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不動産広告チラシの正しい見方 広告の内容は自分でしっかり検証する 金曜日の朝刊には、マンションなどの不動産広告のチラシがとても多いのにお気づきでしょうか。不動産販売会社は週末にモデルルームや現地に足を運んでもらうために、一日前のこの日を選んでチラシを配布しているのです。 どのチラシを見ても、素敵なモデルルームやイメージ写真、イラストなどの魅力的な出来栄えで、思わず心を奪われてしまうことも多と思います。 更に、「月々○○円で夢のマイホームが購入可能」、「100パーセントローン可能」、「現在の家賃でマイホームが持てる」など、あたかも簡単に購入できるような錯覚に陥りがちです。 そんなチラシをどのように見たら良いか検証しましょう。 ■イメージにまどわされない 名称、キャッチコピー、写真、イラスト、タレントの起用はあくまでも物件のイメージであって、物件そのものを表すものではありません。与えられたイメージを鵜呑みにするのは危険です。イメージをすべて取り払った上で、自分の目で確かめてみることが必要です。 ■クローズアップされている事項に気をつける あたかもここだけは特別な!と思わせる記事が多いのもチラシの特徴です。「たっぷり収納」「防犯カメラの設置」「天然代理石貼り」「○メートルのワイドスパン」等々・・数々の目を惹くコピーが列挙しています。しかし、果たしてそれが本当に特別な設備なのか、自分にとって必要なのか、全戸にあてはまるかを検証する必要があります。 「他のチラシにもほとんど同じ事が書いてある」「購入希望の住戸には適応されなかった」など良くあることです。 そのためにも、現在の標準的な住宅を知っておくことが良いでしょう。 ■所要時間は自分でチェック 最寄時駅駅までの所要時間は、マンションの出口で最も駅に近い部分から計られた時間です。 マンションの出口までの時間や、エレベーターの待ち時間は考慮されていません。大規模マンションの場合は、購入希望の住戸からの時間、エレベーターの個数も確かめる必要がありあます。 同様に、最寄駅から主要駅までの時間にも気をつけなくてはいけません。朝のラッシュ時や乗換え時間は含まれていませんので、実際に利用する時間に自分の足で確かめることをお勧めします。 ■資金計画は人それぞれ 「ローン返済は家賃並み」「月々たった○○円の返済」「頭金0円でO.K」など、資金計画例が掲載されている場合があります。「これなら購入できる」と思い、小さい字で書かれた部分を良くみると・・・・頭金が多かった・ボーナスの割り合いが多い・返済年数が長いなど、「自分には無理では?」と思われることもあるでしょう。あくまでも一例にすぎない資金計画が掲載されているのです。収入と支出、年齢、家族構成、ライフプランのどれをとっても一人として全く同じ人がいないはず。したがって、借りられるローンの種類、金額、返済年数、頭金として用意できる金額ローンが、どの位、何年で借りられるなども皆違うはずです。掲載資金例は、あくまでも参考程度という認識を持ちましょう。
物件探しの方法は? 余裕を持って計画的に勧めましょう 情報収集 ↓ ■情報誌やネットで検索する まずは、たくさんの情報を集めることから始めましょう。情報誌、インターネット、新聞の折込広告を利用するだけでも、相当数の情報が得られます。定期的にチェックしていると、物件のトレンドや価格動向、地域的な特色などが見えてきます。 ■不動産会社の「会員制度」を利用する 大手の不動産会社では、購入希望者向けの会員制度を設けています。会員といっても年会費などはありません。定期的に送られてくる情報誌には、物件情報満載なことはもちろん最新情報満載で、ちょとした生活雑誌という感じです。 気になる物件があれば、詳しい資料を取り寄せてみましょう。 ↓ 物件の訪問 資料を見て気に入った物件があれば、いよいよ訪問です。 ■新築マンション 上記のマンションのモデルルームの訪問の注意を参照 ■土地、戸建、中古マンション 不動産販売会社に現地を案内してもらいます。車で案内されるのが普通ですが、最寄駅からの距離や周辺環境を体感するためには、再度自分の足で歩いてみましょう。 この時点での物件訪問は、お店で商品を見ているのと同じですので、類似する物件をいくつか訪問してっましょう。 一度案内を頼むと次々と物件の紹介がありますが、この物件以外には興味がない、そちらからの連絡はFAXやメールのみにして欲しいなどの要望があれば、はっきり伝えましょう。 ↓ 見極める ■大切なのは、自分と家族に本当に大切で必要な家を見極めることです。多くの物件を見ていると、ついついあちらこちらに目移りして、本当に必要としているものを見失いがちです。その為にはあらかじめ優先順位をつけておくことが大切です。環境を最優先する、駅から徒歩圏内である、家族が集うリビングがある・・・・など、大切にしたいことの優先順位をつけて見失いようにしましょう。 ↓ 購入の検討 ■ ローンの査定をおこない、予算内でおさまるかを検証しましょう。欲しいがために、ついつい無理して当初考えていた予算をオーバーする傾向にありあます。その後の生活を視野にいれて、無理のない購入をしましょう。 ↑ページトップへ |