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上野の森美術館
上野の森美術館

 上野の森美術館は、東京都台東区のJR上野駅から上野の山を歩いて6、7分ほどのところにあります。

同美術館は、財団法人日本美術協会美術展示館を母体として昭和47年に開館しました。日本美術協会は、明治12年に日本で最初に設立された美術団体で、現在常陸宮が総裁となっておられます。

その上野の森美術館で「ニューヨーク近代美術館名作展」という展覧会が開かれていることを知り、久しぶりに上野の美術鑑賞に出かけました。

ニューヨーク近代美術館
ニューヨーク近代美術館

 ニューヨークのセントラルパークの南、ミッドタウンの街中にあるニューヨーク近代美術館は、ニューヨーク子にはMOMAと呼ばれ親しまれています。MOMAは、最近郊外に広い新館を設立したと聞いています。

ニューヨーク近代美術館の印象派およびそれ以降の作品の収蔵は実にすばらしく、20世紀初頭、第一次世界大戦前後のアメリカの国富を実感させられます。

その中でもピカソの収蔵は世界一で、ピカソがナチス・ドイツによる母国スペイン爆撃に抗議して制作した名画 《ゲルニカ》 ももとはこの美術館にありました。私は、ニューヨークに行くたびにこの美術館に通い、 名画《ゲルニカ》 を鑑賞しました。

その後、この20世紀美術史上の名画はスペイン政府からの強い要請でスペインに移り、現在はマドリードの美術館にあるとのことです。

マチスの大作 《ダンス》
マチスの大作 《ダンス》

 今回の展示では主催者はマチスを強調した構成をとっており、その中心にマチスの大作 《ダンス》 を据えています。
私も久しぶりにこの作品に接して、こんなに大きな絵だったかと改めて驚きました。マチスはダンスにはかなりの思い入れがあったようで、ダンスをテーマにした大作が他にも何点かあります。この作品以外にも、マチスの名作がいくつか展示されていました。

ピカソの彫刻 《牝山羊》
ピカソの彫刻 《牝山羊》

 ピカソの作品も大作 《3人の楽士》 をはじめ、すばらしい作品が数点ありました。

私がもっとも懐かしく思ったのは、ピカソの彫刻 《牝山羊》 です。この作品はニューヨーク近代美術館では中庭に置いてあり、もちろん誰でもさわることができます。そのため山羊の頭部が擦れてピカピカになり、地肌のブロンズが剥出しになっています。

MOMAの中庭で陽光のもとで見る 《牝山羊》 の存在感は圧倒的で、MOMAに行くたびに中庭に出て何度もこの彫刻の周りを歩いて鑑賞します。ピカソが彫刻家としても偉大だったのを、認識させられます。

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