旅行

文学

美術

音楽

宗教

パソコン

海外旅行


トップページ 新宿御苑 ・ 冬 メニューに戻る

新宿御苑

 例年に増して寒さ厳しいこのごろ、どこか簡単に行ける暖かいところはないかなと思っていましたが、ふと新宿御苑の大温室を思い出しました。エクゾティックな雰囲気のある大温室が昔から大好きですが、都心部の大温室ということならまずこの新宿御苑です。

明治の初め、皇室の御料地・農園としてこの地に鴨池、養魚池などが造られましたが、それが新宿御苑のはじまりだそうです。

新宿御苑 新宿御苑

新宿御苑の大温室

 皇居外苑、京都御苑及び新宿御苑は、「国民公園」として環境庁直轄下に置かれています。東京都心にある新宿御苑の正式名称は「国民公園新宿御苑」です。

新宿御苑の大温室は、御苑の創設当初からありましたが、その後数次にわたる大増築で現在の姿になりました。その間、日本の近代温室園芸の指導的役割を果たしてきましたが、特に洋らんの栽培、品種改良の面での功績が大きかったそうです。この温室で開発された洋らんが、現在でも世界中で数多く栽培されているということです。

新宿御苑の大温室

熱帯スイレン室

 大温室には、現在、花樹、用材植物、熱帯果樹など、熱帯・亜熱帯の植物を中心に約2400種が育成栽培されています。エクゾティックな熱帯植物が大好きな私どもは、ときどきこの大温室を訪れています。

また、大温室のプールには、熱帯スイレンがエクゾティックな花を咲かせています。熱帯スイレンは、水面から高く伸びた茎の上に色鮮やかな大輪の花を咲かせます(下の写真)。
    温室の
        プールに映る
            冬の空
大温室のプールには、アマゾン原産のオオオニバスも植えられています。成長すると、葉の直径は約2mにも達し、子供が一人乗っても沈まないくらいになるそうです。

熱帯スイレン 熱帯スイレン

旧洋館御休所

 第二次大戦終戦前は、新宿御苑は一般には公開されておらず、皇族の行事や散策やスポーツの場として使われていました。内外の要人を迎えて、大温室の花々を楽しんでいただいたりしたそうです。

その際の休憩施設として、下の写真の御休所が建てられました。19世紀末のアメリカで流行したカントリーハウスの様式による、明るい木造洋館です。この建物は、平成13年のみどりの日から一般公開されるようになりました。

旧洋館御休所

園池冬景色

 新宿御苑は、もともとその主たる部分が鴨池、養魚池だったので、現在でも大きな園池がいくつもあります。

日本庭園の東側に「上の池」、西洋庭園の北側に「中の池」、「下の池」があります。

冬のシーズンには、木々が葉を落としまた池には水草がなくなるので、左の写真のように、岸辺の木立が池の面にみごとに逆さに映されます。まるで、木々が池の中に逆さに立っているようですね。
 こちらは、新宿御苑のまわりのビルが、池に逆さに映っている写真です。新宿が副都心になってから、新宿御苑の周りは高層オフィスビルや大型マンションが多数建築されました。緑豊かな御苑のおかげで、その周囲では夏の気温が数度低くなるそうです。

この池は、御苑のもっとも西側にある下の池です。水面がきれいな冬場で、風もほとんどなかったので、御苑の外側の高層ビルがくっきりと池に逆さに映っていました。

新宿御苑 新宿御苑

芝生広場と高層ビル

 西洋庭園は、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園などからなりますが、それらの中央に広大な芝生広場があります(下左の写真)。

春の桜のシーズンには、この広場は多数の花見客でにぎわいます。また、例年4月はじめに総理大臣主催の「桜を見る会」が開催されますが、その様子はテレビ中継されるのでご存知の方も多いでしょう。
冬には、東京に雪が降ると、この広場では雪だるまの競作が行われるそうです。

下右の写真で、ひとき高いビルは、携帯電話サービスの大手ドコモ(株)のビルです。

芝生広場と高層ビル 芝生広場と高層ビル

プラタナス並木
プラタナス並木

 フランス庭園の中には、プラタナスの大木の並木道が二本あります(左の写真)。

新宿御苑の発足当初は、東京市街の街路樹に利用するプラタナスなどが、この公園で育樹されていました。現在日本各地にあるプラタナス並木は、もとは大多数がここで挿し枝され、育てられたのです。

プラタナス並木は冬季には葉を落とし、関東の冬陽が明るく並木道に降りそそぎます。並木道には多数のベンチが置かれてあり、御苑の散策にこころよく疲れた来訪者たちが休んでいます。

トップページ メニューに戻る