もうひとつの
ポケット物語




ポケットメイトのヒットにより、他のメーカーからもミニゲームがたくさん発売されました。
まだLED系のゲームや、ゲームウォッチなども発売されていなかった、
とてものんびりした時代でした。
そしてタカラからもポケメのユーザー層を意識した新しいゲームが誕生しました。
それが
ポケットパンチDXです。



これがポケットパンチだ!

サイズは約110×75×15。大きさといい、パッケージのデザインといい、
ポケメを意識していたのでしょう。値段も¥500でした。


開けたところ。
内容は1パッケージ×3ゲーム。セレクターを合わせてPUSHボタンを
押すと希望のゲームが開く…といった、
昔あったpopup式の電話帳と同じメカが内蔵されて(笑)います。
体裁はポケメを意識した作りになっていますが、内容は当時タカラが得意としていた(人生ゲームのような)ボードゲームでした。

最初に10個同時に発売され、5タイトルづつ増やしていって、末期には30個までシリーズを伸ばしていた、らしいです(カタログによる)。ということはそれなりに人気があったのね。



同封のチラシによると発売当時、キャンペーンとして「LPレコードプレゼント」をしていました。3個買って応募券を送ると毎月抽選で100人に当たったらしいです。でも当時、LPって\1800位だったような…。

でも30個×3種類=90種類ものゲームをよく考えたもんだ。



盤面に鉄が挟んであり、マグネットの付いたコマが落ちないような工夫がされています。やはりトラベル用を意識したのでしょう。でもこんなちっちゃいゲーム必死こいてやってたら、ゲロりそうかも。


ちなみにこれは後期のパッケージです。



ほかにも「ドカベン山田太郎ゲーム」とかよくわかんないものがあるので、
掘り出してはご紹介したいと思います。

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