学校に行ったら休講で、することなくってくり出したのが映画館でした。
私は主演のARATA氏が好きだったので見たいと思って行った映画でしたが、予想を超えて良かったです。
死んだ人が天国に行くまでの一週間で、自分の人生で一番の思い出を映画にするというお話。
この映画はフィクションとノンフィクションが巧妙にまじりあっています。
もちろん映画を作るという設定は作られたものではあるのですが、その映画の題材となる人々の思い出は実際の出来事なのです。
作られていない思い出を語る人の姿、その話しぶりを見ているとなぜか胸がぎゅうっとします。
私自身が体験した思い出ではないし、そこにシンクロする体験を持っているわけでもない。
でもなぜか、なつかしく、あたたかく感じました。
この撮影の後、出演なさっていた由利徹氏が本当にお亡くなりになりました。
彼が映画にした思い出はなんだったんでしょう?
死んだ時に、私には何が残るんだろう?
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