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ぶつくさたっこまん のコーナー
日々やっていることや 思ったこと 情報などを正直に書き連ねています。
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お知らせ 今年2023年の夏は事情によりこのコーナーの記事更新が滞ることが多いと思います。 最新の投稿記事は ノートブログhttps://note.com/tthath/の方にアップしますので そちらをご覧ください。2023.8.1

 

2023.7.15 信州と横浜 すごい落差 (旧5.28)

  昨日の午後に信州高遠のAA山荘から横浜に戻りました。 高遠から峠を越えて茅野市内に降りてきただけで 「なんだ?この暑さは?」 と思わず叫びたくなるような落差。 さらに下ってくるにつれて増す暑さ。 これは大変なことです。 往復し続けるとそれだけで体力を使いきってしまいそうです。 それはともあれ 昨日は横浜への滞在を最小限にしよう!とばかりに必死で作業していました。 今日の夜にはまた信州に向かう予定です。 じっくり取り組む作業は信州で行うように段取りしました。 どうしても片道200キロを往復する回数は増えてしまうとは思いますが 可能か限り信州での滞在を長く出来るように工夫します。 また横浜に帰ってくるタイミングは極力暑くない予報の日を狙ってにしたいです。 今年からようやく信州の別荘が本領発揮となりそうで嬉しいです。

2023.7.14 朝霧のAA山荘 (旧5.27)

  信州高遠のAA山荘滞在は5日目。今朝も梅雨末期の雨気味でして山々は霧がたなびいています。 毎日みていると、霧が通るルートや高さが決まっているようです。 ゆったりした時間が流れるAA山荘です。毎朝ベートーヴェンの6番を聴きながら南アルプス山中での朝のひとときを過ごしています。 このところ オルゴール製作の作業をこちらに持ってくる試みをしていますが、今回の予定分はなんとかこなせたので、一旦横浜に帰り、向こうでしか出来ない作業をこなしてからまたAA山荘に戻ろうと思います。 この夏はAA山荘が主たる生活と仕事の場とする計画です。 猛暑続きの横浜をよそに、ここAA山荘は朝晩はセーターを着込むほどの涼しさ。作業するにも、寝泊まりするにもどちらが最適かは言うまでもありません。 穏やかで清らかな森の空気の元で製作したオルガニート?オルゴールはいつもとは違った音色を奏でてくれるかもしれません。 AA山荘を取得してからずいぶん経過しましたがようやく当初の目論見に近づいてきた気がします。

2023.7.13 プチ登山探検 (旧5.26)

  ここ信州高遠のAA山荘は急峻な裏山を北側に背負っています。 標高差は高々数十メートル程度ですが、あまりに急な崖ともいえる斜面です。AA山荘から見上げると木々が頭上にオーバーハングしているように見えます。 ずっと思っていたのですが、昨日は思い切って制覇??にトライしてみました。AA山荘側から登るのではなく、急斜面の向こう側にまわり、頂上から降りるルートにしました。 斜面は尾根になっており、その向こう側には川が流れていまして、AA山荘から見ると天井川になっています。 川沿いの道から入り、その川を渡り、尾根の頂上からAA山荘を眼下に見下ろす位置に出たのですが、これが標高差は小さいものの目も眩むような断崖絶壁の光景でして、「こりゃ滑落したら死ぬなぁ」と思いました。 植林地帯なので靴幅程度の道筋がついていましたのでそこを慎重に下ってきました。 大げさでなく命の危険を感じる下りでした。 こんな急峻な場所で木を育てるのですから林業の人は超人だなぁと思いました。 逆に登るルートを選択していたら今頃どうなっていたかわかりません。 行程にしてたかが数百メートル、時間にして十数分程度の登山(下山)体験でしたが、AA山荘まで降りて来れたときは神仏に感謝しました。 しかもAA山荘に帰着して10分後には雨。 間一髪のプチ冒険でした。 いやいや私としては決してプチとは言えない大冒険のひとときでした。

2023.7.12 コーヒーたいむ (旧5.25)

  信州高遠のAA山荘に滞在中の楽しみの一つは “コーヒータイム” です。きれいな空気と美味しい水で淹れたコーヒーは格別です。 横浜ではまず飲まないコーヒーですが、AA山荘では数日に一度くらいは頂いています。 好きな音楽を聴きながらゆったりした南アルプス山中の時間 を楽しんでいます。 昨日は夕立ちがありましたが、人工物が少ないここでは 心なしか雨降りも穏やかで柔らかに馴染みます。 だいぶ当地での滞在もしっくりと日常になってきています。

2023.07.10 涼しいAA山荘 (旧5.23)

  猛暑の下界をよそに 標高千メートル超のここ信州高遠のAA山荘は涼しくて助かります。 朝方は寒くて1枚余計に着込みたくなります。 昼間はそれなりに暑いですが、人工的な熱源やアスファルトの熱気が何もないので汗をかいてもジト?っとせず 爽やかです。 何より嬉しいには住宅密集地で夕方一斉に焚かれるガスの臭いと熱気がないこと。 まぁ周りに家が全然ないのですから当然ですが。 ただ暑いだけでなく、周囲が不快な熱源だらけの横浜の家から逃れて南アルプス山麓で避暑と洒落こんでいます。 一部の製作作業も持ってきていますので 快適な環境下で長めに過ごせそうです。

2023.7.8  食べていいもの、悪いもの (旧5.21)

  普段小食傾向で推移している私ですが 食べると身体になんらかの悪影響のある食品はだいぶ特定できてきています。 一番明らかなのは “ナス科” の野菜類です。 この季節はナスもトマトも旬なので ついつい食べたくなってしまいますが 私にとっては体調に変調をきたすことが多々あるため避けています。 それから最近流行っているようですが 重曹+クエン酸をお湯で頂くというやつ。 炭酸が出ますのでシュワっとするさわやかさは夏の暑気払いにはいいのですが 私にとっては便通の妨げになるようで これも避けざるを得ません。 他にも色々とあるのですが その人の体質(ドーシャ)に合わない食は避けるのが賢明です。 自分の身体と体調をよく観察することが大切だと思います。 結果として食べられるものがかなり制限されますが 仕方ないところです。

2023.7.6  修理 (旧5.19)

  製作の作業に使っているベルトサンダーという機械が故障してしまい、しばらく作業が滞っていました。 タイミングベルトが切れた!!と思っていたのですが バラしてみると なんとベルトの歯が磨耗してツルツルになっていました。 思えば長く使ってきたマシン。 よくぞここまでがんばってくれた! とちょっと感動しました。 さっそく地元の工具商のお店で注文していまして、今日首尾よく取替え修繕が終わったところです。 考えてみればイザ故障!というときにこういう保守補修部品がきちっと手に入るということがなければ 零細なオルゴール製作の仕事すら続けることは出来ません。 社会が安定していることが大切だと改めて思いました。 

2023.7.5  いよいよ盛夏 いよいよAA山荘 (旧5.18)

  昨晩は十六夜の月が天空低く一晩中見えていました。 満月付近の月が低く現れる季節こそが暑い季節 と身体が覚えています。 いよいよ盛夏がやってきます。 今年は冬の間からずっと準備を進めてきまして、盛夏の季節にAA山荘で暮らせるようにします。 仕事をなんとかこの時期までに終わらせ、世間一般でいうと “夏休み” とか “避暑” ということになりましょうか? 標高千百メートルの高原は盛夏でも涼しいです。 冬は寒くていられませんが。 ほぼ準備は終わってきていますので 存分に山の夏を楽しみたいと思っています。 今はまだ仕事を片付けることに集中しています。

2023.7.4  狂気から正気へ (旧5.17)

  このところずっと感じていますのは 人々が世の狂気に気づきはじめ、一部は正気に戻り始めていることです。 おそらく現時点ではまだ狂気に走っている人々も おそらく明確に思い直し始めているところでしょう。 身の周りでも 「あれ? オレ 何してたんだ?」 と気づく人が増え始めているように見えます。 増え始めているというより本格的に増える流れがきているといったところでしょう。 これまで人々を頭ごなしに押えつけてきた重石が外れてきているようです。 当面は戸惑う人も多くいるでしょうが 時間の問題でそれが当たり前になってくるだろうと思います。 どのくらいの期間でそれが結実するかはわかりませんが そのときにはこの世も人々も従来とは全く違うものに変貌していると思います。 

2023.7.3  山梨フルーツパーク (旧5.16)

  昨日から今日にかけて山梨フルーツパークなどに行っていました。 目的は富士屋ホテルさんで温泉を楽しむこと。 フルーツパークというと有名な温泉には人気の “ほったらかし” がありますが 最近は混んでいる温泉場は避けるようにしていますのでちょっと高いですがホテルの温泉をお借りするようにしています。 予想通り私も含めて2〜3人しかおらず、ゆったり安全に過ごすことができました。  フルーツパークは甲府盆地からかなり登った高いところにあるので写真のとおり富士山がひょっこり見えて美しいです。 夜景スポットでもあります。

2023.6.30  矢継ぎ早なゴリ押し (旧5.13)

  私はTVとは無縁の生活を送っていますが ツイッターで時事的な話題を多少見聞きするようにしています。 本当にわずかなチャンネルからですが これで充分世界や宇宙で何が起きているのかはわかります。 具体的には言及しませんが 現在は世界規模・国内規模で政府によるゴリ押しが凄まじいです。 これはあまりにも無理筋だと思うような物事が数珠繋ぎの目白押しです。 そのどれもが人心や社会を破壊するに充分な威力を持っています。 まさに断末魔としか言いようがないように見えます。 これは裏を返せば政府は“何か”に焦っています。 強烈に尻をひっぱたかれて毒ニンジンを追っています。 もはや残骸としか見えない哀れな姿をさらけ出しています。 こんなくだらないものに一喜一憂するのは馬鹿げたことです。 ある程度わかったなら一線を画して泰然としていることが肝心だと思います。 余談ですが 私は(今は休止していますが)Mixiのプロフに居住地を 「その他米領諸島」 としています。 これがきちっと「日本国XX県」と書き換え出来る日は近いかなと思いはじめています。

2023.6.29  食あたり (旧5.12)

  不覚にも昨日は軽い食あたりをやってしまいました。 冷蔵庫のない我が家では真夏の食品にはとりわけ気を使いますが、 急に真夏日になった昨日はちょっと油断していました。 しかし軽い食あたりは 実はたまにはいいものともいえます。 体のでデトックスを劇的に促進してくれる作用があります。 一日何も食べない日を作らざるを得ませんので否応なしに体はクリアになります。 普段はなかなかプチ断食が出来ないのですが こういう機会があるとまたいいものです。 これからは真夏日が連続する季節。 食べる量は全体に少なめに推移します。 体重も減ります。 真冬は冬眠の関係で体重は増えます。 季節でこうした変化があるのは当然のことだと思います。 暑い夏がやってきました。 梅雨明けも近そうですし、今年の7中旬〜8月下旬は信州高遠のAA山荘で避暑としゃれこむことにします。

2023.6.28  内側の自分が嘘をつかせる (旧5.11)

  昨日の続きですが 一般に人は表層にある顕在意識では意外に正直であったりします。 ですが 潜在意識や無意識といった深い領域で嘘つきであることが非常に多いようです。 本人もそのことに気づいていないことが殆どで やがてそれこそ無意識のうちに日常的に嘘をついているのです。 元々が嘘というのは他人さまを騙すというより自分自身の魂を偽ることにつながりますから 軽いものでも嘘をつく癖があると知らずしらずに深い意識が侵されていくようです。 ここが怖いなと思います。 まぁ神様からみたら深い意識までお見通しですから 本人も知らぬ間に 「はい落第!あんた動物からやり直しね。」 になってしまうのでしょう。 なので日頃から3層の意識をひとつに貫いた上できれいに浄化しておく訓練が必要なのだと痛感します。 以前に話したとおり、3層の意識を貫いてひとつにすることが祈りの本質だということですが この大切さは正直を保つなどというところにも現れます。

2023.6.27  正直さは測れる (旧5.10)

  昨日の日記では嘘ばかりの世の中のことを書きました。 では “正直” つまり嘘をつかない人というのは世に存在するのでしょうか? それは程度の問題ですから1か0かという話ではありませんが、実は正直さというのは正確かつ客観的に測ることが出来ます。 天地律ではチャクラへ作用する音というのを提唱していますが このチャクラ感覚を研ぎ澄ませていると正確に相手の正直さを測定できます。 ずいぶん色々な人の正直のレベルを診断させて頂いてきましたが 結論を言いますと “全然ダメ” ということです。 「この人はまず嘘はつかない正直な人だね。」 という太鼓判を押せる人はほぼ皆無。 大抵は 「この人は日常的に嘘つきだよね。」 か 「この人は嘘以外に発したことあるのか?」 というレベルの人ばかりです。 おそらくほぼすべての人は “そんなわけねーだろ!” と怒ること間違いない結果が出ます。 残念ながらチャクラ感覚は絶対にごまかせませんし、極めて客観的です。 つまりバレバレなのです。 もしかしたらこの地球という星、そしてその住民である人間は “嘘をつき通したらどうなるのか?” を実験しているかのようです。 だからこそ結果は地球規模で目を覆うばかりの悲惨なものになっています。 今のままではだれも人間として生き残ることも 人間として次の転生を迎えることもできません。 今後改善していく見込みはあるのでしょうか? 地球環境側からの反撃で人間が淘汰される事態はあるでしょうか? 少なくとも私一人だけでも嘘をつかない生活を心がけたいものです。

追記: 一般に人は表層にある顕在意識では意外に正直であったりします。 ですが 潜在意識や無意識といった深い領域で嘘つきであることが非常に多いようです。 本人もそのことに気づいていないことが殆どです。 元々が嘘というのは他人さまを騙すというより自分自身の魂を偽ることにつながりますから 軽いものでも嘘をつく癖があると知らずしらずに深い意識が侵されていくようです。 ここが怖いなと思います。 まぁ神様からみたら深い意識までお見通しですから 本人も知らぬ間に 「はい落第!あんた動物からやり直しね。」 になってしまうのでしょう。 なので日頃から3層の意識をひとつに貫いた上できれいに浄化しておく訓練が必要なのです。 祈りのことを以前に話しましたがこの大切さはこんなところにも現れます。

2023.6.26  USOの世界 (旧5.9)

  つくづく思うのは “この世はUSOしかない” ということです。 多少真実味のある物事もありはしますが それすらもUSOに立脚した砂上の楼閣。 それではUSOの真逆をいけばHONTOなのだろうか? いやいやそれはもっとUSO。 そのまた真逆はもっともっとUSO。 この世はUSOの多重構造というのが実感であり、現実だと思います。 家庭内から地球規模・宇宙規模にいたるまで “言ってることとやってることが違う” のがその実体です。 USOを我々民衆にHONTOだと信じ込ませるのがマスコミのおシゴト。 いかにも自明な自然現象と思われるような物理学的な物事でさえも人の手にかかるとUSOにまみれてしまいます。 HONTOに一番近いのは自分の内面と純粋な直感だけかもしれません。 自分の外側にHONTOはありません。 現在は宇宙規模の環境的にはUSOのスクラムに風穴があきつつあります。 私は宇宙と直結している直感を大切にしてこの転生を楽しく生きています。

2023.6.24  蚊に刺されないために (旧5.7)

  一昨年あたりからコロナ対策のためにイベルメクチンという薬を定期的に服用していますが ある情報に触れてふと気づいたことがあります。 蚊に刺されることが殆どなくなりました。 昨年は一度も無かったかもしれません。 今年はまだこれからが蚊の季節ですが どうなるか楽しみ?にしています。 イベルメクチンを服用している人の血を吸うと蚊は死んでしまうそうです。 おそらく人と害虫の代謝系の違いから生じる現象だと思います。 巷では蚊を飛べなくするように界面活性剤を使う技術が開発されたそうですが、 人類最大の天敵である蚊を撃退する方法には革命がおきるかもしれません。 蚊は人類を最も多く殺している虫で最大の脅威なのです。

2023.6.23  断捨離再び (旧5.6)

  夏至のころを向かえ、梅雨も後半に突入といった様相です。 私のところではこの時期から断捨離の第二段を開始しています。 4年以上前に第一弾を断行し、家の中のものはかなり減ったのですが あれから全く使ってもいないものが多数あることに気づきました。 ミニマムな生活が色々な意味でベストなのはわかっていますから 余計なものは捨てるに限ります。 これから2〜3年ほどかけて家の中のものを8割程度減らすことを目標にしています。 仕事で使っている設備、道具や材料なども使わなくなったものが多くなってきましたので 思い切って処分します。 家屋の修繕もありますから 結構盛りだくさんの作業になりそうです。 マイペースを崩さずに地道にやっていこうと思います。

2023.6.22  AA山荘の女王 (旧5.5)

  写真はAA山荘にあるカエデの木です。 うまく写っていませんがルビーのような輝きと気品に満ちていると思います。 まさに山荘の女王さまの風格充分といったところです。 今年は葉が少なく、少し寂しい気もしますが それでも木々の調和の要(かなめ)になってくれていると思います。 AA山荘も横浜の家も木が多くあり、囲まれて暮らしているのですが、これが一番の幸せだと思っています。 木と暮らすために住んでいるといって過言ではありません。 彼らが転生をまっとうして還っていくときには私も去ることになると思っています。 今年から身の周りのものをもう一段整理して少なくするようにしています。 

2023.6.20  北澤美術館 (旧5.3)

  一昨日の18日(日)は信州高遠のAA山荘を出て上諏訪温泉に行きました。 午後のひととき、宿で温泉を堪能したあと、諏訪湖の湖畔通りの近くにある北澤美術館を見てきました。 ガラス工芸の美術館で名品が揃っています。 拝見していて私が心ひかれたのは国内の作家さんによる作品群で すばらしい波動を示す作品がたくさんあり、感動していました。 どれも値札がついていましたので売り物なのでしょう。 比べてはいけないとは思いますが ガレ・ドームといった歴史的名品といわれる作品には実はそれほどの感動はなく、“波動が悪いなぁ” という印象が強かったです。 おそらく作家の方の精神状態が関係しているのだろうと思いました。 仮に自分で作品を所有するとしたなら、間違いなく今日見た国内の作家さんの作品にするでしょう。 同館には日本画の巨匠といわれる方による作品も展示されていましたが どれも波動が悪く、画家さんの精神が相当に病んでいたのだろうなぁと思わざるを得ませんでした。  最近は美術館は博物館を見学する機会もなかったので新たな発見の多い見学でした。 作品を波動の観点から鑑賞するというのは これはこれでまた新鮮な見方で 通常いわれる価値観とはだいぶかけ離れた様相を呈するのだなぁと思いました。

2023.6.18  ドクダミ茶を頂く (旧5.1)

  私のところでは写真のようにドクダミ茶を淹れています。 ガラスポットに百均セリアで買った茶こしストレーナに入れた少量の葉で煎じています。 植物のイメージからくるような強烈なニオイやクセは全く無く、すんなり飲める軽いお茶です。 ここ信州高遠AA山荘でも横浜に遅れること一ヶ月、ようやくドクダミの花が咲きそうです。 こちらでも収穫してお茶にして置こうと思います。 今日は上諏訪温泉でゆっくりしています。 久々に北澤美術館に寄ったり湖畔を散歩したりして楽しんでいます。しかし、諏訪は猛烈に暑かったです。 高遠側から峠越えで下ってきた瞬間にクラクラしました。 夏は信州高遠で決まりです。

2023.6.17  満天の星空見物@AA山荘 (旧4.29)

  信州高遠のAA山荘に滞在中ですが、昨晩は梅雨の季節のは珍しく快晴の晩でした。 季節柄 サソリ座やいて座が山の端近くで輝いていました。 付近に人工的な灯りが一つもない漆黒の環境ですから 天の川がくっきりと見えました。 いて座からはくちょう座にかけての天の川は実に変化と煌めきに満ちていて最高の星見物日和を楽しみました。 放射冷却で冷え込んだ標高千百メートルの高原は6月とはいえ、夜中は息が白くなりますし、朝は短時間ですが石油ストーブを点けています。 日中は半袖でも過ごせますが 寒暖の差が大きいAA山荘です。

2023.6.16  沢水 (旧4.28)

  久々に信州高遠のAA山荘に来ています。 時折小雨がぱらつく天気ですが 山は爽やかです。 写真は敷地内に流れ込む沢水です。 雨水中心の水なので飲用には適しませんがなにかと重宝して使わせて頂いてます。 天竜水系の上流域にあたりますので数日後には遠州から太平洋に注ぐのでしょうか。 そう考えると迂闊にも水を汚したりできません。 ちょっと来れないでいたら、梅雨の季節ですので草々は強烈な勢いで伸びています。 今回も草刈りに明け暮れることになりそうです。 今回は滞在中に上諏訪温泉でゆっくりする機会を作ります。 いつ来ても癒やされる空間がこのAA山荘です。ト

2023.6.14  響箱の音響特性 (旧4.26)

  オルガニート・オルゴールを修理などで扱うことが多いのですが オルゴールのムーブメントを収納している箱のことを響箱(きょうばこ)と呼びます。 この響箱は実に様々な音響的特性を示します。 一般にオルガニート・オルゴールの響箱はそれほど大きくは作れないので特性に強烈な “あばれ” が生じることが多いです。 私の作る響箱は長年の工夫の結果、この“あばれ”を極力小さく抑えてフラットな鳴り方をするように出来ています。 しかし、修理などで他の方が手がけられた響箱を扱ったりすると 大抵は強烈な“あばれ”があり、正直いいまして「こんなのでいいのかなぁ??」 と複雑な気持ちです。 時間に余裕があれば極力解消するように工夫して修理して差し上げるのですが、一般にはそのままお返しするしかないのは悲しいことです。 オーナーさんは元々の鳴り方が気に入っていらっしゃるかもしれないですから 勝手に手直しすることは必ずしも良いこととは限らないからです。 もしお手持ちのオルガニート・オルゴールの鳴り方に不満をお持ちの方はご相談頂ければ もしかしたら改善して差し上げることが出来るかもしれませんのでお申し付けください。 まぁ私の製作するオルガニート・オルゴール製品をご購入いただくのが一番確実かなと手前味噌で思ってはいますが。

2023.6.12  雨・雨・雨 (旧4.24)

  天気予報などあてにならないのは古今東西常識中の常識ですが これだけ雨ばかりになればゲタを投げても当たります。 いかにも梅雨らしいシトシトと降り続く雨の日が続きます。 生活面ではコンクリの地面にコケが生えて困る程度で この季節はこれでなかなか風情があってよいものだと思います。 妙な操作さえされなければお天気は自然に穏やかに推移していくもの。 いかにも不自然な季節外れの台風が目障りではありますが まぁそれはそれとして 梅雨の季節も楽しんでいます。 我が家としては信州高遠のAA山荘にいつ出向くかというタイミングを測るのが難しいなと思っています。 霧に佇む雨のAA山荘もなかなかのものです。

2023.6.9  Ubuntuしか使わない。 (旧4.21)

  このところWindowsとはご無沙汰になっています。 全く使わないわけではなく会計処理や製作作業などでWindowsXPを使ってはいますがそれだけです。 通常のPC作業はUbuntsを使っています。 とくに支障はなく、スムーズで快適に使えています。 一昔前ではちょっとしたことをしようとしても専門知識を必要とすることが多く、とても使えていなかったのですが 最近はずいぶん改善しました。 諸方面のみなさんのご努力に感謝したいです。 外出時は主にAndroidのタブレットを使っています。 信州高遠のAA山荘に滞在するときに主に使っていますが こちらもだいぶ慣れてきました。 それに比べてWindowsの10は使いにくいといいましょうか、なんとも帯に短し襷(たすき)になんとやら状態でして もう前世紀の遺物のようにすら感じており、PCも全然使っていません。 機会をみてUbuntuに載せ換えてしまおうかと思っています。 私的コンピュータ環境も確実に変化を遂げています。

2023.6.8  メロンソーダアンパン (旧4.20)

  最近ちょっとかわったアンパンを頂く機会がありました。 メロンソーダの色と味の餡の入ったアンパンです。 食べてしまったので写真はありませんが 餡が青く、食べるとシュワっと炭酸刺激があります。 初めての経験でした。 おそらく水の代わりにメロンソーダかなにかを使っているのでしょう。 アイディアだなぁと思いました。

2023.6.5  低空の満月 (旧4.17)

  昨日は満月だったようです。 昨日の月の出のときにはすでに少し欠け気味になっていたようですが この季節は太陽が最高度に高い位置にありますから 反対側の満月は空の低い位置になります。 昨晩は窓から満月がほぼ一晩中窓から低空に見えていて、月光浴を楽しみました。 月を御神体にもつ神はツクヨミノヒメミコさまで女神です。 お名前を呼ばせて頂くとちゃんとお応え下さいます。 空の星のひとつひとつが個々に星神の御神体です。 そういった目で夜空を眺めるとまた新たな喜びみ満ちた気持ちが沸いてくるものです。 間違っても偶然そこに輝いているわけではありません。 深い々々ご意思と法則に基づいているのです。 なお地球を御神体にもつ星神はハナタチバナノヒメミコさまです。 敬意をもって呼びかけてみましょう。

2023.6.3  作業小屋を修繕 (旧4.15)

  昨日はほぼ丸一日 強い雨が降っていました。 ときおり吹いた強い風の影響もあり作業小屋が一部破損。 今日は晴れたので修繕作業に勤しんでいました。 屋根材であるポリカの波板が飛ばされてしまっていたので打ち直ししただけですが 一通り作業を終えて一息ついているところです。 このポリカはもう18年くらい使っていますが まだ使えています。 日本製のポリカ材だった最後のころのものだからでしょう。 それ以降は中国製になっていますから こんなには耐久性はないと思います。 一応交換用のポリカは買ってあり、取り替える予定ではいましたが まだまだいけそうな現行材はすばらしいです。 

2023.6.2  波動を上げ、邪気を抜く。 (旧4.14)

  食べるものについて 何を食べるかは種類には気を遣っても その食べ物が良いものかどうかはなかなか判断がつかないことが多いです。 加工食品に限らず現代の食べ物は農薬やら添加物やら大量の化学物質にまみれています。 とはいえ いくら知恵を絞ってもそういった有害な要因から完全にフリーでいることは至難です。 私は食べ物を選ぶことよりも その食べ物の波動を上げるようにし、さらに邪気を抜いて清らかな状態に少しでも近づけてから頂くことを重視しています。 実際に食べ物の味や影響は劇的に変わります。 水が一番顕著にわかりますが、一般的な食べ物でも明らかに良い状態になり、「これなら食べても大丈夫!」と思えるレベルには出来ます。 理想を言えばそんなことをせずとも高い波動、そして邪気のない食べ物が手に入れば一番なのですが、現実的にはこうしたたしなみが必須だと思います。 おかげさまで現在のところ極めて高波動で健康体の状態ですごせています。 ありがたいことです。

2023.6.1  了解をとる必要がある。 (旧4.13)

  信州高遠のAA山荘に滞在中の際は日々草刈りなど外しごとに精を出していますが ちょっと抜けていたことがあるなぁと思ったのは “草さんたちに了解・同意をもらったのか?” ということ。 いつも彼ら?と会話しながらカマをふるっているのですが 明確に 「刈ってもイイかいな?」 と了解をとったかなぁ?とちょっと考えてしまいました。 そもそもAA山荘に滞在することそれ自体も土地を守護する神さまたちに了解を頂くことも必要でしょう。 一通りやってきてはいるつもりではありますが 私はあの土地では新参者。 先住民である彼らには都度丁寧に挨拶と了解をとることを忘れないようにしたいものです。 一員に加えていただけるように礼を尽くしたいものだと思いました。 また近々にAA山荘に滞在してこようと思っています。 徐々にしっくりと自然な関係になっていくといいです。

2023.5.31  今年もどくだみ茶 (旧4.12)

  ふと気づけば裏庭にはドクダミが花をつけて繁茂しています。 はびこりまくって厄介もののドクダミですが、この数年はこの花の時期に根から抜いて干しています。 ドクダミ茶にしたり、部屋につるしておき、魔よけ・虫よけにしたりしています。 ちょうどいい除草の機会にもなっています。 何年かこうして収穫しているせいか最近はあまりはびこる感はひどくないように感じています。 ちなみにこの種が靴底などについていったのでしょう。 AA山荘でもドクダミが生えるようになっています。 こちらは寒冷地なので秋に収穫?して建物の外につるしておきます。 ささやかながら虫除けの意味を込めて。 少しでも信州生活の天敵=カメムシの襲来が少なくなればいいと思いますが。

2023.5.30  イライラする横浜生活 (旧4.11)

  昨日信州高遠のAA山荘から横浜に帰ってきたわけですが 昨日は疲れが出て寝てしまいました。 明けて今日は久々に買出しに横浜市内を徒歩してきました。 AA山荘は周囲に人家がなくまさに山の中で他人さまに会うことはまずありません。 対して横浜の方は一応都市部ということで人も車も建物もひしめきあっています。 一回り歩いてきて明確に実感したのは AA山荘では全くなかった胸のドキドキ つまりストレスが強く感じられることに気づきます。 横浜にずっと居ると麻痺してしまい、気づかなくなってしまっていますが 残念なことですがこれが実感です。 特にすれ違う人はその大部分が物凄く波動が非常〜〜に悪いのが気になります。 極力意識を開かないように注意してプロテクトはしていますので実害はありませんが 継続的に長く居れば悪影響は避けられないでしょう。 ストレスも溜まるはずです。 今後は少なくとも春から夏はAA山荘に滞在する機会と時間を長くするようにしていこうと思っています。 少しづつ滞在がスムーズになるように生活面・仕事面の環境整備を進めています。

2023.5.29  ITのない世界で過ごす。 (旧4.10)

  この週末はAA山荘に滞在していました。 なんと出かけるときにスマホやらタブレットやら全部忘れたまま発ってしまいまして、途中で気づきましたが “まっいいか” とIT機器なしですごすことにしました。 普段それほどIT漬けになっているわけではないと自認していますが それでも最初の内はなんだかさびしい感じはしました。 しかしそれも最初の数時間であり、 それからはもう自然に過ごすことができました。 現地は電波も極弱いですし、ラジオの電波ですら届かない地域ですから 完全に電磁波フリーの環境だったのかな?と思えます。 とはいえ商用電気からくる電磁波はありますから限界はありましょうか。 ともあれ丸3日と半日の期間、すがすがしい環境で過ごさせてもらいました。

2023.5.24  悔いは残さない。 (旧4.5)

  現在の私の人生は祈るためにある。 といっても過言ではありません。 祈りというと安直で他力本願の権化のような印象もありますが、実際は違います。 祈りとは顕在意識から潜在意識、無意識へと貫通させて意思をはっきりさせる行為です。 物凄い集中力を要する行為です。 人より高位の存在である神に助けて頂くという意味合いもありますが その前に自分自身の意思を貫いて全身全霊で示すことが祈りの本質です。 神社でお賽銭投げて手を合わせるのも無意味とは思いませんが 3層の意識をひとつにすることが出来ていなければ それは現実化はしませんし、ほとんど妄想にすぎません。 とはいっても宗教がやっているような洗脳目的で意識を貫いたのでは身の破滅です。 きちっとした祈りを正しい方法で かつ根気よく誠実に行うことは非常に難しいことです。 一生かけてやり遂げるだけの価値はあり、その成果は確実に現生で活かせますし、先々の転生に持って行けます。 祈りとは“自己改革”そのものなのです。 余生はそう潤沢に長くはないですから悔いは残さないようしっかりと取り組みたいです。

2023.5.23  仕事をAA山荘にもっていく。 (旧4.4)

  信州高遠のAA山荘(別荘)への滞在が再開しました。 これまで色々手を入れてきたこともあり、だいぶ使いやすくなっては来ています。 そしていよいよ! などと大げさにいうほどのことではないですが オルゴール製作の作業の一部をAA山荘で行うようにしようと準備を始めました。 静かで環境のいい山の中ですので ムーブメントの調律作業をもって行こうと計画しています。 あまり大きな道具が要らないのと集中力が要求される作業なので山荘で行うのに一番適していると思います。 ゆくゆくは製作のすべてをAA山荘にて行えるようにしたいと思っています。 特に暑い夏にはニーズが高いです。 ゆっくりとプロセスを楽しみながら準備を進めていきます。

2023.5.21  ビールはエビスに限るの巻。 (旧4.2)

  今日は個人的に祝い事が有り、珍しくビールを頂いています。 滅多に酒は口にしなくなった私ではありますが、呑めないわけではないので 節目の時はビールを頂きます。 ビールはエビス!!の一択です。 様々な銘柄がひしめくビールですが、本物と言えるのはエビスだけです。 良質のビールを少しだけ味わう。 これが私(わたし)流。 なんて偉そうに言う程のことではないですが、私のビールへのこだわりです。 この記事は石和温泉の石庭さんにて書いています。 石和も長年様々な温泉を巡りましたが、やはり王道は石庭さんだと思っています。 いつもお世話になっています。

2023.5.20  ポツンの家がいい (旧4.1)

  信州高遠の我がAA山荘は周囲に一軒も家が無いポツンです。山の中でかつ周囲に灯りが一つもないので夜は山際と空の境目すらわからない程真っ暗です。夜中は時折鹿の声がこだまします。 山荘の家屋は床面から天井近くまである大きな窓だらけで外からはフルオープンで丸見えもいいところです。それでも人様に覗かれることは全くない。覗くのは鹿か猿ってとこかなと。寝るときもカーテンすらしません。 人家が建て込んでいる横浜の家とは雲泥の差です。 横浜の家は頑張って木々に周囲の家からの目隠しになってもらおうと植生手入れに奮闘してますがAA山荘は別天地の感があります。 AA山荘も山小屋ならでわの問題点も多々ありますが総じて気に入って使わせて頂いています。写真はAA山荘の庭にある新緑の朴(ホオ)です。ものすごく大きな葉になります。猿がこの木の実が好きなようでよく枝を折られます。

2023.5.19  雨のAA山荘 (旧3.30)

  時間がゆっくりゆっくり流れる信州高遠のAA山荘からです。 今日は珍しく大音量で“第九”を聴いています。 こんなことひとつ取っても住宅の建て込んだ都市部では難しいこと。 山あいに響きわたるベートーヴェンもまた格別なものです。 他人様に迷惑かけるかも… と潜在的に思うだけで どことなく圧迫感が生じるもの。 その心配が100パー無い! と確信出来るだけでも開放感があるものです。 装置はラジカセですが その最大限の力を発揮してもらっています。 今日は風の無い比較的暖かな雨の南アルプス北端。 穏やかに洗われる新緑を眺めながら 滅多に飲まないコーヒーを頂いてほっこりしています。 自画自賛の手前金山寺味噌状態ですが地上天国とはAA山荘のことを言います。

2023.5.18 日本通信のモバイル環境  (旧3.29)

 私が常用しているモバイル通信環境は主に日本通信を使っています。 月1300円ちょっとで電話と6ギガの通信容量が使えるので助かっていました。 それが今月から10ギガに増量されました。 月額は変わらずです。 6ギガだとどうしても常用するには不足することが多いようでしたが 10ギガだと余裕です。 私はネットはこうしてHPの更新とメール、それにちょっとツイッターなど見る程度ですので充分すぎるほどです。 これで月70分の無料通話もついています。 ほとんど電話しない私にとっては余らせてしまうことが多いくらいです。 通信速度もかなり出ているようですし、よい通信環境を得られたと思っています。 なお バックアップ用にはロケモバという業者さんの低速回線を使っています。 月300円台で通信制限はなし。 低速すぎて事実上使い物にならないことが多いですが 私にとって電気通信というものは元々不安定で遅くて不便なものであり、それを楽しむのだ!というアマチュア無線時代からの観念がありますので これでも充分に有効利用させてもらっています。 両方あわせて月1700円でネットと電話がまかなえている! ありがたいです。 もう10数年ほどモバイルオンリーで運用してきていますが 固定電話に戻ることは恐らくないと思います。 

2023.5.17 夏になってきました。  (旧3.28)

 やはり旧暦が季節や植物の生育とマッチしています。 今年は閏月があったせいで今週末でようやく弥生が終わり、卯月になります。 今は朔望月ですね。 卯月の到来を待っていたかのような暑い季節がやってきました。 まだまだ高下はありそうですが夏は来ています。 かねてから言っていた通り、今年は信州高遠のAA山荘(別荘)に滞在する日を増やしたいと計画しています。 夏は信州がすごしやすいです。 とにかくもAA山荘は周囲に人家が全くといっていいほど無いポツンとした立地でして、日に2〜30台程度?通る車の音と川の流れ落ちる音しかしません。 都市部特有の低周波振動も全くありません。 山の中にしては土地は乾燥しており、ジメジメしたところもなく、風も弱く最高の立地だと思います。 特に旧暦での“夏”の間は集中的に山暮らしを楽しむようにします。 片道200キロの二重生活本格化開始です。 写真は昨年秋に撮影したAA山荘からの眺めです。 私にとって理想的な環境です。

2023.5.16 チャクラはものさし  (旧3.27)

 このところチャクラに関する話題を連投していますが チャクラというのは肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体・コーザル体といったそれぞれに身体の状態を知らせてくれる機能があります。 また別の機能として波動のレベルを測る基準にもなります。 波動とはよく出てくる用語ですが すべてのエネルギーの質的な高い低いを示す指標です。 “波動が高い”というのはエネルギーの質が高いということです。 もちろん波動は高い方がいいのは自明です。 チャクラは主だったものは7つありますが それぞれが波動のレベルの絶対値を表しています。 ですのでたとえば “マニプーラの(レベルの)波動” というように使います。 下から順に1〜7の数字で表すことが多いです。 1が最低で7が最高です。 一般に3が標準的でそれ以上ならポジティブ 未満ならネガティブと認識します。例えばある人の波動を測定したりするには 体外・体表・神経叢・脊髄の4系統のそれぞれ7つのチャクラがそれぞれ肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体+コーザル体 の波動に対応します。 測定者がそれぞれ4系統x7つのチャクラに自在に意識をフォーカスできるようになっていれば 波動は簡単に測定できるということです。 その測定は科学的なものでしてやり方さえ間違えなければ誰が測っても同じ値が出る普遍的なものです。 よく巷(ちまた)で“波動が高いとか低い”という風に言われるのは単に“心地よい”とか“さわやか”、“さっぱりしている” 程度の表層的感覚のようであり、上記のごとく本来の波動という意味とは必ずしも一致しないことが多いようです。 本来の意味の波動がわかると世の観え方が一変します。 チャクラは波動の普遍的ものさし という話でした。

2023.5.15 チャクラにフォーカスする技術  (旧3.26)

 前回までは直感や識別をするにはサハスラーラ・チャクラ、アージュナー・チャクラに意識を集める(フォーカスする)ことが必要だと説明しました。 一般にチャクラは深い身体の情報を肉体や顕在意識領域に伝えてくる“情報センター”の役割を果たします。 他にも多々あるのですがここでは触れません。 先に述べた直感や識別だけでなく 知りたい情報によってどの系統のどのチャクラに意識をフォーカスすればいいのかが決まります。 正しいチャクラに正確にフォーカスさえすれば 人はどんな情報でも正確に、かつ迅速にアクセスすることが出来るということです。 逆にフォーカスするチャクラを間違えている場合は正しい情報を得ることは出来ないということになります。 たとえば自分や他人が 「ある病気を治し方を知りたい」 といった場合はその病気を元素に還元した上で対応するチャクラを割り出します。 その後はそのチャクラに意識をフォーカスしながらあらゆる病気に関する情報、治療方法などを引き出すことが出来ます。 もちろん手法やフォーカスする訓練が前提であることはいうまでもありませんが。 このようにチャクラをいつでも活性化しておき、いつでも活用できるようにしておくことはとても大切なことなのですね。 慣れてくると殊更意識せずとも自然に必要なチャクラにフォーカスされるようになります。 そうなるとその物事をただ観るだけで その本質が自動的に理解できるようにすらなります。 達観とでもいうのでしょうか? 任意のチャクラに瞬時にフォーカスできる技術?は絶対に身につけておくべきだと思います。 チャクラに作用する天地律オルゴールも少しでも寄与出来たらいいなと思っています。 

2023.5.14 アージュナー・チャクラと識別  (旧3.25)

 昨日は天地律では“ド”の音にあたるサハスラーラ・チャクラが直感と関係していることをお話しました。 天地律では“シ”にあたるアージュナー・チャクラです。 このチャクラは識別と関係しています。 このチャクラに意識を集中して何らかの判断をしたい物事を意識すると その答えが得られます。  たとえばツイッターで流れてきたある情報が真実か?嘘か?と判断したい場合を想定しますと、 あえてその文字列を見ずにぼんやり眺めながらアージュナー・チャクラに意識を集中します。 そうしますとその情報が正しい、あるいは害がないといったポジティブなものだったら呼吸が自然になります。 逆にその情報が嘘や偽、悪意があるといったネガティブなものだったら呼吸が止まるとか浅くなるとかいう状態になりますので正確な判断ができます。 あくまでアージュナーチャクラに意識をきちっと合わせている状態でのみこの現象は現れます。 この場合ツイッターの情報は物理的情報ですから 4系統あるチャクラの内の対外のチャクラに意識を合わせる必要があります。 具体的には眉間の位置から体外側に4〜5センチくらい出た空中ということになります。 慣れないと中々難しいかもしれませんがちょっと訓練すれば出来ます。 識別したい内容によっては別の系統のアージュナー・チャクラに意識を集中する必要があります。 こうしてあえて文字面で判断せず 識別のチャクラに任せるというのが 真偽を正確に見分けるコツということになりましょうか。 ただ、まことに残念ながら体外のアージュナー・チャクラを活性化する音は高音部の“シ”の音であり、オルガニート・オルゴールの音域を越えてしまっていまして天地律オルゴールには実装されていません。 残念なことです。 ともあれチャクラをちゃんと機能するようにしておくことは重要なことだと思います。

2023.5.13 サハスラーラ・チャクラと直感  (旧3.24)

 天地律のオルガニート・オルゴールを発売して少し経過しています。 私の製作キャパに合わせてくれたような理想的な売れ行きとなっていまして(要するに少ない)、良い製作が出来ています。 ありがたいことです。 今日の話題は天地律がチャクラを活性化するという作用があることに関連しますが チャクラは7つ x 4系統あります。 その内 天地律で一番低い“ド”の音は脊髄のサハスラーラ・チャクラに作用する音となっています。 この音は私の見立てでは人の“直感”と密接に関係していると思われます。 直感とは文字通り感覚器官を介さずにダイレクトに判断や知覚が出来る機能でして、だれにも備わっている大切な機能です。 ただこの直感は物理的身体の何らかの器官が担っているわけではなさそうで、深い身体であるメンタル体上の理智脳(ブッディー)といわれる部分がありましてここが宇宙と通信して正確な情報や判断を得る仕組みになっています。 嘘ばかりのこの世界で真実に近づく唯一の方法とも言えるでしょう。 話を戻すとこのブッディーと天地律オルガニート・オルゴールの“ド”が活性化する脊髄のサハスラーラチャクラは同一か近しいものだという認識です。 実際に天地律の“ド”の音を聴くとブッディーが動くのがわかります。 うまく使うと天地律オルガニート・オルゴールで直感力を磨くことが出来そうです。 チャクラに作用するというメリットは今後も様々な“効能”をもたらすような使い方が見出されるでしょう。 そう 天地律オルガニート・オルゴールはソフトウェア次第ですごい使い方が出来るのです。 有用なソフトウェアの開発はまだまだこれからであり、発展途上なのです。 今後も研究して行きたいです。

2023.5.12 常用してるのはUbuntu  (旧3.23)

 私のPCはずいぶん長いことWindowsをやめてUbuntuというLinux系のシステムとして使っています。 仕事柄WindowsPCもあるにはあるのですが 定型業務用であり、普段はほとんどお蔵入り状態で使っていません。 たまにソフトの検証をするときに使う程度です。 最近では出かけるときに使うスマホのバックアップ用にタブレットも使っていまして、こちらはAndroidOSですね。 最近ではWindowsOSやAndroidOSが発するいかにも商業的・高圧的で言い訳ばかりのメッセージや人の心理を逆撫でするかのような悪意すら感じる使い勝手の悪さを敬遠しているので むしろ荒削りなイメージなUbuntuOSの方が親しみとハートを感じるようにすらなっています。 UbuntuOSも最新のものはかなり高性能なマシンを要求するようになってきていますから いつまで使い続けられるのかは不明ではありますが 今のところ有難く使わせて頂いています。 多くの善意のプログラマーの皆さんのご尽力に心から感謝したいと思います。 なお私はスマホもタブレットも家に居るときや近所に出かけるときは身につけず固定電話として使っています。 長躯外出するときだけ持ち歩くようにしています。 ですので電話に出ないときが極めて多いですがご了承ください。

2023.5.11 ちょっと寒い日が続いています。  (旧3.22)

先日行った標高1100メートル信州高遠のAA山荘(別荘)は寒かったです。 真昼でも一桁台か二桁いったかどうか?という程度の気温でした。 肉体労働をやっていたので大丈夫でしたが 滞在となるとまだまだ厳しい季節かなと思っていました。 敷地内に白い花の咲く大島桜があるのですが もう開花して4週間ほどたっていましたがまだ満開状態でした。 そのせいかわかりませんがどことなくピンク色の花になっていたのは初めて見ました。(写真) ひょっとして大島桜だと思っていたのが間違っていたのか?とも。 今年は旧暦如月で閏月(うるうづき)があったこともあり、春が足踏みしているのかもしれません。 季節と旧暦は相性抜群です。 旧暦弥生ももう晦が近いですから、これから一気に“夏”に向けて季節も植物さんも動きだすことでしょう。 また草々が勢いよく伸びる季節がやってきます。 なお余談ですが天界の神々は我々人間やそれに近い宇宙人や神霊らのことを “草々” と呼んでいるそうです。 未熟な存在という意味合いなのでしょう。 言い得て妙な用語だなと思いました。 我々草々としても楽しくいきましょう。

2023.5.10 人間卒業  (旧3.21)

人間卒業。 仏教やヒンズー教では“解脱(げだつ)”といい、人から神に進化していくことを指す用語です。 元々人間としている期間は短いもので高々数百万年。 それに比べてかつて動物でいた時間、もっとその過去に植物でいた時間は桁違いに長く、億年単位。 人とは動物から進化してきた最初の存在であり、いわば神になるための適正を見られている段階。 例えるならば 社会人になり企業に勤めれば最初の3ヶ月は“試用期間”として扱われ、そこで適正が認められなければ解雇されます。 それと同じこと。 人は品格や愛、徳目を完成させて神に進化していく途上の存在です。 この宇宙は神でいることがあたりまえであり神になってからが長く本番なのです。 人のままずっととどまっていてはいかんのです。 ところが人がその使命を忘れ、ちっとも神に進化していかなくなってしまったので 地球地上には人が溢れかえってしまっています。 本来ちゃんと進化している正常な状態なら地球人口は300万人位なのですが 今はその千倍以上の人口がひしめいています。 なぜこうなってしまったのか? それは外圧が色々あって正常な進化系システムがグチャグチャに乱れてしまっていたのが原因のようなのですが 現在ではそれを一気に是正すべく変化がおきているようです。 つまり正常な進化系システムに戻すため、まとも進化できないままでいる人を一旦動物以下のシステムに差し戻しにすることが決まっているようです。 実際に大部分の人の魂は動物以下のレベルまで転落しています。 これは実際に調べるのは簡単です。 繰り返しますが本来の人間の使命は “品格や愛、徳目を完成させて神に進化していくこと” 手遅れにならないよう人間卒業を目指して 日々心がけを忘れないようにしたいものです。

2023.5.9 大雨後のAA山荘  (旧3.20)

  日曜から月曜にかけて信州高遠のAA山荘(別荘)に行っていました。 日曜は大雨だったこともあり 山荘の裏山から湧き出る沢水はものすごい水量で、ゴーっという感じでした。 付近の斜面に降った雨が一気に流れ出てきているのでしょう。 おかげで山荘の建物の裏側(山側)はいつも水が引かず、ジメジメしていました。 これではいかん! ということで昨日は排水がスムーズになるようにもう1本の水路を掘る作業をしていました。 かなり重労働でしたが なんとか出来まして、建屋の裏はすっきりと水が引きました。 これまで雨や雨後の日に山荘に赴くことがあまり無かったので改善するいいチャンスになりました。 この沢水は湧き出しポイントからわずか20メートルくらいでわが山荘に来ます。 雨水ですから飲用には適さないですが掃除や作業用の水には使えます。 水路際にはわさびも自生しています。 写真は庭に生えていたミズヒキの葉。 葉面の独特なゲタのハナオのような模様が印象的です。 立夏を過ぎてもまだまだ寒いAA山荘ですが木々はみんな地味だが清楚な花を咲かせてくれています。

2023.5.7 いつも休日の最後に出かける。  (旧3.18)

  私は自営業者でいわゆる勤め人ではありませんから平日・休日という概念がまったくありません。 行動するときは極力 他人さまがわんさか行動する時期は避けるようにしています。 そこでいつも行動 つまり旅行するのは決まって日曜日 ということになります。 日曜日は人々が大都市圏に帰るのが多いですから逆方向は極端に空いている目算があります。 日曜の宿は意外に空いていてゆったりできます。 特に温泉は人が少ないときの方が格段にいいです。 やはりイモ洗い状態はイやですし、最近では例の枠珍のせいか浴場での悪影響を受けるケースが多いですからなおさらです。 枠珍事件以降 世の環境は決定的に変わってしまいました。 ともあれ自由に行動できることはありがたいことです。

2023.5.6 先の転生へももっていける財産 いけない財産  (旧3.17)

  現在 私が取り組んでいるのは自分自身の内面の波動を高め、清浄にしていくという 地味ではありますが大切な作業です。 これは今生で財産になるだけではなく、先の転生でもずっと財産であり続けるすばらしいもの。 今生で精力的に取り組むに値する努力だと思います。 対して今生限りの財産にはほとんど興味が失せました。 無意味とは思いませんが こういうのを財産というのかどうかも疑問視しています。 言い方を代えれば “永遠の視点” からものごとをみる習慣が身につくことが大切なのかなぁと思う次第です。 ただ 一般にこの両者の区別を間違っている向きが多いようで他人ごとながら心が痛みます。 そのように意図的に誘導されている傾向も依然として強くあり、 人々がそれと気づかぬまま彷徨っている様が痛々しいとも思えます。 だからといって人々を“導くぞ!”などといったお節介なことは考えません。 ひたすら自分自身の内面を見つめて高めていく努力をするのみです。 多少なりとも成果が出てきており嬉しいかぎりです。

2023.5.5 ついにアンテナ撤去  (旧3.16)

  横浜の家にはまだ地上波用UHFアンテナがたっていましたが 昨日ようやく撤去に踏み切りました。 2階の屋根上なので恐ろしくてなかなか作業に取り掛かることができなかったのですが 意を決して工事しました。 ステーを外すだけの簡単な工事ですが やはり怖かったです。 転落したら人生TheEndですから。 でも甲斐あってか これで洗脳兵器であるTVからパーフェクトに離脱しました。 すでにBSアンテナと受像機を持たなくなって久しいですが これで後戻り出来ない形での離脱したかと思うと感無量といった心境です。 すっきりした屋根を眺めて悦に入っています。 ちなみに 我が家はとおの昔にTVは元より、都市ガスや固定電話、新聞などからは離脱しています。 次の目標は電気と水道!これは手ごわいです。 とはいえ既に使用量は極限近くまで少なくなっています。 ですので“生活インフラ”と称して一般庶民を支配・収奪システム全体から完全離脱達成できる日は近いと確信しています。 名実ともにオフグリッド化できる日を目指します。 アンテナ撤去程度の話で偉そうに言ってしまいました。 現在はこの魚の骨みたいな構造物の残骸を何かに転用できないか考えてみています。 その内よいアイディアも浮かぶでしょう。 画像はイラスト屋さんから拝借しました。

2023.5.4 庭が森になるといい  (旧3.15)

  信州高遠のAA山荘は文字通り森の中の一軒屋なのですが 本家である横浜の家は住宅地の真ん中にありながら森になればいいなということで 近年は庭木をおおいに繁茂させています。 大きな金木犀の木は2階の部屋でさえも周囲の家から目隠しになるほどの大木になっています。 東西に大きくひろがる形にしていまして 南北には薄べったい“うちわ”のような形にしています。 他にも名前を知らない常緑樹を駐車場の上に伸ばして屋根状になるようにしていたり(写真) 1階の窓を開け放していても外界から見えないくらいにサザンカの木が繁茂するようにしています。 バラの木もかなり大きくなりました。 実のなる木もたくさんあります。 いまや狭い庭は森!になって私の理想どおりになってきています。 人によってはあまり外から見えないと防犯上良くないのでは?とアドヴァイスしてくれる人もいらっしゃるのですが 私の感覚ではこうして繁茂した木々が厄災から護ってくれているように感じています。 木立を通って吹き込む風は格別なさわやかさです。 夏はこうした風にあたりながら昼寝するのがなによりの楽しみです。 木は友達であり守り神です。 木に囲まれて木と戯れるのが一番の幸せだと思います。

2023.5.2 モンポウが好き  (旧3.13)

  車を運転しているときに音楽などはかけないことが殆どなのですが タマにかけておくときにはモンポウのピアノ曲にしています。 私は歳のせいかビートの効いた曲やテンポの立て込んだ曲はだんだん苦手になってきていまして、身体が緩む曲を好むようになってきています。 モンポウの音楽は主張しすぎず、テンポ感は穏やかで、テンションはかかっているもののやりすぎず、なにより聴く人の思考や心情に介入してこない空気のごとく控えめに聴こえるところがいいと思っています。 最近ではバッハの音楽でさえもせわしく聴こえてしまうほど身体がいつでも緩んでいるのが自覚できます。 世の緊張感に満ち溢れた状態からは何重にも隔絶された自分が居ます。 もちろん音楽はかけない空間の方が好きですが、たまにはモンポウ的空間を楽しむのも悪くないと思っています。 チャクラ作用のオルゴールである天地律も 経脈作用のオルゴールである宇宙律も こうした自分自身が“緩む”感覚をかもし出すように製作を心がけています。 それは特殊な状態ではなく、全ての生命にとって基本的なことだと常々思っています。 なお蛇足ですが緩む感覚と麻痺することは違います。 一見すると緩むように見えて実は心身が麻痺状態に陥いる音楽や情報などが実に多いことにも気づかされます。 人はその違いにも気づかないほど退化してしまったのでしょうか? 気をつけたいものです。

2023.5.1 AA山荘滞在にむけて  (旧3.12)

  昨今の感染症問題のこともあり、ここ数年は信州のAA山荘への滞在は避けて来ていました。 山荘自体は地元集落からは離れたところにあるので 特に避ける必要は無かったのですが 心理的な要因で避けるようになっていました。 ここにきて冬を通じて草刈や建て屋の修繕などしてきまして、ようやくかつてのように滞在がし易いようになってきました。 この大型連休あたりからボチボチと滞在するようにして行きたいです。 AA山荘での滞在にはポリシー??があります。 それはミニマム主義とオフグリッド志向です。 山中に滞在するのに都市部の生活と同じものを持ち込む必要はありません。 言い換えればサバイバルゲームを楽しむ!といえるかもしれません。 いづれはAA山荘で世間からは隔絶した極限までシンプルな山生活を営むことが出来るかもしれません。 昨今の社会システムの大崩壊の様相を見ているとあながち遠い未来のことではないという予感もしています。 元々が都市部が住めなくなった場合の避難場所として取得したAA山荘です。 初心貫徹かどうかわかりませんが ゆっくりと確実にそういう流れになってきている気がします。

2023.4.30 ナツミカンの花が満開  (旧3.11)

  つい2ヶ月ほど前に収穫の最盛期を迎えていたなぁと思っていたナツミカンですが 早くも次の花が咲いています。 みかんの花は甘いよい香りです。 今年は木が真っ白になるほど花が多いようです。 かんきつ類はほかにキンカンの木があるのですが こちらは8月頃に花が咲きます。 どちらも花から実が熟するまでに時間がかかりほぼ1年間丸々実をつけています。 ご苦労な木だと思います。 元はといえば我が家で食べたナツミカンの種から生えた実生の木です。 今では樹齢は50年くらいになりましょうか? 大木になってくれています。 近所の家からもちょうどいい壁になってくれていまして 我が家の庭はちょっとした森になっています。 木々がいてくれるからこの地に住み続けているといって過言ではありません。 木と私は切り離せない仲になっています。 次のシーズンも美味しい実を収穫できたらいいなと思います。

2023.4.28 作り手が一番幸福を享受している。  (旧3.9)

  チャクラ作用の天地律と経脈作用の宇宙律 この2種類の調律を施したオルガニート・オルゴールを作るようになって久しいですが 製作作業をしていて大変充実しています。 なによりありがたいのは製作者である私自身が一番幸福感を享受していることです。 この両調律は単に所定の周波数に音を合わせるだけでは足りません。 あくまで私自身の身体を測定器として使い、チャクラや経脈への作用を体感で確認しながらの調律作業です。 電気測定で出せる精度は桁違いに超えていることでしょう。 響箱も単に木の箱を組み立てれば所定の音を得られるわけではなく、 組み合わせや細部の調整プロセスを経ての完成になります。 全体でみればどうという特殊なことをやっているわけではありませんが 大げさでなく全身全霊で製作しています。 また細かい部品まで機能性を追及し尽した手作り品になっていますので見た目よりも手間はうんとかかります。 しかし手作りということは外部から購入する部材の金額割合が低いですから 狂乱ともいえるこの物価高騰時代でも値上げせずに済んでいるというメリットもあります。 これら全ての要素が最高の幸福感をかもし出しているのだなぁと思っています。 世の中では天下の悪法消費税にこともあろうにインボイスなどという悪の上塗りの所業も始まるようですから吹けば飛ぶような零細業者の私が何時までこの製作仕事を続けられるかはわかりません。 どうなろうと最後まで正直・誠実に進めていきたいと常々思っています。 なお私はインボイスへの登録事業者にはなりません。 それを強要されるような事態になった場合はそことの取引を止めるか廃業します。 憲法違反・人権無視の悪法には断固迎合しません。 写真はAA山荘の大島桜です。 高原なので4月中旬〜下旬くらいにようやく白い花が咲きます。 悠然と、そして自然理に生きるその姿にいつも感動を覚えます。

2023.4.26 肉体は自分ではないと知るとき!?  (旧3.7)

  大抵の人は肉体が自分であると思っています。 私もそうでした。 しかし全てのチャクラが覚醒するとそのイメージは一変します。 「意識が自分であり 肉体をコントロールしている。」 といったような感覚が自然になります。 なので肉体の死を恐れることはなくなり、もっと広く宇宙大で永遠の感覚が当たり前になります。 4系統あるチャクラ全てが覚醒するというのは大変なことですが まともな人であれば出来ることです。 ここでいう覚醒とはチャクラが永久に開いている状態をいい 一時的に活性化するのとは根本的に違います。 例えば天地律のオルゴールを聴くと一時的にチャクラが開きます。 活性化します。 しかしそれは覚醒するのとは異なります。 それでも何度もなんども聴いているといつかは覚醒するのかもしれません。 ともあれこうして全てのチャクラが覚醒した人を 仏教では 「解放に到達した人」 といい 一般的な人がおかれている意識が狭く制約されたような状態から脱することになります。 この感覚はそうなった経験をした人にしか絶対にわかりません。 未到達の状態では想像すら出来ない世界はあるのです。 一種の悟りの境地です。 チャクラ感覚がしっかりした人であればこういう境地に達した人を目の当たりにすると自分の全てのチャクラが開いて活性化しているのがわかるでしょう。 そういう人は滅多にいませんが。 動物、植物や鉱物は人間とはレベルが違いはしますが みなチャクラは覚醒しています。 なので彼らは生き生きとあるがままの生を謳歌しています。 生き活きと見えるというのはチャクラが開いているということとほぼ同義語だと思います。 残念ながら人間だけが未覚醒で悶々としたままのようです。 チャクラを活性化する作用のある天地律オルゴールを提供するものとしては 人々が早く覚醒・解放に到達するように 多少なりとも手助けできればいいなと思っています。

2023.4.25 肌寒かったAA山荘  (旧3.6)

  この2日ほど信州高遠のAA山荘に出向いていました。 さすがに旧暦では弥生の今。 最低気温は0℃前後まで下がっていたようで 思いの外、樹の芽吹きは遅いようです。 とはいえ花モモの花は満開でした。 この冬に大幅に剪定してしまった影響もあり今年は花が少ないようですが 寒さの影響もあるかもしれません。 AA山荘では建物裏に崩れてきている土砂を取り除く作業などやっていました。 ここは伊那谷。 中央構造線の真上で かつフォッサマグナとぶつかるポイントに位置しています。 大地は常に動いています。 南アルプスという山脈は今でも年間でセンチメートル単位で隆起しているといいます。 一般的な動きよりもはるかに激しいです。 このAA山荘も南アルプスの北のはずれに位置します。 激しい大地のエネルギーを強く感じるところです。 まぁ建物などいつ流されてなくなってもおかしくないような土地ですから それなりの覚悟はして使わせていただいています。

2023.4.22 あなたの内側の身体は大丈夫??  (旧3.3)

  昨日はこの宇宙の全ては生命でありその内側の身体(幽体)はみな人の形をしていることをお伝えしました。 しかし... 肝心な人間にとっては大丈夫なの??という状況のようです。 一般に人間はあまりにも心が汚いので内側の身体がもはや人の形を保ち得なくなっている人が大部分なようです。 どうなっているのか?というと爬虫類や狐や猛禽類などの形の顔に変形している人が結構いるようです。 少なくとも美しい人の形からは外れてしまっている人が大部分。 端的にいって醜い身体になっています。 内側の身体(幽体)は心の状態がそのまま身体になって現われています。 なので姿が醜くなるということです。 よくいう妖怪とかお化けというのは醜い内側の身体そのものが幽体として現われた状態です。 表層の肉体はそこそこ化粧したり ヘタすると整形したりしてきれいにしていても内側の身体はごまかせません。 その人の心のまま、特に潜在意識や無意識の状態のまま姿・形になります。 殆どの人は自分の内側の身体がどんな姿をしているか知ったら卒倒するでしょう。 死んで零体に戻ったならその醜い姿でずっとすごすことになるのです。 日ごろから内面を磨く努力をしているかどうかで全ては決まります。 時間はかかりますがやっていけば永久的な財産としての美しい内面や魂が実現するのです。 宇宙全体は既に正常化・清浄化しており、既に動物や植物の世界には醜い姿の妖精はほぼ居なくなっているようです。 あとは人間だけ!といったところでしょうか。 手遅れにならないうちに努力しましょう。

2023.4.21 みんな人の姿をしている  (旧3.2)

  私たちの身の回りには数しれないモノや生き物たちがいます。 それどころか自分の物理的身体も無数の物質から出来ています。 ご存知でしょうか? 実は生き物もモノもその内側の身体つまり幽体はみんな人の形(ヒューマノイド形)をしていることを。 正確には神の形をしているということです。 例えば虫1匹も死ねば霊体に戻るわけですが人の形をしています。一般に妖精と呼ばれます。身長は15センチくらいだそうです。 原子だってその内側の身体としてちゃんと幽体があり、それは人の形です。彼らはエレメンツと呼ばれるようです。 しかも我々人間が死んで霊体に戻ったときとほぼ同じ生活をしています。 虫一匹、モノひとつをとっても人の形をした内側の存在が私たちを見ているという認識に立てば よもや彼らをおろそかにしたり粗末にしたり卑しめたりできるでしょうか? 全ての生命はその使命として多様な肉体姿に転生しているわけでして 本体はみな人の形の生命なのです。 イメージとしてはピーターパンの物語に出てくるティンカーベルみたいな姿だと思えばいいでしょうか。 ちゃんと家に住んで文化的生活もしています。 私たち自身の物理的身体だって物質に転生した無数の妖精やエレメンツたちによって構成され営まれているのです。 もっというと星や銀河 いやいや宇宙全体をご神体として転生している神さまも内側の身体である幽体は人の形をしています。 およそ宇宙に存在する生命の本来の姿は人の形をしているということです。 もちろん我々が“モノ”としてみている存在も全てが本来人の形をした生命です。 あくまでそれぞれの役割を果たす目的のために様々な態様の身体を持ち転生しているのです。 こういう認識をもつと世の見方が一変すると思いませんか? 画像はいらすとやさんから拝借しました。

2023.4.20 アルトという素敵な車  (旧3.1)

  今日は日蝕があるそうです。 ここ横浜では見えないでしょうが太陽さんとお月さんが同じ方向にあるわけです。 こういう天文イベントはなぜかわくわくします。 おそらく人の深い意識領域にかなりの影響を及ぼしているのでしょう。 ところで話は全然違いますが 私はアルトバンというおそらく日本で一番安い車に乗っています。 今どきパワーウィンドウも電動ドアミラーもついていません。 私がこの車を気に入っているのはズバリ! 燃費がいい! これに勝る素晴らしさはありません。 燃費の悪い車など“ガソリン焼却炉”に過ぎません。 素晴らしいことに昨今のガソリン高においても横浜から信州のAA山荘まで往復400キロ走ってもガソリン代は2千円いくかいかないか といった程度です。 その分何度も往復できるわけです。 車重が軽いのでカーブもスムーズに曲がれますし、タイヤも長持ちします。 おかげさまで燃費はリッターあたり30キロちょっとの成績をキープしています。 おそらく今主流のハイブリッド車でもここまではいかないでしょう。

2023.4.19 手入れを続けると愛着が湧きます。  (旧閏2.29)

  この冬は2週に一度のペースで信州高遠の別荘であるAA山荘に通っていました。 この山荘は元々は資材や道具を置き工房を引っ越すために取得したものですが、その自然の豊かさのすばらしさもあり、植物さんと戯れる場として楽しんでいます。 現時点では工房の移設はまだ夢物語ですが いづれ実現する希望は捨てていません。 コロナ禍の影響もありほったらかし状態だった3年間でしたが この冬から手入れを再開してきまして、再び愛着深いAA山荘に戻りつつあります。 この週末はまた出向いてきますが 現地は花モモの花が満開の季節のはず。 一気に花に覆われるのは圧巻でもあります。 今年から短期間の滞在を再開していきます。 写真は今月9日現在の花モモの花です。 まだつぼみとちらほら咲き始めといったところ。 今週末が楽しみです。

2023.4.18 春らしい日が続きます。  (旧閏2.28)

  今年の春は旧暦では閏月があったせいもあり 長く穏やかなような気がします。 庭の植物さんたちは百花繚乱ですが 長く咲いてくれていますし、若葉もとても元気です。 昼間は初夏のような暑さでもありますが 陽が落ちると結構寒いです。 このコントラストが好きです。 またこのよい季節は作業するにも動き易いですからはかどります。 普段出来ないことも色々やろうという意欲が湧きます。 意欲はいいのですが身体はなかなかその通りについていきませんから 筋肉痛に見舞われることが多くなります。 なんとかの冷や水は確実にあります。 程ほどにしておく先見が必要です。

2023.4.17 冬タイヤを脱ぎました。  (旧閏2.27)

  ここ数日の投稿で旧暦の日付を間違えてました。 noteの方は訂正できませんが本家日記の方は訂正しました。 ところで昨日は天気がよかったので冬タイヤから夏タイヤに交換してました。 冬でも2週に一度のペースで信州高遠に通ってましたので冬タイヤは必須でした。 とくに途中の杖突峠(1247メートル)は雪は少ないものの北向き斜面ということもあり凍ることで有名な難所。 アイスバーンでなんどかすべった経験もあります。 他は特に雪や氷の心配をする道程は無いのですが 半年近くは路面凍結対策を必要とする旅行でした。 さすがに4月の中旬ともなると大丈夫だろう。ということでタイヤ交換しましたが 現地は今でも0℃近くに下がる峠です。 万が一のときは峠超えを断念する決断も必要とします。 迂回路はありますのでAA山荘までたどりつけないということはないでしょう。 余談ですが車の燃費は冬は悪くなります。 私はグリップ力が強く転がり抵抗が大きい冬タイヤのせいだとばかり思ってましたが どうも違いました。 外気温が0℃近い環境下で走ると車のコンピュータが燃料混合気を濃い目に出す仕組みのようで そのために燃費的には不利になることがわかりました。 気温が上がると燃費は通常に戻るようです。 勉強になりました。

2023.4.16 天地律オルガニート 正式に発売開始です。  (旧閏2.26)

  もう今更といったところですが 天地律オルガニートは昨日15日をもって正式に発売開始となりました。 既に全力疾走状態の天地律ですが 単にホームページの更新を忘れていただけです。 これで天地律と宇宙律の二頭体制の製作になりました。 過去に手がけていた他の調律のものもご依頼があれば製作できます。 話はかわりますが 最近思っていますのは この天地律と宇宙律の音のセット(音律・音階)は現在使われているあらゆる音楽の音階・音律の根源ではなかろうか??というところです。 想像の域に過ぎないのですが おそらく元々の音楽の発祥は無数にある音の中から自分自身の身体と同調する音を見出したところから始まったのではなかろうか?という思いがいつもあります。 それが様々なニーズや応用の試みを経て現在のような音階・音律になっていったのではなかろうか?という説です。 手がけていてそれを確信させるほどの身体との完璧な同調を感じさせる感が確かにあります。 ようやく行きつくべきところまで来たという感慨があります。

2023.4.15 すごい値上がり--オルガニート  (旧閏2.25)

  世間さまでオルガニート・オルゴールがどんな風にどの程度のお値段で売られているのか? 私は関心をもったことがないので見ていませんでした。 最近ちょっとみてみましたら... えっ? すご値段で売られているのですね。 びっくりしました。 まぁムーブメントメーカーさんは狂気としか思えないような値つけをしていますから当然といえば当然なのでしょうが 恐ろしいことになっていることに気づきました。 私のところは殆ど値上げらしい値上げをせずにここまで来ていましたら最安値に近い商品となってしまったようです。 オルガニート・オルゴールはそれはそれで固有の価値感があると思っています。 現在のお値段はそれをかなり大幅に逸脱してしまっており、ムーブメントの品質やらソフト(曲)の価値感やら勘案すると“ぼったくり”状態だと思います。こんなことをやっていればいづれ滅びに瀕するのは明白です。 ですので私のところでは当面値上げをするつもりはありません。 ただいつまで持ちこたえられるかは不明です。 早く社会一般もメーカーさんも“正気”に戻って欲しいものです。

2023.4.14 セルフケアとチャクラ  (旧閏2.24)

  昨日の続きですが セルフケアで自分自身に病気があるかどうか?そしてあった場合の治療方法を見出すわけですが その際にも不可欠なのがチャクラ感覚です。 確かなチャクラへの意識フォーカスが出来ないと到底こういったことはできません。 実際に自分の病気などを検知する場合、特定のチャクラに意識を集中することであらゆる情報を引き出すことが出来ます。 どのチャクラに集中するか?それはケースバイケースですし、仮に同じ病気だったとしても個々の人によってチャクラもそこから導きだされる結果も異なってくるのが興味深いところです。 つまり同じ病気を患っていたとしても治療方法は人それぞれ異なるということです。 この辺りが西洋医学と根本的に異なるアーユルヴェーダならではということになりましょうか。 おかげさまでこういったケアにより今のところどこにも患っているところはなく、極めて健康で至福な生活が出来ています。 ありがたいことです。

2023.4.13 セルフケアが大切  (旧閏2.23)

  ずいぶん以前にも書いたかもしれませんが 私はアーユルヴェーダ的な観点から自身のことをときどきチェックしています。 身体に現われた病気はありませんが それ以前のいわゆる“未病”は生じていることがあります。 これだけ毒また毒な環境に晒されているのですから どこかおかしくならない方が不思議なくらいです。 先日も検知してみましたら血管・リンパ系になにかありそうな感じでした。 病状レベルは健康体より1ランク程度へこんでいる程度ですから一般には病気の内には入らない程度ですが 異常は異常です。 さっそくケアしました。 アーユルヴェーダですから憎悪しているドーシャを下げてやるだけですので効果のあるマントラ(言葉)を紙に書いたものを身に着けているだけです。 お金もかかりませんし、手軽すぎて頼りなく感じるかもしれませんが効果は絶大でして、まぁ長くても数日着けていれば完治します。 西洋医学のどんな薬よりも明らかに効果的です。 こうして日ごろから身体に生じた不具合をケアしていけば大病には至らないであろうということです。 盛大に崩壊してしまった医療制度にはかかれば何をされるかわかったものではありません。 自分のことは自分で! これが痛感される昨今です。

2023.4.12 白湯(さゆ)が一番の薬  (旧閏2.22)

  ここ数日外出していたこともあり、外食が多く、帰ってみると身体にたまった毒素が多いことに気づかされます。 尿のにおいなどみれば歴然です。 排毒にはずばり “白湯” さゆです。 沸かしたお湯を飲むだけなのですがこれが最高の排毒の薬になります。 湯はできるだけ徹底的に沸かすことが大切です。 白湯はアーユルヴェーダ的にはサットヴァといって3つのドーシャのバランスが絶妙な性質を持ちます。 憎悪したあらゆるドーシャを沈静化してくれます。 実にすばやくドーシャバランスを整えてくれます。 つまり身体にとっての毒素を排出してくれますので重宝しています。 続けていると毒素を溜めない身体になっていくように感じています。 逆に白湯が心地よく飲めないときは身体に毒素がたまっているときだといっていいでしょう。 カップ1杯分づつ都度よく沸かして飲むようにしています。 水は当然ながら汲んできた白州の水にしています。 良い水が一番大切だと思います。

2023.4.11 AA山荘に屋根掃除  (旧閏2.21)

  この日曜から月曜と信州のAA山荘に出向いていました。 両日ともに快晴。 私がモリヤブルーと名づけている日本一!?の青空にめぐまれました。 初日は例によって草刈。 平坦な土地はほぼ終わりました。 斜面の土地がだいぶ残っているので順次やっていきます。 現地は春のはしりといった様相でゴゴミやスイセン、ふきのとうなどが出ています。 沢沿いにはワサビが自生していまして 早くも花を咲かせていました。(写真) 2日目がメインイベントで山荘建物の屋根掃除。 だいぶサボっていたこともあり付近の森に植林されているカラマツの葉がだいぶたまってしまってました。 大した作業ではないのですが高所作業なので転落の危険もあり、慎重に進めていたら1日費やしてしまいました。 トタンぶきの屋根なのでそろそろ塗替えの時期です。 こうやってコツコツと手をいれていると愛着も湧くというものです。 全身筋肉痛は必至ですが。 ハナモモの花はまだ芽吹いたばかりといったところでして。 2週間後くらいが満開かな?と思います。 この数年は日帰りで出向くことが多くなっていたAA山荘ですが 今後は少しづつ短期滞在できるように準備していきます。

2023.4.8 食難のとき  (旧閏2.18)

  あからさまな食料生産に対する攻撃が続いています。 そして妙にタイミングよくいかがわしい代替食品が出てきています。 既に家畜には例の毒枠珍が打たれているようです。 もう肉類は食べられません。 野菜類も遺伝子組み換えにより枠珍と同じ毒をもつように仕掛けられているようです。 我々の食は追い詰められてきました。 食難のときといえます。 こういった蛮行はいづれ潰えるとは思いますが 一度ばら撒かれてしまった毒はすぐには消えません。 世代を超えた長期にわたり環境を汚染し続けるのは明らかです。 自衛にも限度があるとは思いますが ここは踏ん張って防衛に努めることが大切です。 このところこういったきな臭い話題ばかり書いていますが 命に関わる難局が続いていますのでしかたありません。 現在は我々人間のDNAをターゲットにした戦争の渦中にあるという認識が大切です。 戦争とは国家対国家の争いではありません。 それはどの時代でも権力から庶民への一方的攻撃なのです。 仕掛けている連中は既に断末魔状態です。 なりふりかまわぬ攻撃をしかけてきています。 知らずにいると確実に致命的ダメージをうけます。 日ごろからチャクラの感覚を磨いていれば毒食品を見分けることは容易に出来ます。 難局を乗り切るためにも身体の感受性を高める努力をしましょう。 DNAを壊されてしまったならそれが可能なのかどうかわからなくなるかもしれません。

2023.4.7 今こそ心身を浄化することが大切  (旧閏2.17)

  世の上層部に立つ人々は完全に発狂しており断末魔ともいえる悲しい状態に陥っています。 我々一般庶民も例外ではなく その洗脳ぶりは極値に達し、“まとも”な人など居るのか?と思えるほどの状況になっています。 これは反対側からみれば世の浄化が進んでいる証拠であり、弾きだされた発狂した人々が断末魔に陥っている姿が露になっているわけです。 こんな世だからこそ必要だなと思うのは チャクラをはじめとする心身を徹底浄化してきれいにし、人本来の感覚を取り戻すことだと思います。 人は本来もつ能力として真偽を完全に見分けることができます。 これはチャクラ感覚がしっかりしていることが前提であり、そのためには心身が邪気のない清浄な状態に保たれていないといけません。 みながこうした能力を発揮し始めれば世に嘘やまやかしは存在することが出来なくなります。 そんなものは発した直後に見抜かれてしまうからです。 今はまだ発せられた嘘が見抜かれるまで多少のタイムラグがあるようですが、近いうちにそれは限りなくゼロになっていくことでしょう。 こういう極めて大切な時期に天地律オルゴールとしてチャクラの活性化と掃除を行うことのできる品を作ることが出来たのは時節なのでしょうし、光栄なことだと思っています。 世の大きな変化を感じながら製作に勤しんでいます。

2023.4.5 搾取する側に回らなくてよかった  (旧閏2.15)

  諸物価は値上がり激しく 重税はとどまることを知らぬ。 庶民の暮らしは苦しくなるばかり。 明らかに何者かが我々のあらゆるものを搾取しているせいです。 あらゆる権力者は我れ先にと庶民からの搾取に精を出している様相。 まぁ絶望的とも断末魔ともとれる事態ではあるわけですが つくづく思うのは 私は“搾取する側に回らなくてよかった” ということです。 意図していなくとも搾取側の組織(会社や役所など)に在籍して知らずしらずの内に搾取側に回っている人も多いことでしょう。 どんな重圧下の厳しい環境下に置かれようともだれかの富や命までもを支配しようとするような勢力に加担しなくてよかったと思います。 搾取に加担してきた側に回った人々は勝ち組を自認してきたのでしょうが 残念ながら今後哀れな結末を迎えるでしょう。 狂気支配は永くは続きません。 彼らも滅びる前にはた!っと気づけばいいと思いますが もう遅いかな? そんな実感があります。 時代は地球規模・宇宙規模で巨大な変化の渦中にあります。 しっかりと正しい情勢を把握した上で心の準備がしっかりと出来たのなら 変化渦中の大混乱からは一歩離れ、悠々とわが道をいくことに徹するのがいいと思っています。

2023.4.3 人と会わない  (旧閏2.13)

  昨今のコロナ禍の影響も多少あるのでしょうが 近年は人さまと会う機会が極端になくなっています。 こういうのを引きこもりというのかもしれません。 とはいえ年中あちこち出歩いてはいます。 特に信州のAA山荘に出向く関係で2週に1回は長躯の外出をしています。 必然的に人に会う機会も多少は生じるわけですが 可能な限り少なくするよう心がけています。 移動手段も車に限定しており、 電車・バスなど他人さまと共有空間になる移動手段は年間通しても1回使うか使わないか といった程度です。 理由は簡単でして 人と近くに接すると調子が悪くなるからです。 全員がというわけではないですが かなりの確率でその後の調子がガタ落ちになることが多く、 結果として人に会うことは極力避けざるを得ないという次第です。 問題発言だとは思いますが敢えて言わせて頂くと 「地球最大の汚染源は人間そのもの」 といって過言ではないと思います。 かくいう私は普段からチャクラ感覚などを最大限に活用する仕事をしていますので心身の浄化は欠かせません。 しかしよく考えてみると浄化の過程で出た邪気などの不浄なものはどこかに捨てているのです。 下水なのか?空気中なのか?結局環境中に捨てているのです。 なんらかの存在たちがその邪気を処理してくれているのです。 こんなことでいいのか?色々考えてしまいます。

2023.4.2 太陽と月は一対  (旧閏2.12)

  昨日の記事ではチャクラにおける放出系と吸収系があるという話をしました。 ものごとは常にあい対する一対の構成をしています。 放出があれば吸収。 太陽に月。 陽と陰。 などなど。 特に太陽と月の一対は重要なものでして 経脈作用の宇宙律のオルゴールは現在発売しているものは正確には“太陽の12経脈作用”をするものです。 対して“月の12経脈”というのがありましてこちらに作用するオルゴールも既に試作まで出来ています。 こちらのオルゴールの音は太陽のそれと比べて少しフラット(平坦)な感じのなり方に感じます。 心身を落ち着かせる作用がとても強いです。 音域としては太陽の方と殆どかわりませんが作用は180度違う感じです。 音と身体の同調というテーマでずっとオルゴールを作ってきている私ですが 今後は月に由来する作用を発揮するオルゴールを発売していけるように努力したいところです。 太陽と月は人々に常にあい異なる作用をもたらします。 その両方があってこその人間なのだという風にとらえています。 近いうちに太陽と月を比較視聴いただけるようにしていきたいです。 面白くなってきています。

2023.4.1 吸収系の天地律Tx2  (旧閏2.11)

  チャクラに作用する音で構成したオルガニート・オルゴールである天地律ですが Tx1という型式をつけています。1ということは2があるということになりますが 現在発売している天地律は放出系のチャクラを活性化する作用のある音で構成しています。 対して吸収系というのがあります。 こちらは音が若干異なっています。 既に完成してはいるのですが発売は見合わせています。 理由はその作用からして害がある場合がありえるという危惧があるためです。 吸収とはエネルギーが身体に入ってくる方向を指します。 つまりこの方向の流れが活性化しますと周りに存在するよからぬもの--主に邪気といわれるものですが--これを取り込み易くしてしまうわけです。 ですので吸収系のTx2はプライベートな場 できれば独りでいる場合にのみ使うのが望ましいと考えています。 不用意に不特定の人が居る場で鳴らしたりするとその人々が発するかもしれない邪気を聴く人全てが取り込んでしまう恐れがあるわけです。 ですのでチャクラのことに充分な理解があり、こういったリスクをわかる人でしか扱えないのではないかと思っているわけです。 特定の方向けにのみ提供することになるでしょう。 吸収系のTx2はおそらく一般向けの発売はしない可能性が高いと思っています。 実際に放出系も吸収系もものすごい効果があります。 作り手としてはその絶大な効果に都度感動してはいます。

2023.3.30 自然栽培と天地律・宇宙律  (旧閏2.9)

  わたしの横浜の家と信州のAA山荘の庭では 自然栽培というよりほったらかしの木や草ばかりです。 肥料などやりませんし、耕すことすらしません。 そんな環境で育った果物や野菜は収穫後ずっと置いておくと“枯れ”ます。 しぼんで最後はドライフルーツや枯れ草になってしまいます。 ところが慣行農法で育てた野菜や果物は腐ります。 カビます。 姿や形は似ていても全くの“別物”といえます。 このところずっと思っていることがありまして 音楽といいますか音の世界でもそれは言えるのではなかろうか?ということです。 私のライフワークにもなっている“身体と同調する音” つまり天地律・宇宙律のことですが それ以外の一般的な音楽における音と比べると この自然栽培野菜や果物に該当するのではなかろうか?と思えることがあるのです。 対する商業音楽を中心とする主流の音楽は肥料や農薬を使った慣行農法の野菜や果物に相当するのでは??と思います。 どちらも一長一短があろうかとは思いますが 私は前者の自然栽培的な方をとりたいです。 その方が好きです。 ふとそんな思いが浮かびました。

2023.3.29 道の駅南アルプスむらのパン屋さん  (旧閏2.8)

  この日曜月曜と信州高遠のAA山荘に行ってきました。 初日の日曜は雨で写真のとおり目の前の山は霧がたなびいていました。 考えてみるとずいぶん久々の雨の山荘でした。 雨どいのつまりなど普段気づかないところを掃除したりしていました。 ところで信州高遠の隣村は長谷といいます。今では共に伊那市に編入されてしまいましたが とても気のいいところです。 その道の駅にパン屋さんがありまして そこのクロワッサンは大人気でして地元や県外からも予約して買いにくる人が多いようです。 今回は下諏訪で会合があったのでクロワッサンをお土産に買っていきました。 地元の人には有名なようでみなさんご存知でとても喜んでくれました。 高遠からはゼロ磁場で有名な分杭峠にいく途中にあります。 その後石和や西富士に出向いてという盛りだくさんでよい旅になりました。 今日はお疲れモードでゆっくりしています。

2023.3.24 暖かくなってきました。  (旧閏2.3)

  旧暦では閏月(うるうつき)になったようです。 今年は旧暦新年がとても早く訪れました。 たしか新暦の大寒より早かった新春でした。 実際にその通りの暖かい季節が続きました。 なりものも早く熟してきまして よい味になりました。 暦の上では閏として2度目の如月ということで調整が入ったわけですが 春が長いというのはいいですね。 暖かくなってきたのはよいのですが 食べ物が痛みやすくなる季節でもあります。 ついつい真冬のつもりで玄米ごはんを置いておいたらダメになっていました。 注意が必要です。 木々も勢いよく芽ぶいてきました。 自然に活動も活発になってくるというもの。 このところ出かける用事が多くてかなりあわただしくもなりました。 この週末も信州に出かけてきます。 今日は近況報告的な内容でした。

2023.3.22 身体に訊け  (旧閏2.1)

  このところ波動を検知して調査する作業を多くやっておりまして 身体がそんなモードになり切っています。 検知は身体の感受性で行うものですから 心身をきれいにしておかないと感度が鈍くなり、効果的な作業が出来ません。 この現実世界はこうした身体の感受性を毀損する要素だらけですから かなり意図的に浄化作業をしていないと検知どころではなくなってしまいます。 逆に言いますと検知がきちっとできているということは 身体の浄化はそこそこ出来ているともいえます。 検知作業はちょっとやらないでいると簡単に感覚が鈍くなってしまいますので やはりある程度はやっていないとダメなものともいえます。 身体の感受性を磨いておき、なんでも身体に訊く。 これが正確で最善の答えを得る唯一の方法だと思っています。 身体は何でも知っているというのが実感です。 無視したり逆なでしたりしてはダメだと思います。

2023.3.20 本当のソーシャルディスタンス  (旧2.29)

  ここ数日出かけてしました。 さて先日の日記でソーシャルディスタンスが大切!というお話をしました。 この用語は政府によれば“適切な距離をおいて感染症を防止する。”というような意味に使っていますが わたしにとってはもっと壮大な概念です。 “この全てが狂っているようにしか見えない社会要素の全てから可能な限り距離を置く” という意味に捉えています。 もはや明らかなのは我々の身の周りは人も物事もその全てが嘘や実質嘘で満ち満ちています。 この世は嘘と陰謀しかなかった。 というのが真実でしょう。 いやいやこの世だけではなくいわゆる“あの世”までおかしくなっていました。 とはいってもそれら狂気に真っ向から対峙したところで多勢に無勢ですから無力です。 我々に出来る唯一の抵抗は“離れること”です。 可能か限り正しく認識した上で離れることしかありません。 無関係でいるように心がけることです。 もちろん完全にこなすことは不可能です。 でも可能な限りのことを尽くす努力は出来ます。 そうこうしている内に ついに世の中は目に見える形で壮大なる崩壊が始まっています。 最低でも巻き込まれないように“距離をおき”ましょう。 その上にこそ“普通の”日常生活はあるのです。

2023.3.17 スーパー銭湯  (旧2.26)

  今は昔のように町にお風呂屋さんがあるという世ではありません。 ここ横浜にもお風呂屋さんは過去の遺物といった感じです。 代わりに巨大なスーパー銭湯がいくつかあります。 昨日はそこに行っていました。 塩サウナに入って余計な電気を抜いてきました。 それはよかったのですが 昼の空いていると思われる時間帯に行ったのですが予想に反して湯船はイモ洗い状態の混み方でした。 内心「これやマズいかも...」と思いながらでしたが... 案の定、家に帰ってから頭が痛くなってきました。 なにかうつされたのかなぁ といったところです。 ここ数年は人とひとところに一緒に居るという機会を極端に減らしてきていましたが 銭湯で文字通り無防備ですからひとたまりもない感じ。 見事に体調を崩しました。 幸いにも思ったほどではなかったので翌日である今日はだいぶ回復しましたがエラい目にあったといった感じです。 これからも他人さまと一緒の場を共有することは避けねばならないと 改めて思った次第です。 ソーシャル・ディスタンスは大切です。

2023.3.14 心底平静  (旧2.23)

  我が家はTVなし・新聞なしですからツイッターなどでチョコチョコと情報をとる程度しか世間のいわゆるニュースとの接点はありません。 おかげさまで余計な洗脳につながるような情報は遠避け、ピンときた情報だけ取るように出来ています。 少なくとも受身で勝手に流れ込んでくる情報は意図的に遮断し、自ら取りにいく情報だけにしています。 完全ではないにせよ今のところ情報の量・質ともに必要にして充分なものになっているように感じます。  そんな環境下で感じていますのは 「いよいよ巨大な変化が(目に見えるかたちで)やってきた!」感覚が強くなってきたことです。 物事にはサイクルがありますが 数年から数千万年 いやいや兆年単位のものまで、あらゆるサイクルの節目が一度に来ている気がしています。 ややもすると自暴自棄にすらなってしまいがちな情勢ではありますが 不思議なことに今のところ平静を保てています。 どんな状況に遭遇してもその本質を的確に理解した上で心底平静を保てるかどうか?? 今こそこのことが問われているように思います。

2023.3.13 臨時休業  (旧2.22)

  今日は雨模様の上に隣家で塗装工事が始まってしまったためコンプレッサーの騒音が半端でなくけたたましいようです。 音を扱う仕事をする身としては為す術もない状態でして臨時休業にしました。 本当は長躯散歩にでも出かけて騒音を避けたいところですが雨模様ではそれもままならずです。 騒音は全ての思考をかき消してしまう威力があるようで 文字通り為す術なしの今日です。 まぁこんな日もあります。 永遠に続くわけではないので観念しました。 今日は短信でした。

2023.3.11 天地律の試用期間を2週間に  (旧2.20)

  ありがたいことに このところ天地律仕様のオルガニート・オルゴールの製作・出荷が多いです。 現時点では宇宙律をお使いの方のリピートの方が多いです。 確かに一見さんにとっていきなり 「天地律だぁ〜」 なんていっても 「何それ?」 と戸惑いが生じるだけです。 ご存知ない方、未経験の方にとってはわけのわからない話ですから。 そこで天地律オルガニート・オルゴールの試用期間を現行の1週間から2週間に延長することを考えました。 まずは使ってみていただいて、その良さ悪さを実際に体感していただくことが大切だと思うからです。 仮に返品になる場合は送料程度はご負担頂くことになりますが 実物の天地律の音をそれこそ“身体”で感じとっていただけるようにします。 録音では中々伝わらないのが“身体と同調する音”の特徴ですし、販売・ご購入される場面では難しい点でもあります。 極めて特殊な用途向けのオルゴールですから 一般的な普及は元より考えてはいませんで、基本的にはわかる人、必要な人にだけ伝わればいいオルゴールであると思っています。

2023.3.9 ナツミカン最終収穫  (旧2.18)

  このシーズンもナツミカンが豊作でした。 実生の木なので原種に近く、すっぱいですが 老木になってきたせいか近年は味もよくなってきており、他人さまに差し上げても比較的好評を博するようになってきていました。 無農薬無肥料なので皮をピールやママレードなどに加工する方も多いです。 今日そのナツミカンも最後の収穫を終えました。 今年は旧暦元旦が対新暦比較で早かったせいか 実が熟するのが早く、2月で大方収穫し終えたほどです。 多方面で食されて果報者です。 もう新暦5月の頃には次の花が咲きます。 ほぼ一年中実をつけているというご苦労な木でもあります。 大木となっており、常に我が家の守り神でもあります。

2023.3.7 信州高遠でオルゴールのワークショップ  (旧2.16)

  この3月5日(日)に信州高遠町のまちの縁側“夢見草”さんでオルガニート・オルゴールを使ったワークショップをやらせて頂きました。 小さなお子様中心で年配の方もご参加の幅広い年齢層の方対象の会でした。 穴あけ体験やオルゴールで歌おう それに恒例の曲あてクイズ、今回は4重奏にも挑戦!と地元の方のお手伝いもあって盛りだくさんの内容で大成功でした。 みなさん大変意識の高い方ばかりで高度?な内容もスイスイこなしてくださいまして 会も盛り上がりました。 今回は432のオルゴールを中心に天地律、宇宙律のオルゴールもまじえて色々なバリエーションをそろえてもっていきました。 音の身体の同調といったことは今回の会の趣旨ではありませんので説明は敢えてせず、だまって楽しんでいただきました。 それでも音による癒しといいましょうか 身体が“緩んで”くる感覚は説明せずともみなさん分かって頂けたようで何よりでした。 小さなお子様は聴いたり手回ししている最中に寝てしまうほどでした。 よい会を催せて地元の有志のみなさまに感謝です。 写真は全然関係なく、会に先立ってわがAA山荘における福寿草の当日の様子です。 枯れ草の中にあって、なんだか神々しく輝いてますね。

2023.3.3 劣化仮面ライダー!??  (旧2.12)

  これまでずっと思っていたことがあったのですが なぜそう思うか?が判らなかったことがありました。 マスクのご時世になり、人とすれ違う際に感じる違和感のことです。 何かわかりませんが“気持ち悪い”という生理的な嫌悪感が強くわいていました。 その理由が今日になって忽然!!とわかりました。 そう レプティリアン似なのです。 めざし帽にサングラス、どでかいマスクに横縞のダウンジャケット... どうみても劣化仮面ライダーです。 爬虫類やカマキリを連想させるのです。 妙に納得しています。 他人のことは言えないのでわが身も気をつけたいと思います。 なおわたしは特定のお店などに入る際を除いて原則マスクは着用しません。 ただこの時期は黄砂や花粉の影響が大ですからするときもたまにあります。

2023.3.1 門の修理  (旧2.10)

  昨日は制作の作業におわれていましててんやわんやだったのですが ふっ?と気づいて我が家の門の修理もしました。 思い立ったなら吉日!です。 どうも地形が微妙に変形してしまったのでしょうか? 観音開きの門がうまく噛み合わなくなっていました。 真鍮の板を一枚ネジ止めして修理完了でしたので大した作業ではなかったですが 久々の金属工作でした。 普段やっていればスムーズなのでしょうが たまにやる作業だと段取りが大変です。 道具を探したり、簡単なジグを作ったり。 加工時間自体は一瞬ですが段取り作業で1時間くらいとられていました。 加工の作業はその殆どが段取りであるというのは実感です。 まぁ結果的に門は治りましたのでよかったです。 いろいろ修繕を要する箇所は山積ですので コツコツとやっていきます。

2023.2.28 天地律の調律作業  (旧2.9)

  このところ天地律オルガニート・オルゴールの注文が増えてきています。 昨年発売ですので昨年中は泣かず飛ばずの状態でしたが 少しづつ認知されてきたのかなぁ?と思えたりします。 まぁ流行・廃りの商品ではありませんのでじっくりと取り組んでいきます。 この天地律は通常のオルガニートの音域よりも長2度程度低いので、調律作業においてはかなり大幅な“下げ調”になります。 大丈夫か?と思えてしまうほどくし歯を削り込みますので かなり難易度の高い調律作業ではあります。 しかもチャクラに作用する音にするには周波数が厳密に決まっていますのでオルゴールの調律としてはかなり精密な作業を要します。 実際のくし歯においてはターゲットの周波数の周りに無数の周波数 つまりノイズが混入していますし、 理論的な周波数とドンピシャということはありえませんので現実的には必ず誤差は出ます。 ですので最後は自分のチャクラに“どのように作用するか”という体感で合わせます。 やってみると意外に誤差は許容する面もあります。 おそらく混入するノイズ成分が歯の一本々々で異なりますのでその差が許容誤差の差になってくるのでしょう。 まさに職人芸というのでしょうか? 勘と経験の世界という感じです。 数をこなしていかないと会得できませんし、しばらくやっていないと忘れてしまう分野です。 継続製作させていただけることがなによりありがたいことです。 

2023.2.26 消費税廃止でも  (旧2.7)

  消費税が“預かり税ではない”つまり間接税ではないことが国会で明らかになったようです。 明らかに“第二所得税”だということです。 既に所得税はあるのですから明確に憲法違反の二重課税です。 もうバレた以上は早晩廃止でしょう。 もう一度アナウンスしておきたいですが、 私はこれまで20年以上に亘って消費税が税率アップを続けても総額単価を値上げしてきませんでした。 つまり税率アップの度に本体価格を値下げしてきました。 一度決めた単価とはその商品の本質的価値を表すものですから消費税ごときの外圧で変更はしないという意地にも似たポリシー(?)でした。 ですので消費税が廃止されても総額単価を変えません。 現行の総額単価のままでいきます。  もっとも現行のオルガニート製作においては消費税よりもムーブメントの法外な値上げラッシュの方が厳しいですし、実際そのせいで近年1度だけ値上げをしています。 まぁ今後もがんばって総額単価を意地でも維持しつつ作っていきたいと思っております。 ご愛顧くださっているみなさま ありがとうございます。

2023.2.25 Windows11へのアップグレード  (旧2.6)

  音のキャンバス・ソフトウェアが動くOSとしてはWindowsのみですが 最新のOSはWindows11です。 Windows10のサポート期限がせまっている現在では11にアップグレードなさる方が多いと思われます。 アップグレードの際に見舞われがちなトラブルについてQAコーナーの末尾に記載しましたのでご利用ください。 鍵は“互換性設定”と“プリンタードライバー”です。 前者は10の時にも問題になりましたが音のキャンバスのような古いソフトを動かすにはWindows10や11ではエミュレータという仕組みを使っていまして、古いWindows(例えばXPや7など)と同等の動作環境を実現しています。 ですので音のキャンバスなどをインストールした後にそのプログラムのアイコンのプロパティーから“どの時代のOS環境下で動かすか?”ということで互換性設定をする必要があります。 この仕組みのおかげで古いソフトもトラブル少なく動作させることができるわけです。 もうひとつは印刷環境でして 10、11では特にプリンターメーカーのドライバー類をインストールしなくてもつないだプリンタが使えてしまいます。 しかしこれが落とし穴になることが多いようです。 演奏カードを印刷したときに微妙に寸法が狂っていたり、場合によっては一部が印刷出来ないなどのトラブルが生じることがあるようです。 ですのでアップグレードしたなら迷わずプリンターメーカーが提供するドライバー類をインストールしましょう。 そうすればトラブルの大部分は解消すると思われます。 

2023.2.24 低調な買い物  (旧2.5)

  以前に水道水がもうダメだという話をしました。 水は汲んできたものを使うという生活が定着しています。 それに加えて最近は日々の食料品などの買い物が極めて低調です。 あまり買わなくなりました。 最近はなんだか知りませんが虫の粉が添加され始めたとか。 家畜にまで例の枠珍を投与しているとか。 これまでも加工食品の添加物を避ける努力はしてきましたが コオロギや枠珍となるとこれはどうにもならない気がします。 食を破壊して楽しいのでしょうか?  もう加工食品は買わない!という方向でいくしかないかな?と思い、より一層気をつけるようになりそうです。 よく考えてみると袋から出してすぐ食べられる食品など そのものがどこかいかれてます。 小食化も含めて食生活全体を見直して基本に立ち返るのが最善だと痛感します。

2023.2.23 動き始めてきました。  (旧2.4)

  私自身も冬眠中だったのですが 厳寒期はオルゴール製作の方も閑散期です。 それが旧暦如月に入り、にわかに活況を呈してきます。 人々がクリエイティブになってくる時期なのかもしれません。 季節性がないように見えるオルゴール製作・販売ですが 意外に季節変動は大きいです。 それともうひとつ重要な要素は “作ると売れる” という原則です。 こちらが製作せずに静かにしているときは販売も低調ですが 意を決してといいましょうか? 明るい気持ちで製作を進め始めると何故かわかりませんが ご注文も増えてくるという法則??があるようです。 以心伝心といいましょうか。 ご縁を感じます。

2023.2.21 春のたより  (旧2.2)

  日〜月と信州のAA山荘に行っていました。 相変わらず草刈にあけくれてますが まだ2月なのに福寿草が花をつけていました。 写真はボケボケですみませんが 先に花が咲くのがいいです。 殆ど緑がない大地に彩りがあります。 作業の方は鋤(すき)でススキの根を丹念に掘り返して取り除いています。 おかげさまで今日は肩から腰が痛いいたい。 数日はなんとかの冷や水状態になりそうです。

2023.2.17 まだいけるか?止めどきか?  (旧1.27)

  オルガニート・オルゴールの世界で広く??使って頂いている音のキャンバス・ソフトウェア。 WindowsOSで動作するオルガニート・オルゴールの演奏用紙カードを作るためのソフトです。 かれこれ2003年に現在のバージョンになってからなんと20年間もアップデートなしでやってきました。 その間WindowsをはじめとするIT環境は激変し、当時の面影などどこにも見当たらない??というほどの変貌ぶりです。 そんな中で色々問題は内包するものの一度もバージョンアップなしでここまで使い続けられてきたのはガラパゴスを通り越して化石・遺跡状態かもしれません。 私のポリシー?は “いつでも以前と同じように使い続けられるのが良い道具である。” ということであちこち“改良”しながら元がどうだったか判らなくなるほど変化してしまうソフトウェアの対極をいくことを是としていました。 その実現を助けてくれたのがMicroSoft社のWindowsOSです。 他のOSが古い仕組みをどんどん捨てて最新の環境を最大限に享受することを良しとしているのに対し、WindowsOSはかたくなに古い仕組みをも切り捨てることなく維持し続けるように努力してくれてきました。 最新の環境と古い環境のギャップは凄まじいのでその維持は並大抵ことではないでしょう。 このMS社の努力の恩恵あっての音のキャンバスといえます。 MS社には感謝しています。

 ただ、私もだいぶ歳になってきてこの音のキャンバス・ソフトウェアを今後どうするのか?という課題に直面しています。 長くなって恐縮ですがよい機会ですので触れておきたいと思います。 

 @ このままいつの日かMS社からも見放されるまでそのまま生きながらえるのか? 
 A 思い切って最新の環境や流行に乗った形でバージョンアップに向かうのか?
 B もう限界だから!と一切の提供をやめてしまうか?

 そろそろ決断せねばならない時期が来ているように感じています。 Aを選択した場合はおそらく私では対応しきれないでしょうから どなたかに後を引き継ぐ形を取らざるを得ないでしょう。 そんな人が居るのかどうか?も含めて難しいところです。 ニッチでマイナーなソフトですからかけた手間・コストに見合うリターンはまず期待できませんから。※  まぁおそらく@を続けながらどこかの段階でBとしてターミネート。 という線かなと思ってはいます。 どなたかソースコードを引き継いで下さる方がいらっしゃればその方に委ねたいとも思っています。 マイナーでニッチなソフトとはいえ使ってくださって重宝しているオルガニートユーザーの方はいらっしゃるのですから後を濁すようなことにはならないようにしたいところです。 いづれにせよ現在最新のOSであるWindows11の動向が鍵になるかなと思っています。

 話はぶっ飛びますが、現在世が激変しています。 MS社も含めたIT会社も近々に大きくあり方が変わると思われます。 私が期待している望ましい方向は “古い環境下で作られた古いソフトでも自由に、いつまでも使い続けることが出来るようにOS環境が(半ば自動的に)整備される” ことです。 できればOSの違いを完全に吸収して どんなOS配下でもどんな時代のどんなOS向けに作られたソフトでも問題なく動かすことが出来るようになることがいいです。 生じるであろう問題はAIが自動的に検知・修復してくれるともっといいです。 まぁ そうなれば音のキャンバス・ソフトウェア程度のソフトはAIに 「これこれこんなことできるソフト作って!」と要望すれば瞬時に作られて提供される。 なんていうこともあるでしょう。 そうなれば私と音のキャンバス・ソフトウェアは完全に消え去ることが出来ます。

 

※ Python(パイソン)という言語を使って音のキャンバス・ソフトウェアをソースコードから作り直すことはずっと構想にあります。 永く継続できるプログラミング言語環境はそう多くはありません。 勉強はしていますが老齢な域にある私にモノにできるのかどうか?といったところです。

2023.2.15 天地律の不思議  (旧1.25)

  昨年12月13日の日記で木の家で天地律のオルガニートを演奏したことを報告しました。 天地律とは私が名づけた調律パターンでチャクラを活性化する作用のある音で構成された音律で、これをオルガニート・オルゴールに適用したものです。 あの13日以来色々考察したり実験したりしていましたがこの天地律のオルゴールは鳴らす場所や人によって感じ方や聴こえ方が全く変わります。 この傾向はオルゴールという音源全般にあるにはあるのですが、天地律は特別に大きい気がしています。 特に演奏する(手回しする)人によってなり方が全く異なるように感じるのは驚きです。 また聴く側によって感じ方がこれまた驚くほど異なります。 この要因を考えますに やはりチャクラがどの程度開いているのか?という程度によるのだろうと確信的に思えています。 身体と同調するというのはチャクラと共鳴するということ。 言い換えれば身体がどの程度感受性が開いているかということです。 逆にこの天地律のオルゴールを聴くことで感受性を高めていくことが出来るように感じています。 天地律オルガニートの応用はまだまだこれから!です。 適用対象は人に限りません。 おそらく植物や動物のためにもよい効果が出るでしょう。 研究は続きます。

2023.2.15 食べすぎ注意報  (旧1.25)

  私にとっての寒い季節は冬眠の季節です。 さすがに旧暦新春・立春もすぎて起きて活動している時間も長くなってきましたが 昨晩はまた寒の戻りで寒かったので今朝は10時くらいまで寝てました。 それはそうと秋〜寒い季節の我が家は何度もお話している通り、果物が豊富でたくさん食べています。 冬眠中の身としてはとてもありがたいのですが ついつい甘い果実を食べ過ぎてしまい、太ります。 暖かい3シーズンはだいたい51キロ位で殆ど変らない体重がこの季節は52〜53キロ位になります。 身長170ですからそれでも一般論でいえば痩せ過ぎは変わりませんが 太った分は筋肉にいかないでてき面にお腹にたまるので要注意です。 地産地消・自給自足的な生活ですが 季節によってかなり極端な偏食になるのは避けられません。

2023.2.14 青色申告  (旧1.24)

  この1月から3月の季節は一年で一番憂鬱な季節です。 ずばり青色申告の決算期です。 売り上げも少なく、単純な仕事しかしていませんので会計処理そのものは大した手間がかかるわけではないですが 面倒なことこの上ない作業は正直いってイヤです。 今年の10月からはインボイスとかいう変な制度が始まるようで 私は無視しますが妙な気持ちになります。 そんなに制度をあちこちいじる必要があるのでしょうか?? しがない零細自営業者にあれこれ面倒なことを言わないで欲しいです。 ただでも社会負担で身が押しつぶされ、押し流されそうな世です。 まぁ世がどんなに変になってもわが身と会計は正直・正確を期したいといつも心がけています。 もうじきこの憂鬱な作業も終わります。

2023.2.12 ピール  (旧1.22)

  今年のナツミカンはなかなか味がよく、皮もきれいなのでピール作りに挑戦してみました。 一昨日あたりが寒くて一日中ストーブを点けていましたので それを利用して煮ていました。 皮の量で800グラム分程加工しました。 写真は乾かしている段階でです。 このあと粉砂糖をまぶすようですが面倒なのでこのままカラカラの乾物にして保存食にしようと思っています。 そうすれば我が家の果物自給率はさらに向上するでしょう。 まだまだいっぱいなっているので第二弾、第三弾を作るかもしれません。 例年は皮をそのまま乾燥させて芳香剤として使っていましたが 今年はひと手間かけています。

2023.2.8 今年のナツミカン  (旧1.18)

  この秋冬のシーズンは果実がよく実ってくれて しかも美味しいです。 実生で原種に近くなったナツミカンの大木があるのですが 今年は早い時期から美味しく熟してきています。 美味しいといってもすっぱいですが それでも例年よりはずっと味もよくなっています。 がぜん我が家の果実の自給率は上がります。 今年は皮も色よくきれいですのでピールでも作ってみようかと思っています。 一方でキンカンは既に終わりに近い様相です。 例年なら日当たりが悪い関係で3月頃までは熟さないでくすぶっているのですが 今年は早くから味よく出来ていました。 やはり秋の天候が順調だったことが効いています。 その前のシーズンが壊滅的でしたので好対照です。 ありがたいことです。 今年は果実をたくさん頂いているせいか冬なのに少し太りました。 地産地消そのものといった我が家です。 そういえば5年ほど前にカラスがどこからともなく持ってきた種を植えておいたビワですが 育ちが遅くて5年経過してまだ葉っぱが5枚。 大器は晩成なのかもしれません。 今は草々にも負けそうな小さな木ですが将来は我が家のご神木になってくれるでしょう。 そう、我が家は草木が主役です。 人はその世話役です。 それがお互いの健康の秘訣のようです。

2023.2.7 “気”の奪い合い  (旧1.17)

  人間関係は“気”を奪ったり、奪われたりというせめぎあいです。 本来は違うはずのですが相手のことを“あるがまま”にただみることが出来ないために 結果として奪い奪われるというひどい関係になります。 言い方を代えれば依存関係にあるといえるでしょう。 表層の意識では平静で心落ち着いた風に出来ていても ご本人も気づかない深い意識下ではものすごい争いが生じています。 こういう関係はものすごく疲れますので努めて避けています。 そうして避けることを続けていますと必然的に人間関係は殆ど皆無に近くなります。 つまりほとんど誰ともつきあうことが無くなるということです。 これを孤独といえばそうなのかもしれませんが 私はそうは思いません。 深層意識まで貫通して“あるがまま”に人やものごとを観るようにしているとすごく満ち足りた起伏のない状態が常に維持できます。 こういうのを“至福”というのだと実感します。 愛 あるいは 愛ある人 とはこうした“あるがまま”に全てを観続けることをいうのであって 決して惚れた腫れたや好き嫌いといった感情・心情の起伏をいうのではありません。 愛は深層意識の性質なのあり表層意識でどうこう出来るような軽いものではないようです。 愛ある人に出合ったり見聞きすることは殆どありませんが こういう方も極々稀にはいらっしゃいます。 ただその割合は本当に少ないなぁというのが実感です。

2023.2.6 石和の璃洛さん  (旧1.16)

  昨日から今日まで信州のAA山荘、そして帰りに恒例となっている石和温泉で一泊しての帰りという旅程をこなしてきました。 AA山荘ではようやくススキや雑木を刈り終えて一息といったところです。 次回からは根堀りをやっていくつもりです。 まだ地面は凍っていてとても掘れないですから 春の声が高まった頃からということになりましょうか。 コツコツと植物さんと戯れるのは好きです。 山荘は“モリヤブルー”と私が名づけている紺碧の空。 日本一の空だと思っています。 いつも至福のときを過ごしていますが ついつい写真を撮るのを忘れてしまいます。 帰りの石和では和を上品にこなしているお宿 璃洛(りらく)さんで一泊してきました。 この界隈はとても雰囲気のよい一等地のようで ちょうど満月のときとも重なり、最高のときをすごすことができました。 おそらく旅なれた人に好まれるお宿だと思います。 写真は現地の川沿いがライトアップされていたのでその風景です。 ちょっとカメラが露気味だったようで いい感じのボケ具合の写真になりました。 もう一枚は甲府盆地からみた夕暮れ 前景はJR中央線石和温泉駅付近です。 甲州の夕暮れはこらまた日本一だと思います。

2023.2.4 明日からAA山荘  (旧1.14)

  明日からまた信州のAA山荘に出向いてきます。 例によって草刈り作業ですが もう恒例行事になってきました。 だいぶ作業は進んでいますが ススキの根を掘るのは春からになります。 今は土が凍っていて掘れないです。 帰りは例によって石和温泉あたりで一泊してゆっくりしてきます。 最近では体力的問題もあり、信州まで日帰りドライブはしないようにしています。 信州ではかんきつ類はとれませんから地元の方に我が家で採れたナツミカンを差し上げようと思っています。 今年はナツミカンもよく熟れて例年になく早い内から美味しくなってきています。 相変わらず酸っぱいですが。 私はこのところ毎日1個頂いています。

2023.2.3 包装袋やパッケージは再利用  (旧1.13)

  このところ質素倹約ケチケチシリーズの内容ばかりになっていますが ついでにもうひとつ。 食品などを買うと必ずついてくるのが包装・パッケージです。 これをそのまま捨ててしまっていないでしょうか? それは勿体無いと思うので 私は再利用を心がけています。 いつも決まった食品しか買わないので包装・パッケージ類も同じものがたくさん集まります。 こうなると意外に利用価値が出てきます。 ペットボトルは庭の種まきの際にハトにやられないためのプロテクターに使ってますし、 袋類は基本的にゴミ袋にしています。 黒いプラパッケージはやはり種蒔きのときのマルチの代わりに使ったりしています。 元々が捨てても惜しくない素材ですから大胆に使うことが出来ます。 豆腐のパッケージはそれこそ超多用途であらゆる生活の場面で使っています。 やってみるとなかなか使い勝手も上々で気に入っています。 とはいってもあまりに大量にたまってしまった場合は捨てることもあります。

2023.2.2 ウォシュレットは使わない  (旧1.12)

  今では日常的に当たり前になってしまった感のあるウォシュレット。 私は使いません。 ずいぶん昔に一時的に使っていたこともありましたが身体が調子悪くなるので止めました。 自壊してしまった水道水を勢いよく吹き付けるなんて... なんと乱暴なやり方でしょう。 純な水ならいざ知らず現在の水道水なんて何が入っているかわからないです。 顔洗うのもお尻洗うのも もはや水道水など使えません。 風呂ですら懸念されます。 残念なことですがこれが現実です。 そもそもなぜお尻洗わなくてはならないのでしょう? あの後に汚れるからですよね。 そこからしておかしいのですよ。 ちゃんとしたものをちゃんと食べて きちっと消化されていればあの後にお尻は汚れません。 紙で拭いてもなにもつきません。 野生動物はお尻なんて拭きません。 でもきれいです。 要するに変なものを変なリズムで食べるからお尻が汚れるのです。 我々は生活周りの全てが知らずしらずの内に狂っていることを自覚せねばなりません。 食べることが大切なら出すことも同じくらい大切なことです。

2023.2.1 水道水はトイレ専用水  (旧1.11)

  我が家では水道水はトイレを流す水と洗濯用水としてしか使っていません。 昨年から水質基準が天文学的にダメになった水道水などもはや飲み水として認識していません。 可能なかぎり早期に水道契約を打ち切りたいと思っていますが 今のところ代替の手段が見出せないのでそのままになっています。 現在のところ飲み水・炊事の水は全て汲んできた水を使っています。 これもいつまで安全であるのかわからないというのが現実だとは思いますが 今のところこの程度の方策で水関連のの安全を図っています。 風前の灯火といった様相なのが悲しいですが 人間が環境を決定的にまで汚してしまった報いですから仕方ないところです。 ある程度将来になり、徳目や環境意識の欠落した人たちがこの世からいなくなったなら 壊滅的にまで悪化してしまった環境を浄化する作業を本格化させねばなりません。 私もそういったことは進んでやっていきたいと思っています。

2023.1.31 毎日アウトプットする  (旧1.10)

  この日記も含めて PC上で毎日日々思ったことや出来事を正直・正確に書き出しすようにしています。 後から読み返すことなどまずありませんが 日々ありのままをありのままの心でアウトプットすることが大切だと実感しています。 アウトプットされたもの(この場合は文章)は内面の状態をよく表していますので 自身の内面を見つめる訓練にもなっていると思います。 内面といっても顕在意識下のものばかりでなく 潜在意識下、無意識下のものもあります。 3層の意識それぞれがバラバラ・勝手きままに動いているのが人です。 つまり内側の自分は表層の自分とは全く異なる行動をしていることが殆どです。 意外にも表層意識では気づかないだけで 実は悪事を為していることも多々あるといいます。 しかし努力によってそれらを貫いた一本にして浄化していくことは出来ます。 全てを貫いて正直に生きるということはそういうことだろうと思っています。 アウトプットすることはそういった助けになっていると思っています。

2023.1.30 美味しく頂いている  (旧1.9)

  我が家の食生活は極シンプル。 これは以前からずっと変わりません。 玄米と味噌、野菜、それに美味しい水。これさえあれば他に望むものは何もありません。 幸いなことに我が家では秋〜冬の季節に自前の果物がありますから彩りも満点です。 世界で一番豊かで充実した食生活をおくれているのかもしれません。 毎日美味しく頂いています。 とはいってもタマに外出したときにはちょぴっとビールも飲みますし、惣菜ものも食することはあります。 ホテルでの食事もすることもあります。 要は会食・快便がきちっと通っていればそれで充分です。 至福の人生とはつまるところこういったことに尽きるのでしょう。 

【報告】 並行して投稿しているNoteブログへの連続投稿が100週に達しました。 2年弱といったところでしょうか。 以前に言っていたことと、その後言っていることが矛盾していることもあるかもしれませんが そのときどきで最大限に正直に書きつらねてこれました。 これからも書き続けていこうと思っています。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2023.1.29 春の天候パターン  (旧1.8)

  やはり旧暦は季節をよくあらわしているようで 今月22日の旧暦元旦以降 天候は真冬のドカっとした晴れを脱して 春のパターンになっているようです。 まだ気温が低いので実感は乏しいですが 変わりやすい春の天気になっている感があります。 今年は庭の果物の熟れるのが早いです。 キンカンは早くも熟れすぎになってきていますし、 ナツミカンはまだ(新暦)1月にしてはかなり熟してきていています。 季節の巡りは旧暦がやはりしっくりきているようです。 庭の植物さんたちも芽吹きのタイミングを計っているようで 勢いを感じ始めています。 春は確実にそこまでやってきています。 とはいってもまだ1月。 一進一退の日はまだまだ続きそうです。 そうそう来週はまたまたAA山荘に行ってきます。 帰りには恒例の石和温泉泊まりとし 今回はシャレて素敵なゲストハウスに泊まることにしました。 いわゆる普通の温泉ホテルとは一味違った雰囲気を味わってこようと思っています。

2023.1.28 我が家の自給自足率  (旧1.7)

  我が家の庭には果物の木が何本かあります。 なので果実に関しての自給自足率は40〜50%くらいになっていると思われます。 秋の柿 初冬のきんかん 厳冬期〜春のナツミカン それにAA山荘では花桃のタネやヤマクリ、キイチゴ、カリンなどなど ありがたいことです。 野菜類は今のところ夏のエゴマだけですから10%未満にとどまっているという状態でしょう。 今年の春からは横浜の家の庭で野菜作りを少し加速させようと思っています。 懸案だったタネをハトに食べられてしまう食害を防ぐ方法も見出しました。 なんとか野菜の自給率を30%程度まで高めたいと思っています。 いづれは100%を目指すことになるでしょうが無理せずゆっくりやりたいところです。

2023.1.27 給湯器が凍った  (旧1.6)

  ここ数日の大寒波の影響で屋外設置の給湯器の配管が凍ったようで水漏れがありました。 ミニマム生活に移行した関係で もう4年くらいガスを契約していないので給湯器自体は使っていないのですが 管から水を抜く仕組みがないこの地域では最低気温がマイナスになると簡単に凍って破裂してしまいます。 もう手馴れたものでどこを直せばいいかわかっているので恒例の修繕になります。 そろそろ給湯器自体を撤去しないといけないかなと思ってはいますが面倒なのでついついそのままにしています。 水を3立方くらい無駄にしてしまいました。 凍るたびに「次に氷点下の予報が出たときは毛布で給湯器を覆っておこう。」と決意するのですが ついつい忘れてしまいます。 ちなみに信州のAA山荘では水を管から抜く機構がついているので冬は管に水が通っていない状態にすることで凍結防止しています。 気候の推移によっては横浜あたりでも水抜き機構の設置が必要になるかもしれません。

2023.1.25 ミニマリスト?  (旧1.4)

  先日の日記で電気代がいまどき千円ちょっとという話をしました。 一事が万事でして 私は人が生きていくのに最低限の資源で充分という考えが染み付いていまして 外から入れる資源を最低限度にするという 要するにケチケチ生活が当たり前になっています。 こういうのをミニマリストというのかどうかはわかりません。 今後そう遠くないうちにフリーエネルギーやら高度テクノロジーの恩恵に浴することが出来る時代が来るでしょう。 大切なのはいくらでも資源が使える環境になったときに 自然理に自制できるかどうか?? という点だと思っています。 いくらでも電気をタダ同然で使いたい放題な生活が実現したらどうするでしょう? それこそ湯水のようにガンガン使いまくってしまうのではないでしょうか? そこには自制など微塵もなくなるでしょう。 使い切れないほどのベーシックインカムが支給されたならどうしますでしょう?? それが地球全体でどういう影響につながるかという想像力が自制です。 今は 「たまたま電気がバカ高いから節約する。」 というのではなく 「これで充分だから余計な電気は使わない。」 でありたいものです。 日頃からつまらない欲を自然に根絶するように努めています。 その延長線上にこそ至福があるのです。

2023.1.24 AA山荘とのご縁  (旧1.3)

  一昨日まで行っていた 私の別荘である信州高遠のAA山荘ですが 取得して早くも6年目になっています。 当初はオルゴール製作に必要な資材や道具などを置く倉庫 兼 工房にしようという意図でした。 今でも倉庫にはなっていますので仕事面でも大変役にたってくれています。 しかし予想外といいましょうか 現地の植物さんとの戯れがとてもよくて 今ではほぼその目的のために赴くようになっています。 ここ数年はコ○ナの影響もあり出向けない日々が続いていましたのですっかりススキ野原になってしまいましたが ここ半年ほどは一生懸命にススキ刈りをして元の植生に戻す努力をしています。 現地はキイチゴが自生しているところでして 調べたらモミジイチゴという大変美味しいラズベリーのようです。 すっかりススキに占領されてしまった植生を元のキイチゴ群落に戻そうということで せっせと通っているというところです。 キイチゴは棘がすごいのでわが身がキズだらけで大変ですが それでも楽しく作業できていると思います。 まぁ歳ですのでムリはせず 帰りには信州・甲州の豊富な温泉の癒しを頂きながらという なんともいえない贅沢なことです。 AA山荘と植生は私の宝です。 写真は旧暦元旦におけるAA山荘からの太陽の眺めです。

2023.1.23 露天風呂で逆さ虹  (旧1.2)

  昨日は旧暦元旦でした。 この佳き日を信州のAA山荘ですごすべく旅行していました。 相変わらず草刈りに明け暮れていますが いつも植物さんと戯れられて命を洗濯していただいています。 例によって帰りは甲州の石和温泉でゆっくりしてから 今日帰ってきました。 石庭さんの源泉かけ流しの温泉はいつも最高で寿命を数年分頂いているかのような癒しを頂いて帰りました。 さすが旧暦元旦だからなのでしょうか? 石庭さんの露天風呂に入っているときに 非常に珍しい現象である逆さ虹が見られました。 見られる季節と時間帯が極端に限られた現象ですので非常にめずらしいです。 私自身も数十年ぶりに見たような気がします。 天頂付近での現象なので内風呂では見られかったでしょう。 露天ならではの恩恵にたっぷりと浴してきました。 この日は関東地方各地で逆さ虹がみられたそうで とてもめでたき日だったことをあらわしているように思います。 露天風呂だったので写真を撮ることは出来なかったのが残念でした。 みなさまこのすばらしき新年 明けましておめでとうございます。

2023.1.21 電気代1100円也  (旧12.30)

  我が家は生活インフラを使う量が極端に少ないです。 電気は冬で月1,100円程度 夏は米の保冷庫を使う関係で月2,000円程度。 最近の異常な値上がりした状態での値です。 殆ど電灯とPCくらいしか使っていないです。 冷蔵庫なし エアコンはここ3年ほど動かしたことなし TVなし etc. 自分でもよくこれで生活できているなぁ?と感心します。 ガスは元々契約してないですし、水道は基本料金だけ払っているような状態です。 では それで原始人のような生活しているのか?といえば 結構これで豊かでクリエイティブで満ち足りた生活です。 なんというか やり方次第 考え方次第ということかもしれません。 これだけ消費量が少なければ太陽光のような半端なエネルギー源でも充分まかなえるかなと思います。 これから公共lの生活インフラは益々バカ高く、そして安全でなくなっていきます。 つまり壊れていきます。 まずはそこから離れる方向に進み、いづれは離脱することを考えなくてはなりません。 そんな思いで工夫を欠かさない毎日です。 これこそが創造的な生活の一端と言えるかもしれません。

2023.1.20 のり弁が好き  (旧12.29)

  私は外食はあまりしませんが たま〜に食べたくなるのが “のり弁” 私はこれが弁当の基本だと思っています。 ごてごてした食品はほぼ受け付けないといいましょうか シンプルで淡白なものが好きです。 昔は「一日30品目食べなさい!」などと盛んに吹聴されていて 必死になって色々なものを食べていた?食べさせられていた?ような記憶もありますが 現在ではそんなのはどこ吹く風。 食べたいものだけを可能かかぎりシンプルな状態で頂く。 これに徹しています。 のり弁がそれに合致しているかどうかは微妙なところではありますが まぁ弁当の類としてはいい感じかなぁ と思っています。 とにかくモットーは“極々シンプルな食事”です。 日ごろ食べている品目・種類がすごく少ないです。 量もおそらく信じられないほど少ないと思います。 最強の備蓄とはシンプル・少食! これに尽きます。 実のところシンプル・少食が進むほど健康度は安定して来るというのが実感です。 

2023.1.19 もうすぐ旧暦新年  (旧12.28)

  寒い日が続きます。 それもそのはず明日は大寒。 しかしこの週末22日は旧暦正月です。 そういえばこの1週間ほどここ関東南部でもドカっとした快晴の日がなくなり、雨や曇りの日が多くなっています。 もう気候のパターンとしては春がめぐってきているのかもしれません。 まだ気温は低いですがどことなく遠方の空は霞気味。 梅の花もちらほら咲いている木もあり、 やはり旧暦新春を感じさせる兆候は色々見られます。 例年旧暦新年頃になると我が家のナツミカンが収穫期を迎えます。 秋から冬は果物リッチな我が家です。 先日15日の“再構築”以来 ずっと心身に変化が表れてきています。 このところちょっと動きすぎたせいもあり、 昨晩から今日にかけてはダウン気味でして部屋でゆっくり過ごしています。  マイペースを可能な限り外さずに進んで行きたいところです。

2023.1.17 火力弱いストーブ  (旧12.26)

  私はずっとオープン型石油ストーブを愛用しています。 もうこの1台で30年近く使っていると思います。 シンプルな構造ですのでだいぶくたびれてきてはいますが故障はしないです。 使うにあたってのコツは?といいますと 火力を極弱に出来るように芯を調整していることでしょうか? ノーマルなままですとものすごく火力が強いので 私の使い方では熱すぎて使いにくいからです。 メーカーさんの売り文句としては火力が強いことをアピールすることが必要なのでしょう。 私としてはほんのり暖かくなる程度に弱い火力で使うようにすると 実にしっくりほっこりで使えています。 どんなものでも使い勝手を自分で調節するようにするのがいいです。 道具とはそういうものだと思います。 そういえばオルゴールを作るための道具も気づけば大部分が自分で作ったものや 既製品を大幅に改造して使い勝手を良くしたもので占められています。

2023.1.16 再構築  (旧12.25)

  昨日の記事に書きましたが この1ヶ月ほど心身の深いところで再構築が起きていた! という認識でいます。 物質身体レベルでも3ヶ月もすれば構成物質は全て入れ替わってしまうといいます。 もっと微細な心や意識レベルでの再構築となるともっと早いのかなぁと思えます。 昨日からはその再構成された心身で活動している! ってな感じでしょう。 昨日は滞っていたオルゴールの調律作業が一気に進みました。 自分でも信じられないほどスムーズにホイホイと。 こういうものなのですね。 この1ヶ月での収穫というと この停滞気味ともいえる期間を心の平安を乱すことなく通過できたこと! といえるかと思います。 昔の私だったらおそらく取り乱し気味になることがあったでしょう。 少しは進歩したのかなぁ と実感できてよかったです。 今日も楽しく作業に励みます。

2023.1.15 意を決して再開  (旧12.24)

  実はこのところ1ヶ月近くでしょうか?オルゴールの調律作業が滞っています。 手に付かなくなっていました。 私の場合 こういった事態になるときの理由は明白でして “やるべき時節ではない。” の一点です。 どんなに外部条件が“ねばならない”状況であっても 時節でない作業は失敗します。 絶対にうまくいきません。 特に調律作業は心の平安のありようが そのまま結果に表れます。 絶対に外してはならないことだと認識しています。 今にして思うとこの1ヶ月は心身の再構築 つまり一端壊して生まれ変わる時期だったと思えます。 それが終わってこの数日でようやく時節を得てきた感がありまして 今日あたりから意を決して作業を再開しようと思っています。 全ては意の向くまま風の吹くままなびくネコジャラシのような仕事ぶりですが これが結果として自分にとっても、どなたにとってもよい結果に繋がっていると思っています。 

2023.1.14 関わらないから健康?  (旧12.23)

  私はインフルエンザもコ○ナも他も含めてワク○ンと称する注射を打ったことがありません。 ここ30年ほどのことです。 おかげさまでこういった病気にかかったことは一度もありません。 うんと若い頃には知らずに打っていたこともありますが その時期はどういうわけか頻繁に みごとに患っていた記憶が鮮明です。 西洋医学の薬はどれも毒ですので関わるとロクなことがないというのが私の見解でして、それは今でも変わりません。 よくもまぁこれほど毎年決まった時期に仕組んだかのように大流行するものだなぁと遠目に見ていました。 なんとかは風邪ひかないといいますが 私はそのなんとかという存在でいいと思います。 触らぬ神にたたりなし です。 流患に限らず世があーだこーだと騒ぐ向きには一切関わらないで 自然体にしていることがなによりのたしなみだと思っています。 

2023.1.12 基本的に冬眠中です。  (旧12.21)

  どういうわけか このところ連投が多いのに自分でも驚きます。 私にとってこの季節は“冬眠中”が基本です。 ずっと寝ているわけではないですが この季節は寝床に入っていることが本来であり、 昼間の暖かい時間帯だけのこのこと起き出して動いているという感じです。 当然のことながら動く量や質も少なくなります。 しかし その分、ない頭で“思案”することが多くなる季節でもあります。 春以降の行動の計画を練っていると言えなくもないかもしれません。 また3シーズンで疲弊したかもしれない身体を癒す季節であるともいえます。 こういう波があってこその生活や心の充実!といえるのかもしれません。 年中活動しているかのように見える人間にも まだ冬眠という動物時代の名残はあると思います。 私はそれも含めて楽しんでいます。

2023.1.11 塩の道  (旧12.20)

  この時期の甲州・信州への車移動では塩カルをふんだんに撒かれた道を走ることになります。 路面凍結防止なので仕方ないところですが 帰って見るとタイヤやボディーの下回りは真っ白状態です。 放置しておくとサビサビになってしまいますので 滅多にしない洗車を旅行の都度やっています。 それでもなかなか下周りまでは手が届かないですので困ります。 それと大量に撒かれた塩カルはやがて土壌や河川に入っていきます。 量が多いだけにその影響はどれほどのものなのでしょう。  いろいろ考えさせられる旅行でもあります。

2023.1.10 石庭  (旧12.19)

  昨日から2日の旅程で信州のわがAA山荘に行ってきました。 早朝到着したのですが現地は氷点下4度くらい。 裏の湧き水はまだ凍っていませんでしたが 張り詰めたようなピンとした冷気に包まれており、音ですら凍っているかのような光景が広がっていました。 このところ何回か出向いては蔓延ってしまったススキの枯れたのを刈り取っているのですが なにせ面積が大きいのでなかなか終わりません。 まだ4〜5回は通わないと春までに終わらないかな?ということです。 標高1100メートルの極寒の地ではとてもではないですが泊まることは出来ませんので 帰りは温泉地で一泊という贅沢をしています。 今回は甲州石和温泉の老舗 石庭さんに泊まりました。 ちょうど全国旅行支援が再開する直前ということもあり、泊まり客は少なくてゆっくりできました。 老舗石庭さんの温泉は最高でして、芯から温まり、元気が出ます。 地球さんの息吹を余すところなく分けて頂けるように感じます。 石和温泉といえば全国的に有名ですが ちょうど石庭さんのあるところの近くで昭和期に最初に温泉が掘削されたようで それほど古い温泉地というわけではないようです。 とはいえいわば石和温泉の元祖石庭さんということになりましょうか。 今回もよい旅をさせていただきました。 

2023.1.8 セルフケア  (旧12.17)

  私は自分の身体、とりわけ病気に至らないように東洋医学的見地からセルフケアしています。 食事や生活リズムに気をつけるのもありますが 数ヶ月に一度くらいのペースで“病気の検知”をやっています。 病気というより未病というべきでしょう。 症状が出てからでは辛いですから 症状に至る前にみつけて治療してしまうということです。 数日前にも検知をやりまして 自覚は殆どなかったのですが どうも肺の状態が落ちていることに気づきました。 昨今の感染症の蔓延や寒い冬ということもあり、肺への負担は大きいのでしょう。 健康といえるレベルから1ランク程度落ちていました。 治療は簡単でして白い紙に数文字書いたマントラカードを身に着けているだけです。胸ポケットに入れておきます。 既に状態は健康状態に戻りました。 よくなってから思ったのですが そういえばこのところ空咳が出ていました。 自分でも気づかないほどの“未病”もしっかり検知できるので助かってします。 我々が生きている環境は汚染やストレスなどの穢れだらけですので 病気にならない方が不思議なくらいですから 常にこういったケアを続けることが大切だと思います。 何事も潜在的な内に自然に処置してしまうことだと思います。

2023.1.5 草木の名前を知りたい  (旧12.14)

  今年は信州のAA山荘に真冬の今でも通っています。 公式?には冬季閉鎖中なのですが 庭や周りの山林の枯れ草を片付けたり 落葉樹の枝を剪定したりする作業が遅れてまして 今年はこの時期でも通っている次第です。 草木は繁っている季節もいいですが 枯れて枝だけになったのも美しいと思います。 あまり徒長しすぎたり、蔓延らないように刈ってはいますが 本当はあるがままにしておきたい気持ちではあります。 いつもこうして植物さんと戯れていると どうしても名前を知りたくなります。 インドの哲学だそうですが名前という文字列にはその対象(この場合は草木)の全てが宿っているといいます。 なので名前から色々なことが判明します。 人の場合も名前が他人と間違わない程度に判明すれば それが例えツイッターのアカウント名のような本名でなくとも その人のほぼ全ての情報が判明します。 なにも興信所や情報システムを駆使せずとも自分自身の“直感”に問い合わせれば正確に全てわかるのです。 話が戻りますがふだん接している草木でも名前の分からないものがたくさんあります。 少しづつでいいですから名前を調べています。 セオリー通りといいましょうか? 名前が判明するとその植物さんとは格段に“お近づき”になった感覚、仲間感覚がわいてきます。 地味ではありますが山荘での楽しみのひとつです。

2023.1.4 健康の秘訣  (旧12.13)

  大上段に振りかぶったかのようなタイトルに私自身も緊張していますが 私の実感として最も分かりやすく、確実なのは“ドーシャ”を整えることです。 ドーシャとはインドの伝統医学であるアーユルヴェーダの用語でして ヴァータ・ピッタ・カファという3種類のエネルギー(の質)を指し、そのバランスが崩れないように保つことが健康の秘訣とうことになります。 このドーシャというのは一般に言われている医の分野よりずっと広範囲に存在するものでして 例えば世界経済 戦争や飢餓・貧困などというネガティブな社会事象にもバランスを欠いたドーシャが存在します。 宇宙にあまねく遍満するエネルギーということになりましょうか? そして病気や地球規模の不幸といったよからぬ事象に見舞われるのは3つのドーシャのバランスが崩れているせいというのがアーユルヴェーダの根幹理論になりましょう。 要するにこのドーシャを日々整えることを実践することが個人に出来る最大の健康法であり、それはひいては地球全体 いや宇宙全体の安定、幸福にも繋がってくる最高の善行であるということです。 私はこれは真実だと思いますし、日々実践する上で実際に絶大な効果を実感しています。 そのベースの上に天地律や宇宙律オルゴールの満足いく製作があるのです。

2023.1.3 そういえば正月なのですね  (旧12.12)

  私は(グレゴリオ暦の)正月は殆ど無視です。 とはいってもお店や世間は休暇中ですので影響は受けますが。 正月だから何かをする とか しない とかいうことはありません。 あるとすれば自営業者の締めが12月ですから会計年度があらたまるということくらいです。 そんな私ですが 日々やっていることといえば 身体と同調する音を作るという仕事柄、身体の感受性を常に磨いておくことです。  精神的・人格的安定も不可欠です。 いわば全身体・全人格をかけて音を作る! まぁそんなに大げさなことではないですが 近い感覚かなぁとも思えます。 時々甲州や信州の温泉宿に出かけるのはそういった身体作りの一環なのかもしれません。  年明けは来週の前半に石和温泉に行って来ようと思っています。 地球さんの息吹を身体に取り入れることは大切です。

2023.1.1 大量在庫  (旧12.10)

  33弁モデルのオルガニート・オルゴールを製造中止にしてから久しいですが 実は20弁モデルの方も存続の危機に瀕しています。 どうみても狂気の沙汰としか思えないほどムーブメントの値上がりが激しく これではとてもではないですが オルガニート・オルゴールとしての価値感を大幅に逸脱した値つけになってしまうのが現状です。 そうも言っていられないですので 昨年の内に零細事業者としては死活問題になるほどの大量のムーブメントを値上がり前の価格で仕入れました。 これでしばらくの間は自然な価値感や値段を維持できます。 しばらくとは2年でしょうか3年でしょうか?? わかりませんが当面は大丈夫!というようにしました。 その後のことはどうなるか・どうするかわかりません。 当然ながら昨2022年の売り上げなど完全に吹っ飛んでしまうほどの仕入れでした。 よくもまぁここまで零細な自営業者を虐めて楽しいのですか?とメーカーさんに問いたいというのが本音ですが それは言わないとして、これからも変わらずに“身体と同調する!”オルガニート・オルゴールを作り続けていきたいです。 時代は根本から変わってきていますので、いづれはメーカーさんも正気に戻ってくれるでしょう。

2022.12.29 ドレミファとチャクラ  (旧12.7)

  巷では音楽で普通に使われている全音階のドレミファソラシの音がチャクラに対応して活性化する という説があるようです。 しかし私が調べたところではこれは間違いのようです。 天地律として本当にチャクラを活性化する(開く)ドレミファソラシの音を提供していますが 一般的な音楽でいう全音階とはだいぶ違います。(似てはいますが) なので聴き始めた頃は聴いていて “音痴に聴こえることもある。” という風に説明しています。 両者の差は僅かともいえますし、かなり差があるともいえます。 実際に一般的な全音階の音はどの調であろうともチャクラに作用は全くないか あってもかすかなものです。  言い方を変えますと 現在の音楽は身体とスムーズに同調したり協調したりする作用 つまり身体をスーっと緩ませる作用は極めて少ないものと思われます。 天地律の音に慣れてくるとこちらの音やハーモニーの方が大変心地よく、かつ自然に感じるようになります。 私自身としても開発した当初よりも今の方がずっとしっくりと来ている感覚があります。 しばらく天地律のオルゴールの音を聴いていて突然一般的な音楽に戻ると どことなくですが身体が緊張感を覚えます。 極論かもしれませんが天地律の音やハーモニーが一般化してくれば人々は慢性的な緊張感から解き放たれ、自然な状態に回帰していくのだろうなぁ と実感しています。  

2022.12.27 信州中川村でゆっくりしてきました。  (旧12.5)

  25日〜26日にかけてAA山荘で庭の手入れ作業をし、ついでに足を延ばして上伊那郡中川村まで行ってきました。 望岳荘というその名の通り山の眺めが大変すばらしい宿でゆっくりしてきました。 ほぼ快晴の夕暮れには金星・水星・三日月が大変美しい風景を堪能してきました。 伊那谷は空木岳(うつぎだけ)から湧き上がる雲が南北に別れて進みます。 ずっと眺めていても飽きない風景が展開します。 伊那谷は日本の原風景と云われます。 地元の人もどことなく原始日本人の容貌を連想させます。 なんとも“懐かしい”場所。 お宿での食事は特にお米の美味しさが際立っていました。 また行きたいと思います。 

2022.12.25 低音側ストレッチその後  (旧12.2)

  以前に宇宙律のオルガニート・オルゴールについて低音側にストレッチ(耳の感覚に合うように音高・周波数を上げ下げして調整すること)をかけるようにする。といったことを書きました。 結果はかなりよいものでして 今後作っていく宇宙律のオルガニートに関しては全てこのやり方で行くようにします。 以前の宇宙律をお持ちの方でご希望の方はおっしゃってください。 無償でこの改善を施したいと思っています。 対象は2022年11月以前に宇宙律のオルガニートを手にされた方です。 但し送料はご負担お願いします。 従来のものがダメということではなく、あくまで改善ということなので リコールではありません。 日々進化している宇宙律です。 なお天地律のオルガニート・オルゴールについては全ての音がチャクラ作用のファンクションを持っていまして、厳密に周波数が固定されますのでストレッチはかけられません。 日々こうした調律の作業をやっていると自然理に私自身の身体の感受性もよくなってきます。 隠れた健康法でもあるのです。

2022.12.21 調律の精密化  (旧11.28)

  現在精力的に取り組んでいます宇宙律や天地律のオルゴールですが 調律という観点ではかなり厳密な周波数の精度が要求されます。 それは特定の周波数が経脈やチャクラに作用するという理論から導きだされる音律であるためなのですが その精度誤差がどの程度許されるのかは正直いってよくわかっていません。 あくまで自分が体感として“これならきちっと作用する!”と感じとれた状態に至ったことで「合格」としています。 あとで電子的に合成した当該周波数の音をPCなどで再生してその音とオルゴールの音を耳で比較して確認をとっています。 元々オルゴールのくし歯は色々な周波数が混じり込んでくる いわばノイジーな音源ですので 特定の周波数のみの音が厳密な意味で発せられているはずはありません。 目的とする周波数がその中に含まれていれば合格。 しかもできるだけその周波数成分が強く出るように調律していくというやり方になっています。 日々やり方は改善していますが 概ねこんな感じのやり方です。 結果としてオルゴールのくし歯の調律としてはかなり精密な部類になっているのだろうな とは思っています。 ちょっとやらない期間があるとすぐに忘れてしまい 手が動かなくなりますので 続けることが肝要かと思っています。

2022.12.19 寒い日が続きます  (旧11.26)

  さすがに冬至近い季節。 寒い日が続きます。 今季一番の冷え込み! が連日のように更新。 比較的穏やかな秋であった今年は冬もゆっくりと しかし確実に厳しさを増しているようです。 これからの真冬の季節はここ関東南部はよい天気の日が続きます。 寒さを避けるため、製作の作業は日当たりのよい2階の部屋でやっています。 変温動物的なのかわかりませんが、冬は万事が半冬眠的でスローモーです。 その分他の季節よりも丁寧さは際立つ感覚はあります。 製作するオルゴールにも木の年輪に相当するような変化の証は存在するように感じます。 きっと作った季節によって微妙に音が異なる仕上がりになっていることでしょう。 これはこれでいいことだと思っています。 まもなく冬至。 この季節をくぐり抜ける度に成長していきます。 人もオルゴールも。

2022.12.14 宇宙律の別ヴァージョン  (旧11.21)

  今年の対外的な活動はほぼ終わりましたので 開発的な活動に没入する季節になってきました。 オルゴール版“冬ごもり”です。 このシーズンは宇宙律の別ヴァージョンを手がけようと思っています。 以前から“宇宙律は4つある”と申し上げてきました。 現在発売している宇宙律のオルゴールは太陽の経脈という交感神経系に作用する音で構成されています。 いわばNo.1です。 明るく快活・開放的になる方向に作用します。 それに対してこれから仕上げ始めるのは月の経脈、副交感神経に作用する音になります。 No.3となりましょうか。 効能としては気持ちが落ち着き、安定してくる作用が強いです。 眠りへの誘導にも有効かもしれません。プライベートな場での使用にはこちらの方が向いている面もあるかな?と思います。 太陽と月 この両者が揃って身体への作用は完全になるのかな?と思っています。 オルガニート・オルゴールとしての音域は半音以内の差であり、殆ど変わらないのですが作用が180度異なる音が作り出せるというのはすごいと思います。 竹下雅敏氏の革命的な発明の成果です。 私はそれをオルゴールにインプリメントする作業をしているに過ぎませんが やりがいのある仕事です。 No.2とNo.4はそれぞれNo.1とNo.3において無い音を補完することになります。 今は地味にやっていますが いづれ将来はこういう効能ある音の構成が一般化し、広く使われていくと思っています。 私としても胎動期・黎明期に関われることを誇りに思っています。  

2022.12.13 天地律が大活躍。  (旧11.20)

  前回記事でお知らせした信州高遠でのオルゴール演奏ですが 無事やり終えてきました。 予想に反して33弁モデルではなく 主に20弁の天地律モデル(チャクラ作用)を多用することになりました。 天地律のオルゴールを演奏現場に持ち出すのは初めてのことでしたが 現地の古民家(寒天工場だったらしい)の無垢な木に囲まれた環境と天地律の響きがぴったり合いまして 一度演奏しだすと止まらない!! その心地よさに演奏者自体が溶け込んでしまうような感覚でした。 思っていたよりずっと場の状態や人をきれいにする効果が高いことを実感する経験でした。 なにより木が歓んでいる様が実感できたのが素敵でした。 まだまだ場かずを踏んでいかないと その効能がどういうことか実感として定着しないと思いますが まず第一回としては大成功といったところでしょう。 ゆっくりと熟成させていくに最高な音だと思います。

2022.12.9 信州高遠で演奏してきます。  (旧11.16)

  私はオルゴール製作屋なのであまりライブ演奏などのパフォーマンスをやることはないのですが 私の信州のAA山荘の近くの農家レストランで演奏してくることになりました。 11日の日曜日にBGMとしてオルガニートを演奏してきます。 当日は33弁モデルを中心に30分の演奏を3回 とオルゴール演奏としてはかなりの長丁場ですが やってきます。 ちょうどオーダーや修理案件などがてんてこ舞いの時期なので準備にもおおわらわですが 充実した活動になるかなと思っています。 高遠での演奏の後はご褒美とでもいいましょうか 諏訪湖のほとりの宿でゆっくりして帰ろうと思います。 山荘に泊まらないの?と返されそうですがこの時期の山荘は寒すぎてムリです。 なんのための山荘だかわからないということも出来ますが まぁ身体の養生が優先です。

2022.12.6 移行と予知  (旧11.13)

  わが工房で使っているパソコンなどの情報機器は超絶に古いです。 オルガニート・オルゴールのカードを印刷したり出荷案内書を作ったりしているPCなど 2003年のもので既に20年は経過したものです。 まだ動いていることそれ自体が奇跡的です。 壊れやすい部品などを事前に換えたりして丁寧に使っていますので今のところ順調に動いてくれていますが どんな拍子に再起不能になるかわかりませんので 最新のPCにその機能を移行する作業を進めています。 しかし... これがなかなか一筋縄ではいきません。 使っているソフトがWindows98の時代のもので最近のPCではインストールすら出来ないものです。 新しいソフトに業務を移行すればいい話なのですが これもなかなかでして 自作のソフトが多い上に ネットはへぼいですし、いろいろありまして中々難しい面が多いのです。 そんなわけでわけのわからない困難さを潜り抜けながら移行作業を地道に進めているところです。 これも虫のしらせかもしれません。 転ばぬ先の杖! となるかもしれません。 このところこういった半ば予知能力ともとれることが当たり前になっています。

2022.12.2 益々ペースが  (旧11.9)

  例年この季節は年末とクリスマス前ということでオーダーが多い季節です。 とはいっても手広く商売しているわけではありませんので知れていますが。 このところ以前にも増して製作ペースがゆっくりになっています。 丁寧に作業しているといえばそういうことなのですが、 全体に手の動きや頭の働きがスローモーになってきているのに気づきます。 事故があってはいけませんので慎重にやることは基本です。 そのおかげか年々製作できる数は少なくなっています。 ちょっと前までは作業時間を長くすることで製作数はカバーできていましたが 最近では体力のこともあり、製作数を減ずる方向にならざるを得ないです。 体力のキャパをオーバーするとてきめんにダウンしますのであなどれません。 しかし、このペースをちゃんと守っていれば 質的にはかなりよい状態にまで向上していると思います。 なかなか質と量が両立はしないのが難問ではありますが、 ペースは大切です。 製作の作業そのものは年々充実する方向なのがありがたいです。

2022.11.30 隠遁生活  (旧11.7)

  前回書きましたとおり週末は手伝いに長躯西富士まで出向いていましたが さすがになれない肉体労働ということもあり、月・火と2日ほどダウンしてました。 肉体的な疲れもあったとは思いますが やはり外出して色々な人と接する機会が多い2日をすごすとダメージがあるようです。 逆にいいますと普段は隠遁生活といっても過言ではないほど人と接しない生活を続けています。 例のあの禍が顕著になってからは特にそうしています。 世捨て人ではないですが かなりそれに近い生活かな?とも思います。 でもそれでちっとも困ってもいないですし、いやでもないところが不思議といえば不思議です。 もう人間卒業が近いかな??なんて思ったりもしています。

2022.11.28 富士山ろく  (旧11.5)

  この週末は富士山の西側山ろくに行っていました。 年に数回ですが知人のキャンプ場を手伝っていまして 充実した行動が出来たと思います。 この時期の山はかなり寒いのでキャンプに来られる人は手だれといいましょうか 手馴れた人たちばかりです。 初日は雨模様、2日目は快晴でした。 夜中にはカノープスという南天で極低くしか昇らない星が見えた! かな?と思いますが かなり微妙で違う星だったかもしれません。 そのくらい天気が良かったです。 とにかく日常を離れた環境に身を置くということはいいことで、リフレッシュ出来ます。 特に音を扱う上での感覚をクリアにするにはもってこい!かな?と思ってやっています。 手伝いの中心は餅つきで体力勝負。 最近では最も苦手な部類の手伝いですが、まぁなんとか楽しくできました。 23日(木)が祝日休みだったせいか実質4連休になった人も多かったようで 帰りの首都圏方向の交通はかなり渋滞気味でしたが まぁ充実した手伝いが出来たのではないかと思います。 次は春お彼岸の頃かな?と思います。 恒例の西富士行きです。

2022.11.23 調和純正律  (旧10.30)

  私が現在製作していますオルガニート・オルゴールは 宇宙律と天地律の2種類が主力です。 このネーミングは私が勝手にしたもので一般にこのような名前の音律が存在するわけではありません。 実はこれらオルゴールに採用した音律のオリジナルは“調和純正律”というものでして竹下雅敏氏が発案した純正律の一種です。 その発想は旧来音楽の世界でなされてきた音のセットの作り方とは根本的に異なり、あくまで身体への作用 とりわけ経脈系とチャクラ系への作用が最大になるように作られています。 詳細を知りたい方は氏の東洋医学セミナーを受講なさるといいと思います。  おそらくこの音のセット以外に身体への作用が確実な音のセットは存在しないのではないかと思われます。 巷に 特にYouTubeなどには星の数ほどの“身体に作用する” “チャクラを開く” などとされる音がにぎわっていますが そのどれもが??なものだと思っています。 こういうものを発案?した人の身体の感受性は大丈夫なの?と心配になってしまいます。 おそらくなんらかの憑依等による中毒症状か幻覚症状の表れではないかと想像しています。 それはともあれ 竹下氏によって完全に身体に作用する音のセットが提唱されたことは大げさでなく人類史上重要な出来事だと思います。 この音のセットは宇宙全体で標準的に使われているようです。 ようやく地球地上でもこの宇宙標準が日の目を見た!といったところなのでしょうか。 人類の進歩の表れかもしれません。 それをオルゴールにして音楽を奏でる手段としてみなさまにお届けできるようになったことに誇りと喜びを感じる次第です。 その真価はもっと先にならないと地球地上では一般化して来ないでしょうが 今は地道に作り続けていこうと思っています。

2022.11.17 やはり2階  (旧10.24)

  我が家は特に冬の日当たりが悪いので1階は冬は作業場には適しません。 それに対して2階は極楽浄土ともいえるような日当たりがありますので 夏は灼熱地獄状態ですが 冬は快適この上ない作業場となります。 先日 とりあえずの1階〜2階への引越しをしはじめましたが 特に調律作業のように長時間じっとしてワークする作業は優先的に2階に移行していきます。 必要な部材は大した量ではないので引越しは簡単ですが かなり寒くならないとやる気にならないのも実際です。 今年は穏やかに寒くなってきていますので この11月中旬にきてようやく引越しする気になったという次第です。  我が家でこの引越しが起こると本格的な冬を迎えたことになります。

2022.11.12 伏兵--ハト  (旧10.19)

  我が家の庭の冬は日当たりが乏しいのですが 今年は野菜の種を蒔きました。 しかし... 思わぬ伏兵が現れて種は全滅! その名はハト。 どうもこのところ庭に出没しているなぁとは思っていましたが 種を食べていたとは... 全然見向きもしない種もあるのですが 肝心なのはみんな食べられてしまいました。 地中かなり深く埋めておいても正確にそこだけを掘り出します。 あの能力は恐るべきものです。 とはいえこちらも負けてはいられません。 サル知恵だとは思いますが トイレットペーパーの芯を3分くらい埋めて その中に蒔いてみました。 ハトのくちばしが届かない程度に との考えですが はてさて飢えた鳥に通用するでしょうか?? いろいろ知恵比べは続きます。 現時点では勝ち目はなさそうですが。

2022.11.8 邪気を抜くことの大切さ  (旧10.15)

  私の処ではオルガニート・オルゴールのご注文を請けてからの納期はだいたい10日から2週間程度頂いています。 製作そのものはもっと短い時間で出来るのですが 音の改善や修正などがかなり時間がかかることが主な理由になっていまして その時間は延びる方向にあります。 そして それに増して時間がかかっているのは“邪気”を抜く作業です。 作業といっても専用の保管スペースに置いておくだけなのですが 2日から3日はかかります。 邪気というのは穢れたエネルギーとでもいうのでしょうか? とりわけ音を出す楽器やオルゴールなどでは邪気の影響は微妙なものでも多大に悪さをします。 ですので慎重に厳重に邪気抜きの作業は欠かせません。 地味なことではありますが 最良の音のオルゴールを実現するには避けて通れない工程といえます。

2022.11.3 低音側ストレッチ  (旧10.10)

  宇宙律の話題ですが 宇宙律も天地律も周波数が決まっており、それぞれの周波数が身体への作用がある仕様ですので単純にストレッチ(高音側の音が低めに聴こえるという人間の癖を補正すること)をかけることが出来ません。 ですのでストレッチをかけない調律を続けてきました。 しかし ひとつ思いつきました。 高音側にかけられないなら低音側にかければいいではないか?? ということに気づきました。 実は宇宙律は低音側のド〜ソの音は身体への作用がない音です。 ですので多少低めにストレッチをかけても問題はないと言えます。 なぜこの単純なことに気づかなかったのか?ということです。 今後製作する宇宙律のオルガニート・オルゴールはこの仕様でいこうと思います。 宇宙律もより実用的になるように日々進化しています。 もちろん天地律も改善は続けていきます。 紛れもなく私のライフワークです。

2022.10.31 おだやかに寒くなっている  (旧10.7)

  前回の日記で今年は暖冬なのでは?という見解を述べましたが 少なくとも今年の秋はとても穏やかにゆっくりと寒くなってきているように感じます。 我が家の柿の実はなかなか熟れてきません。 気温が下がると一気に熟れてくるのですが 今のところそういう日が少ないので現状維持といった様子。 おかげで実が日に日に大きくなっていますので すごく巨大な実になってきています。 この調子で暖冬傾向なのではないかな?と今でも思っています。 一昨日には信州のAA山荘に行ってきましたが すでにカエデの葉は落ちていて 他の木の葉も紅葉まっさかりといったところでした。 朝陽が昇る前はとても寒いですが 陽が昇ってしまうと汗ばむような暖かさになっています。 この寒暖差が激しいのがこの時期の信州です。 一時期は雨ばかりでどうなってしまうのかと思っていた気候ですが ここのところ穏やかさを取り戻してきた感があり、安堵しています。

2022.10.24 今年は暖冬??  (旧9.29)

  ここ2年は続けて金木犀の花が2回咲きました。 2回目の開花を基準に考えると例年よりも10日以上遅いことになります。 今年は平均として暖かめで推移しているということでしょう。 今年は穏やかに秋が通りすぎていくようでホッとしています。 昨年は乱高下な秋でした。 穏やかさからくるのでしょうか? 柿の実にちゃんと種が入るように戻りました。 ここ数年は種が出来ない実がたくさんあって心配していましたが 今年は正常に戻った感があります。 柿の実が赤くなり熟してくるペースもゆっくりに見えます。 こういう年の実は大きく立派になります。 そう考えるとここ数年が特に異常な気象推移だったということになりましょうか? 原因はわかりませんがこのまま正常に戻ってくれればいいなと思います。

2022.10.18 柿の季節  (旧9.23)

  秋は柿の季節です。 我が家の柿の木も今年はたくさんの実をつけています。 この季節は食べ物の大部分が柿か柿を使ったものになります。 柿で身体が出来ている!といっても過言ではないくらいです。 最近では老木になったせいか 少し虫にやられた実が多いので他人さまに差し上げることも少ないので 我が家で食べる分が多くなっていますのでなおさらです。 まぁ柿の実を心まちにしていたのは人間だけではないようで 鳥や獣がたくさんやってきます。 仲良く分け合って食べるといったところでしょうか?? 今年は暖かめの日が続くせいか実が熟れてくるのがゆっくりですので 食べるペースも程ほどで助かっています。 秋の実りを満喫しています。

2022.10.12 音のキズその後  (旧9.17)

  オルガニート・オルゴールですが メーカーにて最近製作されるムーブメントは全数に音のキズがあることは以前から述べていました。 キズとは音に“チッ”というような異音が入ることです。 低音側のラの音かその前後に生じます。 全数が同じ箇所で異音が出ますので明らかにくし歯の製造上の問題 あるいはもっと基本的な構造設計上の問題であると認識しています。 色々やってみているのはずっとここにも書いてきましたが決定的な解決策がないまま来ています。 この異音はくし歯を爪が弾く際にそのリリースの瞬間に発生します。 大抵はくし歯先端の研磨が粗いことが原因であると思っていますが 先端に微小なキズがあるのかもしれません。 先端を磨いて対処しようとずっと頑張ってきましたが どうもうまく治りません。 先日までの製作過程では 思い切ってくし歯を振動する方向に少し変形させてみるという あまりやりたくない いわば“禁じ手”を使ってみました。 すると案外大きな効果があるように感じました。 もう少し事例を積み重ねないとわかりませんが 効果がありそうならジグでも作って追加工を定式化してみようかとも思っています。 この音のキズは全個体にあるのでオルガニート・オルゴールの品位を傷つける厄介な大問題です。

2022.10.9 ハクビシン  (旧9.14)

  秋は実りの季節。 我が家(横浜)の柿の木も実をたくさんつけています。 昔は森が多かったこのあたりも最近では住宅だらけになってきました。 そのせいかどうかわかりませんが 野生動物がこの柿を狙ってよくやってきます。 2年ほど前はアライグマが来てました。 そして今年はなんとハクビシンが来ました。 どこに生息していたのだろうか?という感じです。 住み着かれては困るので撃退するしかないですが 次から次へとよくもまぁ 色々来るものです。 そうそう 動物といえばネコですが このところのネコの糞が柿色をしていることに気づきました。 えっ?ネコって柿食べるの?? どうなのでしょう。 まぁ餌が乏しいところでは何でも食べるでしょうが 私としては新発見でした。 針のついたトゲトゲシートを敷いておけばネコはそこで糞をしなくなりますので これで一貫した対策をしています。 住宅団地の真ん中ではありますが木が多い家なので獣や鳥がたくさんくるという話でした。

2022.10.3 ソリューション開発が必要  (旧9.8)

  天地律オルゴールと宇宙律オルゴールを発売していますが、 このオルゴールは単に曲を演奏できるオルゴールとしてだけではなく、 身体とのハーモニーを感じることの出来る一種のチューナーとして使えます。 実際に私は日々からだの感受性を高める方向に調整するのに使っています。 このような作用は音だけでなく色々の方法があると云われていますが 音を使う方法も中々よいものだと思っています。 この日記(記事)をご覧になった方で「我こそは」と思われる方はこの画期的ともいえる音のセットで身体を効果的にチューニングする方法を開発なさってみてはいかがでしょう。 まだ発表はしていませんが チャクラ作用の天地律オルゴールは放出系・吸収系の2台。 経脈作用系の宇宙律オルゴールは 交感神経系で2種、副交感神経系で2種の計4種類があります。 全部を(広義の)曲として最大限に効果的に使いこなせたなら それこそホリスティック医療の世界に革命がおきるかもしれません。 そういったソリューション開発はまだまだこれからですから 参入なさるなら早い方がいいかもしれません。 ここであげた計6台は1台1台音が微妙に違いますが 個々には全てが全音階仕様のオルゴールになっていますから曲としては旧来のものでも充分鳴らせますし、演奏して楽しめます。 しかし今後進めて行きたいと思っているのは “より効果的” に身体を良き方向にチューニングしてくれるソリューションとしての曲開発です。 ハードウェアとしてはほぼ完成域にあると思っていますが 問題はソフトウェアです。 “この方はXX系が弱っているようだからこの曲をこのオルゴールでかけると効果的に治療できる!” なんて手段が出来たら最高ですよね。 我こそは!と思う感受性をお持ちの方はお知らせください。 一緒にやっていきましょう。 

2022.9.30 AA山荘の秋  (旧9.5)

  私の別荘であり安らぎの場である信州のAA山荘ですが 今は秋の実りの時期になります。 山栗や花桃、かりんなどが実っています。 サルが出没するのでみんな食べられてしまいますので 人間の取り分は殆どありませんが 豊かな山の幸を感じます。 標高1100メートルの現地は既に秋も深まり、うかうかしていると冬になってしまいます。 このところ草刈が急務だったこともあり、2週に1回の割合で訪れていますが、季節の変化は寒冷地ならではの早さです。 例年は11月末頃には冬季閉鎖にしますが 今年は冬にも少し滞在してみようかとも思っています。 花桃の実は桃とはいえ小さくて果肉を食するには向かないようですが 種が食用になるかも と思っています。 バラ科の植物の種は有効な解毒作用があるそうで 大量に実った花桃の種が活用できないかどうか やってみたいと思っています。 写真は山荘からの眺めです。 写真では遠近感が圧縮されて平坦に見えますが 遠景の山は数百メートル遠くにあり、間には谷がありますので実際の景色はもっとダイナミックです。

2022.9.28 チャクラを開くとは  (旧9.3)

  天地律オルゴールを発売開始して少し経ちます。 いくつか作ってきていますが やはり調律が難しいです。 かなり大幅に音の高さをいじりますので 失敗リスクも高くなります。 「これはたくさんは作れないなぁ」 というのが実感です。  ところで天地律の音がチャクラを開くというふれこみになっていますが チャクラを開くというのはどういうことでしょう? チャクラとはご承知の通り身体に備わるエネルギーの出入りするポイントです。 一般にこの出入り口が詰まってしまっているか 通りが悪くなっている人が大部分だといいます。 この出入り口をきれいにして気の通りをよくすることが 開く という意味です。 通りが良くなるとてきめんに健康状態や身の周りの出来事が変わってくるから不思議なものです。 もちろん良い方向にです。 実際にはもっと深い意味もあるのですがここでは触れないようにします。 音として聴いてもおそらく殆どの人は何の効果も感じられないかと思います。 しかし目に見えない気のエネルギーの観点から感じることの出来る人ならその効果は十二分にわかることだと思います。 できればチャクラを開くといわれる他の手段と併用してみると よく実感できるのではないかと思われます。 まぁ 難しいことを考える必要はなく 単に聴き流していればそれでいいと思います。 ちなみに 世の中にはチャクラを開くとされる色々な音が提案されているようです。 YouTubeなど見ると様々な音がアップされています。 そのそれぞれがどうなのかは分かりませんし関心もありませんが、 新たに天地律という手段が提案できたことは光栄なことだと思っています。 わかる人にはわかる!といったところでしょうか??

2022.9.26 タブレット  (旧9.1)

  この半月ほどタブレットを導入して使っています。 アンドロイドOSのタブレットです。 目的は壊れてしまったスマホの代わりです。 どうせ買うのなら ということで画面の大きいのにしました。 固定電話を止めて久しいですが 無線モバイル系のみにするとこういった機材がよく壊れるので複数台持っていなくてはならないので大変です。 今回のタブレットも主だった利用方法はWiFiのアクセスポイントとしてです。 値が張るものなので、それだけでは勿体ないのでWebブラウズが出来るような機材にしたという次第です。 使ってみて分かりましたが 画面が大きいのに複数の操作を同時に出来ないのは不便です。 Webを身ながらワープロで文書書きをする程度のことすら出来ないのは役不足かな?と思いました。 持ち歩くのにはそれなりに便利ですから あまり高望みはしないことにして使っていきます。

2022.9.20 進まない作業  (旧8.25)

  このところ湿気の多い日が続いています。 オルガニート・オルゴールを作る作業では湿気が大敵というものが結構ありまして、全然できずにいる日々が続いています。 AA山荘のススキ掘り作業などで疲れている影響もあるにはあるのですが、 そうもタイミングが悪く、製作全体が滞ってしまっています。 こういう時期というのもありますから 特にそれで気をもんだりはしませんが 気候に極端に左右されるという事態はなんとか改善しないといけないとは思っています。 1台、2台作る分には気候の合間を見ながら進めればそれなりに進むのですが 台数が多くなるとなかなかそうは行かないのが現状。 今後の改善課題となりそうです。 ただでも自前オルガニートムーブメントを作ろうなんで考えているのですから気候に影響される度合いは下げておかないと発想だけで名倒れになってしまいます。 それでも10月位から12月は湿度も下がり、よい気候になるでしょうからオルゴール製作屋としては調子が出る いわばかきいれの時期になります。 

2022.9.18 新しいプリンターを導入  (旧8.23)

  オルガニート・オルゴールの仕事をやっていると必須なのが演奏用紙カードを作ることになります。 印刷が生じるのでプリンターは欠かすことが出来ません。 これまで色々なプリンターを使ってきましたが 一貫しているのはエプソン製の一択ということです。 なぜエプソンなのか? それは長い紙を扱える唯一のプリンターだからです。 他社のはエプソンに比べて短い紙しか扱えません。 まぁそれはそうとして このプリンターというのは機械ものですから壊れるときは急にやってきます。 しかも最近のものは寿命が短いように思います。 その分単価が安いですからトータルのコストとしては昔も今も変わらないのかもしれませんが。 プリンターのメーカーとしては本体よりインクで設ける戦略なのだろうな?と思われます。 というわけで我が家のプリンターも急に紙送りが不調になってしまいまして 修理すると新品を買うより高くつきそうなので 新たしいものを導入という運びになりました。 愛好会で話題になっている エプソンのPx-105というビジネス用とされるシンプルで安い機種を選びました。 古い機種ですがホストしているPCが未だにXPなのでこれしか選択肢がないという感じでもあります。 まぁ印刷できればそれだけで充分なので これで当面いきます。 按配よければプリンター本体は安いので予備にもう1台買っておこうかと思っています。

2022.9.17 白州のケルンコーヒー  (旧8.22)

  昨日までの数日、信州の別荘であるAA山荘と甲州の石和温泉に行っていました。 帰りには富士山ろくをまわって色々と用事を済ませて帰るというかなりテンコ盛りな旅でした。 30年以上にわたり往復移動している甲州街道沿いに ケルンコーヒー という喫茶店があるのですが 実は初めて寄ってみることができました。 ケルンさんは創業60年にも及ぶ超老舗です。 まぁ30年来の初訪は大したことはないということです。 やはり白州の美味しい水で入れたコーヒーは最高に美味しかったです。 やはり私にとって甲州・信州はホームグラウンドなのかな?と改めて思いました。 ちなみにAA山荘では蔓延りすぎたススキを根から掘り返す作業を続けています。 ススキは蔓延ってしまうと根がびっしりと張り詰めるので大変です。 ここ数年の事情であまりいけなくなっていたツケが回ってきているということでしょう。 しばらくは頻繁に通って草とりに精を出すようにします。

2022.9.12 3Dプリンター再開  (旧8.17)

  このところ湿度が低いすごしやすい日が続いています。 3Dプリンターは湿気に弱いということで 盛夏のじめじめ時期は全く稼動出来ませんでしたが 最近再開しています。 なかなか思うように造形出来ないでいますが 実験と思ってやっていると これはこれで中々楽しいものです。 最近ではABS樹脂を使った造形をしていますが ABSは溶融したときに有毒ガスが出るので外に排気するシステムを作って対策までしました。 まだまだ満足いく質の造形にまで到達するには程遠いですが 一歩づつ進めていきます。 もしかしたら何台か3Dプリンターを購入する必要もあるかもしれません。 先は長いですが こういう道具は好きな方なので楽しんでやり続けることが出来ると思います。

2022.9.5 テスト販売開始 天地律オルガニートTx1..  (旧8.10)

  天地律オルガニートですが つべこべ言っていても先に進めませんので思い切ってテスト販売を開始してしまいました!!! 大丈夫かなぁ??なんて思いはどこかに吹っ飛びました。 自分自身がこのオルゴールへの最高のファンである以上は迷いはありません。 チャクラへの作用は確実にありますし、音楽装置としても充分に及第点をつけられるオルゴールだと思います。 あとはみなさまのご評価を待つばかりというところです。 TxのTは天地律の頭文字でなんの細工もありません。ストレートに名づけました。 主に使って頂きたい方としてはヒーラーの方や音楽療法士の方を想定してはいます。 おそらくご自身の身体の浄化に役立つものと考えています。 実際に私自身はヒーラーでも療法士でもありませんが 自分自身の身体を浄化するのに毎日使っています。 何といいましょうか?一瞬で汚れが取れるように感じています。 私は常にチャクラの感覚を研ぎ澄ますよう毎日訓練していますのでまず間違いないところだと思います。 自分自身への作用については間違いないと確信していますが テスト販売の目的は他人さまに実際上どのような作用をするのか見極めたい。 という思いでいます。 我こそは!と思われる方はぜひお使いください。 極少数ではありますがモニターを募集することも考えています。 熱意ある方はお問い合わせ頂ければと思います。

2022.9.4 蜜蝋入りオイルステイン  (旧8.9)

  天地律オルガニートの発売にむけた詰め作業をしていますが 肝心なところがまだ決めかねています。 響箱の塗装方法です。 もちろん従来のウレタン系の塗装で問題はないのですが チャクラへの作用というファンクショナルなニーズを満足させるにもっと最適な塗装を探していました。 それは蜜蝋入りのオイルステインです。 当然色はナチュラルになります。 このオイルステインで塗装した響箱は塗装を施してから長い期間を経て徐々に音がマイルドに、そしてピュアになっていく感覚があります。 木もムーブメントも徐々に素敵なものに変化していく感覚です。 これはチャクラへの作用という大命題をこなすには必須の性質かもしれません。 なぜこのことにこれまで気づかなかったのか不思議なくらいです。 天地律オルガニートは基本的にはこの蜜蝋入りのオイルステインで仕上げることに決めます。 子供がなめてしまっても問題ない安全性の高い塗料です。 かれこれ4ヶ月位前に塗装した響箱が今頃になってすばらしい音を醸し出しました。 なんと気の長い話ですが 天地律らしいかもしれません。 製作期間は恐ろしく長いものになりそうですが なんだか未踏の領域に踏み込んだ気がしています。

2022.8.30 ずっと聴いています 天地律 (旧8.4)

  まだ発売にこぎつけてはいませんが 天地律オルガニート。 実は私自身が毎日演奏して楽しんでいます。 ものすごく落ち着きます。 チャクラに作用してクリアにしてくれるのが強く実感できます。 経脈をクリアにする宇宙律もいいですが この天地律は私にぴったりフィットします。 音が少し低いのも とても落ち着いていい感じです。 手前味噌になりますが よいオルゴールが出来たものだと思います。 懸念していた音痴気味であることも殆ど気になりません。 というよりむしろこちらの方が心地よい音階に思えてきます。 放出系と吸収系の2台セットで販売するか 放出系だけ先行販売するか決めかねていますが 近々発売にこぎつけます。 このすばらしいオルゴールの音を多くの人に実感して 実際に身体をクリアにするのに役立てて欲しいと願っています。 ただしこの天地律オルゴールは響箱を選ぶ傾向があるのでスムーズに製作が進むかどうか 少し進めてみないとわからない面もあります。 面白いことになってきました。

2022.8.27 粘性の高いオイル (旧8.1)

  オルガニート・オルゴールを製作し続けてきて 未だに引きずっている問題が“音のキズ”問題です。“接触恩”とか“ピチ音”などといわれることもあるようです。 オルガニート・オルゴールのムーブメントの場合、低音側のソ、ラの音、つまり下から数えて5番目か6番目くらいの弁を弾くと“ジッ”というような異音がする現象です。 全個体にこの現象がありますのでこのムーブメントの本質的な問題だと認識しています。 実は最近修理していたオルガニート・オルゴールのムーブメントについてこの問題のあたりの弁位置の爪車周辺にかなり粘性の高いオイル というよりグリスを散布してあるケースがありました。 長期間経過する内に固着してしまって爪車がスムーズに回らなくなっていました。 修理ではこの固着グリスを取り去る作業をしました。 疑問点は「なんでこんなところに粘性高いグリスなど散布したのか?」ということになります。 場所がちょうど音のキズがある場所と一致しますので もしかしたらこのキズ対策だったのではなかろうか??という推測をしています。 施したのはサードパーティーではなくメーカー自身だと思われますので、30年以上昔からこの問題の対策が色々なされていたということが推察されます。 問題解決への糸口になるかもしれませんので 実験してみたいと思っています。 但し固着してしまう鉱物系グリスでは不適当ですので 固化しにくい植物性のオイルでやってみるつもりです。 良い結果が出るといいと思います。 オルガニートはオイルマシンであると私は思っています。 適切なオイルによる潤滑が命です。

2022.8.24 ダブルドット仕様 (旧7.27)

  もうずいぶん前に発表し、それ以降製作し続けているオルガニート・オルゴールの響箱におけるダブルドット仕様です。 これは実に単純な発想から出たもので 響箱のフタと身の間に硬質フェルトなどの緩衝材をはさむことで両者間の音響的なセパレートを行うというものです。 ネジでとまっていますからこのネジを通じて両者が結合しないようにここにもフェルトやシリコンゴムなどを使ってセパレートしています。 大変手間がかかる仕業なのですが この効果は絶大でして どうしても避けられなかった音響特性のあばれ(特定の音が響きすぎたり、逆に全然のびが悪かったりする現象)が劇的に改善しました。 響箱を構成する木材の特性はまちまちで多様ですから この個体差を吸収して狙った音をかもし出すことに成功しています。 このダブルドット仕様にして以来、私の作るオルガニート・オルゴールの音は安定し、質的にも数段進化したように感じています。 簡単なやり方なのですが部品や部材はみな手作り品でして手間は何倍にもなってしまいましたが その出来映えを思うと やってよかった! と思うことしきりです。

2022.8.21 AA山荘 (旧7.24)

  先日19日に本当に久々に信州のAA山荘に出向いてきました。 山荘はいわば別荘なのですが コロ禍騒ぎ以来 なかなか出向くことが出来ずに3年は経過してしましました。 しかもこのところ足を向けても現地で雨となってしまい到着を断念することが2回も続きまして 結果としてこの雨の多い季節に3ヶ月も放置してしまう羽目になりました。 それでどうなったかは言うまでもありませんが どこが入り口だか割らないほどに草ぼうぼう状態になってまして 3時間ほどかけて草刈をやって帰ってきた次第です。 3年の年月の放置はかなり深刻で 植生がすっかりススキに変わってしまいました。ススキは根が強固で蔓延りますから後が大変。 このままではすっかりススキ野原になってしまうのは間違いないところ。 秋からは草刈ではなく草堀りをしなくてはなりません。 横浜の家が住めなくなるような事態を想定しての山荘の所有でしたが 現実はなかなか甘くはなく、維持だけでももてあましているのが実態です。 とはいえつかの間の休息時間に感じる山の空気と静けさは格別なものがあります。 しばらくは草との格闘に明け暮れるAA山荘になりそうです。

2022.8.17 実は432 (旧7.20)

  私はずっとオルガニート・オルゴールを作り続けています。 近年は宇宙律に調律したものを中心に製作することが増えてきています。 しかし、実はこれまで最も多く作ってきたのは A=432Hzの純正律に調律したものです。 それは現在でも多数を占めています。 ベストセラーといっていいでしょう。 現在では特別に注文がない限りは特定の方のところに卸すのみとなっていますが その素晴らしさは色焦ることはありません。 時代を超えて 時を越えて作り続けることができるオルゴールは一般的にいう価値観を超えた領域にあると思っています。 この仕事を続けてきてよかったと思います。

2022.8.13 昔のくし歯 (旧7.16)

  オルガニート・オルゴールの修理をしていますと かなり昔のくし歯に触れることが多いです。 まぁ修理を要するということはかなり古いムーブメントですから当然そうなります。 実は昔のくし歯の方が材質的には良いのが通例です。 逆にいいますと今生産されているオルガニート・ムーブメントのくし歯は昔と比べるといまいちといった評価になりましょうか? まず表面処理が昔の方がしっかりしていますし、どことなくですが 焼きいれ等の熱処理も丁寧な感じです。 また調律にもそれなりのポリシーがあったのが昔のくし歯のように感じています。 問題なのはそれが最終的に音にどう影響しているかなのですが やはり音の“品” とでもいいましょうか? しっかりと芯のある良好な音という意味では昔のくし歯の方に軍配があがるかな??というのが率直な感想です。 言うほど大きな差はないと思っていますが。 

2022.8.9 小型すぎるのはちょっと (旧7.12)

  オルガニート・オルゴールですが このところ立て続けに修理の依頼があります。 例年7月が多いのですが その続きでしょうか。 中には響箱が極端に小さいものがありまして これが修理屋泣かせです。 まともに箱を開けて中身のムーブメントを取り出すことも難しいことがしばしばです。 一旦ハンドル組をはずしてムーブメント自体をばらばらに分解してから 底板をはずして...  と要らん手間ばかりかかってしまうものは困ります。 保守のことを考えて作れているオルガニート製品は少ないなと感じます。 オルガニート・オルゴールは手回し操作が入りますのでどうしても磨耗や故障が生じやすく、長い間に保守は欠かせません。 他人のふりみてなんとやら ですが私の作るオルガニート製品も保守のことはよくよく考えておかないといけないと改めて思った次第です。

2022.8.6 半端では出せない。 (旧7.9)

  前回に続いてオルガニート・オルゴールの修理についての見解です。 概ね30年以上古いオルガニート・オルゴールはベースプレートの部分がヤワでして、剛性が足りません。 あのケチなメーカーさんがその後にベースプレートの補強をやっている位ですから相当に深刻だったのでしょう。 実際に修理で帰って来た現物を鳴らしてみると “えっ?こんなもん?” と思うほどのびの無い陳腐な音に感じます。 鳴るようになればそのまま修理上がりとしてお返ししてもいいのですが 私の“こだわり”としては補強後の良好なベースプレートに代えてあげたいところです。 どうせ新品ムーブメントから部品を外して修理する羽目になっているのですから ベースプレートも新品から流用すればいいということです。 実際問題としてこうして処置しますと 見違えるようなのびのある良い音に生まれ代わります。 修理人の端くれとしてはここまでやらないと修理したことにはならないなと思います。 但しくし歯については最近のものは例によって異音が混じるという問題がありますから 古い当時のくし歯を使うようにしています。 結果として新旧オルガニート・オルゴールのいいとこ取りとなり、理想的な修理あがりにはなります。 元より採算は度外視ですが。

2022.8.4 修理部品自製が急務 (旧7.7)

  オルガニート・オルゴールをずっと作ってきている私ですが、修理を依頼されることも多くあります。 オルガニート・オルゴールのムーブメントは30年程度経過すると紙を送るのに使われる上のローラーのプラスチック部分が割れてしまうことがあります。 修理の9割方はこれです。 ところが近年はメーカーさんが保守・補修用の部品を売ってくれませんので 新品ムーブメントから外して修理に充てるしかないのが実情です。 料金は高く出来ませんので 実質的にムーブメントの代金をそのまま修理代金として請求するしかないのが厳しいです。 とてもではないですが私の工賃など頂けない状態です。 極めて保守がしにくくなったというのが現実です。 以前からこの破損しやすい部品を自製できないか開発を続けていますが まだ出来ていません。 3Dプリンターの扱いにまだまだ慣れないせいなのですが 時間がかかっています。 ローラーを自製できれば保守はもっとスムーズになります。 オルガニート・オルゴールを取り巻く環境が激変していて戸惑いも隠せませんが、とにかく急ぐ必要があります。 

2022.7.31 暑い日が続きます。 (旧7.3)

  梅雨もあけ、暑い夏の日が続きます。 我が家はエアコンは全然使いません。 来客のときは例外的に使いますが 普段は自然な風を取り入れてすごしています。 とはいっても夕方の時間帯は大変です。 周りの家が一斉に風呂を沸かし、調理をはじめ、エアコン全開になりますから 住宅街全体がもわーっとしたヒートアイランド状態になります。 夕方散歩していても住宅があるところとないところでは気温が全然違うことに気づきます。 そんなわけで昼下がりの気温が最も高い時間よりも 夕方〜宵の口の時間帯の方が暑さが堪えます。 自然な暑さではないのはいけません。 まぁ その時間帯を過ぎれば心地より夜の風を楽しむことができますのでいいのですが。 まだまだ暑い夏は続きます。

2022.7.26 雨漏り その後1 (旧6.28)

  先日書きました我が家の雨漏りですが 現在は発生箇所のベランダの床材を剥がす作業をしています。 かなり荒れてしていましたので 下の屋根の塗りなおしやコーキングによる防水処理などやる予定です。 今日も雨が降っていましたが ぽつぽつと雨水が浸入しているのが音でわかります。 だいたい修理箇所は特定出来てきていますので 修理は大丈夫ではないかと踏んでいますが 荒れてきている屋根などの補修の方が大変かなといったところです。 古い家ですが 自分が生きている間だけもってくれれば なんて思っていましたが なかなか待ったなしの状況だったようです。 チャンスととらえて作業しようと思います。 暑い夏ですので炎天下での作業は30分程度にして時間をかける作戦です。 健康第一です。

2022.7.23 手回しの味 再考 (旧6.25)

  ここ10数年でしょうか いつからかははっきりしませんが オルガニート・オルゴールの手回しの“味”が悪くなっています。 これまでも何度かこの話題をあげてきました。また解決策も色々試してきました。 それはすごく時間も手間もかかるので全製品に適用することは出来ずにいます。悲しいことです。 “味”が悪くなった原因についてですが 手でもつハンドルの駒が軸と嵌るところの穴がブカブカなのがいけないようです。 これがぴったりサイズの穴できちっと軸と嵌っていればもっと回し味はよくなります。 ではなぜブカブカになっているのでしょうか? 最近わかってきたのはクランク状に曲げたハンドル軸の部分が曲げ加工の影響で真円でなくなっているのです。 そのせいでハンドル駒を組み立てる際にぴったりサイズの穴加工した駒ではうまく嵌らないのです。 だから駒の穴サイズをブカブカにしているようなのです。 昔のオルガニート・オルゴールのムーブメントはどうだったか 今となっては記憶がありませんが もう少しぴったりサイズに近かったのではなかったかと想像されます。 ちょっとした加工工程の隘路が最終的に“味”を悪くしている典型例かもしれません。 近年著しい値上げラッシュで旧来からみると3倍もの値段に跳ね上がっているオルガニート・オルゴールのムーブメントですが 品質的には全く良くなっていないどころかニュアンスも含めると悪化していますから 相対的に価値観は著しく落ちているといわざるを得ないのが悲しいです。 私のところでの製作ではこういった問題は可能な限り修復して解決するようには心がけていますが トータルとしての満足度は落ちていますし、製作にかかる手間は増える一方になっています。

2022.7.21 疲れと頭痛 (旧6.23)

  歳もだいぶとってきたこともあり、無理して作業したりすると疲れが残ります。 しかも“なんとかの冷や水”とはよく言ったもので数日後に出るようになってきました。 どこに出るかというと頭が痛くなってきます。 身体の中で一番弱いところに出るということなのでしょう。 ですので軽いですが頭痛がしだすと 「あぁ 疲れてるんだなぁ?」 と認識して休むように心がけています。 ちょうどいいサインです。 ここからさらに無理を通すと身体を壊すことにつながってきますのであなどれません。 自分の健康は日ごろから無理を通さずにすごすことが第一だと思っています。 そんなわけで製作の作業の方はここしばらく低調なペースになっています。 かなり波があります。

2022.7.17 雨漏り (旧6.19)

  やはりまだ梅雨はあけてなかったですね。 例年通りの梅雨末期の雨気味な天気が続きます。 我が家は恒例ともなっている雨漏りの季節に突入しています。 家の躯体の最も無理のある場所が歪んでくるせいだと思われますが 接合部から雨水が浸入してきます。 極たまにですが雨漏りしてきます。 なかなか侵入口が特定できず、ずっと未解決のままになっていましたが 今年はひどくなってきてしまいましたので長い時間かけて徐々に歪みが拡大してきたのでしょう。 意を決して修繕することにしました。 かなり手間はかかりますが自分でやります。 大まかな場所は特定できていますので地道にやっていきます。 この手の問題は“のど元過ぎれば...”で後回しになりがちですが 先送りできないときは来るものです。 個人でも国レベルでも。

2022.7.13 湿気大敵その2 (旧6.15)

  高温多湿な日本の夏。それはずっとそうなのですが 一番困るのは塗装の塗膜が乾いてしっかりと硬化するまでに時間がかかることです。 10日ほどしてもまだどことなくべとべとしています。 個人のお客様向けの場合はあらかじめ作っておいた響箱から出荷できることが多いですのであまり問題になりませんが 都度作ることになる比較的たくさんつくるケースですとどうしても製作期間が長くなってしまいます。 春の季節なら2週間から3週間ほどでも完成できるのが この時期だと全体で1ヶ月半以上かかります。 結局湿気しだいということになりましょうか? 湿気は塗膜だけでなく、ムーブメントとのマッチングにも影響するように感じます。 なかなか音が安定しない傾向があるように感じています。 とにかく急がず時間をかけて進めるようにしています。

2022.7.11 湿気大敵 (旧6.13)

  昨日はオルガニート・オルゴールの演奏用紙カードの穿孔作業をやってました。 作業といっても大部分はマシンがやるのですが これが湿気に弱い問題があります。 パンチは板金打ち抜き用の刃物を使うのですが 打ち抜いた後の抜きカスが湿気により団子状になってしまい 排出経路が詰まってしまう問題が多発します。 詰まってしまうとパンチそのものが失敗しますので その演奏カードはおシャカになりますので深刻です。 実際に排出された抜きカスを触ってみると団子状にくっついているのがわかります。 湿気といっても結露するような大したことではないのですが 僅かな湿気が紙のコンディションに微妙な影響を与えるようです。 乾燥した日にはまず起こらない現象です。 とはいっても湿気で作業が滞るというのは困りますので対策を考えねばなりません。 色々とアイディアを練ってはいますが 悩ましいところです。 紙を扱うマシンというのは案外難しいものです。 きっとプリンターやコピー機の設計者・製造者さんは大変な思いをされているのだろうなぁ と思ったりします。

2022.7.9 宇宙律は4種類ある。 (旧6.11)

  このところ宇宙律のオルゴールを手がけ続けていまして 作り手の私も快調で健康的な毎日です。 ところでずっと宇宙律は「身体と同調する。」と主張し続けてきていました。 これは正確な表現ではありませんで 正確には「身体の一部と同調する。」が正しいです。 20弁オルガニートの音域では身体の全てと同調させる音のセットを構成することは不可能でして、泣く泣く割愛した音が多数あります。 33弁ですら半分くらいです。20弁では1/4位です。 そこで今計画し始めていますのは 残りの3/4をなんとか実現しよう!ということでして 20弁オルガニート4台に異なる調律を施しまして 身体の全てと同調するオルゴール群を作ろう!というアイディアです。 今まで出来なかったのはオルガニートがもつ調律守備範囲を超えてしまうせいで実装が難しかったという理由です。 それが昨今の天地律のオルゴールが多難の末に実現できたことで 宇宙律でも調律可能な技術が身についたことが大きいです。 宇宙律と天地律 どちらも身体との同調を異なる視点で目指した音のセットですが、技術的にも符号しているのがすごいなと思います。 今日は4台のうちの2台目のオルゴールを試作していました。 3台目が技術的には一番難しいと予想しています。 4台の宇宙律と2台の天地律 全て揃うとある種の医療機器としても機能するのではないかと密かに期待しています。 オルガニート・オルゴールの新たな境地とでもいいましょうか?? 夢は膨らみすぎて宇宙の彼方にぶっ飛んでいきそうです。

2022.7.6 宇宙律の音のサンプル (旧6.8)

  note.comの方にはアップしていましたが このコーナーにアップするのを忘れてました。 宇宙律オルガニートの音のサンプルがなにもアップされていませんでした。 音を実際にお聴きにならずにチョイスはできませんですね。 すみませんでした。 以下のリンクにアップしていますので聴いてみてください。

https://note.com/tthath/n/n589062e226bb

2022.7.5 最終工程こそゆっくりと (旧6.7)

  おかげさまでずっと宇宙律オルガニートを作り続けさせていただいています。 このオルゴールに限らないのですが 最終組み立ての工程こそ時間をかけてゆっくりと行う必要があると感じています。 1つ進めたら1日置く。 また次の日に1つ進めて... といった調子で傍からみていると“もっと早く出来ないの?”と突っ込みが入りそうなペースです。 実はこのゆっくりが大切でして 初めて明かしますが各工程間で間をおいている間に“邪気”といわれるよからぬ要素を抜くようにしていまして、その時間がかかるということです。 邪気といってもそんなに大げさで恐ろしいものではありません。むしろほんのちょっとしたことなのですが 放置しますと音には確実に影響します。 特に宇宙律は身体との同調を主眼にしていますので その影響は地味で気づかれにくいものではありますが絶大であるといえます。 かく言う作り手の私自身が一番よい影響を頂いています。 手にして頂いたオルゴールが清いものであって欲しいものです。 時間をかける意味は充分にあります。 

2022.7.4 メーカー依存から脱却していきたい (旧6.6)

  私はずっとオルガニート・オルゴールを手がけてきました。 でもその実体はというとムーブメント部分は常にメーカーさんの生産に依存していました。 昨今のメーカーさんによる尋常ならざる値上げラッシュは本当にダメージが大きくなっています。 しかし...  それは私の側にもある固定観念があり、それがこのような状況に巻き込まれてしまう原因であった ともいえます。 その固定観念とは “オルゴールムーブメント生産は設備産業であり、資本を持った企業にしか出来ないもの。” というものです。 確かに金型や設備など個人ではとても出来ない大規模な投資なくしてはオルゴールを作ることは難しい いや難しかったことは事実です。 しかし... その固定観念も崩れつつあるのも事実です。 時代は3Dプリント時代に入りつつあります。 あらゆるマテリアルを自由に造形できる日はそう遠くないようです。 従来の生産技術では不可能だったことが可能になるかもしれません。 住宅でさえも3Dプリントできる時代です。オルゴールだって決して不可能ではないはず。 などと考えつつ、現在の惨状にめげることなくメーカー依存状態から脱却していきたいと思い始めています。 

2022.7.1 調律作業のやり方もかわる。 (旧6.3)

  オルガニート・オルゴールにおけるくし歯の調律作業ですが ずいぶん以前に公開したやり方と現在ではだいぶ違ってきています。 基本的な原理は全く変わらないのですが より削り量を少なく 音質を劣化させないような工夫を重ねてきました。 なにせ同じような作業をずっとやってるのですから改善も進むというものです。 特に先日正式に発売開始した宇宙律や 進行中の天地律など機能性の高い調律を志向していますので その要求精度は高まる一方です。 いかに精密に、しかも再現性よくしていくかが勝負といったところです。 おそらくメーカーさんの調律作業もこうしたプロセスをへて現在のやり方に洗練されていったのでしょう。 単調な作業ではありますが日々それなりに進化もあるということでしょうか。

2022.6.27 引越し前倒し (旧5.29)

  関東は梅雨明けだそうで まぁ何があっても驚くことはない昨今ですが それにしても暑い日が続きます。 これから延々と続くのかと思うとイヤにもなろうというもの。 まだ先かなと思っていた恒例の1階への引越しを急遽進めています。 真夏は2階は暑くて居られませんので1階に工房機能を全部移す恒例行事です。 もちろん例年梅雨明け時に行います。 今年はオルガニート・ムーブメントがとんでもない値上げになるので 私の製品の値上げに直結しないよう過剰な在庫を持たざるを得ないですし、資材関連も値上げ前にということで かなり買いこんでいます。 なので例年以上に部屋はモノであふれかえっている状態です。 駆け込み買いの影響は重く、今年前半で資金を使い果たしてしまった感があります。 そのおかげか今年後半も値上げはしなくて済みそうですが いつまで持ちこたえることができるか?? 不安定な世が続きます。

2022.6.23 天地律オルガニートの音 (旧5.25)

  ずいぶん以前に収録した音源なのですが 天地律オルガニートの試作品で演奏したものを公開します。 演奏はチャクラの放出側、吸収側の順で計2回演奏されています。 この違いが感じとれますでしょうか。 まだ試作段階での演奏でしてノイズが多い上に録音もへぼいですので印象はよくないと思いますが 確実にチャクラを開く音になっているのは分かる人にはわかると思います。 あくまでチャクラに作用することを目的に作られた音ですので 音楽的には音痴っぽく聴こえると思います。 あえてそれをオルゴールにしてしまうというのも大胆といえば大胆ですが 世に問う音としては革命的かもしれません。 これだ!ピン!と来た方はぜひモニターになって頂き、このオルゴール向けの“曲”開発などに関わって頂ければ素敵だなと思います。 特別価格を設定してもいいと思っています。 なお正規販売では特殊調律のオルガニート扱いとすることにしてまして、 宇宙律オルガニートよりは高くなりますので、だいたい@14000円(税込み)前後で販売を考えています。 2台セットだと28000円になりましょうか。

https://note.com/tthath/n/nb39ae0df1058

 

2022.6.20 天地律オルガニートどうしよう (旧5.22)

  現在は宇宙律オルガニート20を製作販売している身ですが もうひとつ発売を計画しているのが天地律オルガニート20です。 ただ この天地律は非常に特殊な鳴り方をするオルゴールでして 一般には音痴なオルゴールとしか認識されないだろうと思われるようなものです。 しかし効能は極めて強烈でして人のチャクラといわれる“気”を司る器官を活性化する作用があります。 残念ながら音楽的な響きの美しさとは両立せず、音楽的には音痴なオルゴールということになってしまいます。 曲を奏でることは出来るのですがちょっと違和感もあるというところです。 専用の曲?を開発する必要があるとも思っています。こういうのを商品として提供することが現実的に出来るのだろうか? と今でも自問自答しています。 かく言う私自身はこの音律をとても気に入ってまして 聴き始めの頃は違和感もありましたが今で は「こちらの方が心地よい。」 「もしかしたら音楽のルーツはこちらなのかもしれない。」 などと感じるようになっています。 チャクラへの作用は抜群でして効能には折り紙を3枚くらいつけていい奇跡もの?です。 チャクラというのは気の出入りがありますから出と入で別のオルゴールになります。 ですので2台セット売りにするか??などとも考えています。 チャクラ感覚に明るい方がモニターになって下さるとありがたいなと思ったりしています。 もしかしたら当面はこうしたモニター方式での販売になるかな?と思ったりもしています。 宇宙律の時代は来るのでしょうか?? 世が大きく変化しています。 旧来の概念に囚われないことも大切だと思います。

2022.6.17 デザイン性も大切 (旧5.19)

  オルガニート・オルゴールのムーブメントは写真の通りでして いかにも“工業製品”といった容貌をしています。 これはこれで何十年もの間作り続けられてきた独特な名品ですのでいいのですが、 ニーズによっては「もう少しなんとかシャレた姿に出来ないのか?」と思うことはあります。 3Dプリンターを使えるようになってきましたので 一番上で見えがかりになっている押さえ板 あるいは整列板と呼ばれている部品(写真では目みたいに見えるところ)を作ってみようか??と思っています。 3Dプリンターですから樹脂製になりますが 金属とは違うデザイン性をかもし出すことも出来るかもしれません。 基本的な形さえおさえて3D−CADでデータ公開できれば どなたでも作って独自のものを楽しむことが出来るかもしれません。 オルゴールはその音の素晴らしさはもちろん大切ですが “見てくれ”も大切なのだなぁ.... と思いました。 やってみようと思います。

2022.6.14 AA山荘へ (旧5.16)

  日曜日から月曜日にかけて信州のAA山荘(別荘)へ出向いてきました。梅雨の晴れ間ということで貴重な機会でした。 案の定山荘は草ぼうぼうに。 2ヶ月近くも草刈していなかったのですごいことになってました。 数時間かけてへとへとになりながら草を刈っていました。 裏の湧き水も順調に出続けていまして 雨の多い今年を象徴しているようでした。 話は変わりますが、その多雨のせいでしょうか いつも水を汲ませてもらっている白州道の駅の水がやけにカルキ臭い。元々微量のカルキは入れているのは知っていましたが、ここまで臭うのはめずらしいです。 もしかしたら伏流水の水質が悪化しているのではなかろうか?なんて思ったりもして 少し心配にもなりました。 写真は山荘近くにある湖での1枚。 湖畔は無料のキャンプ場になっています。 標高1200メートルの高原はまだまだ肌寒い風が吹いていました。

2022.6.11 相変わらずの異音が (旧5.13)

  オルガニート・オルゴールにずっと存在している不具合があります。もう何年も経ちますが一向に改善しません。 それは低音部のソ、ラ、シあたりに “チッ” とい異音が入ることです。 単音で聴いている分には殆ど気にならないレベルなのですが 曲にして聴くと とりわけ音が混んだ曲になってくるとこのチッという接触音が耳障りに聴こえます。 かなりの手間をかけて手直しはしているのですが ある程度は改善するものの完全に抑え込むのは至難です。 どうしても不具合として残っていまします。 これはくし歯という音を出す鋼鉄の部品の研磨が不十分なことからくる現象でして、メーカーさんもある程度は認識してくれていて改善できている個体もあるのですが 殆どは未だにそのままです。 私としては もう何百台という数を修正してから出荷していますが 未だに“快心の出来!”まで改善出来た例はありません。 製造の過程で完全につぶしてもらわないと後からの改善では根絶は難しいのだと思っています。 悩みどころは続きます。 なお不具合とは表現しましたが 一般にオルガニート製品を出しているところでは問題にしていないようです。 私の製作が理想を追いすぎているということかもしれません。 ですが音を出すものはこのちょっとした現象でもダメなこともあるのです。 難しい課題です。

2022.6.8 宇宙律快調です。 (旧5.10)

  前回の日記では暗い話題に終始してしまいました。 年中恒例行事と化した感のある値上げ。 これはオルゴールに限ったことではなく世の全般が凄いことになってますから仕方ないというところもあるかとは思います。 時代が決定的に変わる局面だと認識しています。 逆に言えばこの不連続ともいえる事態を乗り越えることが出来れば展望が開けるということかもしれません。 先に申しました通り、オルゴール、とりわけオルガニートはもはや人類の至宝です。 決して終わることはないと思っています。 仮に現在のメーカーさんがギブアップしてしまったとしても どこかの誰かが受け継ぐ形になるでしょう。 実は宇宙律もそういう気がしています。 現在はオルガニートに実装して日の目をみていますが いづれ多くの音楽世界や生活の場面に使われるものと思っています。 宇宙の標準というような意味合いを込めての命名でした。 全ては永遠の視点からみていく必要があるように感じます。

2022.6.2 またまた値上げ??なの? (旧5.4)

  もう恒例行事になりつつあるメーカーによるオルゴールムーブメントの値上げ。値上げしては売れなくなりまたまた値上げの繰り返し... という“いったいどこに知恵を使っているのか?”と思えるような悪循環きわまりないドタバタ劇が延々と続いています。 我らがいとしのオルガニートのムーブメントも値上げになるようです。 それもかなり大幅に。 作っている物そのものは全然変わらないかむしろ劣化の方向にあるのに常軌を逸した値上げを繰り返すというのは いくら競合相手がいない独占製品であっても もはや本来の価値観を桁違いに逸脱した滅びの道をひた走っている感があります。 私のところではオルガニートムーブメントに関しては出来る限り大量に在庫を確保する予定ですので 当面値上げはしない積りです。 こうして時間を稼いでおいた上で 長期的な展望としてはメーカに頼らない自製化の方向に舵を切らないとかなり先行きがあやうい実感がします。 オルゴール とりわけオルガニート型オルゴールはもはやいち企業の私有財産ではありません。 永遠ともいえる価値を有する人類共有の至宝です。 近視眼的、短絡的で強欲な人たちからなんとか守らねばなりません。

2022.6.1 宇宙律がメインに (旧5.3)

  営業再開にあわせまして これまで純正律オルガニートとして製作販売を続けてきました20弁モデルを全面的に宇宙律オルガニートとしていくことにしました。 名称を変えるのはリスクもありますが 実は製作者である私の身体は既に “宇宙律の身体” になっていまして調律といえば宇宙律がなじんでいます。 それだけ身体との親和・調和がよいということです。 調律作業をやっていて爽快感が桁違いです。 この効果は当然ながら手にされたお客様にも感じられると思います。 もちろんご希望があれば旧来の純正律モデルも製作はしますが 自分にとって良い効果満点!と実感できるものを販売するのが筋だということでメインを宇宙律オルガニートに据えました。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2022.5.31 再スタート (旧5.2)

  ここ2年ほどの間はなんだかんだといろいろありまして なかなか製作の作業やら開発の作業やらがいまいち順調とは言えないままで来ましたが、 ここに来てなんとか解決してきた気がします。 最中では色々原因もありましたが、結果的にみると精神的問題が一番大きかったかなとも思えます。 早い話がやる気が起きなかったといっていいかもしれません。 それなりの理由はもちろん様々あることはあったのですが 音を扱う製作作業では心の安定・平安が一番重要なことなのだなぁと実感します。 とりわけ音の身体への作用という私のライフワークの観点からしますとなおさらです。 断腸の思いで終焉してしまった33弁モデルに代わりオリジナルのモデル開発に挑戦することにしていますが、少しづつではありますが進めています。先は恐ろしく長いですが前に進んではいる実感があります。  さて!明日から6月 プチ休業もきっぱりと終わりにして再スタートしようと思います。 この先社会的にも色々ありそうな様相ではありますが、それはそれ。 マイペースで進んで行きたいと思います。 みな皆さまには長いことご迷惑をおかけいたしました。

2022.5.26 雑草食 (旧4.26)

 

 庭に固定種野菜類の種まきをして久しいですが 無肥料では全然です。2ヶ月してようやく小さな芽が出てきたかな?という程度。 ところが先住民の雑草さんたちときたらご覧の通りで元気げんき!。 ちょっと陰気くさい写真になってしまいましたが。 ということで今年から雑草を食してみるようにし始めています。 先日は手始めにツユクサを茹でて味噌汁にして頂きました。 まぁそれなりの風味といいましょうか? なんとか食べられることがわかりました。 特に中った感じもありませんでしたし無事でした。 今年は5月に晴天日が少ない上に我が家の庭はただでも日当りが悪いので こういった土地に適した植物さんが繁茂するのは当然です。 工夫していきたいと思っています。 今年は早めですが既にドクダミの収穫もしまして干しています。 2年くらい先が楽しみな庭です。 どんな野菜さんがこの土地に根付いてくれるのでしょうか??

2022.5.24 やっと3Dプリンター (旧4.24)

  いろいろとやりたいことがあって3Dプリンターを導入はしていましたが 都合全然使えていなかったのですが 購入から半年ほど経過した今頃になってようやくテストを始めたところです。 いきなりトラブルに見舞われたしして前途多難ですが なんとかこれでオルゴール関連の部品や道具、装置などを作れればと思っています。工夫次第で様々なことが出来そうで新たな道具の到来に喜びを感じている次第です。 まずは造形できる樹脂の機械的性質などをテストするところから入っています。 創造の道具としてとても面白いものだと思います。 できれば成果をデータで公開することで後々の人につないでいければとも思っています。 今後具体的に報告できることもあろうかと思います。 何事もマイペースでやっていきます。

2022.5.22 八千穂 (旧4.22)

 

ここ3日ほど信州に出かけていまして 写真は北八ヶ岳山ろくの八千穂高原での1枚です。白樺の群落ということですばらしい景色を堪能してきました。 オルゴールつながりといいましょうか? 行く先々での出会いがなぜかオルゴールとその製作につながってくるというご縁の深さを感じた旅でもありました。 現在はオルゴールを取り巻く環境は悪化の一途という感じもしますが オルゴールそれ自体は何も変わりません。 ご縁と創意をもってつないでいくことの大切さを実感します。

2022.5.16 オンボードで調整 (旧4.16)

  今日は満月です。 相変わらず雨ばかりの日々ですが 確実に月は駆け巡っています。 私の作っているオルガニート・オルゴールはムーブメントを響箱に搭載した状態(オン・ボード)でいかなる調整もできるようにしています。 板状の響板の上にムーブメントが載る形として調整完了後にフタをかぶせるやり方です。 場合によっては何度かフタを外してやり直すこともしばしばです。 オルゴールと響箱の相性を考えると搭載状態で最終調整をしないと最良の結果を得ることが出来ません。 一般に響箱内部にムーブメントをすっぽり入れ込んでしまうやり方が主流のようですが ちょっと変わったやり方にこだわっているのはそういう理由です。 どうということない形の響箱に見えますが意外に考え抜いた形なのです。

2022.5.12 調律再開 (旧4.12)

  このところ少し乗りが悪くて調律作業を控えていました。思わしくない気持ちで行うと決まって良い結果が出ないのが調律作業です。 とはいっても進めないといけない面もありますので 少しづつ再開し始めています。 少し休ませていただいたおかげもあり、よい感じで作業できています。 非常に微妙なニュアンス的なところに切り込むような作業ですので 体調は元より、気分がとても大切でメンタルな作業だと思います。 かなり疲れる作業でもあります。 昨日は3台調整したらダウンでした。 以前は10台くらい1日で出来ていたのが信じられないような体たらくではあります。 マイペースを守ることの大切さを実感しています。 なかなか軌道にのらずご迷惑おかけしております。 すみません。

2022.5.5 大型連休 (旧4.5)

  今年の大型連休といわれる時期は寒暖差が激しいものの絶好の快晴が続きました。 各地はすごい人出だったのではないでしょうか? 私はTVやニュースを見ないのでわかりませんが。 かく云う私もあちこち手伝いしたり、製作作業の追い込みをやったりとドタバタしていました。私は自営業なので休日だからどうという行動スタイルはありません。 それでもこの連休の時期はいろいろありましてドタバタな毎日を送っています。 今日は短信で失礼します。

2022.4.29 AA山荘は百花繚乱 (旧3.29)

 

  昨日から今日まで信州のAA山荘(別荘)に行ってきました。緊急で雨どいの修繕をするためでした。サルに壊されました。 標高1100メートルの高原は下界の3月中旬〜下旬位の気候でして 写真は花桃の花です。実はならないのですが花がきれいです。敷地内に3本あります。 山との境にはキイチゴの群落があったり、湧き水の湿地部分にはワサビが自生していたりと、山ならではの自然がいっぱいです。 草は今の時期はまだかわいいものですが これがあと2ヶ月もすると手がつけられないくらいはびこります。 この数年は社会情勢もあり、あまり出向くことが出来なかったAA山荘ですが 今年は少し滞在も出来る位にしたいと思っています。

2022.4.22 作業小屋の大掃除 (旧3.22)

  このところ作業小屋の大掃除に精を出しています。 これが出来ないと製作の作業が滞りがちになるので急ピッチです。 とはいえいつものペースですが。 セルフビルドから17年目に突入した作業小屋ですが さすがに要らないものも増えてきており、手狭になった感がありまして、思い切って整理することにしました。 目標は半分に減らす!としていますが 実際にはそんなに減らないかなと思ったりします。 道具やジグ、機械など所狭しとひしめいています。 私が整理するにあたって鉄則にしていることがあります。 それは “全て目に見えるようにしまうこと” これに尽きます。 どこか見えないところにしまったものは無いのと同じになるのは実証済。 どんなに雑然と見えても全てのものが見えるように配置するのが私のやり方です。

2022.4.17 収集癖 (旧3.17)

  私は自分で言うのもなんですが変な癖がありまして “形の揃ったものを集めるのが好き” です。しかもしょうもないものばかり。 例えばカセットガスのフタとか パンの袋の口を止めているプラスチックの板 とか トイレットペーパーの芯 とか... こんなもん何に使うのか? というようなものばかり集める癖があるようです。 ところが これが意外に役に立つことがありまして、例えば豆腐のパックなどすごい数集めてありますので 小物を一時的に入れておくのに使えたりします。 元々がしょうもないものなので捨てても惜しくないですから気兼ねなく利用できます。 そういえば私が“やぎさんのふりかけ”と呼んでいるオルガニートの演奏カードをパンチした際に出る抜きカス。 それこそ豆腐パックに何杯分も出るのですが こういうのをとっておくのも収集癖の表れでしょう。 この収集癖は生まれもっての身体の癖(体癖:たいへき)から来るものらしく、努力で変えられるようなものではないようなので 気長につきあっていきます。

2022.4.13 3D−CAD勉強中3 (旧3.13)

  最近この話題ばかりですがオルガニートカードを自動で穴あけしてくれるパンチマシンを3Dで設計しなおしている話の続きです。 画像のように少しづつモデリングを進めています。 まだ以前に設計・製作したマシンを3D上に再現する程度ですが CADの操作に慣れる意味で少しづつやっています。 少しづつとはいってもこの手の作業は没頭してしまうと時がたつのも忘れてしまうものでして 夜中までぶっ通しで作業してしまうこともあります。 身体に負担は大きいなと思うのは歳のせいでしょうか。 今後はプラスチック筐体特有の組み立て方などを色々な製品から勉強してこの設計に取り入れていくというところでしょう。 話は変わりますが オルゴールの製作の方はなんとかいけそうです。 ヤルヤル詐欺状態ですが近日中には販売再開します。 手前味噌ではありますが大変よい出来に作れるようにようやくなりました。

2022.4.9 3D−CAD勉強中2 (旧3.9)

  以前に書いたことのある3D−CADですが少しづつですが勉強しています。 丁度いい題材として私が以前に作ったオルガニートの演奏紙カードをパンチする“パンチマシン”を3Dで設計し直しています。3Dプリンターで出力出来るようにするのが目標です。できればそのデータを公開してどなたでもパンチマシンを作れるようにしたいという思いです。 実際には3Dプリンターでは出来ない部品がありますのでマシン製作としての難易度は高いかもしれませんが 私が製作した頃には考えられなかったような技法が使えるようになったのは素晴らしいと思います。 以前は金属を使いましたが今回はプラスチックということで設計上もかなり色々考慮すべきことが多いようで やり甲斐がありすぎな感じです。 できるでしょうか??

2022.4.4 ストーブ全開! (旧3.4)

  花冷えなのでしょうか?3月〜この4月上旬は寒い目の日が続きます。 寒いといっても真冬に比べれば格段に暖かいのですが なにせ身体が既に春モード。 ちょっとした寒さでもストーブの出番になります。 3月上旬に2缶もあって “こんなに使い切れない” と思っていた灯油もなんとか使い切りそうな勢いです。 まぁ4月ですから寒い日は少なくなっていくでしょうが 身体はどんどん夏モードに変化していきますから 案外灯油を使い切ることになるかなと思います。 逆に考えると案外妥当な灯油の仕入れ量だったのかなぁ と思ったります。 このところ結果オーライになることが多いです。 順調といったところでしょうか。 この流れでオルゴールの販売再開にこぎつけます。

2022.4.1 未知の領域でした! (旧3.1)

  だいぶ時間が経過してしまっていますが なんとか諸々の改善や修正が出来まして 来週あたりには確実に20弁オルガニート関連の販売を再開できそうです。 調律の精度、身体への同調 などなどどれをとっても以前のレベルとは一線を画する... といいましょうか、よい出来になったと思います。 純正律系の音はちょっとした調律の“ニュアンス”で聴こえ方、感じ方がガラっと変わります。 音の高さ(周波数)的には殆ど同じ!といえる出来なのに、特に感じ方が大きく変わるのは 長年この手の調律を手がけてきた私にとっても未知の領域でした。 これを確実に再現しつつ製作し切るのは至難でした。 先に述べましたとおり製作台数を大幅に少なくしてなんとかこなせそう といったところです。 但しお値段は変えません。 本質的に商品としての価値観は同じだからです。 微妙なニュアンスの改善に異常と言えるほどの時間を要してきたことになりましょうか。 マニアックといえばその通りかもしれません。

2022.3.29 製作台数を減らします。 (旧2.27)

  未だに販売再開ができずにいて申し訳ない限りです。 実はこの2ヶ月の間、ずっと製作は続けてきたのですが どうしても完璧な製作にならずにずっと停滞し続けていました。 かなり品質的には高いレベルを目指しているので仕方ないところかなとも思うのですが、 製作できるオルガニート製品の台数が極端に少なくなってしまいました。 今更、質を落として数を作る路線など出来ませんので 今後は製作できる台数を大幅に減らすことになると思います。 結果としてご注文いただけても納品できるまでにかなり時間を頂くことになりそうです。 申し訳ない限りですが 製作が宇宙律仕様中心になってからオルガニートの本質に迫る音に出来つつあり、音と身体の同調という生涯をかけた課題を実現しつつある現在ですが その反動が生じてしまっております。 

2022.3.26 ホトケノザ (旧2.24)

  このところ所用で甲州・信州方面に外出することが多くなっています。 ついでに石和温泉に宿泊するようにしていました。 写真は10日に撮ったものですが ぶどう畑の地面にはホトケノザがピンクの絨毯に咲き誇っていました。 きっと土を肥やしてくれるのでしょう。 なんとも渋いピンク色が 地味ではありますが桃源郷にはまだ早い甲府盆地の別の風情となっていました。 わが横浜あたりではこの季節に繁茂するのはヒメオドリコソウです。 これまた何とも可憐な葉とピンクの小さい花をつけてくれるのですが 寒の戻りが厳しい今年はまだ全然顔を出していません。 今年は昨年より気温の変化が穏やかならいいと思います。

2022.3.21 今後は宇宙律を標準に (旧2.19)

  ずっと作り続けてきました20弁の純正律オルガニートEx.. ですが今後は調律を宇宙律を標準にしていきます。 従来のEx..も宇宙律(Exh-A)も純正律の一種ですから商品名は変更しません。 宇宙律は旧来の純正律よりもずっと心地よい響きが得られますのでメリットは十二分にあります。 やはり身体に作用する効果が大きいと思います。 単に音同士のハーモニーだけでなく 身体とのハーモニーも両立させるということで 理想的なオルゴールになったと思います。 正直いいまして旧来の純正律よりも宇宙律の方が数倍も作業時間が長いです。 難易度がかなり高いです。 ですがオルゴールとして最高の音を目指すという目的はこれで完成域になったのではないかと自負しています。 ホームページ上での正式発表は少し先になります。

2022.3.16 なかなかペースが (旧2.14)

  すっかり春の様相になり だいぶ薄着で過ごす時間が長くなってきました。 通常は作業ペースも上がってくる時期なのですが 今年はなかなかスローモーなままで なかなか製作が進みません。 お待ちのお客様も多くいらっしゃるのに申し訳ないことです。 ですが ここで焦って進めるとせっかく作り込んだ品質がパーになる恐れもありますので ぐっとこらえて確実な路線で行きます。 製作に多少余計な時間がかかっても そのオルゴールが使われる期間の長さを考えると焦りは禁物です。 万事こんな調子でやっています。

2022.3.11 石和温泉 (旧2.9)

  昨日から今日にかけて山梨県の石和温泉に行ってきました。 従来でしたら日帰りの旅程なのですが 今年からは余裕をもって行動するようにしまして一泊二日で行ってきました。 観光ホテルに泊まりました。 日常から離れてゆったりした時間をすごすことができました。 部屋から電車が見える景色でして ときおり通る列車を眺め、甲州の山々を眺め、遠景に展開する夜景を眺め、すっかり観光してきました。 時間に余裕をもった行動が出来たおかげで外出後の疲れも少なく、ペースを崩さずに済みました。 強行軍を組むと後日の疲れが強く出て、結局何日か休養を必要とします。 

2022.3.6 塗装 (旧2.4)

  現在はオルガニート・オルゴール用の響箱に塗装する作業を延々とやっています。 ようやく気候もよくなってきたのではかどります。 とはいえ手作業ですし、私のやり方は木肌に布で強く拭き込むやり方です。 大変な体力を要します。 特にj左手人差し指の指先が疲れて痛くなりますので このあたりが作業できる数の限界ということになりましょうか。 年々出来る数は少なくなってきているようです。 とはいえ塗装作業は一連の製作のプロセスの中でも楽しい部類です。 木との対話が進むのを感じながら楽しんでいます。 作り手の心は確実に製品に転写されます。 

2022.3.3 宇宙標準 (旧2.1)

  ご縁ある方に提供しています「宇宙律」のオルゴールですが まだこのホームページの商品紹介には載せていません。 あくまでご縁ある方にだけ提供しています。 ところでこの宇宙律という名前は私が勝手につけた商品名ですが それなりに意味はあります。 どうも我々が住む宇宙にて標準的・普遍的に使われている音律はこの宇宙律のようです。 平均律を使っているのは地球だけ??なのかもしれません。 実際にこの宇宙律は様々の調性の曲にもピタリとフィットしますし、第一聴いたり感じたりする心地よさが全然違います。 宇宙標準というのは間違いない!と密かに思っております。

2022.2.27 今年から菜園 (旧1.27)

  ずっとほったらかしで はびこる草くらいしか抜いたりしないできた我が家の庭ですが 今年から庭の一部を畑にして菜園をはじめようと思いまして 少しづつ開墾??してします。  びっしりはりつめた根を除く作業を延々とやっています。 少しでも野菜を自給できるようにとの思いですが あまり期待はできません。 なにせ日当りがあまり良くない庭なので限度はあると思います。 それでも土いじりをしているとアーシングされるせいか 身体が活性化するといいましょうか、穏やかな調子になるのがありがたいです。

2022.2.24 3D-CAD勉強中 (旧1.24)

  2月は逃げちゃう といいますがなんで2月は日が少ないのでしょうか?グレゴリオ暦の妙なところを感じる今日この頃です。 それはそうと現在は3Dプリンターを使えるようにモデリングの勉強をしています。3DのCADを使えるように練習中です。 メーカー製のソフトではなくフリーのその名もFreeCADの操作を勉強しています。 まだチュートリアルをトレースしている段階でまだまだド初心者もいいところですが いつの日かオルガニートの補修部品や33弁の後継オルゴールの製作に役立つと思っています。 マイペースでやっていきます。

2022.2.21 パンチマシンの修理 (旧1.21)

  製作してからかれこれ13年くらい使い続けているオルガニート演奏カードをパンチするパンチマシンですが 最近調子が落ちていました。 今回思い切って分解オーバーホールしました。 一部部品が剥がれていまして原因がわかりました。 思い返せばこのパンチマシンのおかげでオルガニートの世界が大きく変わりました。 特に数をたくさん作るにあたり添付する演奏カードを作るのがスムーズになりました。 いまやこれ無くしてはオルガニート製品の生産はない!というほど重宝している道具です。 おかげさまでスムーズに使えるようになり、製作作業がよく出来るようになりました。 現在はこのパンチマシンを3Dプリンターを使って出力できないか検討と実験を始めています。 うまくいけばデータで公開してだれにでもマシンが作れるように出来たらいいなと思っています。 自動で穴をあけてくれるパンチマシンはオルガニートユーザーにとって夢のマシンです。

2022.2.18 オルゴールを作るために (旧1.18)

  このごろいつも思うのは 「私はオルゴールをこうして作るために生まれてきた!?」 ということです。 思い返してみればこれまでの人生で経験してきたことは全てがこの今の製作作業に必要な準備だったと知ります。 先日も書きましたがついに(一部とはいえ)オルゴールムーブメント本体主要部品の製作にまで手を出すことになりますし、 気がつけば現在作っているオルゴールはほぼ素材状態から完全手作り品になっています。 買ってきた右から左に出ていくのはパンチ工具くらいでしょうか。 大変な作業ではありますが これほどやり甲斐のある仕事は他にありません。 来世は天界の学校でオルゴール職人への道を学ぶことになるかも??しれません。

2022.2.16 いけそうです20弁 (旧1.16)

  1月末に入荷した20弁オルガニートのムーブメントですが、あれから細部の品質面の検証などを行っていまして なんとかいけそうな感じです。 しばらくやっていなかったので忘れかけていた各種調律パターンも一通りやってみまして 思い出してきました。 私は色々な調律パターン(音律)を手がけていますので それぞれ調整過程での微妙なニュアンス的違いがありまして、ちょっと間があくとポカンと忘れてしまうことがありますので うまく出来てよかったです。  この調子ですと今月末位には20弁モデルはご注文をお請けできる体制にできそうです。 昨今のわけのわからない世界や日本の情勢です。 この先どうなるかわかりませんので 出来る内に提供していきたいと思っています。

2022.2.12 どちらが音痴? (旧1.12)

  このところ天地律と名づけたチャクラ作用の音で構成されたオルゴールを聴いています。録音して聴いているのですが これは一般に使われている西洋音階の音とはだいぶ違うのでかなり音痴に聴こえます。 ですがずっと聴いていて 不意に“普通”の西洋音階の音を聴くと これまた 「んんん?音痴だぁ〜」 と聴こえるのです。 慣れの問題かなぁと思ったりしますが 音痴、つまり外れた音というのは相対的なもので もしかしたらいつも日常で私たちが耳にしている西洋音階の方が本当は音痴なのかも??なんて思ったります。 私の体感では天地律の方が明らかに身体が緩みます。 西洋音階の方が緊張します。 「身体は望む音を知っている!」のかもしれません。 どちらが良いとか悪いではなく身体が望む方を選べばいいのかなと思いました。 何もかも一辺倒というのはそれ自体が不自然なのでしょう。

2022.2.10 33弁の後継 (旧1.10)

  33弁のオルガニートを販売取りやめてから たくさんの方々にねぎらいや励ましのお言葉を頂戴しました。33弁が広く愛されていたのを改めて実感しております。 私の方ではまだ確実とは言い難いのですが 後継のオルゴールを作れないか検討を始めています。 だいぶ色々なアイディアが出ていまして実現可能性はかなりある!と思っています。 何年かかるか? 本当に出来るのか? 心もとない状態ではありますが進めてみたいと思います。 20弁オルガニートの派生機種ですので20弁ムーブメントの使えるところは使い、必要な部品を作ってあたりたいと思っています。 私に出来なくても次の世代の方が実現できるよう道筋だけでもつけて行きたいところです。 あまり期待しないで気長にダメ元でお待ち頂ければと思います。 

2022.2.5 信州諏訪へ行ってきました。 (旧1.5)

  昨日まで2日間ほど信州諏訪に出向いていました。 諏訪湖は凍ってました。 さすがに氷点下の世界は寒いです。 何しに行ったのかは詳細には明かせませんが、色々先に進めるために動いていることは間違いありません。 久々に上諏訪温泉に宿泊し、堪能しても来ました。 昨晩帰宅後はちょっとお疲れモードで早く寝てしまいましたので 今日5日にこうして日記を更新している次第です。 その間にメッセージいただけた方にはこれからお返事差し上げようと思っています。 外出すると その後いつものペースに戻すのが結構大変でもあります。

2022.2.1 旧暦元旦 (旧1.1)

  今日は旧暦元旦。 本来の新春の始まりです。 確かに陽はだいぶ高くなり、寒い中にも春めいた雰囲気がほんのチラホラとはいえ感じられ始めています。 気持ちも新たに今年も楽しくやっていきたいと思います。 最近では3D-CADをいじっています。 3Dプリンターでオルガニート・オルゴールの保守用の部品を作るための訓練です。 ソフトの使い方が結構難しくて試行錯誤の連続ですが 中々楽しいことでもあります。 なんとか今年前半には保守用交換部品は出来るようになるのが目標です。 その後のことは鬼が笑いそうな先のことですが色々考えていることはあります。 ドロップしてしまった33弁モデルに代わる後継が出来ないか検討も始めています。 保守用交換部品を作るということは自然な流れでこういう発想につながっていきます。 3Dプリンターの登場でアイディアが格段に拡張したように感じています。 実体につなげられるかどうか 楽しんで進めていきたいと思います。 オルガニート・オルゴールは一生仕事として取り組んでいきます。

2022.1.29 ムーブメント入荷 (旧12.27)

  メーカーさんから 「半年は入荷がない」 と通告されていた20弁オルガニートのムーブメントが なんと! 1月末の最近入荷しました。 それでも注文してから4ヶ月といったところでしょうか。 プチ休業を余儀なくされていた身としては戸惑いもありますが なんとか製作・販売を再開できる見込みです。 現在は入荷したムーブメントの質をチェックしています。 往々にして間があいた後の品物は品質的に問題が生じる可能性がありますので よくよく調べてから再開の段取りにしたいと思っています。 この調子ですと2月の上旬には再開できそうな気がします。 また追って報告させて頂きます。 納期が長いとどうしても在庫切れのリスクが高まりますし、それを完璧に避けようと思えば在庫過多になってしまいます。 吹けば飛ぶような零細・弱小業者の私にとっては厳しいオルガニート仕事です。

2022.1.24 正月準備 (旧12.22)

  一年でいちばん寒い季節を通過しています。 みなさんいかがお過ごしでしょうか? 私はこの時期から正月の準備をボチボチと進めます。 とはいっても大したことをやる訳ではないですが 普段出来ないところの掃除とか 壊れて放置していた箇所の修繕とか 買い揃えるとか 色々やることがあります。 今度の旧暦新春はグレゴリオ暦の2月1日です。 あと1週間ちょっとです。 逆に現行グレゴリオ暦は単なら“月給カウンター”程度にしかみていません。 元より月給取りでない私は次の給料日まで指折りカウントすら必要ないのですが。

2022.1.22 私の編曲 (旧12.20)

  音のキャンバスホームページにははるか昔に私が編曲した作品?がアップされています。正確にはアップしたまま放置状態になっています。 実は最近になって おそらく初めてのことだと思いますが 私の編曲作品を欲しいと仰ってくださる方がいらっしゃいまして、発送したところでした。 お褒めのお言葉まで頂きまして恐縮しております。 世にはHamajiさん(やさしいオルゴールさん)の編曲作品がメジャーになっていますので それ以前の音のキャンバス黎明期にやっていた私の編曲など既に用済みとしてドロップしようかと思っていた矢先でしたので 夢を見ているようでした。 ありがとうございます。 思い出せば 当時はマック用の音のキャンバスがWindows向けよりも先にリリースされていたのです。 現行のOS-10向けではなくその前のOS-9時代のマック向けでした。 色々思い出してみると音のキャンバス20年余りの小歴史なのです。

2022.1.17 生活インフラ (旧12.15)

  このところ生活インフラの修繕に追われていました。 水周りが寿命期をとっくに過ぎていることもあり、あちこち漏れやら故障やらでてんやわんやになってまして 今日までになんとか修繕を終えたところです。 水道管にヒビが入って漏れていたり、トイレのフロートバルブから漏れ、水栓も固くなっていたりしてましたが 全部自力で直しました。 本当は水道管はプロでないと施工できないそうですがちょっとした工事なのでやってしまいました。 素人工事ですと色々と試行錯誤が入るので時間も手間もかかりましたが、費用は安く済みました。 住居は半世紀も経過した古いですので他にも修繕箇所が多数ありますが、気長にコツコツと工事していくつもりです。 自分の住居くらいは自分でなんとかしたいものです。

2022.1.13 夢の40弁オルゴール再び!? (旧12.11)

  ずっと前 そうですね10年以上は昔ですが試作したことのある40弁オルガニートというのがあります。 20弁のオルガニートムーブメントを2台並列に配置して幅広い紙カードで演奏するというものでして、従来出来なかった連打音や複雑なリズムが出来るようになり、その可能性の高さを実感しました。 当時はそこで終わっていまったのですが ここにきて33弁が終結してしまったこともあり、また40弁への熱意が(ほんの少しですが)盛り返しています。 色々問題はありますので簡単ではありませんが 当時よりは私の調律技術も格段?に進歩していますし、3Dプリンターも導入してますのでつなぎの部品作りもできる可能性が高くなっていますから 10年前の当時よりは実用化の可能性は高くなっていると思います。 ネックは私のやる気だけでしょうか。

2022.1.11 変温動物 (旧12.9)

  冬も本番の寒さが続きます。 実は今の本格的な寒い季節よりも もう1〜2ヶ月先の春先の方が寒さを感じやすいように思います。 身体がすっかり春モードになっているためでしょう。 今より気温は数度高いのに寒さが堪える気がします。 人間の身体は太陽の陽の当たり方に直接の影響を受けているのではないかと思えます。 この季節は私にとっては冬眠の季節なのは以前から言っている通りです。万事が止まったような調子です。 作業も生活もすべてがスローモーで一日の内で動きを感じることはとても少なくなります。 動物時代の名残は確実にあると思います。 もしかしたら爬虫類時代の記憶もあるのかもしれない。 なんて思ったりもします。 どんなに物事が便利に脱自然的になっても 特に寒い今の時期は努めて自分の身体に沿った自然理な生活パターンと仕事のパターンを心がけています。 地球が常春の星になったらイイなと密かに願っています。

2022.1.6 528ヘルツの音 (旧12.4)

  巷では528ヘルツの音に生命力アップや免疫力アップなどの効果がある!ということが云われています。 実はこれは本当でして この528Hzの音は人間の身体に流れる12本の経脈の内の脾経の流れをよくする作用があるようです。私も実際に確認していますので間違いないところです。 脾経は脾臓を中心に身体の生命力や免疫力をつかさどる役割をします。 この働きをアップさせるということで確かに生命力を増大させる効能はあるようです。 私のオルゴールではEx..と宇宙律 というタイプが中央付近のドの音にこの音が使われています。 オクターブ上の1056Hzのドの音もやはり脾経に作用します。 Ex.. 宇宙律のオルゴールで健康増進しましょう!っといったところでしょうか?? 

2022.1.5 寒い日が続きます。 (旧12.3)

  今年の年末年始は特別寒い日が続きました。 本来なら1月下旬くらいにやってくるような寒い日が12月から続きました。 今後も続きそうな気配です。  ここ関東南部は真冬はカラカラの快晴の日が続きます。 今年はまだ雪が降っていないので助かっていますが 今年の寒さですと数回は覚悟しないといけないかもしれません。 この正月はすっかりオルゴールから離れてすごしていました。 家の設備の修繕やらなにやらに追われてそれどころではなかったというのが本当のところです。 家も古くなってくるとあちこち手直ししないといけなくなります。 人間も同じでケアがとても大切な歳にもなってきたようです。 今年からは昨年とは違った形でオルゴール製作の仕事が続けられるといいと思います。 万事マイペースでいこうと思っています。

2021.12.30 今年も乗り切れました。 (旧11.27)

  明日は大晦日です。 年が押し詰まったという気は全然しませんがお店ら年末年始モードに入っていることで年の瀬を感じるといったところです。 太陽はいて座にあるようで窓から見える太陽はずいぶん低い位置にあります。 それでも冬至を過ぎましたので少しづつ高度を上げていくのでしょう。 旧暦新春までは寒い日が続きます。 今年もなんとか1年を乗り切れました。 自営業なので毎年々々いつ立ち行かなくなるかも知れない身です。 なんとか乗り切れたことを強く実感するのがこの時期、といったところです。 1年の会計上の締めの時期でもあります。 実感と会計上の成績?はいつも一致しています。 長引くコロナ禍の影響も大したことなく いつもどおりに出来ていることに改めて喜びを感じるところです。 どうぞみなさま来年もお元気でお過ごしください。 来年、プチ休業が明けたら本格的に“人の身体や心に好作用をもたらす音”をオルゴールにしてお届けしたいと思っています。 

2021.12.27 今から地道に (旧11.24)

  今年も残すところわずか1週間を切りました。 今年を振り返ってみると意外にもかなり忙しい年だったような気がします。 製作したオルゴールの絶対数は少なかったと思いますが 1台あたりにかけた時間はかなりのもので、明けても暮れても製作の日々だったように思います。 ムーブメントの手直しなど実質修理に要した時間が大きかったのと 調律そのものが高度?なもの中心になってきたため時間がかかったのが実際だと思います。 幸か不幸か12月に入ってムーブメント在庫が底をついてしまうという事態に陥りましたので この年の瀬はこれまでとは打って代わって落ち着いた日々となっています。 とはいってもオルゴールから離れてみても 結局のところは寝ても醒めてもオルゴールのことを考えているという日々には違いありません。 ムーブメントがないので具体的には殆ど何も出来ませんが構想や妄想は高まるばかり。 来年入荷した際には全速力行動できるように 今から地道に準備を進めて行きたいと思っています。

2021.12.25 意外に使える低速ネット (旧11.22)

  私のインターネット環境について少しお話します。 私は固定電話を止めてしまったのでモバイル環境のみでネットも電話もやっています。 ネットといっても殆どメールや特定のHP閲覧程度しかしませんので 低速のネット環境を主に使っています。 実効スピードは10kB/s程度でしょうか。 昔々のISDNと同じ位の感じです。 さすがに現在のサイトは重いですからかなり待たされたり、時には蹴られたりしますが 私の感覚としては「通信とは元来そういうもの。遅くて不安定なのは当たり前。」ですので特に不満を感じることはありません。とぎれとぎれですたユーチューブの動画も見られます。 その代わり 「遅いのはいいが通信量制限がない!」 これが必須用件です。 現在のモバイルネットは月Xギガまで という量制限が課されていますのでこれが最大の不便だと思っています。 とはいえたまには高速なネットを必要とすることもありますので 量制限のあるネットも併用しています。 低速で制限なしのと高速で制限あり この両方あわせて月額1700円位でしょうか。 課金なしの通話時間も70分ついていますので殆ど電話しない私には使い切れない程の十二分な環境が得られています。 低速量制限なしのはロケットモバイル社の神プラン。 高速は日本通信の6ギガプラン(通話70分付)を利用させてもらっています。 月々のコストも安く必要にして充分なネット環境が得られていると思います。 余談ですが信州のAA山荘でギリギリ繋がるのはドコモだけなので両サービスともドコモ回線を選択しています。

2021.12.20 神の湯温泉 (旧11.17)

  今年のクリスマスシーズンは不覚にもムーブメントが長期在庫切れという悲しい事態になってしまったこともあり、暇です。 こういうときは普段出来ないことをやろう!ということで 久々に甲州の神の湯温泉に行ってきました。 ちょうど十六夜の月の昇る時間でして 露天風呂から月を愛でながら至福の時を過ごしてきました。 甲州ならではのかけ流しの温泉も平日となると空いていまして、貸切のような状態でゆったりできました。 しっかりと身体を清めることが出来ましたので、健康生活も増進することでしょう。 なお写真右端に光るものが写っていますが 月はありませんで単なるフラッシュの反射です。 なんだか神々しいもののようにも見えますが。

2021.12.17 麹(こうじ) (旧11.14)

  私の健康法。 それはズバリ! 麹(こうじ)をたっぷり採ることです。 麹味噌が主ですが味噌も種類によってだいぶ麹の量が異なるようで、厳選しないと効果が少ないようです。 麹をたっぷり採ると胃腸の調子が断然よくなります。 健康の源泉は胃腸の健康です。 甘酒のような形での麹もいいですがやはり味噌や醤油の麹は格別な感があります。ですので味噌・醤油 それに塩だけは本物の良質なものを使うようにしています。 その効果・効能を考えれば決して高いものではないと思います。 だいたいがまともに作れば手間隙かかるものですからお値段が高くなるのは当然のことでもあります。 何のことはない特別な食事ではなく普通の日常日本食が最高!というのが結論となりましょうか。 

2021.12.13 プチ休業中ではありますが (旧11.10)

  現在はオルガニートムーブメントの長期在庫切れのためプチ休業中の身でありますが 修理や基礎的な研究開発(というほどのことではありませんが)は続けています。 来年ムーブメントが入荷したなら即座にフル稼働にもっていかないといけない状況ですので ムーブメント以外の部材、例えば響箱やそれに伴う補材の関係などは準備を進めていきます。 休業中とはいえ結構やることは多くあります。 とはいっても多少は時間もとれるようになっていますので 普段出来ない散歩や温泉行きなどやったりしています。 たまにはこうして環境が変わるのもそう悪いことではないな と思ったりしています。 そういえばこの数日は双子座流星群の極大期にあたるようです。 私は軟弱にもリアルで観望することなく、YouTubeのライブ配信で観ています。 来年早々には四分儀座流星群もありますし、冬はなかなか星も見所満載です。

2021.12.8 人類の宝...Win32 (旧11.5)

  音のキャンバス・ソフトウェアがWindows95の時代からほぼバージョンアップなしでここまで来ていることは知る人ぞ知るレジェンド??になっています。 かれこれ20年もそのまま動いているのは変遷激しいIT世界においては奇跡といいましょうか 七不思議かもしれません。 それは私が特別な努力をしたわけではなく、MicroSoft社がソフト(今流に言うとアプリ)を動作させる仕組みをずっと変えずに堅持してくれているからに他なりません。 外観や大枠の仕組みは当時とは似ても似つかないほど変貌していますが コアとなる基本的な部分はずっとそのまま維持してくれています。 もやはWindowsOSの存在意義はそこにしかない。 といっても過言ではないですが MS社の姿勢には賞賛を送りたいです。 将来はこの仕組み(Win32と呼ばれています。)がどんなOS環境下でも動くようなパブリックなものになっていくと私は思っています。 Win32の体系はもはやMS社のものではなく人類共通の宝といってもいいのではないでしょうか。 もうあと一歩でそういう共生的な世界がやってくると思っています。

2021.12.6 音のキャンバス・ソフトウェアのWindows11での動作 (旧11.3)

  昨日はオルガニート愛好会の会合がありました。ずいぶん久々だったと思います。 思い切って出かけてみました。 そこで頂いた情報なのですが 音のキャンバス・ソフトウェアがWindows11で動くことを確認していただけたということで教えていただけました。 ありがとうございます。 細かい不具合は出る可能性はありますが これでWindows95からWindows11まで何世代のWindowsOSで動作できてきたのでしょうか。 手前味噌ながらすごいことだと思います。 逆に言えばそれだけ何の変哲も芸もないソフトウェアの典型だという証明にもなるかなと思いました。 ソフトウェアは使えて何ぼです。 色々動作環境を選んだり、制約条件を一生懸命乗り越えて使わなくてはならない というのは本質的には落第だと思っています。 ソフト自体がそのままで 何も考えずともすんなりとずっと使える! 例え機能が乏しくて陳腐に見えても 私の考えとしてはこういう方が良いソフトだと思っています。 それは今でも将来も変わらないと思います。 ともあれご協力頂いた方には感謝もうしあげたいと思います。 まずは報告させていただきました。

2021.12.1 保守・修理サービスの逼迫 (旧10.27)

  オルガニートは20弁も33弁も含めて保守・修理サービスが欠かせません。 手回し操作で演奏するものですのでどうしても磨耗や破損が避けられません。 また長期に亘り使われなかった機械ものは一般に油が固着してしまったりしてうまく動かなくなるケースがあるためです。 とりわけ古いオルガニートムーブメントは送り用の上ローラーと云われる部品のプラスチック部分が経年劣化で割れてしまうことがあります。 生産から20年以上経過したムーブメントはその危険は高まっていると考えるべきでしょう。 ですが最近はメーカーさんが部品での供給をストップしてしまいまして 我々フィールドでは破損や磨耗した部品の取替えがままならない状況です。 現在はまだ手持ちのムーブメントからはずして使うということでしのいでいますが いづれそれも出来なくなります。 ですので3Dプリンターで交換部品を“再生”できないかトライすることが至近の重要課題になったというわけです。 うまくいきますでしょうか? オルガニートの部品はそれはそれは精密な精度と強度を要求されるものですから 我々フィールドがちょこっと作った程度の部品でコト足りるのかどうか?? といったところです。 長く永くオルガニートをお楽しみいただくためにバックグラウンドでなすべき課題は尽きません。

2021.11.27  3Dプリンター (旧10.23)

  旧式設備ばかりのわが工房に「ついに!」最新の設備が... 3Dプリンターがやってきました。 中華製で一般向けの機械ですが 初めての導入なのでこんなところから始めようということでした。 色々セットアップやらお試しやらこれから というところですが どうなりますことやら。 その前にちゃんと動くのかどうかも分からないです。 3Dプリンターで何をやりたいか??といいますと オルガニートの修理や保守をするのに必要なプラスチック部品を作れないか?やってみるという目的があります。 近年メーカーさんが保守部品での供給を打ち切ってしまいましたので苦肉の策として自前でなんとかできないか挑戦してみよう!というところです。 うまくいくかどうかはわかりませんがやってみようと思っています。 それともうひとつはダンパーの製作です。 標準のダンパーですと特殊調律を施したくし歯には制動能力が不足することが多くありまして、より能力の高いダンパーを3D形状で作れないか色々試行錯誤してみるつもりです。 折りしもオルガニート・ムーブメントが欠品状態で開店休業状態ですのでちょうどいい試験研究活動ができるかもしれません。

2021.11.26  宇宙律のオルフェウス (旧10.22)

  めずらしく曲音をアップしました。https://note.com/tthath/n/nb3605f85b679 先日オルフェウスに宇宙律を適用した旨お話しました。 ようやく適用が完成しましたので よい機会ですのでみなさんにも聴いていただきたいと思いました。 この日記を並行して公開していますNoteブログの方に投稿しました。 録音がへぼイので音はあまりよく録れていませんが 雰囲気は分かっていただけるかなというものです。 宇宙律を嬰へ長調の曲に適用するのは初めてでした。 一般的な純正律とはだいぶ響き方が違いますが 宇宙律特有の身体にダイレクトかつ良好に作用する音という特徴はよく発揮されているように感じます。 オルフェウスのようなオルゴールにも宇宙律適用の可能性が広がった気がします。 巷でよく流行ったとされる“オルゴール療法”というのがあるそうですが どういう趣旨で療法と称しているのかはわかりませんが 今回の宇宙律オルフェウス?位の作用があるなら療法と言えるかもしれませんね。

2021.11.25  スイスイ432 (旧10.21)

  今日は久々に宇宙律以外の調律パターンを作業しました。 このところ数ヶ月宇宙律にばかり手がかかっていまして すいぶん久々な印象です。 だいぶ手こずった宇宙律が一段落しましたので As(432Hz)を手がけました。 そうしたら.... なんともスイスイと楽な作業にびっくりしました。  歯を砥石で削って音の上げ下げするという意味では宇宙律もAsもさほど違いはありませんが もしかしたら難題・難問の宇宙律をなんとかこなしてきたおかげで腕が上がったのでしょうか?? わかりませんが全体に削るときのくし歯の様子が手に取るようにわかるようになってきたのは事実のようです。 削り量と音の上がり下がりはリニアな関係ではありませんので 微妙な“手加減”が命ということになるのですが くし歯の微妙な“心”が少しはわかるようになったのかもしれません。 以前の記事にも書きましたが硬い金属とはいえミクロには粘土を削っているようなものですから微妙な感覚がモノを言うのは間違いありません。 難しい作業はそれは大変ですが副次効果もあるものだなと 少しよい気分になりました。

2021.11.23  野菜が豊富な季節 (旧10.19)

  朝晩はだいぶ冷えるようになってきました。 ですが昼間はかなり暖かで着るものの調整が大変な季節です。 昼間の陽気についつい薄着で外出したりすると 帰りに寒い思いをすることがよくあります。 季節は初冬、野菜もだいぶ安く出回ってくるようになってきました。 大根やキャベツといった日常よく使う野菜が安くなると助かります。 それにそろそろ白菜も季節になってきました。 冬が鍋にするのが一番簡単でバランスがいいですので 白菜や大根が安く美味しいのは助かります。 それに今年の新米! 日本の食は実に豊かでありがたいです。 これが大雪でもあると一気に野菜は高騰します。 今年も穏やかな冬であって欲しいと願います。 どうも生活必需品がじわじわと値上がりの兆しもあります。 色々あって我々庶民の生活はかなり追い込まれていますので ここはなんとか穏やかであって欲しいと願うばかりです。 

2021.11.19  オルフェウスに宇宙律 (旧10.15)

  ずいぶん久しぶりにサンキョーさんの高級シリンダーオルゴールであるオルフェウスに調律を施すオーダーを頂いています。 今回はオルフェウスには史上初めて宇宙律を施すことになるのですが 元々の調性が嬰ヘ長調でした。 シャープ6つの調です。 この調で宇宙律がまともにハーモナイズするのだろうか? いちど33弁のオルガニートで曲を再現してみて嬰へ調で演奏してみないといけません。 宇宙律は元々の主調がイ長調ですので かなりきついかもしれません。 宇宙律も含むいわゆる純正律は不均等音律といって音同士の音程が均一ではありませんので選ぶ調性によってハーモニーの雰囲気が大きく変わります。 通常の単なる純正律でしたら単純に嬰へ長調で純正音程にとっていけばいいので簡単なのですが 宇宙律はその絶対音自体が意味を持っていますので 採用する調性によってハーモナイズの様子が大きく影響されます。 安直に調律を施してしまうとダメだったときに元に戻すことはできませんので慎重に検討していこうと思います。 たかが調律作業ですが なかなか奥の深いことです。

2021.11.15  久々にAA山荘 (旧10.11)

  昨日は本当に久々にAA山荘に出向いてきました。 今回は荷物をたくさん運ぶ関係で車で行きました。 夏〜秋の季節にあけてしまいましたので 草が大変な状態でして、例によって草刈に明け暮れました。 今回はさらに側溝の掃除もしたのでもう大変。 今日は足も手も痛くて動けません。 今日は休養日にします。 写真は山荘からの眺めです。 カラマツが紅葉し、もう初冬の様相になっていました。

2021.11.10  こんにゃくにカンナ (旧10.6)

  オルゴールとは関係ありませんが 反射式天体望遠鏡の鏡を磨く人から聞いたことがありすが 「鏡を磨くということはこんにゃくにカンナをかけるようなもの。」という話で 妙に印象に残っているのを思い出しています。 要するにきちっと計算された通りの作業が出来ず、ある種“だましだまし”削っていく作業ということを言っているのだと思います。 実際にガラスというのは一見すると固体に見えますが ミクロにみれば液体です。 プルプルなのです。

 実は同じようなことがオルゴールのくし歯の調律作業にも言えると思っています。 くし歯はご存知の通り金属製で、しかも焼きいれのされた硬い金属です。 ですがこれも超ミクロにみれば粘土のようなものなのです。 粘土に刃物をあてても きっちりとは削れません。 むしれが出たりしてまともには削れないのが通例です。 オルゴールの調律作業はこの削りという意味では究極のミクロな作業ですので まともにはいかないのは当たり前なのかもしれません。 結果としてアバウトなものなってしまうのが通例でした。 それを現在の取り組みでは桁違いの精密さに高めようというのですから一筋縄ではいかないのは当然のことかと思います。 努力の方向を間違えないようにしないといけません。

2021.11.8  冬眠準備 (旧10.4)

  秋から初冬にかけてのこの時期は本能的には冬眠に入る準備期間です。 真冬に実際に寝入ってしまうことはないものの 秋には食い貯めする傾向はあります。 実りの秋でもありますし、実に理にかなったことかなと思ったりします。 我が家は柿がたくさん実ってくれますので 秋は多食になります。 また麹味噌をよく使うためか胃腸の調子も大変よい時期でもあります。 これが冬本番になるとまた食べる量は普通かむしろ小食気味に戻ります。 冬眠中といったところでしょう。 オルゴール製作の仕事も必然的に農閑期というパターンが例年です。 今年はクリスマス前の繁忙期に在庫不足や廃番があったこともあり 比較的落ち着いた初冬となっています。 今後はもっとこじんまりとした仕事ぶりになっていくと思います。

2021.11.5  神無月 (旧10.1)

  今年は秋が乱高下の様相でどこから秋だったのか全然わからないままでしたが 旧暦では今日から神無月 冬の始まりとなったようです。 確かに朝の冷え込みは冬らしいといえばらしいです。 一雨毎に気温も下がり、冬が実感できる日は近いように感じます。 朝の日の出の方角は既にかなり南寄りに行き着いた感もあります。 わが工房では冬の作業は概ね2階の日当りのよい部屋で行うのが通例です。 2階の巣篭もりといった感じでしょうか。 

2021.11.2  諦めない?33弁 (旧9.28)

  先日来 手持ちの33弁ムーブメント在庫をなんとか“良品”にまで引き上げようと色々とやっています。 捨ててしまうにはあまりに高く、また貴重なものですから。 うまくいかなければ 結局は捨てるしかありませんが 最後まで諦めないようにします。 色々アイディアは出てきまして 計画中です。 幸いといいましょうか 現在は20弁ムーブメントが入荷せず 製作シゴトが開店休業状態になっていますので 33弁を色々といじってみるのに丁度いい按配になっているようです。 うまくとりあわせが出来ているのかもしれません。 うまくいったらまた報告します。

2021.10.30  実はまだある33弁ムーブメント (旧9.25)

  33弁αオルゴール(33弁オルガニート)は製造停止してしばらく経ちますが、実はムーブメントの在庫はたくさんあるのです。 でも売ることが出来ない。 こんな状況です。 なぜ?かといいますと 一言でいえば “質が悪すぎる” からです。 どんなものでも末期とはこういうものなのですが メーカーさんで作ってくる質があまりにも悪くて とてもではないですが品質・品格共に売り物にならない。 ということです。 ですので在庫をたくさん抱えたまま生産停止に陥ったわけです。 経済的損失は計り知れません。 かなり高いムーブメントですから このまま捨ててしまうことは出来ませんので なんとか四苦八苦しながら“よい状態”に戻せないか試行錯誤しているところです。 情けないといえばそうなのですが 今となってはこの努力を時間をかけてやっていくしかなさそうです。 ですので首尾よくいけば一時的にせよ33弁を再開できる可能性もある。 かもしれません。 案外こういうプロセスが技術的な進歩をもたらしてくれるかもしれません。

2021.10.31 追記 昨日の記事で質が悪いという発言をしましたが メーカーさんの名誉のために補足しておきますと 通常のメーカーさんの品質という意味えは不良品ではありません。 おそらく一般的なセットメーカーさんならそのまま搭載して出荷するでしょう。 しかし私のところでは音が身体に作用する程度や質を問題にしますので メーカーさんが作ってくれたままの品質ではとてもではないですが使い物にならない ということです。 私が独自の質にこだわりすぎているという見方をして頂いても結構です。

 

2021.10.28  激しい変化 (旧9.23)

  突然の休業宣言から3日ほどたちました。 半年はオルゴール・ムーブメントが入荷しないことからやむなくの休業なのですが まぁ 今年は色々あります。 激変の年といっていいでしょう。 こうして経過の全体を眺めてみると大局としては “止めていく 辞めていく” 方向になるようです。 一方で “極まった” 感も高まっています。  この半年は丁度いい機会と期間を頂いたということに考えて 基礎的なことを中心にやっていこうと思っています。 オルゴールとしての基礎的な意味もありますが 人生の根底の意味での基礎的なところを精進していこうと“今は”思っています。 あまり肩肘張らずに相変わらずのマイペースですが。 「どうにかなるさ」 「なるようになるさ」 が信条です。

2021.10.25  半年休業 (旧9.20)

  突然の告知で申し訳ありません。 色々ありまして今から約半年の間 オルゴールの製作をお休みします。 理由は色々あるのですが 一番大きな理由は20弁オルガニート・ムーブメントの供給がしばらく期待できないことによります。 肝心なものが無ければ製作以前の問題です。 昨今の社会情勢がこんな形で私のような弱小事業者にも及んで来たという感があります。 今にして思えば33弁の終焉もこの流れの一貫だったということになりましょうか。 みなさまに大変なご迷惑をおかけして申しわけない気持ちでいっぱいですが 来年初夏の頃でしょうか まだ確実にはいえないですが それまではご注文いただいても製作できません。  なおこの日記は機会あればずっと更新は続けていきます。 オルゴール製作のシゴトをやめてしまうわけでもありません。 一時的に休業です。 なお修理は保守に関しては休業中もお請けできますのでご用命ください。

2021.10.23  クリスマス前は忙しい (旧9.18)

  やはりオルゴール屋にとってはクリスマス前の時期は忙しいです。 特別クリスマスを意識した商品やサービスをしているわけではないですが なぜかこの時期が活発な製作・納品が多いです。 加えて今年は33弁の終焉時期でもありますので 追い込みといいましょうか。 最後のご奉公的なこともあっててんやわんやに近い状態です。 思えば私の製作したオルガニート製品を扱ってくださる方もだいぶ変わりました。 今では音そのものに機能や効能を持つオルゴールという 従来では考えもしなかった領域のオルゴールに特化しているのですから隔世の感があるのも当然です。 その分製作には時間がかかるようになりましたが 製作そのものは充実したものになっています。 今後は徐々に製作の量は減らしていくことになると思います。 少数のオルゴールを濃く仕上げるようにしたいです。

2021.10.20  オルガニートはオイルマシーン (旧9.15)

  このところご縁あってたくさんのオルガニートムーブメントを調整しています。 普段は散発的に1台2台をいじることが多いですが 今回は多くを一度にやりました。 すべて分解して清掃〜給油〜調整を施すのですが この給油がなかなか重要なものになります。 オルガニートのムーブメントはいたるところに摺動部分(互いにこすれるように動く部分)がありますので そこを潤滑してスムーズに動くようにする油付けは命ともいえるほど重要です。 ましてや音を出すものですからビビリ音がしてはいけませんのでオイルでこれを防いでいるという面もあります。 給油箇所もムーブメントの大きさを考えるとかなり多いですし、 時間もかかります。 私は3種類のオイル(グリース)を使い分けて作業しています。 まさにオイルマシーンであると言っていいでしょう。 1台あたり30分位は時間がかかりました。 しかし結果は“生まれ変わった”ような感覚といっていいでしょう。 やりがいのある作業です。

2021.10.18  家庭内渡り鳥 (旧9.13)

  秋が一気に深まってきた感のある今日はだいぶ冷えました。 我が家工房では年2回の引越しがあります。 夏は1Fに秋〜初夏までは2Fというように家庭内で渡り鳥しています。 暑さ寒さ対策です。 今日は朝からドタバタ騒ぎになっています。 やはり2Fは日当たりがいいので気持ちいいです。 真夏は暑くてとても居られませんが もうこれからの季節は大丈夫です。 昨晩は石油ストーブの試し炊きをしました。 ぐっと落ち着いた快適な環境で作業することでよいものを作れるようにするのも仕事の内だと思います。

2021.10.16  ダンパー貼替え (旧9.11)

  33弁αオルゴール(33弁オルガニート)は販売を取りやめていますが まだ製作は終わっておらず、まだ手がけ続けてはいます。 もう末期のものですから残りをなんとか完璧に仕上げようと最後のご奉公をしているわけです。 中でもダンパーといわれるくし歯の振動をやんわりと制動するプラスチックのフィルムを貼り替える作業に四苦八苦しています。 メーカーで作ってくれたノーマル状態では簡単に剥がれてしまうようでして しかも悪いことに1ヶ月とか時間が経過すると徐々に剥がれやすくなってくるという厄介な事態に見舞われています。 ですので思い切って全弁に貼られているダンパーを一旦剥がして、全数を貼り替える作業を余儀なくされているということです。 手元で作業しているときは一見きちっとくっついているように見えて お客様の手元で使われているうちに剥がれてくる... この最悪の問題は 実はこの33弁の全製品ライフを通じてずっとあったことでした。 もうじきこの苦行?からも開放されると思うとホッとしています。

2021.10.13  音を“感じる”こと (旧9.8)

  手を抜く というとなんだか悪いことにようにも見えますが 工業的にモノを作ろうと思うと必ず一定の手抜きは出ます。 特に追い込んでいくことが真骨頂の作業においては 「どこで打ち切るか?」 というのが大きな問題になってきます。 どこまで言っても妥協の産物というのが現実なのだと思います。 私の正業?にしていますオルゴールの調律に関しても やはりどこで打ち切るのかの判断どころが一番難しいように感じています。 特に最近では精度が高まってきていますし、そういうニーズに特化したオルゴールばかり手がけるようになっていますので強く感じます。 決め手は“音を感じる”ことで判断することです。 音は“聴く”ものですが 実は“感じる”要素の方が遥かに大きいと思っています。 感じ方に微妙な違和感のある内は調律作業を打ち切れないということです。 しかもオルゴールのくし歯は削る作業直後は本来の状態とは違う特別な状態ですから、時間をおいてから判断する必要があるわけでして 結果として作業時間はのびるばかりです。 単に“身体との同調”を目指していますが これはこれでなかなかな作業の連続です。

2021.10.11  大忙し (旧9.6)

  33弁を撤退して 少しは暇になるかなぁ と思って期待していたのですが 結果は逆でした。 逆に製作数は増えてしまいまして なんだかわからないほど忙しい状態になっています。 ネコかぶった言い方してしまいましたが理由は実は簡単でして 1台のオルガニートあたりにかける時間が長くなった分 作業時間が延びたというだけのことです。 質的向上目的でもありますし、ムーブメントの不具合、特に潜在的にある不具合を修正する目的もあります。 とにかく1台あたりにかける時間がかなり長くなったというのが真相です。 それで目にみえて品質が向上しているならいいのですが 基本的に出来て当たり前の世界だと思っていますので 100%できてプラマイゼロだと思います。 なんだかなぁ という感じもしていますが こうしたプロセスを愚直にやっているのは世界広しといえど私だけかもしれませんので、生きた化石としてでも続けたいと思っています。

2021.10.09  天地律がいいかな (旧9.4)

  現在 調律法の確立を目指して進めていますチャクラに作用する音階をもつオルゴールですが 商品名を考えまして “天地律” という名前がいいかな?と思っています。 別のところで使われていないか調べてみても いくつか引っかかりますが大丈夫そうな気がします。 天地を貫くエネルギーを活性化するというような思いを込めての命名です。 まだ決めたわけではありませんが 何か商品名がつくと完成したような気になるから不思議です。 まだまだやることは多いのですが 進められそうな気がしています。 なお宇宙律、天地律 ともにあくまで商品名です。 このオルゴールを鳴らしたからといって宇宙意識に目覚めるとか 天地を駆け巡る体験が出来るとか そういう大それたものではありません。 単なるオルゴールです。 当面はHPには掲載せず、20弁純正律オルガニートを注文くださる方にお奨めする程度のことから始めてみようと思っています。 それなりの感触は得ていますので、少数の縁ある方にだけ提供するというのがこのオルゴールらしいあり方かなと思っています。 

2021.10.06  新たな展開 (旧9.1)

  最近では調律の精度が高まったことはお伝えしてきました。 これまではヘルツ単位でいえば数ヘルツ程度の誤差は残っていたと思いますが、今ではこの誤差はかなり小さく出来るようになったと思います。 オルゴールのくし歯は理想振動体ではありませんので 理論的に理論値プラマイゼロ近くに追い込むことは不可能ですが 近づけることは出来ます。 まだ色々と問題は残っていますので まだえらそうに言える段階ではありませんが かなり進歩したことは間違いないと思います。 こうして課題がクリアでき始めたことで 新たな展開への展望が開けてきました。 正確な周波数で鳴る必要のあるスペックをオルゴールで実現できる可能性が高まったということです。 具体的にはソルフェジオなどがそれに該当すると思います。 その意義は大きいと思います。 これまでのある意味“アバウト”な状態から一歩踏み出すことが出来るようになりそうです。 新境地となりますでしょうか。

2021.10.04  卒業?...33弁 (旧8.28)

  先月に終結宣言を出しました33弁αオルゴールですが あれから数名の方からお問い合わせを頂戴しております。 未だお返事できていませんですみません。 ほぼお察し頂けているものと思われますが この際、正直に申し上げておかねばなりません。 手持ち在庫中のムーブメントは数的には充分にあるのですが、無事出荷に耐えられるだけの品質にまで私の手で修理・改善出来るものかどうか 微妙な といいましょうか悲観的観測な状態です。 そもそも、やめると宣言するからには理由があるわけですが この品質的な問題が限界に達したというのが実際のところです。 ですので現時点で最善の努力はしてはいますが いまのところ目処が立たない現状です。 せっかくのご縁ですのでなんとかしようとは思いますが いま暫くお待ちください。 もちろん出荷出来る!とした場合は当然のことながら私自身の手で万全の品質に整えて出荷します。 うまくいけばもうあとひと頑張りで“卒業”できます。 小さい世界ではありますが数々の歴史を作ってきた33弁αオルゴールです。 ここはなんとか有終の美を!といきたいところです。 

2021.10.02  今季2度目の開花 (旧8.26)

  庭の金木犀の木ですが 9月中旬に続いて 昨日から2度目の開花です。 シーズンに2回も開花するのを見るのは初めてです。 それだけ今季は気温の乱高下だらけで 木や草にとっては振り回されるばかりだったのではなかったかと思われます。 柿の実も今年はダメになってしまうものが続出で散々な状態です。  とはいえ今日は台風一過で快晴で無風のいい天気です。 またまた金木犀の香りが楽しめるのは すごく得した気持ちになります。  収穫期が冬〜春になる夏みかんやキンカンは無事のようで順調に実を育ててくれているようです。

2021.9.30  純正律酔い (旧8.24)

  このところ精力的に取り組んできていますのは 純正律の調律精度の向上です。 色々工夫もしまして旧来よりもだいぶ向上したように思います。 まだまだその分時間がかかってしまうのが難点ですが。 こうした取り組みの結果、出来上がった純正律の響きはそれはそれは“すごい”ものになりました。 自分で言うのも自画自賛で気が引けますが ちょっと信じられないような領域に達した感があります。 いままでまぐれで出来たことはあっても中々ここまでは達することが不可能! と思っていた響きです。 その副作用といいましょうか “純正律酔い” とでも言うのか フワフワと酔ったような 浮遊しているかのような感覚になります。 旧来はこれを良しとしない考えでして そこまでの追い込みはしないようにしていた世界です。 時代の流れなのかよりピュアで効能あるハーモニーが求められるようになってきたのでしょうか。 今後はこういう“酔い”そうなくらいピュアな世界のオルゴールを作っていくようになると思います。

2021.9.27  有理周波数の音 (旧8.21)

  ずっと音のことを調べ、研究してきましたが 未だによくわかりません。 なぜ特定の周波数が特定の作用を示すのか? といったことが解明の方向性になるのでしょうが その法則性らしきものは殆どわかりません。 私だけがわかっていないだけなのかもしれませんが。 それでも判ってきているのは “音は分数比で表される数値に意味がある。” ということのようです。 整数分の整数で表すことの出来る数値(ヘルツ単位)毎に特定の効能やら威力やらがあるように見えます。 数学的にいうと“有理数で表せる周波数”ということになりましょうか。  整数周波数も有理数の一種ですから含まれると思います。 このことは2つの整数 つまり2つの周波数の相互作用(共鳴・共振)で音は創生されているようにも感じます。 無限にある周波数にどのような分布の法則性があるのか?など現時点では皆目わかりません。 もしかしたら単独の音ではなく2つのプライマリーな音の素を組み合わせた時 つまり和音素になったときにこそ音(周波数)として本来の効能が発揮されるのかもしれません。 ぶっ飛んだ言い方をすれば 例えば太陽のヴァイブレーションと月のヴァイブレーション相互作用から音が生まれるというようなイメージです。 私はそれを調べる糸口として“身体への作用・同調”の仕方を調べることにしています。 生命の創造や営みと音は密接に関係している というより一体であると思います。 同じものの異なる現われと見ることができそうです。 興味は尽きません。

2021.9.25  宇宙律とチャクラ音階 (旧8.19)

  私が現在精力的に取り組んでいるオルガニート・オルゴールの調律は ひとつは宇宙律 もうひとつはチャクラ音階 です。 後者はまだ試作開発中でして、まだ商品名をつけていませんがいづれいい名前をつけられると思います。 どちらも身体に良好に作用する音で構成されています。 こんな音律は世のどこを探してもないのではないかと思われます。 身体の感受性の良い方にはすぐに体感でわかって頂けると思います。 かくいう私はこの両音律をオルゴールに実装すべく作業している関係で 身体にすごくよく気が通るようになってきていまして、その効果・効能?を発信者の私自身が一番享受しているようです。 こういうのを役得というのでしょう。 難点はどちらも超がつく程の精密な音高あわせを要することです。 従来なら誤差の範囲として片付けてしまうような微妙な差も許されないという 調律作業者にとってはこの上ない難作業です。 しかし前述の通り、その難作業を通じて作業者自身の身体や心が透明になっていくように感じています。 恐ろしく時間がかかる作業ですがその時間さえも効能のひとつだとも感じています。 お買い求めになる方のお立場からすれば これだけの精密調律と絶大な作用を考えたら超お買い得ものだろうなぁ と勝手に思ったりもしてもいます。 まだまだ他にも身体に作用する音はあるはずです。 ひとつひとつオルゴールとして世に出して行きたいと思っているところです。

2021.9.23  20弁で宇宙律 (旧8.17)

   先日911の日に33弁のαオルゴールの販売取りやめをお知らせしました。 気が楽になりました。 実は33弁ではこの1〜2年で一番たくさん出荷したのは“宇宙律”と名づけた身体と同調する心地よい調律を施したタイプです。 色々ありましてHPでは未だにカタログに載せていませんが 中全音律のタイプを注文くださった方には宇宙律をお奨めしていまして 実に99%くらいの方は宇宙律の方を選択されました。 この宇宙律のオルゴールは身体にスーっとフィットする感覚と あくまで純正律の一種ですから何といっても透明感と上品な表情のある響きが好評でして、今後は私の作るオルゴールの主力にしていくつもりでした。

 ここで33弁をやめてしまうので 20弁でこの宇宙律のオルゴールを提供しようと思っています。 33弁でないとフルセットで身体に同調する音が提供できないので20弁での提供はしてこなかったのですが 20弁で一部の音のセットだけ取り出してでも充分に宇宙律のすばらしさを実感して頂けることがわかったこともあり、 思い切って提供開始する準備を進めています。 機種名は 「 純正律オルガニートExh-A 」 です。 お値段は従来のEx..タイプと同じです。

 まだサンプル音源など作っていませんが ご興味あればEx..(イーエックスダブルドット)に代わって提供しますのでご用命ください。 まず期待を大きく上回る音で、手にされてがっかりすることはないでしょう。 オルゴールと人がすーっと透明で一体になるような至福の時を過ごせることは確実です。 もしかしたら使う人の健康増進にも寄与できるかも... と思ってもいます。 大げさないいかたですが 長い音楽史を通じて人類が到達し得た音律(音のセット)の究極の姿だろうと思っています。 なお宇宙律という名前は私がつけた商品名です。正式な名前は別にありますが それはいづれお知らせできると思います。 まずは宇宙律でいきます。

2021.9.21  中秋の名月とススキ (旧8.15)

   今日は満月だそうです。 昨日の月でも充分まん丸だったような気がしますが 今日はどんな丸い月が拝めるのでしょうか。 名月といえばススキがつきものです。 もうススキの季節になったのですね。 実はこれが難物でして、根がビッシリとはびこるので一度はやしてしまうと根絶するのが至難だったりします。 またすごい勢いで増えてしまいます。 我が信州AA山荘もついにススキの海になってしまいました。 まぁ穂がそよぐ風景は好きなのですが。 なにせあのセイタカアワダチソウにも打ち勝った日本最強の雑草!恐るべしです。

2021.9.19  調律の追い込み (旧8.13)

   このところずっと取り組んでいますのは 調律の追い込み です。 狙った音の高さに可能な限り近づけるということなのですが 実はある範囲まではそれほど苦もなく追い込めるのですが ある程度を超えると急に“ファジー”な状態になってしまい、狙った真値との乖離がぼやけてしまってわからなくなってしまいます。 おそらく調律精度という意味での限界を超えているのではないか??と思える現象です。 オルゴールのくし歯は剛体ですから弦などと違い かなり色々な周波数が混じり込みます。 つまりノイジーなのです。 この混じりこんだ周波数の振動が ある程度まではそれほど目立たないのですが 追い込みの最終段階に達すると急激に邪魔するようになるような感覚です。 言い方を換えれば “ついにここまでの境地に達したのかぁ...” といった感慨も感じたりします。 これまではこの領域に達する前に調律作業自体を打ち切っていたということになります。 新たな境地に一歩踏み出したのでしょうか。 気のせいかもしれませんが。 ともあれここ暫くは没頭させて頂き、ある意味で“極め”ていきたいと思っているところです。 かなり厳しいですが。

2021.9.15  正直 (旧8.9)

   私は日記としてローカルなPC上のワープロで日々起きたことや思ったこと。 認識している世や宇宙の情勢などを書き綴っています。 多少SNSなどに投稿・共有していた時期もありましたが、今はローカルなワープロのみとしています。 自分の内側を色々書いて表に出すにはプライベートな環境が一番です。 他人さまと電子的に共有するというのは 手段としてはあまり好んではいません。 このコーナーの記事はプライベートな記述の中の一部を抜き出して書き出しているイメージでしょうか。 しかし本当はこの宇宙にはプライベートやプライバシーなどというものは存在しません。 すべてが見えない処で共有されています。 お天道様は常に見ているのです。 ですからローカルワープロも こうしたHP記事も内容は全く同じです。 書く分量が違う程度です。 私にとって 見えないから、他人が見ていないからといって書き方や内容を変えるということはありません。  誰と面と向かって話すときも 電話で話すときも 口や態度に出さないで心の中で思うだけでも 何一つ違いはありません。 これがすべての意識がひとつに繋がっているということなのでしょう。 これからもそうありたいと思っています。 これを“正直”というのだと思います。

2021.9.13  あれから1年 (旧8.7)

   この日記には書いていなかったと思いますが 実は丁度1年前の今日、生まれて初めての交通事故を経験しました。 バイクで車にぶつかり、バイクは廃車でした。 ですが奇跡といいましょうか 私自身はかすり傷1つ負わず無事でした。 事後処理もスムーズで実質10ゼロで相手の方が非を認めてくださいましたし、居合わせた多くの方に助けて頂きました。 当日は信州のAA山荘に草刈にいった帰りでして途中山梨県内での事故でした。 相手の方の意向もあり一応 これまた生まれて初めて救急車で運んで頂き医師に診て頂きました。 が「あ なんともないね。」と5分で追い出されました。 その後も後遺症も出ず、万事々なきを得たのは神のご加護を感じました。 きっとまだこの転生でやることが残っているのでしょう。 精進してあたりたいと思っています。 

2021.9.12  33弁αオルゴール 私が止めても (旧8.6)

   昨日発表しました 私の33弁αオルゴールからの撤退宣言。 ひとつ補足を申し上げておきたいところです。 それは 「私が止めてもメーカーさんが生産を打ち切らない限りはどなたかが続けてくださる可能性はある。」 ということです。 つまり私が止めることがそのまま世の中から33弁が消滅してしまうということではありません。 そこのところは誤解なきようにお願いします。 私は33弁の1ベンダーにすぎません。 ただ推測ですが33弁生産量の9割以上 ほぼ全量に近い数は私が扱ってきたものと思われます。 なにせこのムーブメントの開発の段階から 結果として終焉??の段階まで 一貫して第一線で関わってきた自負はあります。 ずっと不具合との戦いであり、改善の連続な日々でした。 最近になってようやく“まとも”に良品として作れるようになってきました。 それだけにここで打ち切りというのは残念な経過ではあります。 今後 このムーブメントを違った形で盛り立てていく人が現れることを期待しています。 我こそは!との思いのある方は挑戦なさってはいかがでしょう。 という話です。 強烈な値上げされてしまったのでコストパフォは極めて悪いオルゴールでしょうが メーカーノーマルな状態でもそれなりにヨイものではあります。 私のやり方とは違った視点で盛り立てることは可能ではないかとは思ってみてはいます。

2021.9.11  33弁αオルゴール生産から撤退します。 (旧8.5)

   いつ発表しようかとずっと迷っていましたが 私のところで作っています33弁αオルゴール(33弁オルガニート・オルゴール 以下33弁 )を作るのをやめます。 現在在庫しているムーブメントの分を一定数販売終えた段階でということにします。 正式発表は販売終えた段階でしますが この日記ではあらかじめ事情を説明しておくのがいいと考えて掲載します。

 2005年位からかれこれ16年にわたりご愛顧頂いてきた33弁ですが 半音が出せるオルガニートオルゴールとして一定のご支持を頂いてきました。 しかしながら、このところのムーブメントの品質低下は著しく、近年では私のところで「新品なのに修理を施しながら」の出荷を続けてきました。 最近ではそれでも万全の品質を維持することが困難になってきたということで、この時期の決断ということになります。 33弁は20弁と比べてかなり値がはりますので 特に品質面では万全を期すことがが必要です。 ですがメーカーさんから提供されるムーブメントの質は低下する一方でして 「もうこれ以上は無理」 ということになりました。 残念なことです。 さらに悪いことにこうした質の著しい低下の上に 昨年から強烈な値上げを喰らいまして、もう完全にノックアウト状態に至りました。 元々が発売当初からその質感や価値感に比べてムーブメントの価格が異常といえるほど高い33弁でしたが これまではなんとかこちらサイドでのマージンを最小にすることでしのいで来ました。 それが今回はとてつもない値上げ通告がありまして 結果としてとてもではないですが値段に対する価値感を保つことが不可能と判断するに至りました。 オルゴールとしての本質的な価値は高いオルゴールだと今でも思っていますが 質の低下と法外な値つけ というダブルパンチはいかんともしがたいものでした。 断腸の思いではありますがここは撤退という結論になりました。 これまでご愛顧くださったみなさまには感謝の念でいっぱいです。 また今後も保守は万全に出来るように整えておきます。 16年の長きに亘り!なのかたった16年! なのかわかりませんが ひとつの時代が終わった気がします。 私のところでは今後とも復活はおそらくないと思います。

 今後 私のところでは20弁のオルガニート・オルゴールの特殊な調律を施した価値付けをしたものに特化して細々と生産を続ける所存です。 1つひとつのオルゴールを丁寧にたっぷり時間をかけて最高のものに仕上げるように心がけながら続けていきます。 ライフワークである"身体に同調するオルゴール"を極めるべく 今後も精進していく所存です。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 

2021.9.10  ちょっと停滞 (旧8.4)

   このところちょっと落ち込むことがあり、製作の作業も停滞気味です。 自分のことで落ち込むことはまずありませんが、他人さまのことだとたまにあります。 それにこのところずっと雨の日が続いていましたので 気分的にもサブマリン気味だったのは否定できません。 こういう心もちのときはオルゴール製作をすると ものの見事にモノや音に転写されてしまいますので 決して手をつけません。 見方を変えれば"お天気屋"なのですが それでいいと思っています。 一旦転写されたネガティブはなかなか抜けません。 こういったところは慎重に進めなくてはならないデリケートな部分だと思っています。 スケジュールの遅れなど一時のことですが 定着してしまったネガティブはそれこそ永遠的なことですから、決してあなどれません。

2021.9.6 今日から旧暦葉月  (旧8.1)

   相変わらず涼しいといいましょうか 寒く曇天の日が続いています。 今日から旧暦でいう葉月なんですね。 秋本番といったところです。 こうしてみると実際の天候は旧暦の暦どおりに推移しているではありませんか? やはり人の生活に直結しているのは月の運行なのですね。 エネルギーの流れにも太陽の系統と月の系統がありますし、 両者相互のリズムが我々の生活はおろか身体や精神まで形づくっているようです。 オルゴールの製作の方は相変わらずでして マイペースもいいところ。 やりたいときにやるし、出来ないなぁ〜と思うときにはやりません。 作業は気が乗ったときにやるのがどなたにとっても一番いいことだと思います。 お月様やお陽様の運行に影響されるのは当然のことだと思います。 新暦は単なる月給カウンターです。 無視はしませんがあまり気にしません。 私があくまで重視するのは旧暦の方です。

2021.9.5 ちょっと途切れるとズルズルと  (旧7.29)

   今では記事を毎日更新していたのが信じられないほど書けなくなってます。 一旦途切れるとなかなかペースが保てないものなのですね。 9月に入ってまたまた天候不順に。 秋の長雨なのでしょうか? ちょうど8月のお盆の時期に同じことがありましたが 今年の残暑の季節は一風変わってます。 盛夏が過ぎた暦の上の秋とは本来はこういうものなのかもしれませんが。 製作の方は個人のお客様からのオーダーが一段落していまして、まとまった製作オンリーでやっています。 両者は作業手順が違っていたり、そもそもスペックが違っていますのでリズムが全然異なります。 一度にこなそうと思うとなかなか切り替えが難しいのですが 今年は幸いなことに交互にやってくる感があり、助かっています。 最近では20弁オルガニート・オルゴールを用いた 身体へ作用する特殊な調律 のオルゴールが製作の主体になりつつあります。 33弁は徐々にですが下火になっています。 いづれはこの路線が定着してくるだろうなと思っています。 私のライフワーク路線に着実に近づいています。

2021.8.29 手回しの味 その後  (旧7.22)

   毎日更新が途切れてからは 一気に書かないモードになってしまいました。 不定期更新の場合は必要な場合にだけ書けばいいので、書き方も全然違ったものになる感じです。 表題の手回し味ですが オルガニート・オルゴールの手回しハンドルの回し味が この10年位でしょうか、「どことなく」悪くなっていることは以前からお伝えしてきました。 色々原因がありそうなのですが、未だに決定打としての原因がよくわからない状態が続いています。 メーカーさんとしては作り方を変えてはいないようなのですが、確実に"味"の面では落ちています。 ということは金型の磨耗や材料の材質の長期的劣化などが考えられるのかなぁ と思っています。 フィールド側としても放置はしておけませんので なんとかしたいと努力はそれなりに続けていますが まだ決定打がありません。 お金をかけて済めばいいのですが そうともいえない感じです。 当面は試行錯誤が続きます。 今年中にはなんとか解決策を見出したいと考えて活動はしています。

2021.8.26 月の巡りが早い  (旧7.19)

   気づけば もう月は下弦近くになってきています。 つい最近三日月だったのに... 月の巡りが早いと感じます。 日々の生活・作業が充実していない証拠かもしれません。 逆かもしれません。 これまで精力的??に毎日記事を更新してきましたが これからしばらくは原則として不定期の更新にしたいと思います。 無理に色々書き連ねることではなく、 必要なときにずば!っと書きたいと思います。 いづれにせよ何の役にも立たない内容ばかりですが。

2021.8.25 早朝から作業  (旧7.18)

   まだまだ暑い日が続きます。 なので早朝や深夜の作業がはかどっていいのですが この時間帯はなかなか作業を「やるぞ!」と踏み切れないのがいけません。 とはいえ場合によってはそうも胃っていられませんので 今日は早朝に作業小屋での作業となりました。 一度作業小屋に入ってしまえば、自然に作業意欲はわいてくるから不思議なものです。 私にとって玉手箱のような場所と言えましょうか。 ひとつひとつ部品を仕上げ、組み立てていく。 地道で気の遠くなるような工程ですが 楽しみながらコツコツとこなしていきます。 完成したとき、そしてお客様が手になさって「良い音で癒されました。」などとお褒めの言葉など頂戴した暁には コツコツ作業も報われるというものです。

2021.8.24 夏は夜  (旧7.17)

   夏は夜 といいますが実感できます。 昨晩は十六夜でだいぶ高度が増してきた月光が一晩中窓から射し込んでいて これぞ夏の夜 といったところです。 夏の夜は暗いような そうでもないような... 他の季節とは趣が違います。 朝方は窓を閉めてないと寒いと思うようになる季節感になりました。 その頃には既に夜は終わり、じわりと薄明に入っています。 これが秋の彼岸の頃になると”つるべ落とし”に例えられるような急激に漆黒の夜になります。 同じ”暗さ”でも様々な趣を楽しめるのが季節感といいうものでしょう。 製作の方はこれから数ヶ月がピッチが上がる時期です。 ふぅふぅ言いながらも楽しく作業に勤しんでおります。

2021.8.23 30台ロットという数字  (旧7.16)

   私はオルゴールの響箱を製作するのに30台を1ロットとして作業します。 30台分あると部材同士の木目の風合いをマッチングとりながら組み合わせたり、最終的に音の出具合をみながら組み合わせを考えたりすることがやりやすくなるためです。 ロットが小さいと作業は楽ですが こうした組み合わせが最終的にうまくいかないことが多いです。 もっと大きいとサンディング作業が大変すぎてヘコタレます。 本音は20台ロット位が作業し易いとは思うのですが 最終的な仕上がりのことを考えると30という数字に落ち着きます。

2021.8.22 思えばすごい調律パターン数  (旧7.15)

   オルゴールの調律をやって四半世紀になる身ですが これまで手がけてきた音律の種類、それにオルゴールへの実装した種類など数えてみていました。 数十種類に達しています。 よくもまぁ こんなに色々なことをやってきたものだと 我ながら感心していました。 最近ではようやく本業(?)の純正律の調律も軌道にのってきまして そのパターンも増えてきています。 また調律精度もかなり向上したのではないかと思います。 思えば日々やり方を改善してきました。 逆に言うならば未だに完成域には至っていないということになりましょうか。 元々が”正答”がない世界を行っています。 今後もずっとこの調子で進んでいくことでしょう。 

2021.8.21 乗らない日はやらない  (旧7.14)

   昨晩からの体調低下は今朝もありまして あまり良好コンディションとはいえない感じです。 統計的に見てみますとどうも天気の悪い日が体調が悪い気味な感じです。 お天気屋ということになりましょうか。 こういう日には製作の作業をしないのが一番です。 やれば出来るとは思いますし、おしているときはやることもしばしばですが 結果としてはロクなことにならないようです。 見た目はちゃんとしていても 気のレベルといいましょうか? 見えない領域でなんらかの低下したものが残ります。 ものづくりは正直なものです。 ですので今日は休養日に指定されました。

2021.8.20 昨晩は月光浴  (旧7.13)

   昨晩はいて座にあるみかんのような月がきれいでした。 高度がありませんので月光が部屋の奥まで深く射し込み、月光浴を楽しめました。 昨晩は8月上旬のような酷熱帯夜ではなく心地よい風が吹き込む 理想的な夏の夜だったと思います。 なんて思って 窓を開け放して寝ていましたら 明け方は寒くなったみたいでかぜ気味な朝でした。 私はこういう朝は朝食を食べないで空腹にしておきます。 時々こういうプチ断食をすると体調は戻ります。 なかなか万年健康体というわけにもいきませんので たまにはこういうケアもします。 そうそう月から土星、木星と続く配置がとても美しい夜でもありました。 夏の夜はこれはこれで格別なものを感じます。

2021.8.19 昨夕は快晴  (旧7.12)

   昨日は少し天気も戻ってきたようでした。 途中で一時的に豪雨にも見舞われましたが そのおかげもありあまり暑くもなく、快適な一日でした。 気づけばだいぶ日も短くなり、 夕方6時半くらいから毎日の日課にしている散歩のときもだいぶ暗い道になってきました。 昨夕は快晴でして金星や上限過ぎの月がとてもきれいに見えました。 西の低い空には火星と水星が接近中とのことでしたが 残念なことに散歩コースには西の地平付近まで見えるような場所がなく、観望は出来ませんでした。 約50分ほどの散歩コースですが 毎日楽しく歩けています。 そうそう以前に書いたのですが我が家のベランダ下に住み着いてしまったノラネコですが まだいます。 今は作業が忙しくてできませんが数日の内にベランダ下を動物避けのネットで塞いでしまうつもりです。 私はネコとお近づきになるつもりはありません。

2021.8.18 色々試作の季節  (旧7.11)

   このところ1週間くらいでしょうか 天気が悪く雨ばかりでした。 紙カードを扱う作業が多いので雨は実に困ります。 大幅停滞は避けられない1週間でした。 マシンとしては気温が低いことで暑いよりはいいのですが なかなか並び立たずの状態です。 このところ色々と試作をしています。 主に調律の新しいパターンの研究です。 単に純正律という呼び名でも 現実には無限のやり方があります。 どれも微妙に違うといった感じですが その微妙なところが身体との作用という観点で見ていきますと 実に多様なようです。 必然的に調律の精度も極限まで高める必要もあり、従来の調律作業とは異次元とも思えるようなものになってきています。 その分 感覚も研ぎ澄まされてきた感は多少なりともあります。 なかなか良い方向に動けているなと我ながら思っています。

2021.8.17 桐響箱での演奏  (旧7.10)

   昨日紹介した霧の箱 線香の入っていた箱ですが この箱にオルガニートムーブメントを搭載して というよりただ乗せただけですが 演奏した音をアップしてみたいと思います。 容量の関係でnoteブログの方にアップします。 本家ページをご覧の方はnoteサイトの方でご視聴ください。 このオルゴールは試作中のものですが 私が研究しています”身体への作用”がどのようなものかは ここでは触れません。 あくまで試作ものなので狙ったとおりになっているとも限りませんので。 それでも 「おっ! 何か違うな!?」 とお感じになる方はいらっしゃるかもしれません。 今後の研究開発に向けての途中段階です。 

2021.8.16 桐響箱  (旧7.9)

   写真は普段オルガニート・オルゴールの試演奏をするのに使っている桐製の響箱です。 などとえらそうに言えるようなものではなく、線香が入っていた箱を流用したものです。下側には4本の足をつけて床面から浮かせてあります。 また、フタとミの間にカマボコの板を挟んで両者を浮かせています。  この隙間と桐の柔らかい材質もあって大変コスメチックな音がします。 エコーがめいっぱいかかった音です。 私としてはこういった音は気に入ってまして ずっと好んで使っています。 機会をみてムーブメントをネジ止めで着脱できるようにアダプターをつけようかと思っています。 案外立派?な響箱として外でも使えるかもしれません。 線香の香りでがぜん宗教的な雰囲気になります。 意外に身近なところにある箱がオルゴール用の響箱として使えるのです。 工夫のしどころです。

2021.8.15 宇宙律の威力  (旧7.8)

   ホームページでは謳っていませんが 33弁αオルゴールというオルガニートで現在のところ主流で販売できているのは”宇宙律”と名づけている音律を施したものです。 なぜ謳っていないかといいますと まだ実験的な位置づけだからです。 とはいっても音律としての完成度は非常に高く、もしかしたら既存の音楽の概念を凌駕する威力があるとすら思っています。 それだけすごいものだと認識していますので あえて33弁を注文下さった方に個別に提案している次第です。 始めてからもう2年近く経過しますが ほぼ90%のお客様が宇宙律を採用してくださいます。 この音律は純正律の一種でありながら、幅広い調性や転調といったシーンにも問題なく演奏できるというオールマイティー性を持っています。 また調律を施す立場の私の視点から見ますと 他のどの音律と比べても音同士の協和度が高く、自然であるということです。 その結果調律作業時の音のゆらぎが大きく、正確に調律するのが難しいです。 その分時間がかかるのですが うまく出来た時の充実度は大変なものです。 私がオルゴールと調律のシゴトを始めたのはきっとこの音律を手がけるためだったのだろうな?としみじみ思っている今日この頃です。

2021.8.14 推力不足??  (旧7.7)

   私が主力で使っているオルガニート・オルゴールの演奏紙カードのパンチをするマシンですが。 最近では少しパンチミスが出ています。 1発のショットでは穴が開かず、リトライをかけるケースが増えています。 結果的にはちゃんと穴があくのですが リトライになる分 時間が余計にかかります。 パンチにかける推力はソレノイドという磁石の力を使っているのですが この推力が低下している気がします。 現在の推力は紙を一発で抜けるか抜けないかの瀬戸際といった感じです。 磁力ですから温度が高くなると低下するようで 暑い季節は苦手です。 一度マシンのメンテナンスを含めて見直しをする必要がありそうです。 刃物がなまって切れが悪くなってきていることも考えられます。

2021.8.13 カラスがいない  (旧7.6)

   そういえば今年の盛夏の季節はカラスの姿を全くといっていいほど見かけませんでした。 我が家のある一帯を縄張りとしていた貫太郎(貫子?)も全然見かけなくなりました。 代わりにといいましょうか 天敵がいなくなったのでネコが出現... なのでしょうか? とはいってもカラスくんがどこにも居ないというわけではなく、散歩コースにあたる隣の区の小学校はカラスが夕方の歓談会をやる場所になっているようでして、そこにはわんさか集まっています。 ですから消滅してしまったわけではなさそうです。 自然界の営みの変遷の一旦を見ているようです。 ネコの方は相変わらず我が家2階のベランダ下のスペースをねぐらにしているようです。 私が寝ている場所と壁をはさんで1メートル位しか離れていないところです。 一緒に寝ているような感覚なんでしょうか。 なんだか縁を感じる気もします。 気のせいだと思いますが。 

2021.8.12 ネコが来た  (旧7.5)

   我が家は木が多くて周りの家々から目隠しになってくれていまして、大変快適です。 窓の外を眺めるだけで住宅地内でありながら森林浴の気分です。 とまぁ それはいいのですが 居心地が良いのは人間だけでなく動物さんにも言えるようで、 この数週間でしょうか? ネコが敷地内に住み着いてしまったようです。 まだ子猫ですが 大きいのも居るようなので親子ってところでしょうか。 毎晩1階の屋根を走り回って運動会しているようです。 以前にアライグマが来たこともあり、再来か?なんてちょっと戦慄気味でしたが ネコでした。 我が家の庭は化学物質も農薬も使わないので動物天国。  でも住み着かれると面倒なので追い出し作戦をっ展開しなくては... と思っています。 毛色から見るにメスのようですから うかうかしていると増えてしまいますから。

2021.8.11 ”聴く”から”感じる”へ  (旧7.4)

   昨日の記事で音の周波数とその効能について調べている旨お話しました。 とくにその効能がある規則性を持っているかもしれない という点を重点的に調べています。 それは音という根源的な物理現象の本質を解き明かす鍵かもしれない などと思っています。 現在の視点としましては音が身体や心にどう作用するのか というポイントを中心に調べを進めています。 そのために身体の側の感受性を高める訓練?も徹底的にやってきました。 音を”聴く”のでなく”感じる”訓練です。 ものごと一般に当てはまるのかと思われますのは この”感じる”という感覚が軽視されすぎているということです。 機能を発揮するというと どうしても五感器官に重点が行きがちですが 身体の内部に存在する”感じる”感受性を高めることが大切で、音にはその高める機能があると思っています。

2021.8.10 周波数の奥深さ  (旧7.3)

   私はライフワークとして音の周波数とその効能について色々と調べたり研究したりしています。 オルゴール製作者ですのでその結果をオルゴールに実装して実用化することを目指しています。 これまでもずいぶん多くの周波数の音、音律をオルゴールにしてきました。 その内、汎用性のあるものはずっと作り続けてきてもいます。 最近ではこの周波数と効能の関係を多少アカデミックに解き明かせれば ということで動いています。 まだまだ全然な状態ですが 少しづつ法則性のようなものが見えてきたかなぁ?といった段階に至っています。 こういうことは一切の先入観を入れず、フラットな目でありのままに実験・考察することが大切だと心得ています。 世間で通説になっていることが間違いであることなど日常茶飯事です。 地道ですがライフワークに足るやりがいのある仕事です。

2021.8.9 外のイベントには無関心  (旧7.2)

   東京五輪が開催されていたそうです。 昨日が閉会式だったとか。 全然知りませんでした。 ニュースを見る手段はないですし、見る気もないですから世間のマスイベントの類には全く無関心でいる私です。 それになんと今日9日が祝日だったことも知らないでいました。 こういった人為的に引き起こされることには一切の関心を向けないのが私の生活。 そういえば本業のオルゴール関連でもイベントの類には一切の参加をしていません。 作るのは好きですが人前で何かするのは苦手なのはずっと変わりません。 外部の刺激など求めなくとも 自分の内側で常に色々なことが起きていますから まず退屈することはないです。

2021.8.8 444は大変  (旧7.1)

   この数日444ヘルツのオルゴールの調律調整に取り組んでいます。 普段より多めの数をこなしていますが この444はノーマルなオルガニート・オルゴールムーブメントよりも音がかなり高めなので いわゆる上げ調律の連続になります。 これが削り量が多く、熱対策が大変です。 このところチャクラオルゴールにも取り組んでいますが これらは上げ下げの方向は逆ですが削り量という意味ではどちらも難物といえます。 1日やっていて1台から2台程度が限界かなという状況です。 444は今のところ通常の再調律品扱いでやっていますが 場合によっては特殊調律品扱いにするかもしれません。 どの調律もできばえを聴いてしまうと疲れも吹っ飛びますが 作業中はなかなかの苦労ものです。

2021.8.7 今季初エアコン  (旧6.29)

   昨日はついに午後の暑い時間帯に4時間ほどエアコンを点けたのでした。 今季初だと思います。 直前にいつ点けたかというと 昨年の9月頃だったと思います。 設定温度は30℃。 それでもかなり涼しく感じまして おかげさまで午後の暑い時間に作業が出来ました。 さすがに連日の猛暑に観念したといったところでしょうか。 ただエアコンは一度使ってしまうとクセになりますから要注意です。 私はあの人工的な風が嫌いでエアコンには極力頼らないことを心がけているのですが それでも一番頼ってしまう季節はこれからの残暑の季節なのです。 身体が秋モードに移行してくるこれからの季節が 実は一番暑さが堪える時期なのです。 そういえば車のエアコンも何年も点けたことないと思い出しました。 今朝は台風の影響で雨から始まりました。 湿気でムシムシです。

2021.8.6 夕暮れを楽しむ  (旧6.28)

   暑い日が続いています。 昨日は猛暑日で午後は倒れそうな位に暑かったです。 丁度外出する用事があり歩いていたのですが 気が遠くなりそうなくらいでした。 気温数値では表せないような暑さというのもあるのですね。 そのあおりもあって夕暮れどきにはうとうとしてました。 暮れていく空、眠さの中で徐々に涼しい風が吹いてくるようになり、あたりがだんだん色を失い、暗闇に変化していく。 なんだか夢の中で寝ながらにして旅をしているような気持ちでした。 昼間の暑さと対象的な涼やかな風が どことなく秋を感じたのは言うまでもありません。 そういえば旧暦での夏の季節はまもなく終わります。 秋は夕暮れの情緒を楽しむ季節!です。

2021.8.5 昨日から444に取り組み  (旧6.27)

   最近はずっとチャクラオルゴールに没頭気味な日々でしたが 昨日あたりからA=444のオルゴールの製作も再開しています。 こちらはチャクラとは違い 音が高い目のオルゴールですから上げ調律が激しい作業になります。 これがまた時間がかかり、熱との勝負になる作業です。 特にこの暑い盛夏の季節には厳しいことこの上なしです。 削る道具であるリューターも熱くなりますし、休ませながらの作業となりますので やはり時間がかかります。 もっとも毎度のマイペースな日々ですから 時間がかかろうとそうでなかろうと大局的に見れば大した問題ではないのですが 削り量に比例して疲労感は大きいです。 調律は手先・足先作業なのですが 意外に肉体労働なのです。

2021.8.4 1日中やって1台しか  (旧6.26)

   このところ延々とチャクラ・オルゴールのくし歯調律作業をやっています。 ある程度は数をこなして習熟しないといけませんので集中的にやってみているのですが どうやっても1日作業して1枚のくし歯を調律できれば上出来といったペースです。 20弁のたいていのくし歯は長くかかるものでも40分位で1枚出来ていましたから 極端に時間がかかっていることになります。 理由は調律で変える音高幅が大きいということが主なものですが それよりもチャクラに作用させる音の高さ(周波数)が非常にクリチカルでして 許容誤差が殆どないという特性面もあると思っています。 この必要調律精度についてはまだまだ考察中ですので もっと詰めていくべきことではあります。 これは誤算といいましょうか、想像以上に大変なオルゴールだということがだんだん分かってきました。 これは取り組みガイがあります。

2021.8.3 研削熱対策  (旧6.25)

   昨日は調律作業を延々とやってまして 特にチャクラ音階の調律に没頭状態でした。 この音律は下げ調律幅が大きいので研削 つまり砥石でがりがり削るわけですが このときにくし歯は大変な熱をもちます。 あまり熱くなると焼きいれした歯の焼きが戻ってナマクラになりやすいですから 熱を持ちにくいようにだましだましの削りになります。 さらに私のところではプラスチックダンパーが取り付けられた状態での削りになりますので このダンパーが熱によって変性したり弾性力が低下したりするのを防がねばなりません。 上げ下げが幅が大きくなりますとこういった問題を抱えながらの作業になりますので 異常なまでに時間がかかるようになります。 あまりにも顕著な場合は一旦ダンパーを剥がしておいて 後で貼り直すこともやります。 特殊な調律作業は文字通り特殊でして、通常の再調律とは手間が桁違いです。

2021.8.2 気合を入れて!  (旧6.24)

   このところの暑さ続きですっかり身体はバテ気味です。 普通に生活はしているものの どことなく気力が満ちてこないといいましょうか、作業は滞りがちです。 ドカと居座る太平洋高気圧に衰えの兆候はなく、まだここ数週間は暑い日が続きそうな感じでしょうか。 まぁ ヘバってばかりもいられませんので 今日あたりから気合を入れて作業したいと思っているところです。 調律作業もかなりおしてきてますし、 響箱作りもこなさなくてはならない数はかなり残っています。 それをノルマと考えるとネガティブになりがちですから コツコツとこなす糧であると思って作業します。 私の仕事はどなたかに強制されて義務感でやるものではないですから、やりたいときにやりたいようにやりたいだけやる。 これで行きます。 ずっとこうしてきましたし、これからもそうします。

2021.8.1 今日はお休み  (旧6.23)

   今日はお休みを決めています。 お休みといってもいつもお休み日みたいなものですが 来週からまた製作のシゴトが混んできていますので 小休止ということです。 この暑いさなかに外を歩くだけでもかなり体力を消耗しますので 休みの日は出来るだけ外出もしないのが望ましいです。 日課にしている夕方日暮れ時の散歩はします。 ただ散歩するだけでなく色々とやりながらの歩きで、これはこれでなかなか充実した散歩です。 かれこれ5年位は続けています。 何足の靴を履きつぶしたでしょうか。 そういえばそろそろ靴も新調しなくては よく歩くのでいつも底に穴があいて寿命を迎えます。

2021.7.31 出張修理  (旧6.22)

   今日は県内にオルガニート・オルゴールの修理に出張していました。 久々に県内を走ってきました。 修理は無事に済みまして万々歳でした。 帰りに素敵なお土産を頂戴しました。 写真の通り小さな人形です。 昔 薬屋さんでおまけで配っていたものですね。 コルゲンコーワのケロちゃんだったでしょうか? 名前も思い出せませんが 楽しいひと時をすごさせていただきました。 来週にはいつも足に使っているバイクを定期点検に出す予定です。 ようやく新しいバイクにも慣れてきたところです。

2021.7.30 今日は銭湯  (旧6.21)

   やはり銭湯の大きな風呂はいいです。 月に1回は近所のスーパー銭湯に通っています。 2時間程度の入浴ですが 朝風呂がいいですので朝6時に出向きます。 同じことを習慣にしている人は多いようで この時間帯でも結構な人がいます。 最近では感染症対策ということで黙浴とか黙食とかいうそうで みなさん静かです。 これはこれでいいことなのかなと思ったりもします。 たっぷりとサウナで汗をかいて 大きな風呂でゆったり 家庭風呂ではまず無理なことです。

2021.7.29 小食が進む  (旧6.20)

   私はずっと小食にする方向で歩んできています。 なかなか一朝一夕にはそうはいきませんが 長い期間を経てだいぶ進んだ感があります。 まず取り組んだのは夕方5時〜6時の間に夕食を軽く済ませて翌朝まで ときには昼まで何も食べない いわゆる"プチ断食"が定着してきています。 夜にものを食べないのがとても重要だと思います。 白湯(さゆ)は多少飲みます。 朝は食べないかバナナと紅茶程度にしています。 昼がメインで頂くのですが それでも量的にはうどん1玉でも多いと感じる位です。 長くやってみてわかっているのは こうして小食にしても体重は殆ど変わらないということです。 現在52.5キロ/170センチですからかなりの痩せ型ですが殆ど変わっていません。 食べる量を減らしても体重が減ることはあまりない というのが実感です。 体調に悪化があれば減ることはありますが。 意外に安定してきている小食効果です。

2021.7.28 保守・修理のし易さ  (旧6.19)

   私のところにはオルゴール とりわけオルガニート・オルゴールの修理を依頼されることが多いです。 常に修理品が作業場にある状態です。 いつも思うことですが 修理を全く前提としていない作り方をしたオルゴールが多いことです。 中には箱を完全に接着してしまっており、全く中身のムーブメントを取り出すことすら出来ない構造のものもよくあります。 運良くムーブメントが見える程度までは分解できても 肝心な取り外しの際に干渉する部材があり 結局取り出せないような構造のものもあります。 おそらく製作段階でムーブメントを組み付けてから後付けで色々な部品を接着したためにムーブメントがはずせなくなるような構造になってしまったのでしょう。 まぁ とにかくムーブメントの故障自体は修理はそれほど大変ではないのですが 響箱の構造が悪くて修理が不可能 あるいはとてつもなく苦労させられるケースが多いです。 それに比べてつくづくメーカーさんのムーブメントは保守・修理に関してもよく出来ていると関心させられます。 修理はその結果の割には作業自体は大変なものになりがちです。

2021.7.27 チャクラオルゴールのくし歯  (旧6.18)

   チャクラオルゴール(仮称)に関する続報です。 第一号機のくし歯はどうもダンパー能力不足なようでこの手のノイズが多く あまり実用的で完成度の高い音になっていませんでした。 チャクラへの作用は充分に確認できましたので一号機としては成功だったのですが。 そこでこのところずっと取り組んだいました2号機。 こちらはくし歯の調律時の削り方を大幅に変更しまして ダンパー能力等に問題がないばかりでなく、 音も従来のオルガニートにはない澄んだ音色を実現できたように感じます。 ピンポイントでチャクラに作用する音にしたい訳ですから もう少し雑味の少ない音にしたいということで さらに改善に取り組んでいます。 3号機では実現できるだろうと思っています。 とはいえ2号機でもかなりの完成度に仕上がっていまして 「これはすごいことになる!」 と一人で興奮している次第。 さてさてどうなりますか。 また続報します。

2021.7.26 今年は蚊の威力がすごい  (旧6.17)

   一昨日の信州AA山荘で感じましたのは"ここは蚊がいない"ことです。 上半身裸で作業していても平気です。 これが普段居る横浜だったなら... 蚊の猛攻撃でボコボコにされています。 特に今年は蚊が多いし、凶暴です。 気温が25℃以上の日の蚊は それはそれは高性能なステルス攻撃機であり、人の目線や意識の向きを巧みに避けながら攻撃してきます。 殺虫剤噴射してもそれを浴びる直前にさっと身をかわしますし、人の目線の届かないところに姿を消します。 まさに忍者! 例年こういった凄まじい攻撃性全開になるのは8月中旬以降なのですが 今年は7月下旬の今頃から既に凶暴性全開の蚊たちです。 これは困ります。 と思うと庭にはクモ君の巣作りが例年になく急ピッチで多いです。 彼らにとってもかきいれ時ということなのでしょう。 ここはクモ君たちには精一杯頑張ってほしいところです。 家の中に数匹入られた蚊に 夜中は特になす術なく、逃げまくって部屋を変えて寝る始末。 あの小さなギャングには本当に困りものです。 蚊は人を最も多く殺している人類にとって最大脅威な生き物なのです。 あなどれません。

2021.7.25 AA山荘で草刈り  (旧6.16)

   昨日は日帰り突貫で出向いてきた信州のAA山荘ですが さすがに梅雨の季節に2ヶ月放置したツケは大変なもので草がかなり伸びていました。 完全にとはとてもいきませんが少なくとも人が通れる程度には刈ってきました。 それでも面積があるので重労働でして、今日は半ダウン状態です。 それでも山荘に居られるひととき、ほんのひとときですが、は心が癒されます。 標高1000メートルを超える高原ですから空気が澄んでいてとても心地よいです。 木がとてもたくさんあるので 会話する楽しみもあります。 時間は短くとも素敵なときをすごさせていただいています。

2021.7.24 今日は信州へ  (旧6.15)

   今日は信州まで出かけてきます。 梅雨前に一度入ったきり2ヶ月のご無沙汰です。 AA山荘の草刈に行ってくる予定です。 暑そうですからたどり着けるかどうか... 夏は信州がいいです。 今日は短信で失礼します。 早く帰れたら追伸します。

2021.7.23 夏の月光浴  (旧6.14)

   夏は満月前後の月がとても低い空で楽しめます。 月光が部屋の奥深くまで射し込みますので 月光浴を楽しんでいます。 満月の位置はだいたい射手座あたりでしょうか。 夏の楽しみのひとつです。 このところ天気が良いこともあり 毎日月光浴を楽しめています。 夜はいわゆる熱帯夜になってきましたが 窓をあけて風を入れるとさわやかです。 暑い夏も色々楽しみがあります。 とはいっても真昼は暑すぎますので動かず、できるだけ早朝に作業はやってしまうようにしています。 堪える暑さと感じる気温の境界はだいたい34℃位でしょうか。 

2021.7.22 今日は休日なの?  (旧6.13)

   我が家にはテレビもないですし、新聞も購読していません。 ネットなどで僅かな情報を見聞きするだけですごしています。 今日になって あれ?と思ったのは今日と明日が休日になっていることでした。 五輪の関係かなと思いますが 知りませんでした。 元々が休日と平日の区別すらない生活ですし、 せいぜい交通が混雑する休日は外出を避けたいといった程度の区別なのですが。 普段となんら変わらない庭の木々の緑を眺めながらの日々をすごしています。 暑い季節ですが緑の壁に囲まれて、ささやかながら涼やかなときを楽しんでおります。

2021.7.21 暑い日が続きます。  (旧6.12)

   梅雨明けからすっとよい天気が続いています。 とにかく暑いです。 我が家はエアコンを殆ど使わないといいましたが 現時点では今季まだ使っていません。 猛暑なのは午後のひとときだけなので その間だけなんとか対処すればという感じです。 以前にお話したとおり現在は1階に引っ越していまして 2階の超暑い部屋はもぬけの空になっています。 次に2階に引っ越すのは11月頃でしょうか。 年に2回の引越しの際に余計なものを処分したりして 案外渡り鳥生活も有意義なものです。 とはいっても歳も寄ってきたこともありますので暑さ寒さに我慢しすぎないように注意は必要です。 突然健康破綻をきたしては大変ですから。

2021.7.20 チャクラオルゴールそれほど違和感はなさそう  (旧6.11)

   しばらくご無沙汰してました開発中のチャクラオルゴールの続報ですが 先日初めて他人様に聴いていただく機会を得ました。 結果は思ったより違和感を感じる人がない!ということで ちょっと安心しています。 開発初期の頃、私自身がかなりの違和感を抱いた経験がありますので気になってました。 今度はもっと大勢さんの場で鳴らしてみたいと思っています。 なかなか昨今の情勢下では集まって演奏するという場が設けにくいですが いづれできるでしょう。 大げさでなく時代が求めている音!という認識は深まっていると思います。 現在はあまり特殊な技術・技巧を要さないで調律が完結できるようにやり方を改善する試みをしています。 よいオルゴールだからといってあまり高い値付けはしたくないですし、第一 作るのが大変なものでしたら私自身が製作意欲が持続しないです。

2021.7.19 蜜蝋ワックスを拭き込む効能  (旧6.10)

   私はオルガニート・オルゴールの響箱の最終仕上げに蜜蝋ワックスを使っています。 このワックスは塗りこむイメージではなく 強く拭き込む感じです。 この強く拭き込むというところが重要でして木の表面をキュッと引き締めてくれる効果と 表面を半鏡面のように仕上げる効果もあります。 そしてなにより"手をかける"ことにより木はその心と性能を存分に発揮してくれるようになると思います。 ラッカーなどで表面を吹いてコーティングして覆ってしまうやり方もありますが  私は拭き込むやり方に大きな意味を感じています。 おかげさまでかなり腕っぷしは強くなります。 力の込め方が半端でないですから。 これも効能のひとつかもしれません。

2021.7.18 今日は短信  (旧6.9)

   今日は少し出かけてきます。 ずっと雨続きだったのでどこにも出かけることもなく、家で作業の連続でしたから 今日は羽を伸ばすといいましょうか 陽にあたってきます。 なので短信で失礼します。

2021.7.17 梅雨明けたの?  (旧6.8)

   ここ数日 天気のよい日が続いています。 西日本はまだ雨模様のようですがここ関東南部は盛夏らしい日になっています。 梅雨は明けたのでしょうか。 晴れてくれたおかげで昨日、一昨日と夕暮れの西方の空で火星と金星のランデブーが見えました。 私の眼が老眼で乱視なので2星を裸眼で完全に分離して見ることは難しい感じでしたが 2星あることはわかりました。 梅雨の静かな雨の日々もいいですが 夏の抜けるような青空もまたいいと思います。 暑いのは大変ですがなんとかなるでしょう。 足元をふり返りますに、今日も33弁の修正作業と調律作業の続きをやります。 昔と比べて力(キャパ)は増したはずなのに時間がかかるようになったのは肝心な付加価値付け作業である調律作業にとりかかる以前の"修理"が異常に多くなったせいです。 新品ムーブメントなのにいきなり延々と修理の日々。 ため息がでますがこれも世のため人のため... なんでしょうか。

2021.7.16 33弁はダンパー貼りが不完全3  (旧6.7)

   連日文句オンパレードな33弁オルガニートムーブメントへの不満ですが 昨日までにダンパーの貼り替えが終わりまして、音の調整に入っています。 ただ... 高音部弁の削りが甘い! 音の伸びがありません。 削り直すのはリスクを伴うところです。 ヘタするとぼそぼそ音になってオシャカです。 これはメーカーにおける調律作業段階でも同じことですから リスキーな削り方は避けているのだろうとは想像できます。 しかし20弁のムーブメントと比べてバカ高い33弁ムーブメントで20弁より音ののびやクリア度が劣るなんていうのは まず許されません。 こちらでリスク覚悟でのびやかな音に削り直しています。 それはそれは怖いです。 失敗したらかなりの高額仕損が生じます。 ちょっとやそっとでは立ち直れません。 これは旧来からムーブメントの持つ本質的価値観とかけ離れた法外な値付けされてきたツケということになりましょうか。 今はまだ在庫しているムーブメントから再付加価値付け〜販売していますので かろうじて事なきを得ていますが 今後いつかの段階で昨年メーカーが提示してきた大幅値上げされたムーブメントに切り替わるときがきます。 今でもバカ高いものが超バカ高いものになります。 品質感は変わらないかむしろ低下傾向にあるのに... もうフィールドサイドでなんとか切り盛りできる領域ではないようです。 かなり重大な決断を下さなくてはならない日は近いかもしれません。

2021.7.15 33弁はダンパー貼りが不完全2  (旧6.6)

   33弁オルガニートムーブメントのダンパー貼りが不完全であるという件の続報ですが 昨日手がけた6台あまりのムーブメントは全部だめでした。 中にはちょっとダンパーに触っただけで剥がれてしまうようなとても接着しているとは思えないほどひどいものもありまして、「メーカーさんの作業実力もこんなものだったのかぁ」 とため息が出るような惨状でした。 接着しているというより乗っかっているだけ!といった様相。 すべて貼り直しの作業で昨日は丸1日かかっていました。 愚痴になりがちですがダンパー貼りなどオルゴール製作屋の基本中の基本。 もっとも当たり前に出来ていなければならないことです。 とてもプロがシゴトしているとは思えないような結果にあきれるというより 「ここまで堕ちたのか」 という驚きの気持ちが強かったです。 この調子ですとおそらくメーカー内におけるオルゴール製作工程のすべてがなんらかの不具合に見舞われているものと思うのは自然なことです。 ひょっとしたら製品だけでなく その屋台骨組織時代が崩れかけているという事態も想像されるように思えます。 今更言うのもなんですが 「しっかりしてくださいね。 メーカーさん!」

2021.7.14 33弁はダンパー貼りが不完全  (旧6.5)

   33弁オルガニートのムーブメントの調律や各部調整をやっていていつも思うことがあります。 「ダンパーの貼りが甘い!!」 20弁ムーブメントではしっかりと貼られているのに  33弁は非常にはがれやすい中途半端な貼り方をしているように思えます。 こういういわば宙ぶらりんの状態ですとお客様の手元で長く鳴らして(くし歯を弾いて)いますとかなりの確率でダンパーが剥がれ落ちてしまいます。 1枚でも剥がれてしまえば異音が生じますので故障になります。 メーカーさんには何度となく指摘させてもらってはいますが 結局未だに宙ぶらりん状態のままです。 私のところでは剥がれ易いダンパーは一度剥がしてしまって貼り直します。 この作業が細かくてヘタするとダンパーである小さなフィルム部品をぶっ飛ばしてしまいますので細心の注意を要する作業で案外あなどれません。 しかも縁の下の力持ちの部品ですからちゃんと出来ていて"あたりまえ"であり、まずお客様の意識に昇ることはありません。 地道な修理作業となります。 なんとかしてくれーメーカーさん! と言いたくなります。 本来はやらなくていい作業です。

2021.7.13 消費税廃止されても値下げしません。  (旧6.4)

   天下の悪法=消費税。 私はいづれ廃止になると思っています。 これまで3%〜5%〜8%〜10%と調子にのって増税されてきましたが元々が悪法なので時代が変われば廃止になると思います。 私はこの悪法に負けない! というわけではありませんが消費税が上がっても税込み総額は変えないできました。 増税分値下げしてきたわけです。 「消費税ごときに負けてなるものか 一度決めた値段は命!絶対に変えない。」との趣旨でした。 とはいえ少し前に原価であるムーブメントの既知外じみた値上げの影響で値上げを余儀なくされましたが。 そんなわけでこの悪法が廃止されて消費税がゼロになっても値段は変えないつもりです。 いつか悪法に勝利する日は来ると思っています。

2021.7.12 今年も1階に引越し  (旧6.3)

   毎年2回の恒例行事。それは夏は1階に冬は2階に居間・作業場を引っ越すことです。 これから盛夏で2階はとても暑くて居られないので 昨日までに1階に引越しをしました。 家庭内転居です。 私はエアコンは極力使いたくない派で自然な空気を好む方なのですが この盛夏の7〜8月はさすがにいざという時には使います。 まぁシーズンに2〜3回程度のことですが 殆ど使わないまでもエアコン設置してある1階で作業するというわけです。 何年かかけて庭が森のように木に覆われた状態になってきましたので 1階の窓の外も涼やかな風が吹きます。 次に2階に引っ越すのは11月頃が恒例です。 逆に冬は1階は陽が殆ど当たらないので底冷えがして とても居られません。 いつも居心地よいところに居るネコみたいなものです。

2021.7.11 すばらしいチャクラ音階  (旧6.2)

   手前味噌全開な話ですみませんが チャクラ音階を適用したオルゴールを試作した話を以前にしました。 現在はそれで演奏した音源をPCで聴いているのですが やはりいい感じです。 もはや通常の音楽用語でいう音階とはだいぶ違うこのチャクラ音階がとても心地よく、身体が緩む、リラックスできるという効果が実感できた気がします。 チャクラを活性化・目覚めさせる作用がある音で構成されたオルゴールの音は大げさにいうならば革命的とも言えるかもしれません。 今年のうちにはなんとか世に問いたいと思いはじめています。 問題は西洋音階とはだいぶ違和感を感じることでしょうか。 慣れるのは早いですし、慣れてしまうと元の音階の音には戻れない?と思える程の心地よさを実感します。 これからこの調律に関する技術的な問題点を解決する活動をやっていきます。 お披露目できる日を楽しみに。

2021.7.10 今日から旧暦水無月  (旧6.1)

   早いもので今日は旧暦では月初 もう6月水無月です。 夏本番の月。 梅雨はまだ明けてはいないようですが だいぶ梅雨前線は北上してきており 梅雨明けはもう間近だと感じます。 盛夏の季節は作業小屋は室温が40度にもなりますので 昼間は作業できないですが 朝夕 とくに午前中が勝負!といったところです。  今日は水無月らしいといえばらしく 雨があがっていますので散歩にでも行ってこようと思います。 梅雨の季節は外出の機会が少なくなりがちですから 盛夏直前の貴重なチャンスです。 人工的な手段に頼らずとも季節毎に快適にすごす生活の知恵はあるものです。 今日は短信で失礼します。

2021.7.9 時間をかけるべき  (旧5.30)

   一般にものづくりには時間が必要です。 例えばオルゴールムーブメントのくし歯を調律します。 作業終えてすぐに組み立てて音を鳴らすと 実はあまりいい音がしません。 「えっ?こんなもんなの?」といった調子です。 くし歯という鋼鉄の部品を削って調律するわけですから くし歯の側の立場に立ってみれば分かることで ゴリゴリ削られるということは人間に例えると外科手術を受けたようなものです。 縫ってもらってすぐに「全力で走れ!」といわれてもできるわけありません。 やはりしばらくは安静が必要です。 ですので加工作業などした場合は一定時間おいて 充分に落ち着いた頃に鳴らしてあげるのがよいことです。 これは木同士の組み合わせやムーブメントと響箱の組み合わせをした後にも それはいえます。 お互いの相性がしっくりこなれてからでないと本来の性能など出るはずがありません。 へたに急ぐと出来上がりの評価を誤ります。 モノにも心と身体のバランスというものがあります。 ということもあり製作には1台のオルゴールに最低でも大体1週間〜長いと2週間は頂くようにしています。

2021.7.8 フィニッシュは磨き  (旧5.29)

    響箱の仕上げはなんといっても磨きです。 蜜蝋ワックスのついた布で強く吹き込むように磨きます。 これにより表面がキュッと引き締まります。 これが案外音の良し悪しにも効いているように思います。 なによりも"手をかける"ことの重要性です。 なんでも型入れして短時間で大量に作るのがモノ作り世界の主流となっている昨今ですが ひとつひとつ手をかける 手間ひまをかける という当たり前のことを実感するときです。 そんなに高級なものを作っているつもりはなくとも 心を込めることは出来ます。 音はそういうプロセスを時間軸上に凝縮した精のようなもの。 手回しオルゴール演奏時にそれは一気に弾け出します。 そんな想像をしながらの製作はまた楽しいものです。 そんなこともあり、ご注文頂いてから出荷までには一定の時間は必ず頂戴するようにしています。 急いで急げないことはありませんが こういった"手間"の部分を省略することは避けたいからです。

2021.7.7 きのこはえそう  (旧5.28)

    毎年の七夕時期はいつも雨。 例年通り今日も朝は雨でした。 昼から晴れはじめましたが まだまだ雨模様の日は続きそうです。 続きに続く雨でなんだか湿り気だらけです。 きのこでも生えるかもしれません。 私はエアコンが苦手でああいう人工的な空気はどうも身体にあわないため 湿気だろうが寒さだろうがそのままにしておくようにしています。 点けることはあるのですが年に1〜2回程度です。 そうそう湿気が多いと冬に食べた夏みかんの皮がほんのり香ってきます。 皮は干して天然芳香剤として1年使うのですが 湿気のバロメータとしても機能してくれます。 ただあまり湿気が続くとカビてしまいます。 この湿気の季節が過ぎると今度は酷暑の季節ですか。 たんたんと季節は巡ります。 

2021.7.6 プリンターはまっすぐ印刷できない  (旧5.27)

    オルガニート・オルゴールのカード作りですが1メートル位の長いカードの場合、プリンターで印刷すると完全な直線状には印刷できません。 必ず微妙に曲がります。 プリンターの紙送りが完全にまっすぐではないからです。 どうしても紙が蛇行するためです。 とはいっても非直線性は機種にもよりますが1メートル位の紙で最大0.5〜1mm程度でしょうか。 かなり優秀なものだと思います。 ただこの僅かな曲がりがオルガニート・オルゴールの演奏カード製作では問題になることも多々あります。 特にシビアな33弁用のカードの場合に多いです。 ですので正確を期す場合は 1メートルを一気に直線切りせずに 中間地点まで切り、定規をあてなおして残りの半分を切るというような芸当を施すことがあります。 プリンターの紙送りのプラテンといわれるローラーが汚れてきたり、磨耗してきたりすると紙は蛇行しやすいようです。 なかなかデリケートな問題です。

2021.7.5 音の傷が改善?  (旧5.26)

    ずっと悩み続けていたオルガニート・オルゴールにおける音の傷問題ですが 昨日扱ったムーブメントでは殆ど問題ありませんでした。 まだ楽観はできませんが 少しはくし歯の先端研磨が改善されたのでしょうか。 やはり研磨を念入りにやると改善はするようです。 メーカーさんが改善してくれた可能性はあります。 だとしたらありがたいことです。 この半年位でしょうか?修正に膨大な時間を割いて対応してきましたから感激的です。 とにかくまだ楽観はできませんが今後も厳密にウォッチしていきたいと思っています。 音の傷は一般に接触音というそうで、オルゴールの心臓部であるくし歯の先端と弾く爪が接触する箇所で起きます。 ここはオルゴールの音そのものを決定づける まさに心臓部です。 こういう問題はないのが"あたりまえ"ですから 問題ある状態は非常に不都合です。 きちっとした音のオルゴールが提供できるように今後もがんばっていこうと"重"います。

2021.7.4 オイルステイン仕上げに  (旧5.25)

    私が普段作っていますオルガニート・オルゴールの響箱ですが ナチュラルという木の風合いをそのままに透明な塗装を施したものがあります。 今まではこれもウレタン系の塗装を施していましたが 今後はオイルステインによる仕上げに変更します。 その方が木の風合いを生かせるように思うからです。 蜜蝋入りのものが手に入りましたのでこれまで通り蜜蝋ワックス仕上げと同等に仕上がります。 最近では時代の流れなのかこのナチュラルを選択される方も多くいらっしゃいます。 ナチュラルは木の色あいがそのまま出てしまいますので 作り手としては大変で あまり数を作ることが出来ないのが難点なのですがその風合いの良さは格別なものがあると思います。 色付けしている茶や赤の方も徐々に色合いを薄めにしてきています。 できるだけ木の自然な風合いに近づく。 これは良い傾向だと思っています。

2021.7.3 ソルフェジオ音のあれあれ?  (旧5.24)

    このところソルフェジオ音といわれる欧州で中世から伝わっていると云われる音で遊んでみています。 殆ど前提知識もなく、始めたばかりですので あまり先入観を持たずに色々いじくりまわして遊んでみているというわけです。 そうしますと... 「あれあれ? ここはこうなんじゃないの?」 と思われる箇所が何箇所か見つかります。 まだ私自身の勘違いや認識違いである可能性がありますので具体的には言いませんが、もしかしたら意図的に誤った形で現在に伝承されていることも多々あるのではないだろうか? とも思えたりして結構楽しめてます。 一般的に伝承モノというのはそのまんまを正確に伝わっていることなど期待する方が無理というもので、 必ずといっていいほど一部改ざんしてあったり、隠語・暗号化してあったり、わざと入れ違えたり すり替えたりして伝わっていたりするものです。 こういうのをひもといていくのもまた面白いかなと思ったりします。 私としてはソルフェジオ自体の研究をするつもりはなく、その効能のありようと それを音・音楽として具体的に引き出せるものかどうか?という点に特化して調べてみています。 あくまで先入観なく。ですね。 どこまでやれますでしょうか??

2021.7.2 いよいよ梅雨本番  (旧5.23)

    ここ横浜では昨日からずっと雨です。 梅雨らしいしとしと雨からだんだんザーザーの本降り気味になってきました。 いよいよ梅雨前線が上昇を始めたのでしょう。 梅雨も本番の数週間に入りました。 この時期は気温が低く、寒くなります。 我が家ではストーブを点けることもあります。 実は昨日は点けていました。 残りの灯油を燃やし切るという目的も含めて久々のストーブでした。 ただ窓は全開でした。 世の中もかなり色々な変化が顕在化・視覚化してきており、「えーっ」といった出来事の連続です。 毎日“今年の十大ニュース”が出揃ってしまうほどの勢いです。 隠れて・隠されていた物事 それに誤解し、させられていた常識が一気に噴出・瓦解してきている様相に見えます。 日本の季節の巡りがそれをうまく演出してくれているのがすばらしいと思います。

2021.7.1 身体がゆるむ音・音楽  (旧5.22)

    私のライフワークといっていいかもしれません。 それは表題の通り“身体がゆるむ音・音楽”を実現すること。 オルゴールはその最短距離にいる発音体といえるでしょう。 純正律系の調律に特化して製作を続けているのもこの流れを汲むものです。 さらに最近では旧来の西洋音階的な音律から離れて 身体に直接作用する音というものも実装することが出来るようになってきました。 昨今お勧めしてきた“宇宙律”、それに最近試作を始めた“チャクラオルゴール”などがそれに該当するでしょうか。 だいぶ道のりを進んできた感はあります。 どのくらい人さまのお役に立てるものかは 正直いってこれから!といったところですが 最近は何故か「いけそう」な感覚が強くなってきました。

2021.6.30 少しオルゴールから離れて  (旧5.21)

    このところオーダーが一段落しているせいもあり、数日オルゴール製作や修理から離れています。 近所のスーパー銭湯に行ってゆっくりしてきたり、普段使っていないWindows10のPCに触ってみたり とゆっくりすごしています。 いつもとペースは変わりませんがたまには離れるということも大切です。 今日はたまりにたまったオルガニート・オルゴール用の部品やジャンクものを整理しようかと思っています。 “いつか使うだろう” と思って保管してある部品類ですが 整理しておかないといざ使おうにも使えないですから。 梅雨の季節、今日も涼しい日となっています。

2021.6.29 玄米ごはん  (旧5.20)

    私はお米を頂くときは玄米にしています。 丸1日水に浸けてから炊きます。 ちょっと塩を入れて炊くようにしています。 玄米は完全食といわれ栄養やエネルギーは申し分ないのですが 白米と同じように炊くと身体に少々厳しいところがありますので 水に浸けてから炊くということで悪影響をキャンセルするようにしています。 夏は悪くなりやすいので食べきれる程度に少量づつ炊くようにしています。 白米と比べて食べる量は半分くらいで済んでいるでしょうか。 よく噛んで食べると実によい味を楽しめます。 通常の食生活は極限までシンプルなのですが 玄米と醤油と塩だけは良いものを使っています。 良質なもので小食が一番です。

2021.6.28 非西洋音階  (旧5.19)

    このところチャクラオルゴールの音を聴くようにしています。 一昨日の夜に録音した音源をPCで聴いているのですが、 まる1日聴いていました。 ひとつひとつの音がそれぞれのチャクラを活性化させる作用がありますので 曲として次々に鳴りますと 身体の中を電流が駆け巡るような感覚といいましょうか、寝ていても身体が踊っているような感覚になりました。 音階としては極力西洋音階に近い感覚になるように配置していますが 微分音的でかなり外れた音で構成されています。 ところがずっと聴いていると身体がその踊るような感覚に慣れてしまうのでしょうか? 実に心地よく感じるようになってきました。 もしかしたら身体が西洋音階から非西洋音階的にシフトしたのではないか? なんて思っています。 昔 純正律のオルゴールを初めて手がけたときのような感覚になりました。 チャクラ音階(仮称)も一種の純正律なのかもしれません。

2021.6.27 やはりジェットノイズが邪魔  (旧5.18)

    昨晩はオルガニート・オルゴールの音を録音していました。 とはいってもデジカメで録音する程度の軽いものですが できるだけ周囲の物音が少ない深夜を狙っての作業でした。 ですが... 夜の10時半を過ぎても例の航空機が飛びます。 最近の羽田は24時間空港のようですから深夜でも飛ぶんのですね。 ジェットノイズ自体はそれほど耳障り、騒音!と感じるほどのことはないのですが 超低周波を含むあらゆる周波数を含むノイズですので 録音や調律などの音を精密に扱う作業には難敵です。 おそらく人体や意識にも潜在的にかなりの悪影響はあるのでしょう。 深夜はさすがに軍用機は飛ばないものの困ったものです。

2021.6.26 オルゴール響箱に高級な木材は必要ない  (旧5.17)

    商業的にはオルゴールの箱(響箱と呼んでいます)に高級な木材 たとえばウォールナットやマホガニー、カエデなどでしょうか、などが珍重されるようです。 それを否定はしませんが 私が長年培ってきたオルゴール とりわけオルガニート・オルゴールにとっての響箱に最適な木材は必ずしも高級材である必要はないように思っています。 オルゴールは元来ノイジーな音源ですので それをやんわりと包み隠してくれて、心地よい成分の音だけを放射してくれるような木がよい材料だと思います。 硬すぎず、柔らかすぎず程よく硬柔入り混じり、木目が比較的複雑で 意外性があり ... と案外高級な材料の特性とは違うと思うのです。 私の持論としては“オルゴールの響箱に高級材は不要”と思います。 楽器と同じ考えで設計・製作した例もいくつか見てきましたが 大抵はノイジーな成分まで素直に増幅してしまっていて、正直いって“???”なものばかりでした。 オルゴールの響箱は楽器とは根本的に何かが違うのです。 そこが面白いところでもあるのかもしれません。 あくまで持論ですが。

2021.6.25 チャクラオルゴールその後  (旧5.16)

    一昨日に言及しましたチャクラオルゴール(20弁オルガニートの派生)ですがあれから鳴らしてみては感じ取るようにしてみています。 とにかく慣れ親しんだ西洋音階の響きとは違うので 耳は聴く度に違和感はぬぐえませんが、 身体の深いところではむしろ喜んでいるような気もします。 なにかポジティブな影響を感じているのかもしれません。 今のところ私だけの楽しみ!といいましょうか、自分自身での人体実験を続けていくつもりです。 いちおう20弁オルガニートとソフト互換にしていますので既存の編曲カードなどはすべて演奏できますが、 やはり専用の編曲を編み出した方がいいかもしれません。 特定の効能を発揮させるようなことも出来るかもしれないと思ったりしています。 夢は大きく広がります。 身体や心にネガティブな影響がないことを確認できたなら 実験台になってくださる方を募集するかもしれません。

2021.6.24 常識という分水嶺  (旧5.15)

    世の中全般・一般のことですが 現在は極めて混沌とした渦中を進んでいるように思います。 常識という一種の縛りを世に広めてきた中心的存在は中央政府です。 表だってでも裏からでもあらゆる手立てをつかって人々を一定の常識内に押し込めてきたと言えます。 これは昨今の話ではなく歴史上ずっとのことです。 現在の混沌はその中央政府が首謀する常識形成陰謀が瓦解してきていることを示していると思います。 今回の五輪や枠珍関連のドタバタ劇はそれを象徴的にあらわしているように感じます。 見えてしまえば中身の腐敗の強烈さに声も出ないといった様相。 結局全部ウソだった。 もう瓦解を誰にも止めることは出来ない。そんな状況にまで事態は進んでいます。 現在は だれもが想像すらしなかった権威の象徴=中央政府の瓦解という劇を見ることができている千載一遇のチャンスかもしれません。 我々国民は2つに割れた海のどちらに行くのか?行きたいのか? いやいや二者択一ではなくもっと多くの選択肢から選ぶことを求められているかもしれません。 いづれにせよ主体的な選択を迫られているようです。 分水嶺に乗った時期と言えるでしょう。 今日はちょっとオルゴールのことから離れた話題でした。

2021.6.23 チャクラオルゴール初試奏  (旧5.14)

    以前にお話したことのあるチャクラに作用する音で構成されたオルガニート・オルゴールですが、くし歯の調律が完成しまして、さっそく響箱に実装して鳴らしてみました。 おそらくこの手の音を演奏する人も聴く人も“世界初”ではないかなと思います。 初かどうかはどうでもいいことですが、新しいことをやってみることの喜びは作り手の特権かもしれません。 わくわくしながらの最初のカードの演奏!でした。 結果は? 最初の印象。 「何これ!? >_<」 でした。 普段聴き慣れている西洋音階系の響きとはあまりに違う響きに唖然とした というのが正直な感想でした。 ただ“これは勘弁して!”的な違和感は全くありませんで、数回演奏している内に 不思議な世界に入り込んでしまったかのような気持ちになりました。 さすがにチャクラ系の作用が強いらしく、身体が熱くなりますし、ゆったり感もあります。 西洋音階の響きからアタマを切り替えられる人には“イケる”音かもしれません。 まだ客観的評価は全然出来ていませんが。 第一報はこんなところで。 

2021.6.22 モンポウとスクリャービン  (旧5.13)

    最近はPC作業中にモンポウのピアノ曲をよく聴きます。 何故かわかりませんが私には合っているみたいで、極小さな音でBGM的に使っています。 他にもスクリャービンのピアノ曲なんかもよく使います。 実はピアノという楽器の音はあまり好きでなく、あまり聴かなかったのですが このお二人の曲だけは別です。 但し極小さな音で!というところがミソです。 大きな音でピアノの音を聴くと頭が痛くなりますし、身体が“こわばり”ます。 あまり私の感覚にはマッチしていないのかもしれません。 いつか例の宇宙律をピアノに実装したものを聴いてみたいと夢想的に思っています。 オルゴールで実感しているのは 不思議なことに宇宙律はかなり幅広い調性できれいに鳴ってくれるみたい ということです。 ちなみに私は鍵盤楽器は全然演奏できません。

2021.6.21 昔のベースプレートはちょっと  (旧5.12)

    今日は夏至です。 朝の太陽さんは「えっ こんなに?」と思えるほど北よりの方角から昇っていました。 ここまでチャージされてきた長い昼間のエネルギーがこれから暑い夏になって体感されるのですね。 今年も暑くなりそうです。 ところで写真はオルガニートオルゴールのベースプレートを裏側から見たものです。 右側は昔、そうですね概ね30年以上前のものでしょうか。 左はそれ以降のものです。 中央部の色が違って見えると思いますが 古いものは亜鉛合金のプレートに穴があいています。 新しい方は合金で埋まっています。 この差が実は音の質やのびに大きな影響があります。 新しい方がいいです。 あのケチなメーカーさんが合金の量を増やしてまで埋めた穴。 これによりプレート全体の剛性が高くなり、音がぼそぼそするような現象が完全に抑え込まれています。 値千金な改善だったのでしょう。 これによりオルガニート・オルゴールの質は劇的といっていいほど向上しました。 もっとも古い方のなんともいえないポロポロした音が好きという方もいらっしゃいますが。 私のところでこうした古いオルガニート・オルゴールを修理させていただく際に音質向上を望まれる方にはベースプレートを新しいタイプに交換して差し上げるようにしています。 手持ち在庫があった場合という条件付ですが。

2021.6.20 さすがに10台は  (旧5.11)

    昨日は20弁オルガニート・オルゴールの調律作業をやってました。 ずっと昔に比べると1台あたりに要する作業時間が格段に長くなりました。 普通は習熟してくるので短くできるのでしょうが、なぜか逆です。 といいますのはムーブメントに潜む数々の不具合やその予備軍を手直ししたり、調整したりする作業が昔と比べて格段に多く、また手間のかかる事態になっているからです。 調律それ自体に要する時間はさほど変わっていないとは思いますが それでも昔とは比べ物にならないほど高精度なさ行が出来るようにはなったように思います。 やはり年季は大切だなと思います。 昨日は10台ほどやりましたが 結局休みやすみで丸1日かかりました。 あまり根を詰めると作業の質が荒くなることもありえますので 程ほどの台数にしておくようにしています。 それでも最近では10台を1日で というのはあまり例がないかもしれません。

2021.6.19 日々の記録  (旧5.10)

    このところこうして毎日日記を書いています。 思ったことを書き綴るのは日々個々の内容は大したことなくても 積み重なると中々色々なことが見えてきます。 見る人がみればその人のすべてを見通す位の情報は得られるのではないでしょうか。 ほんの些細な文章の一端からでもその人の人となりが見える というのはすごいなと思います。 このところ、この公開の日記以外にも日々の食事や体温・血圧などの測定記録も綴っています。 公開では書けないような思想的なことも存分に文章にすることで 自分自身の内面が整理されるような気がします。 案外ありのままに文章にしたためるというのは難しいものです。 どうしてもなんらかの脚色が紛れ込んできます。 それでも日々綴り続けていると本質・本音が浮き上がって来る気がします。

2021.6.18 天板の木目  (旧5.9)

    なんといってもオルゴールの響箱の“顔”は天板です。 天板の木目の表情はオルゴール全体の印象を左右します。 樹種によってその表情は大きく異なりますが それぞれに素敵な表情というものがあると思います。 私はその木目を生かすような塗装を心がけています。 ラッカー系などコーティングで着色して木目を目立たなくしてしまうのは避けるようにしています。 逆に木目がダイナミックで男性的な荒々しい表情の場合は薄めの着色にしてソフトな感じになるようにもしています。 現時点ではと塗装は茶色系が多いですが出来るだけ薄いめの色にするようにしています。 とくに私が好んで使っているセンの木は木目が男性的なものが多いですので大切なことです。 世の中でずっと見ていても飽きないものの代表格がこの木目ではないでしょうか? 長く愛着もって使っていただけるオルゴールにするためにも木目の表情を大切に生かす作り方を心がけています。 

2021.6.17 紙カード製作はたいへん  (旧5.8)

    昨日は一日 オルガニート・オルゴールの演奏に使う紙カードの製作をしていました。 四六版といわれる大きな紙から切り出して作るのですが たかが紙カードですがなかなかどうして 手間はすごくかかります。 紙なので販売単価は安いですが かなりの労働集約的な製品といえるでしょう。 最近は印刷のコストダウンの意味も込めて 絵柄の印刷は最小限にとどめて、殆ど白紙に穴だけ という状態にしています。 それでもカットした際のエッヂが鋭利な刃物のようにならないようになます作業をしたり、汚れやヒケが出来ないよう細かいところに細心の注意を払いながらの作業で なかなか疲れます。 昨日は深夜までかかって作っていましたが なんだかんだで1日仕事になります。 オルガニート・オルゴールはこの紙カードがなければそれこそ“ただの箱”。 たかが紙カードですが 大切な作業だと思います。 私はこういった作業に向いているのか?いないのか? 未だにわかりませんが なんとかやっています。

2021.6.16 ドクダミ茶  (旧5.7)

    いよいよ梅雨入りのようで こちらでも雨気味の日になっています。 ただ梅雨には中休みがつきものです。 意外に晴れる日もあるのが恒例ですが 今年はどうでしょう。 我が家では梅雨入前恒例のドクダミの収穫(?)も終わり、 軒下にはたくさんのドクダミさんが吊るされています。 夏にはお茶にする予定でいつもこうするのですが たいていはそのままに吊るしたままにしています。 一種の魔よけのような感じで役立ってくれていると思っています。 少なくとも虫が寄って来ないようにはできるようです。 厄介ものの代名詞みたいなドクダミさんですが 我が家では仲間扱いにもなっています。 ただ年々繁殖してしまって大変ですが。 

2021.6.15  忘れていたパンチマシン用パーツ (旧5.6)

    写真はオルガニート・オルゴール用演奏カードをパンチするマシンの部品です。 まだ荒削りな状態ですが色々作ってました。 8年位前(でしたでしょうか)に作っていたのですが 完全に忘却の彼方になってました。 アルミ材を削り出して作る比較的手間のかかる部品から作っていたのでした。 確かベースプレートにする材料もどこかにしまってあったと思います。 今は時間が取れそうもないですが また再開してコツコツと作り始めようと(今だけ??)思っています。 他にも購入部品等もそろえてあったのを思い出しました。 制御系は当時の16ビット系マイコンを使っていましたが 日進月歩の今ならもっと高性能なものが使えるかもしれません。 マシン単独でネット接続して曲データも保持したりして など構想(妄想)はふくらみます。 オルガニート愛好会の方でもこの私のマシンを普及させたい意向があるようですから いづれは実現させたいところです。 いつとはいえませんが。

2021.6.14 ジェットノイズは邪魔  (旧5.5)

    普段オルガニート・オルゴールの調律作業をやっていて一番邪魔に感じるのは“ジェットノイズ”です。 旅客機が飛ぶときに出るジェットエンジンから出るあの 「ゴーっ」 というあれです。 音量は大したことはなく、普段耳障りに感じることは殆どないですが いざ繊細な音を扱う調律作業のシーンになると話は違います。 あのノイズはあらゆる周波数を含むピンクノイズかホワイトノイズに近い音のようでして、測定器の針を狂わせます。 空の高いところで発せられた音が地上に伝わってくるまでに おそらく特定の低い音域が強調されているようでして この色々な周波数を含む低い音が実に有害なのです。 悪いことに私の住む横浜市は羽田空港から離陸して西へ向かう旅客機が列をなして飛びます。 ほぼひっきりなしの状態です。 さらに神奈川は軍基地も多いので軍用機やヘリもかなり多いです。 地上より空の方がうるさいくらいです。 なので調律作業は精密な作業をする段階は必ず夜中にやるようにしています。 なかなかの悩みの種です。

2021.6.13 今は製作で手一杯  (旧5.4)

    オルガニート・オルゴールを作る作業は毎日やっています。 ありがたいことにいつも手一杯の状態です。 これ以上は作れません! といったところです。 元々の製作キャパが小さいですから大した数を作れているわけではありませんが 目一杯というのはこれはこれでありがたいことです。 色々とやりたいこと、やらねばならないことは多々あるのですが 全然手がついていません。 目下の課題である“音の傷”を解決することに特化せざるをえないところです。 この課題は現行のメーカー製作のムーブメントの状態を考えますとずっと続くことになりましょうか。 実は他にも改善しなくてはいけないと思うムーブメントの不具合はたくさんあることは以前から書いていますが、どれも手がつけられていません。 増してや新しいものや基礎研究のようなことは夢のまた夢状態です。 まぁ マイペースの中で少しづつ取り組んでいくことになるでしょう。 万事気長に そして直感に委ねて考えることにします。

2021.6.12 塗りの作業は楽しい!?  (旧5.3)

    オルガニート・オルゴールの製作をやっていますので響箱の製作は常にやっています。 だいたい10台前後まとめて作るのですが 塗装作業が一番楽しいかな?と思ったりします。 塗装といっても布で強く拭き込むやり方ですので 木の表面をキュッと引き締めるように力を込めて作業します。 ですので10台も塗装すると腕や指が痛くなります。 この引き締めるというやり方は重要だと思っていまして、 音をクリアにしてくれる作用があると思います。 使っているセンの木は比較的柔らかい木ですので 表面を引き締めることで “中はふわふわ、外はカリカリ” といった感じになります。この多様なあり方が音を複雑で味のあるものにしていると思います。 塗装に限らず最後の蜜蝋ワックス仕上げの際にも強く拭き込みますので 一層表面は引き締まってきます。 どことなく木目もキリッとしてくるような気がします。

2021.6.11 イベルメクチンは便秘しやすい?  (旧5.2)

    私は昨今の感染症対策としてイベルメクチンという薬を週1回1錠(12mg)を服用しています。 毎週服用した翌日は便通が硬いので大変です。 この薬はそういう副作用??もあるようです。 まぁ昨今の状況を考えると仕方ないというところで服用は続けていますが 早く不要になる日が来るといいと思います。 私はアーユルヴェーダでいうヴァータ体質ですので 同じくヴァータな性質のイベルメクチンはヴァータを増やしてしまうので体質的には向かないということになりましょうか? それが昨今の便秘気味ということになって現れるのでしょう。 なので本来は感染症対策としてはビタミンCと亜鉛の組み合わせの方が私には向いているかもしれません。 これならピッタ性なので私のヴァータを憎悪させる心配はないということになりましょうか。 ちなみに感染症の原因とされる新型コロナウィルスはカファ性なので同じカファ性の人が重症化しやすいといいます。 まぁ知ったかぶりなことを書きましたが アーユルヴェーダの知恵をほんの少しですが取り入れた生活を続けているところであります。

2021.6.10 チャクラ覚醒の音  (旧5.1)

    今日から旧暦では皐月(さつき) いよいよ夏本番の暦です。 朝5時位には太陽が昇ります。 今朝は朝焼けがとてもきれいでした。 私は色々な特殊調律のオルゴールを作って来ました。 これから取り組んでいこうと思っているのは “チャクラを覚醒する音(音階)” です。 チャクラとは身体のエネルギーセンターでして、目には見えませんがこの機能低下を起こすと身体や心が不調になります。 逆にチャクラを活性させることで不調を解消することが出来るという 人間の活動エネルギーの節目のような器官です。 私はチャクラの覚醒訓練を受けていまして、多少ですが感覚は分かります。 このチャクラを音を使って覚醒させる手段は昔からあるようなのですが決定打がなかったようです。 オルゴール屋の私としてはこの音をオルゴールに実装したいと思っているわけです。 音楽になるような音階としてできるかどうかはわかりませんが 既存音楽を超えた領域まで視野に入れるなら可能性は高いと思っています。 また進捗しましたら報告します。

2021.6.9 小食  (旧4.29)

    私は小食な方だと思います。 食べる量ということではかなり少ないと思います。 ただ間食気味なところがあり、少量を比較的しょっちゅう食べるというような傾向がありました。 最近ではこれを改めて 軽いファスティング(断食)に近い時間を長くとるように心がけ始めました。 特に夜は夕方5時か6時くらいに食べてから朝まで長い時間をとります。 但し白湯は飲みます。 「おなかがすいたぁ〜」 という感覚があってから食べる。 そういう感じでしょうか。 現代はこの「おなかがすいた」感覚もないまま“時間が来たから”食べる といういわゆる規則正しい食生活が主流になっています。 量ではなく身体が本当に欲する食を頂く...というのが大切なのでしょう。 

2021.6.8 鼻うがい  (旧4.28)

    私は鼻うがいをやります。 薄い塩水を鼻から吸って口から出す。 鼻腔をきれいにします。 外出が少ないときや季節はサボることもありますが だいたいやれているように思います。 これからの季節は暖かいのでやりやすいです。 いつも白湯を飲むのですが お湯を沸かした残りをぬるま湯にうめてやります。 最近では重曹も少し入れるようにしていますが これがなかなか調子がいい。 爽快感が違います。 もっと早くやっていればよかったと思ったりしています。 真水ですと鼻腔内が痛くなりますのでNGです。 実感ですがすべての健康の元はこの鼻うがいだと言っても過言ではないと思うくらいです。 

2021.6.7 なかなかなかなかもやもやもやもや  (旧4.27)

    この話題ばかりで恐縮ですが オルガニートオルゴールにおける音の傷について くし歯の先端研磨を徹底していますが それでも完全になくすることはできません。 研磨精度が足りないのか?それとも何か別の要因があるのか 依然分からないことが多いです。 本当に些細な問題でネグってしまえばそれで済んでしまう程度のことなのですが 気になりだすと避けては通れない感覚になります。 もやもやしたものがずっとあります。 いい加減にイヤになってきます。 全数に同じような場所(弁)に問題が起きるというのが特徴です。 正直いいまして完璧に解決できたケースは極めて少ないです。 引き続き努力していきます。

2021.6.6 イベント嫌い  (旧4.26)

    私は人が集まる場所や機会が苦手でして、イベントのようなものには参加しないのが常です。 独りでコツコツ何かを作っているのが性にあっているようです。 ですのでこのごろの自粛ムードは歓迎でして 人に会わないで済むのは幸運なことです。 ネット販売をしていますからメールによるやり取りはありますが これは特に苦手意識はありません。 ただメールは案外相手さんに誤解を与えやすい手段ですから それなりの注意は必要です。 以前はずいぶんそれで失敗したことがありました。 また、オルゴール製品は非常にパーソナルな性質を帯びたアイテムですので 出来上がったものは基本的に個人に楽しんでいただく性質のものだと思います。 どちらかというとプライベートなアイテムかと。 それだけに繊細なところへの配慮が欠かせないとも実感しています。 細かいところの作りこみや調整に時間をかけるのは当たり前だと思います。 コツコツやれる仕事は私にあっているのかなと思います。

2021.6.5 20弁オルガニート20年  (旧4.25)

    思えば20年以上に亘り、20弁オルガニート製品を作り続けてきました。 ほぼ全数が再調律を施したエンハンスモデルですから いったい何台の調律をしたことでしょう。 未だに完璧!といえる作業は出来ていないように思いますが、それでもレベルは相応に上がったとは思います。  一定年数ごとにステップアップ的に技術や感性が上昇しているように思います。 一方でムーブメントに潜む細かな不具合にも目が行くようになってきました。 不具合というとメーカーさんに申し訳ないほどの微小なものですが 突き詰めていくとどうしても気になるところはあります。 ひとつひとつ解決してきてはいますが まだこなしきれてはいません。 今ではこうしたいわゆる不具合の修正だけでも10箇所以上の作業をしています。 20年前に始めた頃のムーブメント1台当たりの作業が1とすると 今では3〜5位の作業をこなします。 要するに手間は恐ろしくかかるようになってきているということです。 それだけ完成したムーブメントは良いものに仕上がっている! といいのですが。

2021.6.4 スティック砥石  (旧4.24)

    このところずっと旧暦の日付が間違ってました。遡ってみてみるとだいぶ長期にわたっていました。 この日記では修正しましたが 転載先の note(https://note.com/tthath)ブログサイトでは修正できませんのでそのままにしておきます。

   表題のスティック砥石ですが 最近ずっと取り組んでいますオルガニートオルゴールの音の傷を修正するのに使っています。 ダイヤモンドやすりでは目が粗すぎてうまくくし歯の先端の磨きが出来ませんので 細いスティック状をした砥石を使っているという次第です。 あまり細いと折れてしまいますのである程度の太さがあります。 ですので 細かいくし歯の先端を研磨するには少し工夫が要ります。 今のところ きちっと研げているようですが 実は再研磨の効果はあまり高くないようで、完全には音の傷は修正できていません。 まだまだ修行が足りないようです。 ただ念のため言っておきますと この“音の傷” は耳を済ませてよーく聴かないとわからない程度の軽微なものです。 普通に手回しで演奏している分には全くといっていい程問題のないものです。 私のこだわりといいましょうか? たとえばシビアな録音をすると おそらくこの傷による“ぴちっ”という異音が明らかに分かると思います。 まだまだ挑戦は続きます。

2021.6.3 ダブルドットスクリュー  (旧4.23)

    写真は普通のもくネジですが 金属ワッシャーの代わりに硬質フェルト製の座を付けています。 さらに先端には実験室で使うようなシリコンホースをはめています。 これを私はダブルドットスクリューと名づけています。 私が作るオルガニート用の響箱のフタ部と本体を結合するネジに使っています。 このネジを使うメリットは何といってもフタ部と本体の音響的結合度を下げることにあります。 それによってオルガニートを演奏した際の全音域における増幅度をフラットに近づけるという効果を狙っています。 たかがネジですがネジを通してフタ部と本体が一体で振動しないようにセパレートしているというわけです。 この工夫を編み出して?からは オルガニートオルゴールのなり方が一変しました。 オルガニートはハンドルがあるため響箱はどうしても一定の大きさから逸脱できません。 なのでその音域内に必ず増幅度が暴れるポイントが出てしまいます。 それを避けるために色々工夫をした結果が実はこのネジだったというわけです。 1本1本手作りですので手間がかかりますが その効能を考えると意義深いものがあります。

2021.6.2 響箱に搭載状態で  (旧4.22)

    このところずっと課題になっています 20弁オルガニートムーブメントにおけるピチ音問題ですが、なかなか完全な抑え込みは出来ていません。 実用上は問題ないレベルだとは思っていますが、気になってきだすと ずっと気になって仕方ありません。 特定の弁に起きると認識していますが、どうも木製響箱への搭載状態によっても発生状況が変わってくる気がします。 つまりムーブメントを取り付ける際に微妙にベースプレート等がゆがむのも一因かもしれません。 はっきりした原因は未だ分からないままですが 今後は先にムーブメントを響箱に搭載してしまって、その後に調律やかみあい調整などを行うようにしてみようと思います。 この問題が解決できればオルガニートオルゴールは完璧無比なオルゴールになると思います。 最後?の関門だと思って尽力します。

2021.6.1 ラックアンドピニオン  (旧4.21)

    ラックアンドピニオンとは丸いギヤーと直線状のギヤーを組み合わせて回転運動を往復運動に またはその逆に変換する機構です。 昨日記事にしたオルガニートの演奏カードをパンチするパンチマシンの刃物台を往復動させるのに使っています。 あまり精度よい動作はできませんがカードパンチには十分です。 最大のメリットは安いことです。 ありきたりのギヤーなら市販でありますし、なかなかコストパフォーマンスのよい機構です。 ただだいぶ使い込んできてまして ギヤーの歯がだいぶ痩せてきてしまっています。 そろそろ換え時かなと思っています。 まさかギヤーが磨耗しきるまでマシンが稼動するとは思っていませんでしたので 予想外のよかったこと!といえるかもしれません。

2021.5.31 演奏カードの穴あけ  (旧4.20)

    私はオルガニート製品を作り続けている関係で 沿層用の紙カードもかなり大量?に作ります。 大変なのは曲に合わせて穴をあける作業でして、手あげではとても対応できませんので 10数年前に写真のような穴あけの自動機、パンチマシーンを開発しました。 以来ずっと使い続けています。 これなくしては商売にならない というほど重要な道具になっています。 簡単な機械装置なのですが重宝しています。 1度のロットで10セット分位作りますので 穴の数は2万にせまります。 金属の薄板打ち抜き用の刃物を使っていますので 紙にもきれいに穴があきます。 とはいってもさすがに100万パンチ毎に研ぎなおしはやっています。 なにかと手間のかかるマシンではありますが今後も役立ち続けてくれるでしょう。

2021.5.30 瞬間スクリーンセーバー  (旧4.19)

    最近はUbuntu(ウブンツ)OSをPCで使っていますが スクリーンセーバーにちょっと細工をしています。 マウスを画面左上に合わせるとその場で瞬間的にスクリーンを消してセーブ状態になるようにしています。 せっかくLinux OSを使っていますので 少しシェルスクリプトの勉強かたがた作ってみました。 簡単な仕組みですが これはとても便利でして 昔々のマッキントッシュには搭載されいた機能です。 確かSystem6の時代だったかなと記憶しています。 まだ表計算ソフトExcelはマック専用の時代でバージョン2だったし イラストレーターはバージョン1.9だったかと。 マウスを隅に寄せると画面を消すというアイディアは当時のマッキントッシュのエレガントさのひとつだったかなと思います。  ちょっと席を離れるときにセーバー状態にして... なかなか私好みのスマートさだと自負しています。

2021.5.29 音の濁り  (旧4.18)

    例によって手書きの変な図ですみません。 この絵はくし歯のつもりです。 赤い両矢印はくし歯の歯が弾かれたときに振動する方向を表しています。 オルガニートのくし歯はピッチが3ミリあり、比較的断面積が大きいため図の3段目のようにまっすぐ振動するモードだけでなく 上の2つのように斜めに振動するモードも入り込みます。 なので基本周波数での振動のほかに 斜めになった分長さが長めになるため少し低い周波数が混じってきます。 つまりたとえばAの音(440Hz など)で振動させているつもりが 若干低い周波数での振動も混じってくるということです。 純粋な音程ではなくノイズ成分が混じっているということになりましょうか。 33弁などはピッチが小さいためあまりこのノイズ成分の影響は大きくはないです。 ですので20弁に比べて33弁の方が音がピュアな感覚があります。 逆に20弁の方はこのノイズ成分の影響もあり、少し濁った感じの音になります。 とはいえこの20弁の音は独特の温かみもかもし出していると言えます。 もし20弁でもピュアな音を実現するのであれば くし歯の先端部分をテーパー状にして 弾くポイントをピンポイントにするよう加工してやればよいかもしれません。 やる必要があるかどうかは別問題ですが やってみると面白いかもしれません。 先端形状はリュージュ社やサンキョー社の高級オルゴールにおけるくし歯の形状を参考にするといいかもしれません。 どちらも先端は細くテーパー状になっています。

2021.5.28 回復基調  (旧4.17)

    もう一昨日のことになりましたが 信州まで長躯往復してきた疲れが出て、昨日午後は寝てました。 それなりに歳も寄ってきてますので回復まで2〜3日位かかることが多くなりました。 往復で400Km程度の旅行ですから今の私にとっては大旅行です。 しかも現地AA山荘では草刈など重労働でしたのでなおさらです。 今朝はまだ疲れが残る感覚はあるものの だいぶ回復してきた感があります。 体質なのでしょうか私は疲れると右の首筋が凝った感じになりますのですぐわかります。 頭の芯にもにぶい痛みが出ます。 いわゆる松果体といわれるところですね。 これらが疲れが一番で安い場所のようです。 年寄りの冷や水 とはよく言ったもので作業や移動している最中は極めて順調で 「おれは若い!」などとまさに冷や水状態。 ところが後からが怖い。 まぁ 無理はしないでマイペースで行く術にも長けてきていますから バランスは取れているというところでしょうか。

2021.5.27 AA山荘  (旧4.16)

    この日記に書くのは初めてかもしれませんが 私は信州に山小屋を持っています。 AA山荘と名付けていまして、昨日はなんと8ヶ月ぶりに出向いてきました。 昨今の外出自粛ムードもあり、完全に放置状態だったのでどうなっているのか心配もしていましたが 思いのほか無事でした。 やはり自然は人間が過度に手を入れない方が生き生きとしているような気がします。 標高1000メートル越の高原ですので 5月下旬とはいえまだ若葉の季節。 草がぼうぼうになってくるのはこれから!というぎりぎりのタイミングだったかもしれません。 3時間ほど草刈や伸びすぎた枝の剪定などをやって帰ってきました。 たったそれだけのことで赴くわけですが なぜか山荘に居るだけで心が落ち着き、そしてリセットされる自分を感じます。 AAとはアンチ・エージングの略でしてここだけ時間が止まっている空間です。 写真右に写っているのはカエデさんでこの山荘の数ある木の中でも王です。 ルビーのような美しい姿が堂々としています。

2021.5.26 外出訓練  (旧4.15)

    今日はこれから外出します。 今回は長距離移動に徐々に慣らしていくための訓練の意味の行程です。 これまで半年以上、なんだかんだで長躯の外出が出来ずにいまして、それを打破し、また以前のように自由きままに移動を愉しめるようになりたいので、そのための訓練です。 一旦外出がおっくうになってしまうと 中々もって出かけることから遠ざかってしまいます。 現在は世間さまの趨勢もありまっており、極端に外出をしない生活が板についてしまっています。 完全に萎えてしまわないように努力を欠かさないようにしたいものです。  いきなり遠路目的地は無理でも少しでもできるだけ遠くまで!

2021.5.25 やはりピチノイズが出る  (旧4.14)

    昨日は20弁純正律オルガニートの最終調整局面でした。 いつものことですが 音に微妙なピチっとした音が混じる弁があります。 いつもどおり全数に同じような箇所に起きます。 相変わらずくし歯の先端を研磨しなおす作業が続きます。 メーカさんでは改善は一切なされていないのでしょう。 いつも思うのですが 「こんなので他のセットメーカーさんは文句言わないのだろうか? 問題視しないのだろうか?」 ということです。 特に外部の人との情報交換はしていませんので実態はわかりません。 まぁ 延々と続くこの問題も 長年対処してきたおかげもあり、 不具合を修正して問題なくする技術は身につきました。 ことの本質は研磨です。 昔のオルガニートメカはくし歯の先端をきれいに研磨してありました。 傷らしきものが目視できるなんてことは一切なかったと思います。 今のくし歯は見た目でも“荒れて”いる様子が見てとれるほど研磨が甘いと思われます。 こんなところに長期的視点からみた劣化が隠れているのだと思います。 これはオルガニートに限ったわけではなさそうですが。

 

2021.5.24 使わない10どうする?  (旧4.13)

    私は普段のPC作業はすべてUbuntu(ウブンツ)環境下で行っています。 一応Windows10のPCも備えてはあるのですが この10ヶ月で数回しか使っていません。 しかもアップデートするためだけに起動するありさまです。 Windowsの世界は10の一択状態ですので他に余地がありません。 私もまさかこんなにUbuntuだけでコトが済むとは思っていませんでしたが Windows10を使うよりは遥かにマシな使い勝手に満足しています。 もう10は使わないかも?なんて思ったりします。 オルガニート用のソフトウェアである音のキャンバスをなんとかWindows10に安定して対応させようと目論んではいますが遅々として進みません。 それもそのはず10自体を全然使えていないし、使う気もないのですから当然です。 今後どうするか?決断が迫られるようになりそうです。

2021.5.23 ペース  (旧4.12)

    この時期は暑くも寒くもないよい季節ですので 製作の作業ペースも上がってきます。 とはいっても歳のせいにはしたくないですが 絶対的なペースは落ちているのを実感します。 昨日はオルガニートメカを11台調律しました。 最近では1日で10台を超える数をこなすのは難しくなった感がありましたので 「やればできるじゃん」 といった満足感がありました。 調律といってもくし歯を削って音の調整をするだけではなく、 メカ全体に潜む微細な問題点などをことごとく修正、修理する作業も含んでいますから、これはこれで結構な作業量にはなります。 この修正・修理の部分が年々増大する傾向にありまして、これが作業ペースと 取り掛かろう!というやる気を削いでいるのかもしれません。 以前に言いましたが 不具合を修正するのはあくまでマイナス点をゼロレベルに戻す作業です。 どんなにがんばっても結果は良くてプラマイゼロです。 それでもやらなくてはならないことは ペースを落としてでもやる必要がある。 といったところでしょうか。 

2021.5.22 丸パット  (旧4.11)

    オルゴール・オルガニートの響箱が机面に触れる箇所。 いわゆる足の部分ですが 丸いパットを貼っています。 机面に傷をつけないためと、すべり止めの意味があります。 色々な材料を試してみましたが 私は人工皮革とフェルトが貼り合わさった布地を丸く抜いて使っています。 フェルト面が机に接するように貼っています。 適度な弾力があり、色うつりしにくい素材として重宝しています。 コートかなにかに使うような布地のようでして 単価はとても高いもののようです。 とはいっても使うのは僅かですから値段的に負担はありません。 ゴム素材の丸足 いわゆるゴム足もよいのですが こちらはパットとしての性能はいいのですが、長く机に置きっぱなしにしておくと融着してしまう傾向がありますので使いません。 

2021.5.21 久々に中全音律  (旧4.10)

    この1〜2年位は新しい音律である宇宙律(私が勝手に名づけた)で33弁αオルゴールを調律することが多くなってました。 その陰で作業者である私自身も忘れかけていた中全音律(ミーントーン)でしたが 最近立て続けに手がけています。 “復活!”といった雰囲気です。 久々に聴くミーントーン独特のあのゾクっとくるような緊張感ある しかも独特の美しいハーモニーを思い出したところです。 私は幸運なことに 宇宙律と中全音律という2つの超素敵な音のセットを手がけることが出来て幸せだと思います。 どちらも純正律の派生音律ですが 考え方や感じ方はまるで違います。 つくづく音の世界の広さを実感させられます。

2021.5.20 ネットはスピードより容量制限なしがいい  (旧4.9)

    以前に書きましたが 私は“超低速ネット” を使っています。 スマホをルーター代わりにしてPC(Ubuntu)でネットをしています。 超低速ではありますが容量制限はありません。 私の感覚としては容量制限のある(たとえば月3ギガなど)ネットは使いにくいです。 いちいち通信量を意識しながらネットを使うなんて 疲れていけません。 ついつい余計な広告の表示などにいらいらしてしまいます。 やはりネットは容量無制限がいいです。 その代わり超低速なので利用できるサービスが限られますし、今度は表示やダウンロードされるまでが長いので こちらでいらいらしますけど。 どちらのいらいらを選ぶか?といわれたら低速の方ですね。 ちなみに既に有線系の回線はすべて解約してまして、スマホの無線系のみにしていますから 月々の費用は極めて少なくて済んでいます。 もう少ししたら音声通話できる回線ももっと安くて簡易なものに代える予定です。 私は殆ど通話というものをしない方ですので問題ありません。 そうしたら月あたりの費用はスマホ2台もちで月1500円程度になる予定です。 万年貧乏なので毎月かかる費用は最低限にしています。

2021.5.19 手回しの味 その後  (旧4.8)

    このところオルガニートのハンドルの“回し味”の改善に取り組んでいます。 ずっとやっているのですが決定打がなく、困り果てています。 色々検討してみて少しわかってきたのは ハンドルの軸部分の形状が少し“甘く”なっているのでは?という点です。 手書きの妙な図で恐縮ですが “ココ” と書いた部分がなまっている感じがします。 このあたりはメーカーで製作するにあたり、金型で板金をプレス抜きしている部品ですから 加工用の金型が磨耗してきたのかもしれません。 結果としてここに嵌るハンドル軸が微妙にあばれるようになり、ハンドルの1回転ごとに コツコツ と微妙にひっかかるような感触が生じます。 普通に演奏している分にはどうということのない現象なのですが たとえば手回し演奏を録音しようと思うと 思いのほか耳障りなノイズとなりやすいようです。 この部分は様々な部品が組み合わさる部分でして おいそれと改造が出来にくい箇所です。 この板金の裏側にもう一枚 別の軸受けを裏打ちして対処しようか?と思案中です。 今日から少し時間をかけて試作してみます。 オリジナルのメカをヘタに改造したくないですから 追加部品で対処できるように工夫しなければなりません。 先は長そうです。 (図ですがちゃんとイラストレータで描けばよかったですね。)

 


 

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