分銅の
名称 |
分 銅 の 特 徴 |
分 銅 の 形 状 |
枕型
分銅 |
取り扱いや持ち運びが容易で積み重ねも簡単な、実用的な分銅です。主に大型はかりの校正で使用されます。
ステンレス製分銅(写真左側)と鋳鉄製分銅(写真右側)の材質があります。
ステンレス製分銅は耐腐食性に優れています。基準分銅で使用する場合は2級及び3級のみ検定受検が可能となります。(有効期間は5年間) 一般的に「F2級、M1級の標準分銅」として使用されます。
鋳鉄製分銅はローコストで購入が可能です。表面に塗装をしており、基準分銅で使用する場合は2級及び3級のみ検定受検が可能となります。(有効期間は1年) 一般的に「2級、3級の基準分銅」や「M1級、M2級の標準分銅」として使用されます。
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円筒型
分銅 |
一般的に認知されている形の分銅です。主に精密天秤や小型はかりの校正で使用されます。
ステンレス製分銅と真鋳クロム鍍金製分銅の材質があります。
ステンレス製分銅を基準分銅で使用する場合は特級〜3級まで全ての検定受検が可能となります。(有効期間は特級のみ3年間、その他は5年間) 一般的に「特級、1級の基準分銅」や「F1級の標準分銅」として使用されます。
真鋳クロム鍍金製分銅はローコストで購入が可能です。
基準分銅で使用する場合は1級〜3級のみ検定受検が可能となります。(有効期間は5年間) 一般的に「1級、2級、3級の基準分銅」や「F2級、M1級の標準分銅」として使用されます。
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OIML型
分銅 |
OIML(国際法定計量機関)の規格に基づいた非磁性ステンレス鋼製の分銅です。見た目は円筒型分銅と大差ありませんが、頭の部分に特徴があります。主に最上位の分銅(分銅校正用の分銅)として使用されます。
基準分銅で使用する場合は特級〜3級まで全ての検定受検が可能となります。(有効期間は特級のみ3年間、その他は5年間) 一般的に「特級、1級の基準分銅」や「F1級以上の最上位標準分銅」として使用されます。
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増おもり型
分銅 |
取り扱いや持ち運びが容易で積み重ねも簡単な、実用的な分銅です。主に小型はかりや手動はかりの校正で使用されます。
ステンレス製分銅と真鋳クロム鍍金製分銅の材質があります。
ステンレス製分銅を基準分銅で使用する場合は2級及び3級のみ検定受検が可能となります。(有効期間は5年間) 一般的に「F2級の標準分銅」として使用されます。
真鋳クロム鍍金製分銅はローコストで購入が可能です。
基準分銅で使用する場合は2級及び3級のみ検定受検が可能となります。(有効期間は5年間) 一般的に「2級、3級の基準分銅」や「M1級、M2級の標準分銅」として使用されます。
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板状
分銅 |
板状の小質量の分銅です。(500mg〜1mg) 主にはかりの感度確認や精密はかりの校正で使用されます。
ステンレス製分銅と洋白(5mg以下はアルミ)製分銅の材質があります。
ステンレス製分銅を基準分銅で使用する場合は特級〜3級まで全ての検定受検が可能となります。(有効期間は特級のみ3年間、その他は5年間) 一般的に「特級、1級の基準分銅」や「F1級以上の最上位標準分銅」として使用されます。
洋白(5mg以下はアルミ)製分銅はローコストで購入が可能です。
基準分銅で使用する場合は1級〜3級のみ検定受検が可能となります。(有効期間は5年間) 一般的に「1級、2級、3級の基準分銅」や「F2級、M1級の標準分銅」として使用されます。
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