CASTING THE STONES (2004) |
|||||||||
|
![]() |
||||||||
USパワーメタラー、JAG PANZERの8thアルバムです。 曲調は正統派パワーメタルです。音質は重厚ですが、ダークなメロディには良く合ってるんではないでしょうか。Vo.は高〜中音域で、力強そうなタイプ。ゴリ押しまでは行きません。顔がブルース・ディッキンソンに似てるせいかわかりませんが、曲調ともIRON MAIDENの影響がありそうです。全体的に、それほど個性を感じさせないアルバムですね。悪くはないんですが、取り立てて良くもないです。 ('05/06/05) |
PAINKILLER (1990) |
|||||||||
|
![]() |
||||||||
たぶん13枚目のアルバムです。本作はJUDAS PRIESTのアルバムとしては異色作になると思います。 当時のメタルシーンがスラッシュピーク時であったことからか、曲調は正統派をベースとしながらも、スラッシュ的な突進力を持ったものが半数を占めます。ただ、決してスラッシュメタルではなく、あくまで正統派メタルの範疇を超えることはありません。 本作はA面(1〜5曲目)がHM Side、B面(6〜10曲目)がHR Sideと位置づけられており、後半は比較的落ち着いた曲が並んでいます。個人的には前半の方が好みですが、後半も名曲ぞろいで、まさに捨て曲なしの名盤と思ってます。 ロブ・ハルフォードのVo.は前半では叫びまくり、後半は歌い上げる感じと曲調に合わせられるところはさすがです。本作からドラムがスコット・トラヴィスに交代しています。タイトル曲の出だしは、スコット・トラヴィスのお披露目もかねており、まさに叩きまくりです。PVもかなりカッコいいものになっておりますので、メタラーならば、必ず見てください。 ('05/04/18) |
ANGEL OF RETRIBUTION (2005) |
|||||||||
|
![]() |
||||||||
おそらく16枚目のアルバム。本作でロブ・ハルフォードが復帰します。 曲調はバラエティに富んでおり、JUDAS PRIESTの作り上げてきた正統派メタルから攻撃性の高い曲まで様々です。全体的な統一感というよりは、これまでの歴史を総括したアルバムと言えるのではないでしょうか。 ロブ・ハルフォードのVo.は迫力と説得力を失っておらず、昔からのファンにもPAINKILLERのファンにも受けがいいと思います。音質はやや重めです。最初に聴いたときはたいしたことはないなぁと、落胆したものですが、聴きこんで行くうちに段々と引き込まれていきました。聴けば聴くほど味が出る、作りこんだアルバムと思いますね。 ('05/10/18) |