スピード | ★★★★★☆☆ |
攻撃性 | ★★★☆☆☆☆ |
パワー | ★★★★★☆☆ |
マニア度 | ★★★★☆☆☆ |
VICIOUS ROMORSの2ndアルバム。カール・アルバートはすばらしいシンガーです。普段、あんまりシンガーに興味のない私でもこれはすごいと思いました。歌がうまいことうまいこと。私の知るうち、間違いなく上位に位置します。曲は、"The HEAVY METAL"という感じ。疾走感、メロディ、へヴィネスどれをとってもHMとしか言いようのない、まさに王道。一聴の価値ありです。ブレードランナーにインスパイアされたのかわかりませんが、近未来的(発表当時のね)な雰囲気があります。一曲目はReplicantだし。
スピード | ★★★★★☆☆ |
攻撃性 | ★★★☆☆☆☆ |
パワー | ★★★★★☆☆ |
マニア度 | ★★★★☆☆☆ |
3rdアルバムです。
曲調は正統派メタルで非の打ち所のない"THE HEAVY METAL"です。音質はメタリックで、重すぎもせず軽すぎもせず、程よい感じ。出身がベイ・エリアであるため、ベイエリアクランチの仲間とされることもあるのですが、明らかに別です。
疾走感のある曲が多くを占める上、メロディもしっかりしており痒いところにての届くアルバムといったところでしょうか。さらに、全曲よく練られているため、アルバム一枚を通して聴いてもまったく飽きません。捨て曲なしの名盤です。
カール・アルバート(R.I.P.)のVo.は相変わらずすさまじく、レンジは広く力強く、そのうえエモーショナルに歌い上げることもできます。まったく持って惜しい人を亡くしたものです・・・。
本作はHEAVY METALの名作で必聴アルバムだと思います。メタラーを自認する人は必ず聴くように。聴かなきゃ後悔しますよ。
('05/05/11)
スピード | ★★★★☆☆☆ |
攻撃性 | ★★★★★☆☆ |
パワー | ★★★★☆☆☆ |
マニア度 | ★★★★★☆☆ |
3rdアルバムです。
曲調はモダン風味が加わったベイエリア・スラッシュです。音質は重め、スピードはやや抑え気味で、VIO-LENCEのよさが減ってます。でも、ベイエリア・クランチだけは生き残っているので、一安心です。
Vo.は特徴的なハイ・トーンで、粘りが強く好き嫌いが分かれそう。ハード・コアっぽい、そっけない歌い方をするので、私はあまり好みではありません。
攻撃的ではありますが、モダン・ヘヴィネスの悪影響が出てしまったアルバムで、疾走感重視のスラッシャーには辛いでしょうね。
('05/04/24)