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久しぶりの積雪

 2月末の朝、起きて戸を開けると、外は雪が降っておりすでに5センチほど積もっていました。東京は例年冬は暖かく、雪が降るのは一シーズンに多くて2、3回です。 久しぶりのややまとまった積雪に誘われ、カメラを持って近所の散策に出ました。

私の家の近くに、世田谷区立の保育園があります。日ごろは朝から夕方までピーピーキャーキャーとにぎやかなのですが、さすがにこの日は物音も聞こえず、園庭の遊具も皆雪をかむっていました(下左の写真)。

保育園から少し離れたところに、昔の鎮守様を思わせる小さな神社があります。実は、私もこの神社の氏子になっています。ここも、雪の中では訪れる人もなく、石の鳥居には雪が積もり、その下にはしめ縄が冷たい風に揺れていました(下右の写真)。

保育園 神社

上記保育園の近くに小さな空き地がありますが、雪が降るとさっそくその空き地に出てきて雪だるまを作る男の子兄弟がいます。今回もその場所に行ったところ、やはりその元気な男の子たちが空き地の雪を集めて雪だるまを作っていました(下左の写真)。

私どもが住んでいるのは環状8号線に近い地域ですが、このあたりにはまだ畑がかなりあります。下右の写真はブロッコリーやねぎが栽培されている畑ですが、ここもご覧のようにすっかり雪に覆われていました(下右の写真)。

雪だるま 畑

雪の馬事公苑

 私の家から15分ほど歩いて、JRA馬事公苑の中に入りました。馬事公苑の中には競技などのために多数の馬がおり、苑内の方々にある小さな馬場で調整をしています。下左の写真の馬は、防寒用の厚いブランケットをかけてもらって雪が積もった小馬場の中をゆっくりと歩き回っていました。

障害馬場のコースで、元気な子供たちが大きな雪だるまを作っている最中でした。まず、ポリバケツの中に雪を詰め込み、踏み固めて雪ブロックを作ります。それを次々に積み重ねておおよその形をつくり、そのまわりに雪を貼り付けて雪だるまらしい丸い形状にします。
最後に、だるまの頭にもう一つ雪ブロックをのせて帽子として、雪だるまが完成しました。

馬 雪だるま

馬の走路の奥に美しい庭池があります。池にはつがいのこぶ白鳥が住んでいますが、本日は白鳥たちは池面の凍っていない部分を窮屈そうに泳いでいました。
池のまわりにはしだれ桜、藤、かえでなどが植えられており、それぞれのシーズンに見事な景観となります。それらもすべて雪に覆われて、庭池の周囲は水墨画のように静かなモノクロームの世界になっていました。

馬事公苑の庭池

 馬事公苑には、昔の武蔵野を思わせる丈の高い落葉樹の林があります。冬には落葉樹の林はすっかり葉を落とすので、日の光が隅々まで行き渡り、非常に明るくなります。

本日は、その落葉樹林の中に雪が降り敷き、地面の下生えをほとんど覆い隠していました。雪面からの反射光で林の中が一段と明るくなり、落葉樹の太い幹の茶褐色と白い雪面とのコントラストが鮮やかでした。

落葉樹林

東京農大成人学校

 馬事公苑の近くに、東京農大成人学校という生涯学習専門機関があります。この学校には園芸・造園、健康増進の二つの学科があり、広い実習農場で花き・果実・野菜などの栽培実習が行われています。

本日は、この実習農場も白一色の世界となり、実習生の方々の姿も見かけられませんでした。造園実習場に置かれた金魚池の中では、赤い金魚が池の水面に張った氷の下であちこちと泳ぎ回っていました(下左の写真)。

実習農場内にはやぎが一頭飼育されています。農場の畑から出る野菜くずなどを食べてまるまると肥っており、雪の寒さなど感じないようでした(下右の写真)。私がこのやぎの近くで写真を撮っていたところ、やぎくんが私のジャケットの裾をくわえて引っ張りました(^_^)。

金魚池 やぎ

 実習農場内にはアルミフレームの温室が数ヶ所にあり、寒さに弱い花きの栽培、花の育苗などに使われています。温室の入口から中をのぞくだけで、熱帯植物の花の強い香りがただよってきたりします。温室の利用法をマスターするのも、この学校の生徒さんにとって重要な学習テーマなのでしょう。

農場の広い畑の草花や枯れ草がすべて雪に覆われて一面に平らな雪野原になっている中で、温室のガラス屋根が雲間から出た朝日にまぶしく光っていました。

温室

温室

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