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私は大宰府天満宮に行ったことがないのですが、私の妻が、九州に赴任した息子に会いに行った際にここを訪れました。
大宰府天満宮の建物は、簡素ながら堂々たる風格があって、どこか以前行った千葉県の香取神宮に似ていたとのことでした。
訪れたシーズンは初夏でしたので、菅公ゆかりの「飛び梅」は葉が青々としていて熟れた実がなっていたそうです。
主を慕う
梅の葉陰に
実の熟れて
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菅公が大宰府に下るとき、京の紅梅殿の梅に別れを惜しみ、次の歌を詠みました。
東風吹かば
においおこせよ梅の花
主なしとて春なわすれそ
菅原道真
その数年後に菅公は大宰府で亡くなりますが、主の死を知った京の梅が、一晩のうちに空を飛んで大宰府に来て花を咲かせたというのが、「飛び梅」の伝説です。
境内の森の中に、この和歌の歌碑がありました。目が覚めるような見事な筆跡でした。 |
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私どもの家からそう遠くないところにある世田谷区立羽根木公園は、都区部随一の梅の名所として有名です。数年前、この公園に大宰府天満宮にある「飛び梅」の子孫の梅(紅梅白梅の一対)が植えられました。
「飛び梅」ジュニアはまだ高さ1メートルあまりのほんの小梅ですが、毎年順調に成長しており、やがては大宰府天満宮の親と同じくらいの大木になるでしょう。
羽根木に来し
菅公の梅
咲き初めぬ
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京都市・北野神社は、菅公を祀るもっとも由緒ある天満宮とされます。かつて、太閤秀吉がここで大茶会を催したことでも知られています。私は、残念ながらここにも行ったことがありません。そのうち、ぜひ梅のシーズンにいって見たいと思います。
この北野天満宮の分霊を江戸に勧請して建てられたのが、湯島天満宮です。その後、湯島天満宮は、歴代の将軍の庇護のもとに江戸市民の篤い信仰を集めました。湯島天満宮は、江戸時代には、和歌、連歌の神様、書道の神様として信仰されました。 |
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またなぜか、縁結びの神様としても信仰され、願掛けの男女が絶えませんでした。
境内は現在よりずっと広かったようで、毎月富くじ興業が行われて大変賑わったとのことです。学問の神様の境内で、宝くじが売られていたのですね(^_^)。
現在では、なんといっても学問の神様として有名です。東京で学問の神様といえば、ここかあるいは世田谷の松蔭神社でしょう。
私どもが訪れたときは、ちょうど神田界隈のお祭りだったらしく、写真のようにたくさんのちょうちんが飾り付けられていました。 |
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天満宮は小高い丘の上にあり、登るには、女子供のための勾配の緩やかな女坂と男性のための急勾配の男坂があります。
女坂の周りにある梅林は、昔から見事な白梅で知られています。
泉鏡花の小説 『婦系図』 は、この湯島を舞台とした悲恋の物語で、後に新派の舞台や映画で大当たりをとりました。
毎年の梅の花の季節は、また、受験の季節でもあります。毎年この時期には、学問の神様は、全国の受験生の熱い信仰の対象となります。 |
最近では、学問の神様は、商才でもなかなか隅におけません。境内の社務所では、さまざまな天神様グッズが売られています(正しくは「授与品」というのだそうです)。 それらの中の売れ筋は
- 学業成就鉛筆(通称天神鉛筆) 500円 ( 1ダース)
- 入試突破鉢巻 500円
- 幸福ストラップ(携帯電話用) 500円
- 就職お守 700円
などのようです。
あるインターネットの掲示板をのぞいたところ、次のような書き込みがありました。
できの悪い僕もおかげさまで国試に合格できました。
各自の勉強の参考にしてくだされば、嬉しいです。頑張って下さい。
・使用した教科書・参考書 ・・・・
・模擬試験成績 ・・・・
・試験当日に持っていった物: 筆記用具(湯島天神鉛筆)、・・・・
おめでとうございます。流石は学神天神様、霊験あらたかでしたね。湯島天神鉛筆500円のご利益には恐れ入りました(^_^)。 |