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リゾートホテル
草津のホテル

 優れた湯質と豊富な湯量で江戸時代から名湯とされた草津ですが、明治以降は外国人の保養地としても有名となりました。

そのためか、現在では温泉場というよりは明るい保養リゾートのイメージが強くなってきています。

私どもは草津の老舗ホテルとして知られる中沢ヴィレッジに宿泊しましたが、そのあたりは白根山の東側山麓で、落葉松林の中に左の写真のような大型ホテルが方々に建っています。
いわゆるリゾートマンションも多く、引退後この地に定住する人もたくさんいるようです。

浅間山遠望

 中沢ヴィレッジでは、社長の中沢さんが案内する早朝散歩が名物です。今回私どもは、はじめてその早朝散歩に参加して、高原の朝のひと時を楽しみました。

高台の開けた場所にいってから、中沢さんが「ほら、あそこに浅間がみえますよ」というのでそちらを見ると、まだ芽吹いていない林の木々を通して浅間山の巨大な山容がはるか遠くに望めました。
活火山浅間山は、標高が2500メートルと白根山より2割も高い大きな山です。

浅間山遠望

草津の湯畑

 ホテルから、ホテルのマイクロバスでまず草津町のバスターミナルに向かいます。草津町には鉄道の駅はないので、このバスターミナルが交通の中心となっています。

バスターミナルから、曲がりくねった細い坂道を下って行きます。やがて、草津温泉のシンボル「湯畑」がもうもうと白い湯気を立てているのが見えてきました。草津温泉は自然湧出泉としては湯量日本一とのことですが、その大源泉がここです。

浅間山遠望

草津温泉の足湯

 湯畑の中に大きな木の箱のようなものがたくさん置かれてありますが、これらは湯畑から湧出した源泉から湯の花を沈殿させて採るためのものだそうです。

湯畑の下のほうには湧出した源泉がたまってプールになっていますが、そのあたりは源泉の温度が高いために湯煙がもうもうとあがっています。また、源泉が強酸性のためか、たまったお湯が独特の青い色を呈しています(下の写真左)。

湯畑 足湯

 湯畑の近くに、なにやら囲炉裏を囲んで話し合っているような格好で座っている人たちがいました。近寄ってみると、これが草津名物「足湯」でした(上の写真右)。

湯畑にきた観光客が、靴、靴下を脱ぎ、ズボンのすそをまくり上げて、気持ち良さそうに足をお湯に浸します。医学的にも、足湯の効果は確認されているとのことです。足湯に入っていた皆様の許可を得て、写真を撮らせていただきました。

温泉卵

 湯畑のまわりには天然石でできた柵がめぐらされており、それに沿って遊歩道が設けられています。これらは草津の湯を愛でてよく来られた画家・彫刻家の岡本太郎さんがデザインされたものだそうです。

湯畑のまわりの石柵には、当地を愛した俳優・スポーツマンなど有名人の名前が多数掲示されています。それらを見て歩いていると、俳優石原裕次郎さんと渥美清さんの名前を見つけました(下の写真左)。

湯畑のまわりの石柵 温泉卵

湯畑から、またぶらぶらと坂を登ってバスターミナルの方向に歩いていきました。
ふと見ると、道端のある店先に温泉が湯気を上げていて、そこに竹のざるが浸してありました。近寄ってみると、ざるの中には白い卵がたくさん入っていました(上の写真右)。

温泉街の真ん中で温泉卵を見つけて思わず皆で見ていたところ、店の中から店員さんが出てきてざるの中からうだった卵を5、6個取り出しました。お客から注文があると、うでたての卵を売っているようです。

白根神社・相撲道場

 湯畑から北に少し上がったところに、白根神社という大きな神社があり、古くから草津の人々の信心の対象となっています(下の写真左)。
白根神社に登る長い石段の途中には、この5月の連休の時期に桜が咲いていました。ここは高地のせいか、ソメイヨシノではなく、オオヤマザクラという種類の桜でした。
この神社の境内、左の奥には有名な石楠花(しゃくなげ)の群生地があります。今回私どもが行ったときは、ようやく石楠花の花が開き始めたところでした。

白根神社 相撲道場

古来、温泉が打身・関節痛や外傷の治療に効果があるとされてきた草津では、町の方々にスポーツ関係の施設や療養所があります(上の写真右)。
上記白根神社の近くには、「相撲研修道場」という日本相撲協会が運営する施設があります。主としてアマチュア相撲の指導者の養成・研修に使用されていますが、研修のない日は大相撲の部屋の合宿や福利厚生などにも利用されているということです。

芭蕉句碑
松尾芭蕉の句碑

 白根神社の境内、林の中に松尾芭蕉の句碑がありました(左の写真)。『嵯峨日記』の中に記載されている俳句です。
  夏の夜や
      こだまにあくる
          下駄の音
芭蕉の150回忌にあたり草津の俳人が建てたもので、この町では「夏の夜塚」と呼ばれています。温泉街の下駄の音に因んで、この俳句を選んだのでしょうか。

芭蕉もこの草津を訪れているので、この句は当地を詠んだものとする説もあります。

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