どうしてこんなふうになったんでしょう?
もう、この性格はどうにもならないんでしょうか?
どうしてこんなに暗いんでしょうか、もう少し明るくなってくれればいいのに
もう学校にも戻れないし、この先社会に出て行けないんじゃないでしょうか?

こういう質問をよく受けます。
もちろんケースバイケースなので、ここでは一概に申しあげられませんが、
ただ子供さんを批難する気持ちがある限り、よい方向には向いて行きません。
必ず原因があります。
このあたりのことを時間をかけて、
けっして焦らずゆっくりゆっくりカウンセリングしていきます。
子供さんを信じて愛情を持って忍耐強く見守ることが大切です。


 1) 引きこもりや不登校になる原因は?
1.外的要因
いわゆる“いじめ”。言葉による暴力も含めて、同級生や先生、知人から受ける暴力。
痩せている、太っている、赤ら顔、アトピーによる湿疹、背が低い、背が高い・・・など身体的なもの。
のろま、成績の良し悪し、運動神経が鈍い・・・などその子の能力的なもの。
片親、両親がいない、貧しい、親の仕事・・・など本人の生活環境によるもの。
以上代表的な要因をあげたが、実際には数え切れないほど多種多様にわたっている。
2.内的要因
つまりは“こころの育ち方”である。ものの見方、考え方、感じ方、
対処の仕方など本人の内的心理的な動きのこと。
これは育っていく過程で、特に幼い頃にもっとも影響を受けやすい家庭に問題がある場合が多い。
両親の不和、学歴偏重でこころの交流がない、父親が子育てを母親に任せっきりにしている、両親のどちらかが子育てに関して過度に神経質である、祖父母の権限があまりに大きすぎて両親に親としての心構えがじゅうぶんに育っていないなど、こちらの要因も実に多岐にわたっている。

 2) 治癒に要する時間は?
いつになったら治りますか?というご質問をよく受けるのですが、こればかりは育った環境も違えば、症状もそれぞれに異なるので一概にお答えすることはできません。
三年かかって悪くなったのものは治癒するのにその倍の六年はかかる、とよく言われます。
私の経験ではそこまで長期にわたった方はまだいませんが、どんなに少なくみても半年から10ヶ月以上はかかると考えていただきたい。
まずは、両親が堅固な決意と深い愛情をもって忍耐強く見守ってくださることが何より大切です。焦りや不信は決して良い結果に結びつきません。

 3) 学力および今後の進路は?
小学校、中学校の場合、各学校によって対処の仕方は多少異なりますが、おおむね義務教育なので出席日数が不足していても卒業することは認められます。当センターでは通塾日数が公的な主席日数として認められるように本人が在籍している学校に働きかけております。
高校の場合、中途退学者の人数が年々増加の一途を辿っており、通信制、フリースクール、専門学校、夜学、などに通う生徒が増えています。大学受験の場合、高校を卒業していなくても高卒程度認定試験(旧大検)を合格していれば、大学の受験資格を得ることが出来ます。高卒程度認定試験は2002年度より年に2回、受検出来るようになりました。高校一、二年の学力があれば受けられます。高卒程度認定試験は「落とす」試験ではなく「受からせる」試験なので、毎年ほぼ内容が決まっていて過去問などの対策さえ万全にやっていれば受かりやすい試験です。

 4) 薬および入院は?
原則として薬も入院もおすすめしていませんが、あくまでも原則 であって、決して頭から否定するものではありません。
本人の自助力と周りの強い愛情によってたくさんの子供達が世の中に巣立っていっています。

 5) 宿泊カウンセリングって?
無名義塾に宿泊することができます(原則として二泊以上五泊以下)。 そのため、朝から夜まで時間に気を使うことなく自由な時間を過ごすことができます。一番遠い生徒さんでは、静岡、姫路から来ている生徒さんもいます。

 6) 時間無制限カウンセリング って?
色々な悩みを相談するのに、時間の制限があっては落ち着いてお話をきくことができません。特に初回はご本人の生い立ちから現在の状況まで詳細にお聞きするので少なくとも三時間はかかります。もちろん追加料金などはいただきません。

 7) 電話カウンセリング って?
電話で、悩みごとなどの相談を受けます。暴力行為、破壊行為など緊急を要する場合は24時間、365日、いつでもお気兼ねなくお電話ください。特に遠方にお住まいの方には適しています。
電話カウンセリングから始め、無名義塾に通うことが出来るようになった方々もいます。

 8) 訪問カウンセリング って?
お宅へ直接伺います。
外に出られない方などは、この訪問カウンセリングから始めます。


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