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大型帆船

 私どもは、白い大きな帆を張る大型帆船が昔から大好きです。新聞の記事で、東京の海の玄関・晴海埠頭で日本、チリ、インドネシアの大型帆船が見学できると知ったので、6月13日(日)に晴海埠頭に出かけました。
以前、やはりこの晴海埠頭で日本の誇る大型帆船「海王丸」(2556トン)を見学したことがありますが、その大きな帆を展伸した華麗な姿が今でも目に焼きついています。

この日には、日本の大型帆船「海王丸」は残念ながらすでに北米に向けての遠洋航海訓練に出港してしまっていましたが、チリ、インドネシアの大型帆船が一般公開になっていて、船内も見学できました。

シンフォニークラシカ

 晴海埠頭に行くには、JR浜松町駅の近くにある東京港日の出桟橋から海上バスに乗るのが便利です。日の出桟橋に入ると、純白のスマートな観光船が停泊していました。
これは、シンフォニークラシカという東京湾初のレストラン船で、1989年からこの日の出埠頭を拠点として運航されているということです(下の写真)。
シンフォニークラシカは、その先進的なフォルムにより、1989年に経済産業省の認定するグッドデザイン賞商品デザイン部門に選定されたそうです。

護衛艦

護衛艦ひえい

 日の出桟橋から海上バスに乗り、晴海埠頭に着きました。海上バスから降りて少し歩いて埠頭に行くと、遠くから巨大な軍艦が見えてきました。海上自衛隊の護衛艦「ひえい」の雄姿です。ひえいは排水量5050トンの大型護衛艦で、今回は海外からきた大型帆船のホスト役を務めています。

護衛艦

インドネシアの帆船
インドネシアの帆船

 本日は、護衛艦「ひえい」の艦内も特別に見学できるとのことですが、それは後回しにして、まずは埠頭の一番先に停泊しているインドネシアの海軍練習帆船「デワルチ」(1500トン)に向かいました。

この「デワルチ」は、日本を代表する帆船海王丸よりははるかに小さいですが、3本マストのなかなかスマートな帆船で、ご覧のように船首から船尾まで艦旗、万国旗で満艦飾でした。

デワルチ号の船尾には、赤白二色の大きなインドネシア国旗が翻っていました。

海軍の軍楽隊

 デワルチ号の船内に入り、水兵さんの案内で方々を見学していると、突然船の外の埠頭からインドネシアの音楽「ブンガワンソロ」が聞えてきました。
ブンガワンソロは、私の知っているたった一曲のインドネシア音楽です。インドネシアのソロ川という大河を歌った曲で、インドネシア独立戦争のとき以来歌い継がれ、インドネシアの第二の国歌ともいわれる甘くエクゾティックな音楽です。

デワルチ号から下りて埠頭にでると、海軍の制服を着た軍楽隊の皆さんが熱演中でした。軍楽隊の演奏に合わせて、インドネシア海軍の皆さんのパレードが行われました。

海軍の軍楽隊

チリの大型帆船
チリの大型帆船

 次は、チリ海軍の誇る四本マストの大型帆船「エスメラルダ」を見学しました。エスメラルダとは、スペイン語でエメラルドを意味するそうです。

総トン数3673トンとのことで、日本の海王丸の1.5倍、上記インドネシアのデワルチの倍以上もある巨大な帆船です。

船内の設備、装備も近代的で充実しており、さすが海洋国チリの大帆船です。

 南風(はえ)受けて
    海空の間に
      入りし帆船(ふね)

以前、海洋丸を見学したときは、実習生がマストによじ登って白い大きな帆を張る展帆訓練が行われたのですが、今回は残念ながらそれは見られませんでした。
しかし、強い風が吹きまくる外洋で、この高いマストの上で大きな帆を展伸するとは、考えただけで恐ろしくなります。

エスメラルダ号の内部

 エスメラルダは、東京入港中の6月15日に就役50周年を迎える由緒ある大型帆船です。エスメラルダの乗員は328名もいるそうですが、皆チリ海軍の士官候補生とのことで、広い船内の各所で英語で詳しい説明をしてくれました。

船尾にある大きな舵輪の前では、乗員が見学者のリクエストに応じていっしょにカメラにポーズをとったりしていました(下の写真左)。

下の写真右は、エスメラルダのレーダー室での説明です。乗員が操作を行うと、現在東京湾に入っている多数の船舶が星座のようにレーダーの画面に映し出されました。

研修棟 体育館

今回の公開の間は、日没後、これら大型帆船2隻と海上自衛隊の護衛艦ひえいが電灯艦飾を行うそうです。東京港のはるか遠くからも、それらのイルミネーションが見事に輝いて見えることでしょう。

ヘリコプター
対潜ヘリコプター

 大型帆船の見学を終えてから、今度は護衛艦「ひえい」の艦内に入りました。
ひえいは排水量5050トン、艦長は153m もあり、乗員は370名とのことです。
31ノットもの速力を出せる高速護衛艦で、艦尾の格納庫には対潜水艦ヘリコプターを3機搭載できるそうです。

その対潜水艦ヘリコプターも公開されていましたが、ずんぐりとしていて翼も大きく、民間のヘリコプターとはまるで形が違います。見学者が列を作ってそのヘリコプターの機内に入り、担当の自衛官の説明を熱心に聴いていました。

海上自衛官
海上自衛官

 艦尾には、海上自衛隊の旭日旗が立っていて、強い海風にはためいていました。説明をしてくれた海上自衛官にお願いし、その旗の下に立っていただきました。

日本の北方には、日本国民をさらっていったり、日本の領海を侵犯したあげく追跡した海上保安庁艦に銃撃をするという理不尽な国があります。海上自衛隊の皆さん、海路の警備をよろしくお願いします。

晴海埠頭に行くには、日の出桟橋から海上バスを利用するか、あるいは東京駅などから路線バスを利用するのが便利です。

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