![]() 画像がショボイので、スクリーンショットをどうぞ。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
AVP、エイリアンVSプレデターを見てみた。 エイリアンの映画は1から3までは見てるんだけど、プレデターはまともに見てないんです。よって、プレデター側への思い入れ(?)はあまり無い状態で鑑賞しました。ストーリーは南極の孤島の氷原下600メートルに謎のピラミッドが見つかるところから始まる。時代設定は2004年なんだろうけど、エイリアンって宇宙船の中の話だし、プレデターって現代の話なんで、いきなり破綻しているような・・・。まぁ、お祭り映画なんでその辺は大目に見ることにしましょうか。んで、欲に駆られたオッサンがそのピラミッドを調査するために科学者連中をスカウトしてくるんだけど、曰く氷の世界での調査経験は無いらしい。そんなんで大丈夫なのか?と言う不安をよそに物語は進行していきます。地下迷宮の探検シーンあり、エイリアンおよびプレデターの驚異的な戦闘力を見せ付ける描写あり、各々の映画での特徴的なシーンが出てくるしで、内容てんこ盛り。SFホラーアクション作品としては、よくできた作品だと思われましたよ。 結末はたぶんにご都合主義的なところがあるので、賛否両論でしょうが、まぁ予想がつきそうなもんでした。これも、お祭り映画ということで許してあげましょう。一つ物足りなかったことと言えば、プレデターは病人と妊婦を殺さないはずであり、主人公がプレデターに殺されなかった理由に、その辺りを盛り込んだ方が、ファンにはうれしかったんじゃないかな。些細なところですが、こういうのが重要だったりするんだよね。全体的に、なかなか面白い映画でした。 ところで、本作は映画化される前から色々なところでネタになっていたらしい。15年くらい前かな、ゲーセンにエイリアンVSプレデターというゲームがあって、よくやっていた覚えがある。その中でも人間はプレデターと共闘していたけど、確かに、エイリアンじゃ意思の疎通は無理だろうしねぇ。 ('06/07/30) |
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一部のマニアの間で話題の『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』でございます。 映画の内容は、監督のサム・ダン氏が『メタルはどうして毛嫌いされるのか?』という疑問に対する答えを探すため、世界を旅するというもの。その途中でメタルの起源からメタル文化への考察を、さまざまなメタル関係者(詳しくはオフィシャルHPをみてね)へのインタビューを交えながら展開していくもの。 メタルの歴史とか、これまでメタルが直面させられてきた問題(PMRCによる検閲や各種裁判など)についてはほとんど知っていたんだけど、今の若いファンたちにとっては、すっかり過去の問題になっているんだろうな。というわけで、初心者や若い世代にぜひ見て欲しい映画だと思った。オールド・メタラーにとっては懐かしい映像が多く見られるので、それだけでも見る価値はあるよ。 メタルがなぜ嫌われるのかという疑問に対する、彼なりの答えは映画のラストシーンで語られるので、そちらを見てください。基本的にこの映画は彼の考えを中心に構成されているので、日本のファンには少し馴染みが薄いかもしれない。でも、80年代に不遇の時代をすごしていたメタラーにとってある程度共感できるところはあるよ。もっとも宗教色の薄い日本にはやっぱりわからない部分も多々ある。それについては、もっと深く勉強する必要があるように思えたな。 また、世界的に見て特殊な市場である日本については、まったく触れられていないのが不満と言えば不満だった。彼の趣味がエクストリーム系であることから、ある程度仕方ないのかも。日本でしか売れなかったバンドやジャンルなんてのもあるけど、それについてはまったくノータッチだった。次作があれば、日本人と欧米人の文化の違いからくるメタル観の違いなんてのも考察してくれると面白いと思った。ついでに気に入らなかった点は、劇中に出てくるメタル系統図。これについては異論がある。まぁ、細かいんでどうでもいいという話もあるけどね。 全体的に、メタルファン、特に若い世代や初心者は必見と言える映画だと思う。このような特殊なドキュメンタリー映画を作った3人の監督さんたちの努力に敬意を表したいと思う。 ('06/07/18) |
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おバカ映画ということで、好評なキューティー・ハニー(実写版)を見てみた。 原作はアニメ版第一作しかみてないので、マンガの事はよくわからないんだけど、アニメ版をベースに適度なアレンジを施してあって、普通に見れましたよ。本作の見所は、庵野監督が凝ったという『ハニメーション』とサトエリなんだろうねぇ。サトエリは確かにスタイル抜群。そして、下着姿で演技するなど、ファンにはたまらないでしょう。芝居の方も頑張っていて、なかなかかわいらしかったよ。不思議と色気は感じなかったのは変身前の天然ボケとあの変な声のせいかも。戦闘シーンはCGを駆使したもので、なかなか迫力があってよかった。デビルマンやキャシャーンよりもはるかに面白かったですな。もっとも、ラストシーンにおける、半ばお説教みたいなシーンはいただけないね。エヴァンゲリオン映画版を見たときの嫌な思い出がよぎりましたよ。能天気な前半とはだいぶ色合いが違うので、違う映画みたいになっちゃった。 全体的に、娯楽性を主眼に置いた作品。時間つぶしに見るのが吉でしょうな。 ('06/07/15) |
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歴史に残る駄作として有名な、実写版デビルマンをみてみた。 うーん、コメントに困るwとりあえず、不動明と飛鳥了をやった双子!おまえら役者ヤメロ!あまりにもひどい演技で参りました。なんか学芸会を見てるみたい。映像なんだけど、どうもすごいことをやりたかったのはわかるんだけど、安っぽいんだよねぇ。それでフルCGの格闘画面はそこそこ迫力がある。といっても、誰かが言っていたみたいに、ゲームのでも画面みたい。それに双子の気の抜けた掛け声が重なると、テンション急降下。変身後だけでもプロの声優を使うべきでしょ。最近アテレコに普通の役者を使う映画が増えてるけど、普通の演技と声の演技の違いがわかってないんだろうねぇ。プロの声優を使えばとても良い映画になるのにと言うのが多すぎます。 さて、ストーリーなんだけど、原作(マンガ版)を知っている人からは総すかんでしょう。基本プロットは原作に沿っているんだけど、無理矢理詰め込んだ感が強すぎ。明がデビルマンになる過程はこの作品の山場の一つ。悲壮な決意を持ってサバトに参加し、最初の殺し合いをして、さらにアモンに意識をのっとられないように自分の心の中での戦いを経てようやくデビルマンとなる。そう、原作の不動明は自らの意思でデビルマンになるんだよね。でも、この映画では飛んできた玉にぶつかって「おれ、デーモンになっちゃったよぉ〜」とかいいやがる。重要な山場がごっそり抜け落ちております。 また、シレーヌとジンメンは何で出てきたんだか良くわからん感じ。まぁ、冨永愛は個人的に生理的拒絶感が出るので早く引っ込んでくれてよかったんだけど。冨永愛も双子に負けず劣らずのひどい演技を見せてくれます。あんなの出すな!あと、デーモン弱すぎ。銃で撃たれてバタバタ死んでいくんじゃ、恐くないじゃん。それから、いろんなところで無意味にいろんな人が出てくるんだけど、そんなのに金をかけるなら、双子を代えてくれ!脇役陣はそれなりにがんばっていたと思うけど、キャリアにこの映画が残るというのはちょっとかわいそう。特に酒井彩名と渋谷飛鳥はよくがんばったといいたい。 他にも色々と突っ込みどころが満載の映画。前評判の歴史に残る駄作というのは伊達じゃなかった!この映画を見たあとは、なんでも良い映画に思えそうで、貴重な体験だったよ ('06/07/09) |
参考サイト:と学会会長 山本 弘氏のデビルマン糾弾コーナー
http://homepage3.nifty.com/hirorin/devilmaneiga.htm
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キャシャーン(実写版)をみてみた。 全体を通して、映像は良くも悪くもすごい。特にCGはすごい。ただ、出てくるメカが70年代ロボットアニメそのもののままでアナクロと言うか、近未来と言う感じがしないんだよね。よく近未来なんだけどメカは今の技術よりも古いもの(たとえば蒸気機関車なんか)がそのまま出てくる映画があるけど、本作もそれの一種。原作へのオマージュなんだろうけど、古臭くていただけない気がした。全編を通して音楽がうるさい。そして、ストーリーが良くわからん。戦争反対とか人間愛とかを訴えたかったのかなぁと言う気がするけど、音楽と映像で集中力がそがれるため、なかなか伝わらないんじゃないかな。 で、そのストーリーなんだけど、原作をほとんど覚えていないんだけどやっぱり違和感がある。別にキャシャーンじゃなくてもいいじゃんと言う感じ。キャシャーンだったら、フレンダーを変身させなきゃダメでしょ!これじゃただのキャシャーンのコスプレ映画だよなぁ。んで、最後に監督の妻の宇多田ヒカルの歌が流れるんだけど、これがまたなんとも中途半端。キャシャーンの歌は佐々木功だろ!こりゃあ、原作ファンが見たら腹立つだろうねぇ。 監督の自己満足に2時間付き合わされた上、結果が妻のプロモーションビデオだったというオチじゃ、映画館で見た人は納得できないでしょ。脇役陣は結構豪華なんだけどねぇ。 ('06/07/08) ↓こっちが本物。 ![]() フレンダー、かっちょえー |
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レンタルで見るのがほとんどなんで、評価が遅くなるのは勘弁してね。 というわけ(?)で、カンフーハッスルを見てみた。いやぁ、チャウ・シンチーの映画はいつ見てもくだらなくて(ほめ言葉)いい!少林サッカー同様、昔の香港映画(Mr. BOO!とか)のような雰囲気がプンプンしていて、汚くて、貧乏臭くて、うそ臭くて、もう最高です。 ストーリーについては、チンピラがなんかのはずみでカンフーの達人に覚醒するという、もろにご都合主義的なものでそれほど深みはないです。この映画の一番の見所は何といっても、貧民窟にいるさえないオッサンや、頭にカーラーを巻いたオバハンが実は、とんでもないカンフーの達人だったというところ。日常の情けなさとアクションシーンのかっこよさとのギャップはかなり有り、びっくりすると同時に、大笑いしちゃいます。随所に小ネタ(ブルース・リーの真似とか、少林サッカーファンへのサービスとか)が盛り込まれており、知っている人は大笑いをする事必至。チャウ・シンチーの香港映画への思い入れが強い事がうかがい知れるというものです。 一つ注文をつけるとすれば、ジャッキー・チェンの昔の映画みたいに、 ユニークな修行シーンが欲しかったかなと。達人への変貌が唐突過ぎる気がしました。まぁ、ジャッキー・チェンよりブルース・リーからの影響が強そうなので、それも仕方ないかなと思いますけどね。 個人的には肉体系アクション映画はとても好き。最近はワイヤーアクションを使った少々派手すぎるものが多いですね。本作もワイヤーアクションとCGを使っているためアクションシーンの派手さは相当のもの。でも、その中に笑いの要素がたくさん含まれているため、うそ臭くても許せちゃいます。 ('06/07/03) |
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遅ればせながら、亡国のイージスを見てみた。 映画を見る前に、原作を読んでいたので話の流れはすんなり入ってくるんだけど、映画で始めてみる人にとっては、ストーリー展開が急激過ぎてついていけないんじゃなかな。 で、内容なんだけど某国テロリストが自衛隊内の不平分子と結託してイージス艦を占拠。首都圏に向けてGUSOHという化学兵器を発射することと引き換えに、日本の国防のあり方について、衆目にさらそうというもの。原作ではこのような暴挙にいたるまでの心境や環境について独特のタッチで描かれており、なかなかに読み応えはあった。映画ではさすがに時間の関係からこの辺は大幅にカットされていたため、登場人物の背景が非常にわかりづらかった。とくに、テロリスト側の主要キャラであるジョンヒについては、ほとんど何のために出てきたんだか分からないと思われる。原作でのものすごい登場の仕方(詳しくは原作を読んでください。びっくりしますよ)がごっそりカットされているので、どれだけのポテンシャルを秘めているキャラだかがぜんぜん分からなくなっていた。如月行(メインキャラの一人)との一種独特の心の共有(アムロとララァみたいな感じ?)もまったく描かれていないので、もったいなく感じちゃった。それから、原作では事件の背景や各国、各人の思惑が描かれているんだけど、それについても大幅にカット。従って、突発的な事件というイメージにしかなっていなかった。映画そのものとしては、ほとんどがアクションシーンなので、原作を読まないで見た人にとってはまぁ、満足ができる内容に成っているんじゃないかな。 原作は明言されていないけど連作のうちの三作目。映画で興味を持った方はそれらを順番に読んだ方がいいよ。順番は、「川の深さは」→「Twelve Y.O.」→「亡国のイージス」です。映画に出てきた「GUSOH」、「辺野古ディストラクション」、「DAIS(ダイス)」、「テルミットプラス」なんかのキーワードなどが分かりやすいと思う。で、それらを読み終わってから映画を見れば、また違った映画に見えてくると思うよ。 ('06/06/29) |
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DVDで皇帝ペンギンを見てみた。 皇帝ペンギンの一年の営みについてドキュメンタリータッチで描かれている作品で、なかなか興味深かった。おいらはペンギンの大ファンなんで、単純に堪能しましたが、南極の厳しい自然に立ち向かっている彼らに感動しました。子育てにおいて、3、4ヶ月えさを食べられないとか、タマゴの状態は非常にデリケートで寒さで凍ってしまうとか、知識として知っていても、いざ映像で見せられると圧倒されるものがあります。 この映画を見て、余計にペンギンのファンになりましたよ。 ('06/06/28) ![]() |