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草津・白根山麓 |
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私どもは草津にはよく行きますが、今回は久しぶりに真夏の草津を訪れました。
私どもが宿泊するホテルが東京駅の近くから草津までバスを運行しており、ホテルの宿泊客は格安の料金で乗車できます。
草津町の交通は、草津ターミナルと呼ばれるバス発着センターが中心となっており、JR軽井沢駅や長野原駅からのバスはすべてこのターミナルに到着します。
バスでホテルの玄関に着くと、ホテルの屋根越しに草津白根山の巨大な山容が夏空をバックにそびえていました。 |
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まずはロビーでチェックインの手続きをしてから、宿泊するログハウスに向かいました。
ログハウスに向かう途中には、巨大迷路、アーチェリー場などさまざまな施設があります。夏の観光シーズンとあって、アーチェリー場は家族連れで大賑わいでした。
ログハウスは太い丸太を組んだ本格的なもので、十分なスペースがあります。
標高が1100メートルもある高地なので、床暖房とストーブが備え付けられています。その代わり、冷房の設備はありません。真夏でも扇風機で十分なのです。 |
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翌朝、まずホテルのマイクロバスで草津の町に下り、バスターミナルで白根山頂行きのバスに乗りました。
バスが登り始めてまもなく、正面に山が現れ、その中腹に長いリフトがかかっているのが見えてきました。ここが、草津町からもっとも近いスキー場、天狗山スキー場です。
天狗山スキー場の下を回って、草津白根山に向かう山道にかかりました。 しばらく登って行くと、バスの行く手に白根山系の下のほうの峰々が雲の間から時々姿を見せるようになりました。 |
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やがて、バスは白根ロープウェイの山麓駅に着きました。このあたりは標高がすでに1500mもあり、駅の近くに高山植物ヤナギランのお花畑があって夏には見事な景観になります。
白根ロープウェイは、この山麓駅から本白根山山頂付近(標高2000m)まで標高差500mを8分間で登ります。
駅前で見ていると、ロープウェイの上り下りのゴンドラがちょうどこの近くですれ違うところでした(左の写真)。
駅の背後にそびえる青葉山の山腹にあるヤナギランの群生地に向かいました。 |
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歩き始めてまもなく、青葉山の山腹にピンクのヤナギランの大群落が広がっているのがみえてきました。
ヤナギランの花は蘭を思わせる形ですが、ランの種類ではなく、葉の形が細長くて柳に似ていることからヤナギランの名がついたということです。
ヤナギランは、優しい見かけによらず非常に強い生命力を持っており、山火事・森林火災や火山の噴火の後に他の植物に先んじて根を下ろし花を咲かせるので、英語では Fireweed (火の草)と呼ばれます。 |
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写真の丈の高い黄色い花も、よく見かけました。ハンゴンソウというキク科の植物で、本州中部以北の高原に広く分布しており、高さは 1〜2 メートルあります。
ヤナギランと同じく、冷涼な高地で日当たりのよい場所を好みます。ハンゴンソウは、この青葉山では上記ヤナギランに混ざるように咲いており、ヤナギランのピンクとこの花の鮮やかな黄色が対照的でした。
このお花畑は青葉山の傾斜地にありますが、このあたりは冬には雪に覆われて草津国際スキー場になります。 |
冬場には、青葉山の草津国際スキー場からその下の天狗ゲレンデに至るしゃくなげコースというスキーコースがあります。
夏には、そのルートが短いハイキングコースになり、簡単に白根山の自然を楽しめます。私どもは、今回は白根ロープウェイ山麓駅から草津町まで下るコースを歩きました。
青葉山を背にして、白樺の多い林間のハイキングコースをゆっくりと下って行きました。鳥がさえずる声が周囲の木立の中から盛んに聞こえます。 |
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ハイキングコースを歩き始めてまもなく、リンドウの青い花を見つけました。
リンドウは、東京など平地では秋本番のころ咲きますが、ここ白根山の山ろくでは8月に入ると咲き始めます。
白根山のリンドウは低地のリンドウより花のサイズが大きいそうですが、ここのリンドウはまだ咲き始めたばかりでした。
ヤナギラン、ハンゴンソウ、アキノキリンソウ、ヒメシャジン、月見草などの花々も、たくさん見ることができました。蝶が、それらの花々を次から次と訪ね歩いていました。 |
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ハイキングコースをさらに下ってゆくと、行く手のはるか下の方に天狗山ゲレンデのリフトが見えてきました。天狗山スキー場の下の平坦な部分は、夏季はミニゴルフ場になっており、子供たちが歓声をあげながらゴルフをしていました(下の写真左)。 |
そこを左から迂回してスキー場の正面にまわると、左側の高いところに小さなジャンプ台が見えました。天狗山シャンツェと呼ばれるジャンプ台(上の写真右)で、スキー複合競技の萩原兄弟は少年時代ここでジャンプを練習したそうです。 草津町には少年ジャンプクラブがあり、冬は少年たちが萩原兄弟に続けとこのシャンツェで練習に励んでいます。 |
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天狗山スキー場から降りて町に向かう途中、道路に近い小さな建物からクラシック音楽のアンサンブルが聞こえました。開いていた窓からのぞくと、中でチェロとピアノの合奏が行われていました。
草津町では、1980年から夏季に「草津国際音楽アカデミー」という講習会が開かれています。世界の一流演奏家が日本の若手音楽家に直接指導を行う講習会です。
また、それら海外演奏家が演奏する音楽フェスティバルも開催されています。 美智子皇后は、これまでたびたびこの音楽アカデミーに参加されているそうです。 |
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