白紙改正

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ダイヤグラム (だいやぐらむ)

 縦軸に距離、横軸に時間を取り、列車をこれらの間の一次関数として表わしたもの。

列車運行図表スジ時刻表ヒゲ

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ダイヤの乱れ (だいやのみだれ)

 事故や設備・車両の故障などにより、あらかじめ決められたダイヤ通りに運行できなくなる状態のこと。近年、旧国鉄系の某社が、よりによって通勤時間帯にこの「ダイヤの乱れ」を連発したため、利用者やマスコミなどから叩かれまくるという事態が発生した。
 なお、人為的にダイヤを乱すと1分あたり数千万円の損害賠償を鉄道会社から請求されると言われているが、実際には泣き寝入りになることが多いらしい。

運行管理時間調整段落し運転払い戻し輸送指令

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段落し運転 (だんおとしうんてん)

 例えば、10分サイクルダイヤで運行されている鉄道に10分の遅れが生じると、利用者にとっては遅れが無いのと同じように見える。9分遅れの場合には、わざともう1分遅らせればやはり利用者にとっては遅れが無くなるように見える。ダイヤの乱れに対するこのような対処法を段落し運転と呼ぶ。
 鉄道会社側は、列車番号(運用番号)を1つずつ後ろの列車にずらしていく(1つでは済まない場合もあるが)ので段落しと呼ばれる。運転サイクルの短い路線ほど有効な手法である。

運行管理ダイヤの乱れ 輸送指令

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地域分離ダイヤ (ちいきぶんりだいや)

 特に郊外から大都市ターミナルへ向かう路線で用いられるダイヤ形態で、郊外区間は各駅停車・途中駅からターミナル駅まではノンストップ運転の列車と、その途中駅からターミナル駅までの各駅停車からなるダイヤ。優等列車が各駅に停まる区間を「ゾーン」と呼ぶことから、ゾーンダイヤとも呼ばれる。
 各駅停車区間の異なる優等列車を組み合わせることで、乗換えが少なくターミナルから郊外まで短い時間で行けるダイヤが可能となるほか、乗客は利用する駅によって乗る列車が明確に分かれるので、ラッシュ時などに特定列車への乗客集中を防ぐのに有効なダイヤとなる。

緩急結合ダイヤ 緩急分離ダイヤ 平行ダイヤ ネットダイヤ

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鉄道ダイヤ情報 (てつどうだいやじょうほう)

 鉄道系の月間雑誌の一つ。特に臨時列車のダイヤなどについて、出庫時から回送入庫まで詳細な情報を提供してくれるほか、巻末には特定路線の全時間ダイヤグラムを折り込みで付けてくれる。

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