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 私どもは、例年早春のころ、南方の暖地に小旅行をすることが多いのですが、今年は多忙のためこれまで出かけることができませんでした。そこで、近場で花見でもしたいと思ってインターネットで探したところ、小田急沿線の新松田に河津桜が見られる山があるのを知りました。

河津桜(かわずざくら)は、2月の下旬から3月にかけて梅の花を追いかけるように咲く早咲き桜です。私どもは、昨年の2月下旬に本場南伊豆の河津町にこの桜を見に行きましたが、私どもの家から一時間半ほどで簡単に行ける小田急沿線で河津桜の花見ができるとは知りませんでした。

東名高速と富士 山道入口

 小田急線成城学園前駅で急行に乗って、1時間あまりで新松田駅に着きました。この駅の北、歩いて20分あまりのところに松田山という山があり、その南斜面に河津桜が300本ほど植えられているということです。

そこまでバスもありますが、土曜日のことで超満員とのことで、私どもはのんびりと歩いて行きました。途中、東名高速道路の下をくぐって山道にかかってから振り返ると、写真のように高速道路の向こうに富士の白嶺が大きく見えました。
 そのあたりから北側の山を仰ぐと、山全体が満開の河津桜でピンクに染まっていました。河津桜は、ソメイヨシノより花の色が濃く、花びらがやや大きいのが特徴です。

これらの桜は、平成8年に「あなたの桜を21世紀に咲かせよう」と町民の皆さんに呼びかけて植樹したものだそうです。
現在では立派な桜の木になり、「関東の富士見百景」にも選定された富士山の遠望もあいまって、神奈川の誇る観光名所になりました。

河津桜 ちょうちん

 山道を登り始めると、狭い道の両側が桜の林になっています。土曜日のお昼近くのことで、花見客が次第に増えてきて、皆前の人のかかとを見ながらスローペースで山道を登って行きます。ゆっくりと登りながら、周りの桜を見回したり、写真を撮ったりしました。

幸い、快晴、無風の上々の天気に恵まれ、弥生の青空をバックに満開の河津桜を撮影することができました。
 今年は、2月の末から気温が低く推移したため河津桜の開花ペースがやや遅れ、私どもが行った3月9日(土)が満開になったようです。桜祭りは3月9日まで行われる予定でしたが、まだまだ花が美しいということで、会期を16日まで延長したそうです。

山道には照明設備やちょうちんなどがたくさん設置されており、ライトアップされた夜桜も大変見事だそうです。

河津桜

河津桜と菜の花

 この山では、河津桜の下の斜面には一面に菜の花が植えられています。河津桜は早咲きなので菜の花と花期がほぼ同じで、開花時には写真のようにピンクの桜の下に菜の花のじゅうたんが拡がる状態になります。

南伊豆の河津町では、川の堤防に河津桜の並木が続き、その下の河原に菜の花が咲いているところがありましたが、この山ほど豪華ではありませんでした。私どもが行ったときは、この山ではちょうど桜も菜の花も満開で、花見客の皆さんがピンクと黄色の華麗なコントラストに感嘆の声を上げていました。

撮影 桜と富士

 河津桜も菜の花も山の急斜面に咲いているので、山を登っていくとちょうど顔の辺りに花がたくさんあります。花見客の皆さんは、さっそくデジタルカメラで撮影したり、カメラつき携帯電話機をかざしたりしていました。

最近は、女性も大きなデジタル一眼レフカメラを持って撮影している姿をよく見ます。
 山道の途中に、河津桜の花越しに富士の白嶺が見えるという展望台がありました。高い脚立が置いてあって、その上から写真が撮れるようになっています。私も富士山の絶景につられて行列の最後につきました。

少しぐらぐらする脚立にのぼり、思い切って立ち上がって上の写真を撮影しました。

ハンググライダー 鉄橋遠望

 桜の写真を撮っていると、上空の青空にぽつんと赤いものが浮かんでいるのが見えました。よく見ると、色とりどりのハンググライダーがあたりにたくさん飛翔しているのがわかりました。

この山は広い河川敷から急激に立ち上がっているので、ハンググライダーにとって都合のよい上昇気流が発生するとのことです。
山から下りがけに桜の花の間からはるか下方を見ると、遠くに大きな川がうねっていました。川にかかっているのは、小田急の鉄橋でしょう。川は、酒匂川の支流のようです。

今年は東京地方にもかなり黄砂が飛んでいるようで、遠くはかなりかすんでいます。富士山も、快晴の割にはいまひとつくっきりと見えなかったのが残念でした。

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