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馬事公苑 |
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馬事公苑は、日本中央競馬会(JRA)の総合馬術競技場ですが、東京都から都市公園として指定されています。広大な苑内には、馬術競技用の馬場、グラスアリーナの他に、長い走路、厩舎などがあります。
苑内の至るところにソメイヨシノ、八重桜などさまざまな桜が森のように植えられており、春のシーズンには方々からの花見客で賑わいます。また立派なバラ園、西洋庭園、庭池、菖蒲池、梅園などもあり、一年中いつ訪れても楽しむことができます。
東急田園都市線桜新町駅の南口から世田谷通りの方向に歩いて20分ほどです。 |
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ここには国際級の馬術競技場があり、東京オリンピックの馬術競技もそこで行われました。障害馬術競技では人馬が一体となって障害を飛び越えて行きますが、その姿は私ども素人が見ても実に見事です。
また、フィギュアスケートの「規定」に相当する定められた内容の馬術の正確さを競う馬場馬術競技もありますが、これも見ているとなかなか味があって面白いものです。
馬場馬術では、馬も、騎手の手綱さばきで横の方向に歩行したりバックしたりと、口から泡を吹き飛ばしながら懸命の熱演です。 |
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デジタル一眼レフの連写など、最近のデジタル撮影技術のおかげで、馬術競技なども楽に撮影できるようになりました。
演技を終えた出場者は、馬上で審判、観客に礼をし、競技馬場から退場します。
競技馬場の隣には大きな木に囲まれた静かな馬場があり、演技を終えた人馬は、そこでしばらくゆっくり走ったり歩いたりしながら演技の緊張と疲れをいやすのです。
演技終え
緩く馬駆(か)る
梅雨晴れ間 |
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苑内には広い厩舎があり、競技を待つ馬たちがのんびりと休んでいます。また、競技馬場から少し離れた場所にはゆったりとした運動場があり、必要に応じて若駒などをここに放して運動させているようです。
若駒は、すらりとして姿がよく、毛並みもビロードのように滑らかです。その馬の上に、運動場の周囲にたくさんある八重桜の花間から洩れた晩春の陽光が踊っていました。
若駒の
行きつ戻りつ
花の下
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馬事公苑では毎月一度「愛馬の日」があり、障害馬術、ポニー(小形の馬)の演技などさまざまな催しが行われます。
ポニーには、子供さんたちが乗せてもらえるとあって、親子連れが順番待ちの長い列をつくります。だいぶ待ってやっとポニーに乗ったものの、おっかなびっくりの子供さんを、親御さんが落ちないように支えながら一緒について広場を一回りします(^_^)。
仔馬に乗る
子を支えつつ
親歩む |
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馬事公苑の西洋庭園の奥に、手入れの行き届いた広いバラ園があります。
開花したばかりの淡いピンクのバラに目が惹かれました。花の中心部分は、薄い花びらが重なり合って色が濃く見えます。
ひだの奥に
色濃き翳り
夕薔薇(そうび)
バラは5、6月の初夏が盛りですが、10月ごろの秋バラにもまた別な趣があります。
大きな蔓バラのアーケードも、通るたびに上を見上げて見入ってしまいます。 |
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馬の走路の奥に美しい庭池があります。池のまわりにはしだれ桜、藤、かえでなどがあり、それぞれ見事な花を咲かせます。
梅雨の時期のことで、池の周囲から水が流入し、池の水は少し濁って鉛色をしていました。その池の岸に、黄色いあやめが鮮やかに咲いていました。
あやめ咲き
池の濁りを
払いけり
池の中に置かれた大きな石の上では、亀さんがのんびりと甲羅干しをしていました。 |
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