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東北関東大地震の被害者の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
姉妹ブログ 「実りのときブログ」、「実りの食」に、この時期の記事を多数掲載しました。 |
一年中でもっとも寒さが厳しい時期となり、1月23日夜から24日にかけて東京地方にもかなりの降雪がありました。
その後のある日、ふと、熱帯植物がジャングルのように茂ってエクゾティックな香がただよう大温室に行きたくなりました。
東京区部で大温室といえば、まず新宿区にある新宿御苑です。私も東京に長く住んでいるのに15年ほども新宿御苑には行っていないのを思い出し、さっそく地下鉄で御苑に向かいました。 |
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御苑の門から入り、冬枯れした芝生の中の道を歩いてガラス張りの大温室のほうに歩きました。
寒い戸外から大温室に入ると、体が熱帯の暖気にどっと包まれて、目が涙ぐんだようになります。すぐにコートを脱いで、まず真っ赤な花の咲いている熱帯花樹のもとに歩み寄りました。
コート脱ぎ
熱帯花樹の
香を愛でぬ |
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最近子供のインフルエンザが流行しているようですが、下は中村汀女の有名な俳句で、風邪を引いた子供が寝つかず甘えている様子が実に巧みに詠まれています。
咳の子の
なぞなぞ遊び
きりもなや 中村汀女
医学博士で画家でもあった宮田重雄氏は、吉川英治さんの親友で俳句もたしなまれました。少し前に、このウェブサイトに吉川さんが宮田氏の娘さんの結婚式に贈った俳句について掲載しました。 |
その後しばらくしてから、思いがけずその新婦の娘さん(宮田重雄氏の孫になります)からメールをいただきました。ロンドンでインターネットを検索していて、私どものウェブサイトを見つけたのだそうです。
そのメールで、その方のお母さん(上記結婚式の新婦さんです)の俳句をいくつか教えていただきましたが、その中に次の俳句がありました。
熱の子に
唄いつくして
夏の月 宮田重雄氏の娘さん
風邪の子を看病する母の心は、時代をこえ、洋の東西をこえてまったく変りません。その母心から、思わずこのような俳句を詠んだのでしょう。 |
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東京・上野の不忍池は、春から夏にかけて蓮の葉でおおわれ、8月ごろにはその一面の緑の中に華麗な蓮の花が咲き誇ります。
その蓮もやがて寒さとともに枯れ始め、年末年初には左の写真のように水面に枯れた蓮の茎だけが残った状態となります。
この池はシベリアなど北方から渡ってくる水鳥の格好な越冬地になっているそうで、この時期にはたくさんの水鳥でにぎわいます。
水鳥たちも、やはり年初の寒さのためか、枯れ蓮の間の水面に静かに浮かんだままでした。 |
枯れ蓮や
鳥は池面(いけも)に
浮きしまま
森鴎外の小説 『雁』 の最後のほうで、主人公岡田がこの池の雁に石を投げたら、それが雁に当たって死んでしまった、その雁を下宿に持って帰って鍋にして食べようと友達と相談するというくだりがあります。現在なら、とんでもないことだと東京都や動物愛護団体からつるし上げられます。
私のほうは、石を投げるかわりに池の雁の群にえさを撒いてやりました(^_^)。雁がえさをとろうと大きな口をあけると、口の中が赤いのがみえました。 |
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