あとがき





 いつもお世話になっております。管理人の晶です。
 「Tears」いかがだったでしょうか。長々と暗いお話にここまでお読みくださって本当にありがとうございます。 かなり前から書きたかったデューものですので、かなりのスピードで進めることができました。 と同時に、文面がおかしいところも多々あります(いつものことですが(汗))。そのへんはどうか……。
 さて、これは769年〜71年の二年間のお話です。冒頭のジャムカ死亡シーンは760年のもので、 一応過去の出来事を思い出してる、ということになってます。わかりづらかったらごめんなさい…。
 うちでは、ファバルパティ兄妹はデューに育てられたということにしています。 その方がいいかなぁと思いまして。アサエロデイジーも一応少しだけ出してみました。 一緒に暮らしていた仲間ということで。
 この物語は中間部分です。これ以前のは親世代でのデュー×アイラ、悲劇時〜孤児院にたどり着くまでのもの。続きは 子世代のファバル×イシュタル(?)、聖戦後のこの二人、ブリギッドやデューの話などです。 これ書き上げたのでいよいよこの後が書けるわけです。完成させるまでに力尽きそうですけれど(爆)。
 スリープのお話は、ギリシャ神話のとある話からです。パティ、デイジーが登場時に持ってる剣、スリープ。 彼女達は何故こんなに重い物を使ってるのかなぁと思って。しかも貴重品を。 それでまぁ女の子達が好きそうな話の一つや二つあれば、気に入って愛用するかな、と。 オリジナルで何かあればよかったんですけど、そういうの考えるとすごく長くなちゃっちゃうんで……(汗)。
 『彼岸花』ってのは、バーハラの兵士達が呼ぶデューの呼び名です。 敵の返り血で赤く染まり、不気味に美しく輝く姿からこう呼ばれるようになりました。 彼はバーハラに入る時だけは、人前に出るんです。 仲間達を奪ったアルヴィスに、兆戦するように。 決して腕が悪くてドジ踏んでるわけじゃありませんよ(汗)。
 死んだはずの兄とジャムカが生きていた(?)のは、マンフロイの魔法で 魔将の力を得たからです。ただバルキリーと違って純粋な生を与えたわけじゃないから、 二人には心というものが欠けてしまったわけです。まぁ最後には元に戻りかけるんですけど、 神が与えた生じゃないから、あるべき世に返してやったわけです。 その後二人の体は、アルヴィスの命で手厚く葬られました。
 アサエロのピアス。これは顔グラ見て耳にピアスつけてるように見えたからなんです。 左耳の一部が白く光ってる感じで。イラスト見たことないんで(そもそも代替キャラにイラスト なんてあるのかな?)、よくわかんないんですけど……。デューのピアスは 誓いの印という設定だったんで、アサエロにも(無理矢理)させてみました。
 解っていると思いますけど、一応。エオスっていうのはレヴィンです。 本名使うわけにもいかないかなぁと思って。伝言に使ったわけわかんない言葉は、 一応意味があるんです。解りにくいかもしれませんけどね……(滝汗)。
 ゼタルはオリキャラです。この人にはこれ以降にちょくちょく登場させる予定です。 名前が違うと思いますけど、覚えていてくれると嬉しいかも。
 全然関係ないんですけど、この「Tears」。あとがき含めてなんと十万KBいっちゃいました。 ん?十万って1MBだっけ?とにかくすごいですね。文字だけでここまでいくとは全然思ってませんでした。
 あとがきのくせに………長い(汗)。




 お付き合いいただき、ありがとうございました。



                               2001/6/27  晶



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