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インテリアプランナー
への道

インテリアプランナーの仕事内容、就職、独立の方法、スキルアップ、資格取得に焦点をあて、インテリアプランナーを分かりやすく解説。


集中力が持続する勉強部屋
居心地の良い部屋をあたえれば、成績アップする?


使い勝手の良いシンクの高さ
気持ちよく食事作りをするために・・・


収納率の見方
使える収納とは?


白熱灯と蛍光灯の使い分けテクニック
光りがこころと体に影響する

自分らしさを演出する
  インテリア
  プロフィール  すまいのお金  実務知  インテリア  住宅購入流れ  

             インテリアコーディネートのツボを押さえて、
                  自分らしい室内空間を演出しましょう


インテリアコーディネートは特別なものではりません。
おしゃれにすることや家具を買うことでもありません。
あなたが心地良く暮らしやすい空間作りをすることが、インテリアコーディネートなのです。
あなたのセンスに少しの知識をプラスして、毎日を快適に過ごせる工夫を考えていきましょう。


集中力が持続する勉強部屋
  居心地の良い部屋をあたえれば、成績アップする?

幼い間は、[兄弟と一緒の部屋][親と一緒の寝室で勉強はダイニングで]という家庭も、子供の成長とともに独立した子供部屋を設ける割合が多くなります。
子供部屋を設けるときにまず最初に考えるのが、子供にとって居心地の良い部屋を作ろうと考えるのではないでしょうか。
例えば、落ち着いて勉強のできる部屋、友達が遊びにきても十分な広さの部屋、南向きの明るい部屋、収納がたっぷりある部屋など、理想の子供部屋が浮かんでくると思います。では、果たして理想の子供部屋とはなんでしょうか?

大切な「適度な狭さ」
 
住宅事情によってはおのずと決まってしまう場合も多いのですが、子供部屋は4.5畳から6畳あれば十分と思われます。勉強机、本棚などの収納、、ベット、衣類などの収納が収まれば子供部屋として十分機能します。
「この広さでは他の家具が置けないのでは?」「オーディオやテレビ、パソコン置き場が欲しくなるのでは?」「友達が遊びにきたら狭いのでは?」などと考えがちですが、適度な狭さが子供部屋に最適なのです。
ある調査で、親子の共同行動が多い行為を調べたところ、1位食事、2位テレビ、3位音楽鑑賞とい結果があります。昨今、親子のコミュ二ケーション不足から様々な社会的問題が持ち上がっています。それはまさしく親子の共同行動不足からくるもので、大きな原因の一つは「心地良い子供部屋、充実した子供部屋」にあると思われます。部屋に余分な場所があると、ついつい設備が充実して、テレビは自分は部屋で見るなど子供部屋だけですべてが賄えてしまい、親子のコミュ二ケーションの時間が少なる傾向にあります。驚いたことに、冷蔵庫や電子レンジがある子供部屋も出現しています。これではまるでホテルの一室と同じですね。
リビングやダイニング・・・リラックス空間と位置づけて、家族で同じテレビ番組を見る、一緒に食事をする、子供部屋・・・勉強、就寝の場とする。このように家の中でもめりはりをつけると、生活にもリズムができやすく勉強するのにも上手に気分転換がはかれます。
最近の傾向の一つとしては、「勉強でPCを使うから」といって子供専用PCを子供部屋に設置したら、子供部屋から出てこなくなってしまったというケース。
ゲームも出来、テレビも見ることができるPCが部屋にあったら、部屋にいりびたりになるのも納得できます。また、そういったものが充実していると、友達が遊びにきても子供部屋に籠もりがちです。
忙しくすれ違いが多い家庭こそ、少々狭くて不自由な子供部屋が大きな意味を持ちそうです。


南向きの子供部屋
供部屋は、陽が燦燦と差し込む南面に・・・いわば定説となってるかと思えるほど、南向きの一番陽の差込む場所が子供部屋となっていることが多いです。
ベットを置く場合は朝一番に陽の光りを浴び、目覚めを良くするというには効果的ですが、勉強部屋と考えるとどうでしょうか?
窓が机の前や横にある場合は、光りや温度の調整が大変重要になります。直射日光は70,000ルクスにも達する場合があり、仮に窓が机の前や横にある場合は、光りの調整が大変重要になります。大きな窓があることで外の景色によっては集中力が散漫になることも考えられます。。
また、南向きの窓は採光を最大限に取り入れようとするため、とても大きなものとなっている場合が多いので、温度に関しても寒暖の差が最も激しく、カーテンやブラインド、パーテーションなどを効果的に用いてシャットアウトする必要があります。
簡単で効果的なのが、厚手の遮光カーテンを用い、外気が漏れないように床まで垂れ下がる長さにするする事です。

落ち着いて勉強ができる机の位置
上記からも、光り、温度の差がある場所はあまり好ましくないという事が解かります。さらに、精神的な安定=落ち着ける場所ということも重要なポイントです。入り口を背にすると背後に無意識に緊張感を持ち、集中力にかけるという傾向があります。壁に左右どちらかの机をつけて設置したり、入り口からは死角となる場所にいすを持ってくるなど、個々の落ち着ける場所を探してみましょう。入り口や窓の近くなどにに机を持ってくる場合は、カーテン等を工夫したり、本棚などの家具を間に配置するなどしてみましょう。
落ち着いて過ごせる自分だけの空間を作る事が、学力アップの要因の一つになることでしょう。

壁や天井の素材・色彩
一般の家庭で使われている壁や天井の色は、圧倒的に白を基調としたものが多いようです。家具との調和やだれにでも受け入れられやすい色という理由です。では子供部屋はどんな色が好ましいでしょうか。
一般的に寒色系は、鎮静効果が得られ、時間を短く感じると言われています。つまり、ストレスをあまり感じずに集中力が持続できるということです。
素材に関しては、自然素材が落ち着きを得られるそうです。壁紙が一般的な今の住宅で自然素材を使うのは難しいですが、表面に光沢があるようなものはさけ、ファブリック調のものを選んだことでも効果が得られます。また余裕があれば、壁紙の上から珪藻土が入っているペンキも発売されていますので、ご自分で塗ってみるのも良いでしょう。」
そうは言っても「ピンクが好き」「メタリックな感じが好き」など各自好みがありますよね。そのような場合は、全体的にアイボリーや薄いブルーや青緑として、そしてポイントに自分の好きな色、好みの素材を持ってくると良いでしょう。


使い勝手の良いシンクの高さ

最も作業時間が長い場所であるキッチン。無理のない姿勢で作業ができることが、毎日の食事作り&片付けを快適にする鍵のひとつです。身長や体格または、習慣によって、人それぞれ使い勝手の良いサイズや位置が違ってきます。しかしながら、収納やレンジ、流しの位置やサイズなどは選択の余地がない、または、変更できるとすればオプション扱いになってしまうことが多いものです。一般的に自由が利くのはシンクの高さぐらいでしょう。
シンクの高さは、シンク前に向かって真っ直ぐ立って手をゆるやかに斜め下に着いた状態。通常80cm〜90cmが一般的となっています。これは女性の一般的な身長(155cm+−5cm)に基づいた高さなので、背の高い方の場合は95cm、100cmが丁度良いと思えるかもしれません。また、高齢の方の場合は、シンク台を支えにして肘をついた状態で炊事をする場合もります。主に誰が使うのか、そして実際にシンクの前にたってシュミュレーションをした上で高さを決めると良いでしょう。


収納率の見方

最近良く目にするマンションの占有部分の説明に書かれている「収納率○%」。その名の通り、クローゼットや下足入れ、キッチンや洗面所の戸棚収納など全て合計した面積が全体の何%という表示。パーセントが高ければ高いほど収納場所が多いということですが、重要なのは自分の欲しい収納であるか?使える収納であるか?ということです。
収納は使いたい場所にあるという事が基本。例えば、お料理好きな人はキッチン用具の収納が多めに必要、趣味の道具を入れる場所が欲しい人、アウトドア用品の収納場所が必要な人、成長期の子供のための衣服や学用品の収納が欲しい人。生活スタイルや家族形態によて、持ち物の種類・数、使用頻度は多種多様です。何を収納したいか、どのように収納するかを想像してみるのが大切です。
物件によっては余ったスペースを無理やり収納にしている場合もあります。使い勝手が悪かったり、気持ちよく使うためにはシステム収納などを組み込む必要があって、追加の資金が必要になることも。
必ず自分の目で確認しましょう。




白熱灯と蛍光灯の使い分けテクニック

住宅の照明を考える時、白熱灯にするか蛍光灯にするか迷ったことはありませんか?何の気なしに、食卓のペンダントは白熱灯、子供部屋には蛍光灯などと決めてしまった経験もあるはずです。では、他の居室などの場合はどうでしょうか?白熱灯、蛍光灯それぞれの特性を理解すると、選択の幅が広がります。

白熱灯 ・・くつろぎ感が得られるので、血液の循環がよくなり、生理的にも活性化するちらつきがなく、赤みがかって、暖かい雰囲気。

蛍光灯・・青みがかって、冷たい印象、独特のちらつきが、緊張感を高める

簡単に言うと、、リラックスする場(ダイニング、リビング、寝室、、浴室、トイレ、玄関、廊下)は白熱灯、頭を使い仕事をする場は蛍光灯勉強部屋、仕事部屋)が適しているといえます。
ここで考えなくてはいけないのが、例えばリビングはリラックスする場だけでなく、本を読んだり、裁縫をしたりと、軽い仕事の場ともいえます。このような時は、シーン別に選択できる照明があるとよいでしょう。

■基本   白熱灯をメインに、蛍光灯をサブにもってくる。
リビング ペンダントライトまたはダウンライト+手元用の蛍光ランプ
トイレ  ダウンライト+足元用の蛍光ランプ

■作業の割合が大きい場合は、蛍光灯をメイン、白熱灯をサブ
子供部屋 天井に蛍光灯+ベットサイドに白熱ランプ

この様に、上手に白熱灯と蛍光灯を組み合わせによってさまざまな光りを作り出し、空間を多様に演出することができます。


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