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北野天満宮
北野天満宮

 京都駅前でバスに乗り、京都駅の西北の方向にある北野天満宮に向かいました。

学問の神様として有名な菅原道真公が九州の大宰府で没した後、朝廷により道真公を祀るためこの地に北野天満宮が造営されました。全国に一万以上あるとされる天満宮の元締め的存在の大神社です。東京では湯島天神、亀戸天神などが大きな天満宮ですが、とてもここには及びません。まず天満宮の大鳥居の大きさに驚きました。

北野の梅苑
北野の梅苑

 好天気に恵まれ、たくさんの人々が大鳥居を通って天満宮に入って行きます。
大宰府へ左遷されるとき、道真公は次の和歌を詠んで京都の邸宅にあった梅の木との別れを惜しみました。
 東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花
   主無しとて
     春な忘れそ  菅原道真
大鳥居を入った参道の西側の梅苑には各種の梅の木が2000本もあるそうです。


北野天満宮楼門
北野天満宮楼門

 梅苑には、遅咲きの梅が咲き誇っていました。それを見ながら参道を歩いていくと、正面に天満宮の楼門が見えてきました。

この楼門もまた見上げるばかりの巨大な建物で、その両側には右大臣・左大臣の像が置かれています。道真公は藤原氏との政争に敗れましたが、その後藤原時平が死んでから右大臣に復権したとのことです。

夏には、この楼門に厄除け・無病息災のための巨大な大茅の輪が置かれるそうです。

なで牛
なで牛

 道真公は丑年生まれということもあって、牛を大変可愛がられたそうです。そのため、北野天満宮には写真のなで牛があります。

なで牛の頭をなでると、学問の神様道真公の功徳で頭がよくなるといわれることから、受験シーズンが近づくと多数の若者がなで牛の前で列をつくります。

なで牛は、頭に限らずどこかをなでて牛の耳元で願いをすると、自分の体のその部分がよくなるとか。

三光門
三光門

 北野天満宮の本殿と中庭が塀で囲われていますが、そこに入る門が三光門(中門とも呼ばれる)です。この門は1607年に豊臣秀頼によって建立されたもので、現在国の重要文化財に指定されています。

門の天井に日、月、星の彫刻が置かれていることから、三光門と呼ばれます。門の「天満宮」の額は、江戸初期の天皇の筆になる勅額であるとされます。当時、菅原道真公信仰が盛り上がったのがわかります。

北野天満宮本殿
北野天満宮本殿

 三光門を通って中に入ると、壮大な社殿(本殿)がそびえています。1607年に豊臣秀頼によって建立されたもので、同時に上記三光門や神楽殿なども建立されました。

豊臣秀頼の父秀吉はこの地で有名な北野大茶湯を催しましたが、天満宮には強い思い入れがあったようで、社殿その他の造営を遺志として秀頼に伝えました。秀頼は、関が原の合戦の後にその遺志通り天満宮の造営を行ないました。

本殿東側
本殿東側

 本殿は、華麗な桃山文化を今に伝える様式になっています。

幼少時から勉学に励み、成じては右大臣にまで出世した道真公は、その後学問の神天神様として敬われるようになりました。江戸時代には、寺子屋などに道真公を祀る祭壇が設けられたそうです。

太宰府天満宮と並んで天神信仰の中心であるこの北野天満宮は、受験生には心強い守護神であり、修学旅行の際ここを訪れる学校も多いそうです。

文子天満宮
文子天満宮

 社殿の囲いの外側には、本天満宮に関連する社が多数置かれています。

それらの中に、左の写真の「文子天満宮」という小さなお社がありました。文子(あやこ)は、道真公の乳母で巫女でもあったとされます。道真公の没後、文子の夢に道真公が現れ、「北野の地に自分を祀る神社を造るように」と告げました。文子は貧しかったので、自宅に道真公を祀る社を造りましたが、それが北野天満宮の基になったということです。

境内の社
境内の赤社

 社殿の西側には、左の写真の赤く塗られたお社がありました。社の前の鳥居もやはり赤く塗られていました。なんという神社なのか、名前はわかりませんでした。

北野天満宮の境内にはたくさん梅の木がありますが、この社の前にも遅咲きの梅があり、ひらひらと花びらを散らしていました。
  梅惜しむ
    北野の赤き
      社にて

北野天満宮東門
北野天満宮東門

 東門は、北野天満宮の東北にあり、本殿と同じく豊臣秀頼によって建立されました。

道真公の誕生日が6月25日で没したのが2月25日ということで、毎月25日には天神さんと呼ばれる縁日がここで行われます。

初天神は、受験生・父兄などが多数ここに参拝にくることもあり、大変にぎわいます。
また、年末の終い天神は、食料、衣料品など正月用品の露店が参道を埋め尽くし、年一番の賑わいとなるそうです。

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