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雷 門

 私どもは、東京に長く暮らしていながら、浅草にはほとんど行ったことがありませんでした。最近俳句の勉強をしているうち、ぜひ新年の浅草が見たくなり、2002年1月2日に行ってきました。

地下鉄銀座線浅草駅のホームから外に出ようとしたところから、もうすごい混雑でした。やっとのことで駅の外に出て、浅草寺雷門の前に立ちました。
雷門は浅草寺の総門で、正式には風雷神門といい、下の写真に見られるように門の両側に風神、雷神が祀られています。

雷 門

仲見世

 雷門から浅草寺の山門である宝蔵門までの表参道の両側には、みやげ物、食べ物などの商店が軒を並べていますが、それらを総称して仲見世と呼びます。

雷門を通って仲見世に入ると、何しろすごい人、人、人で、身動きもつかないままゆっくりとはるか先に見える浅草寺の方向に流されて行きました。
いっしょにいた娘が、私の耳元で「ここはスリがとても多いらしいわよ」とささやきました。あわててコートのポケットを押さえたところ無事だったのに安心しました(^_^)。

仲見世

仲見世の商店

 表参道を浅草寺に向かって流されて行きながら仲見世の両側を見ると、人気の羽子板をたくさん並べたお店がありました(下の写真左)。
今年の羽子板は、アメリカ大リーグで活躍中の野球選手イチロー君が花形のようです。その他に、NHKの今年の大河ドラマ前田利家の羽子板も目立ちました。

落語 大太鼓

金箔を貼った大きな扇子や紅白の水引で飾った縁起物などを店の前に並べ立てたところもありました(上の写真右)。このような縁起物を仲見世で求めて帰り、自宅に飾るのを楽しみにしている人も多いのでしょう。

しかし、最近は新春でも和服姿の女性が少なくなりましたね。私ども年配者は、ちょっとさびしく思います。和服というと、成人式の際に一日だけレンタルして着るものと思われているのでしょうか。

五重塔
五重塔

 仲見世の左側、浅草寺の境内に、大きな五重塔が見えました。現在東京の区部にある五重塔は、ここだけでしょう。

そのため、つい、幸田露伴の「五重塔」はこの浅草寺の五重塔を描いたものと思ったら、実は谷中にあった五重塔のことでした。

実は私は、露伴の「五重塔」は食わず嫌いで、ちらっと読んだだけです(^_^;)。

浅草寺の起源は628年(推古36年)とされるので、日本有数の古刹です。すでに奈良時代には、聖観音宗の総本山として広く信仰の対象となっていたそうです。


年始の賑わい

 やはり浅草六区の新年は華やかです。大正、昭和の小説によく登場する六区興業街の大勝館は、テレビの影響で昭和40年代から閉鎖されていましたが、浅草っ子をはじめ各方面から復活の要望が強く、平成13年の大晦日から大衆演劇の劇場として再開しました。

六区の通りを歩く人々も、新春を寿ぐ表情にみちています。今年はぜひよい年でありますように、と遠く見える五重塔を拝んで地下鉄浅草駅に向かいました。

年始の賑わい

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