== 祝 ==
東急・営団・東武 相互直通運転開始!

2003年3月19日(水) 営団半蔵門線 水天宮前〜押上間、 東武伊勢崎線 曳舟〜押上間開通により、東急田園都市線中央林間から営団半蔵門線・東武伊勢崎線経由で東武日光線南栗橋まで約100kmに及ぶ直通運転が開始されました。 田園都市線青葉台駅を利用するオイラには待ちに待った大イベント! さっそく試乗してまいりました。(^^)v


【其の1】

広い構内、向こうには新幹線の高架橋が見えます。さて、ココは何処でしょう?
ん!?東武動物公園に中央林間???
まぁ、超バレバレでしたが、ココは東武日光線の「南栗橋」駅です。今回運転開始された直通列車が運転される北端となる駅で、どのような場所なのか気になり、行ってみたのでした。反対側の終点は神奈川県大和市の田園都市線中央林間駅で、98.6kmのロングランとなります。
ローマ字部分の紫色がアクセントのシンプルな看板です。

こちらは西口、駅舎外観はこんな感じです。エスカレーター・エレベーターは設置されていませんでした。

駅前ロータリーは整備されていますが、店は殆どありません。(^^;
そして、このような地図が・・・。まるで観光地ですなぁ。
コンコースはこんな感じ。
改札口です。
改札を入ると駅員さんお手製のポスターがありました。東武線は他の駅でも手作りポスターが目立ち好感が持てます。
ちょうど「区間準急中央林間」行きの東武30000系が入線した所です。
扉の上にはLEDの表示器があります。
車内はこんな感じです。同じ30000系でも座席端部の袖仕切り形状が違う車両もあります。ちなみにこの編成は前期タイプ。
東急ファンのオイラには5桁の車両番号は違和感がありますなぁ。(^^)
南栗橋から30000系に乗り、東武動物公園で下車。始発の東急車を待ちます。暫くして中央林間からの東急5000系が到着。一旦引上線に入った後、始発の区間準急中央林間行きになります。
日比谷線直通の中目黒行き東武20000系(右)と並ぶ東急5000系。
東武10030系(左)と8000系更新車。屋根の柱が「特急りょうもう」カラーになってます。10030系の顔を見るとJR北海道のキハ54形気動車(ディーゼルカー)を思い出す・・・。

奥にある工場のような建物には「杉戸機関区」と書いてあります。渋いですね〜。(^^)

先程の東急5000系が引上線から戻って来ました。トップナンバー5101Fは最近量産化改造が施され、前面貫通扉のガラス拡大、非常連結栓のホースがはずされた他、車内の扉上部にある液晶ディスプレーが当初の1面から2面に変更されました。

各扉上部ごと2台に変更された液晶ディスプレー。ちゃんと東武線内の案内も表示されています。(左のモニターが黒くなっていますが、故障ではなく画面が切り替わる所でシャッターが切れてしまったのです)

車内はこんな感じ。JR東日本のE231系と共通部品が多用されていますが、つり革の配置やカラーリング等、東急オリジナルの部分も多く、東急ファンとしては嬉しいです。シートの硬さは長時間乗車を考えると辛いですが・・・。
約2時間掛けて田園都市線中央林間に到着。東武伊勢崎線〜営団半蔵門線〜東急田園都市線が1本のレールで繋がったことを改めて実感。
それにしても、田園都市線の駅に居るとは思えないような行先が・・・。(^^)
乗って来た5000系は、また南栗橋までトンボ返り。スゲ〜!
種別は従来同様の幕式、行先はLEDで表示されます。
こちらは、押上行き。
お次は、営団08系の南栗橋行き。
東武30000系も到着。それにしても東武車の運用が多くてビックリ! 逆に東武線内では東急車の運用が多いという話。

デカいLED方向幕ですね〜。

折り返しは、東武動物公園行き。
相互直通運転開始記念のステッカーです。

[このページの写真はすべて2003.03.20撮影]

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